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法華狼の日記

2012-08-14

[][]ブラックパワー・サリュートが注目されているので記事紹介

3年ほど前のエントリだが、オリンピックにおいて国旗へいかなる態度をとるかという話題の類例として情報がまとめられていた。

アメリカの愛国心、日本の?? その2: 過去のオリンピックでの例 - 翻訳家 山岡朋子ファンクラブ初代会長の日記*1

9月10日付け 『アメリカ愛国心、日本の??』 の最後に 「--- 世界規模での競技会の表彰で選手が国旗から顔をそむけたらどうなるか、---」 と書いたところ、えまのんさんよりコメントとして、1998年開催の長野冬季オリンピックで金メダルを獲得した 里谷多英 (ウィキペディア) 選手が国旗掲揚のとき帽子を取らなかったことを例示頂きました。

私の曖昧な記憶を頼りに更に昔のことを調べてみましたら、1968年メキシコオリンピックの陸上競技で、アメリカの黒人選手が表彰台で抗議を行ったことを思い出しました。

上記エントリで紹介されている下記エントリの内容が印象深い。

拳をかざせ/fist full of. (リック・タナカの「南十字星通信」)

白人であり,オーストラリア人であるノーマンは場違いなようにも見えます。

ノーマンは自分の腕こそあげなかったものの,二人の行動に同情的で,むしろ積極的に手を貸したのだそうです。ひとつしかない黒い手袋を分け合うように提案したのも実はノーマンだそうで、そうか,二人のアメリカ人選手は右と左,別な拳を突き上げているのは、そういう理由だったのですね。また、この写真では小さくてわかり難いのですが,お立ち台のノーマンはこのとき,アメリカの人権運動のバッジを胸につけていたそうです。

ノーマンのメキシコシティーでのタイム,20.06秒は38年間破られることがなく未だにオーストラリア記録です。それも,ものすごい名誉なことでしょうが,ノーマンにとってはスミスとカーロスの抗議に居合わせたことが生涯の誇りだったようです。

「拳をかざせ」というエントリタイトルの意味は読者のものでもある。自分がマイノリティである場合だけでなく、マジョリティに位置した時のふるまいについても、人間は選択する「自由」がある。


あと、理念に反する形式で運営がなされた場合、べき論で考えるなら理念を基準とするべきだろう。

*1:あくまで情報まとめとしての紹介であり、見解に全て賛同するわけではない。

El_Payo_JEl_Payo_J 2012/08/17 08:15 遅くなりましたが、トラックバックありがとうございました。

『自分がマイノリティである場合だけでなく、マジョリティに位置した時のふるまいについても、人間は選択する「自由」がある。』に賛成。実はトラバ頂いた記事投稿のきっかけとなったのは、更に前の記事「アメリカの愛国心、日本の??」(2009年9月10日付け、 url; http://d.hatena.ne.jp/El_Payo_J/20090910/1252593667)です。

この中で紹介の、愛国歌斉唱せず球場外に出され提訴した観客のコメント『同時テロ直後には強い愛国心を感じていた。しかしイラク戦争をはじめとするその後の米政府の政策で、「愛国心を押し付ける空気が作られているのではないか」と冷めた気持ちになったという。「米国は中東で自分たちの価値を強制している。私の小さな経験はそれと通じている』に感激しましたね。

hokke-ookamihokke-ookami 2012/08/19 00:54 >『同時テロ直後には強い愛国心を感じていた。しかしイラク戦争をはじめとするその後の米政府の政策で、「愛国心を押し付ける空気が作られているのではないか」と冷めた気持ちになったという。「米国は中東で自分たちの価値を強制している。私の小さな経験はそれと通じている』

印象深いコメントですね。
ただ、イラク戦争以前から愛国心を利用した外交政策を、米国は(むろん他の国も)行っていました。そのようなコメントを出したような人ですら、衝撃的な出来事の直後は愛国心を呼び起こされるという教訓も読むべきかもしれません。

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