法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『聖闘士星矢Ω』第 83 話 紫龍と龍峰!五老峰の魂!

一輝が散ったことを知り、滂沱の涙を流す仲間たち……って、「また命を散らした」って復活することわかって泣いているのかよ!
奇妙な理論で敵の攻撃を受けたり、父にならって息子も聖衣を脱いだり、上から目線で「フッ」と笑って倒したり、今回は車田正美作品らしさがパロディ的なベクトルであふれていた。「四天王で一番の小物」という台詞など、他の漫画作品から引っぱってきたらしきネタもある。


主にシャフト作品で仕事をしていた田所修が初コンテ。大田和寛とのつながりだろうか。他にも松井誠と徳田夢之介が作画監督で、原画に吉田徹や津熊健徳がいたりと、これまでの流れからは考えられないスタッフ名が多かった。これまでとは異なる絵柄ではあったが、しっかりした作画だったと思う。
ひょっとして、予定されているアメコミTVアニメ化に向けて、外部のアニメーターへ東映の仕事をふったということなのだろうか。