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法華狼の日記

2013-12-09

[][]もはや人間の言葉が通じない

「少数派の意見や権利を守る」「少数派に意見表明の機会を与えたら淡々と採決すればいい」どっちだよ - 法華狼の日記から言及しあった大屋雄裕教授*1の、特定秘密保護法案がらみの言説をツイッターで追いかけ、ひとつの「論理的な帰結」にたどりつくことができた。

まず合意を達成する選択肢を無視し、少数派を切り捨てて結論を出すことを推奨。

生活保護法改定で人が死ぬという話を、反対を見かけないからと左翼の責任にして、誰もが受給資格者になるという想定もできず、他人事のように語る。

そして、あくまで起訴率が意外に少ないというだけの感想から、国家権力の影響が起訴にとどまらない範囲へひろがることを想定せず、犠牲が社会内部でかたよっていたと主張……


少数派の切り捨て、少数派の死の軽視、治安維持法の犠牲者の過小評価、そこから導き出される結論は……!

*1:ツイッターアカウントは@

hokke-ookamihokke-ookami 2013/12/09 02:21 末尾の一文を書き足しました。『革命期ヴァルヴレイヴ』のキャラクターの口癖になっているのは、「論理的」を求められたことへの私なりの皮肉です。

育野育野 2013/12/09 16:17 はじめまして.
全く同感です.
この場合,起訴率の低さこそが治安維持法の問題をはっきり示しているでしょうに.
人をその程度の根拠で逮捕拘留し取調べ(しばしば拷問)することを可能にし,
効果的に反対言論を統制できたという点において.

ApemanApeman 2013/12/09 21:10 治安維持法からみでは、特に内地の場合、いわゆる「転向」を促すための陰湿な手法(思想犯保護観察法なども含めた)もまた、取調べ過程での拷問とは別の意味で記憶されるべき問題でしょうね。起訴件数だけに注目する「心の狭い学究」には理解できないかもしれませんが。

hokke-ookamihokke-ookami 2013/12/10 00:12 育野さん、はじめまして。
>人をその程度の根拠で逮捕拘留し取調べ(しばしば拷問)する

全くですね。
そもそも治安維持法で検挙されても国内で死刑に処された人はいません。それなのに治安維持法の犠牲者として多数の死者が語られる。その意味を考えてほしいところですが、なぜ法哲学者に理解できないのでしょうかね……


Apemanさんへ
>いわゆる「転向」を促すための陰湿な手法(思想犯保護観察法なども含めた)もまた、取調べ過程での拷問とは別の意味で記憶されるべき問題

検挙だけでも生活をおびやかされる重大事であり、取調べそのものが一種の懲罰として利用されていた(そして今もしばしば利用されている)という問題点は、Apemanさんの現代司法に対する問題意識とも重なりますね。

>起訴件数だけに注目する「心の狭い学究」

本当に狭いのは心ではなく、視野などの別のものなのでしょう。


はてなブックマークのid:gryphon氏へ
>単純化すると「Aはこれこれだ」「それはAと類似事例のA'評価と矛盾では」「AとA’にはこういう違いがある」つうやり取りの話。これ、別に最初のAへの論評も、以後の問いも、回答も、全部問題ないんじゃない? 2013/12/09

このエントリに対するコメントとして読むと、まったく意味がとれませんが。他のエントリと間違えていませんか?

名無し名無し 2013/12/11 01:58 この法律が声を荒げなきゃならんほどの問題点って、どこ?
易しく教えてえらい人。

原発関連については、マズいと思うけど、
国防・外交に関して、機密情報を守るのは
当然と思うけど。
一般庶民は、そんなもんに触れる機会無いし。

困るのは、機密情報を外に出そうとする人でしょ?

秘密情報に関わる人の家族、交友関係も調べられる
話だって、当たり前っちゃ当たり前の話だし。
国家公務員は、国のために自分の生活を犠牲にする
位の覚悟でなるものだと私は思いますよ。

国家間の情報共有の為に必要な処置とも聞いています。
アメリカからの要請であることに対し、弁護士会(?)
は、日本はアメリカの言いなりと批判してますが。
逆に問いたいのは、じゃあ情報欲しくないの?という点
重要情報をくれない方が悪いという人もいますが、
秘密が漏れる可能性がある国に話すか?
幸か不幸か、日本にはCIAのような情報機関は無いですからね。
それとも日本版CIA作る?

本来、こんな法律は急いで作る必要のないものとは
思います。より多くの審議が必要とも。
しかしながら、今現在の日本の周りを見たとき、
悠長なことを言っていられない状況にあるので、
強行と批判されてでも、採択する必要があったと
私は思いますよ。
敢えていうなら、最近の北朝鮮、中国、韓国の
ことね。(個人的に危ないと思う順)
アメリカが、ミサイル発射計画を入手したのに、
情報渡せずに、ミサイル発射されて東京に落ちました
とか、眼も当てられん。
その時、アメリカ批判するの?違うでしょ、
連携がとれなかった政府でしょ?

と、少ない情報から私は思うのです。

あ、治安維持法の再来!謂われ無き逮捕、拷問!
については、私、逮捕されるような生活してないので
分かりません。スネに傷無いもんで。
もし誤認逮捕されたら、真っ向から戦うつもりですし。
産経新聞の記者も似たようなこと、言ってましたね。
例え、機密情報だとしても国民に知らせるべきと判断
すれば、記者の矜持としてスクープすると。
反対論ある何でもかんでも秘密にされる危険性は
こういった気概のある「外部機関」が独自の審査を
してくれることを期待します。
今のマスコミあんまり役にたたないけど。

hokke-ookamihokke-ookami 2013/12/11 23:41 誤ってhttp://twitter.com/takehiroohya/status/405202653879095296を二箇所にコピペしていたため、後者を削除しました。

名無しさんへ
>この法律が声を荒げなきゃならんほどの問題点って、どこ?

「この法律」って何のことですか? このエントリは特定秘密保護法案がらみの言説を追ったものではありますが、特定秘密保護法案そのものの妥当性とは独立した内容です。

>あ、治安維持法の再来!謂われ無き逮捕、拷問!
については、私、逮捕されるような生活してないので
分かりません。スネに傷無いもんで。

いや、治安維持法が例示された場合、「スネに傷無いもん」でも逮捕や拷問される恐れを考慮すべきではありませんかね。

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