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法華狼の日記

2013-12-31

[]話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選

今年も参加しておく。共通ルールは下記のとおり。

話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選: 新米小僧の見習日記

ルール

・2013年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。

・1作品につき上限1話。

・順位は付けない。

ちなみに昨年に選んだ話数は下記のとおり。

話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選 - 法華狼の日記


ドラえもん』最強!ころばし屋Z(水野宗徳脚本、今井一暁コンテ演出、田中薫作画監督

のび太を追って秘密道具2体が衝突し、住宅街を舞台とした小さなサスペンスがはじまる。

娯楽性を重視したアニメオリジナルストーリー。脚本と作画監督は昨年に選んだ話数と同じスタッフ。

無駄のない端正なシナリオで、派手な作画の見せ場をバランス良く配置し、30分いっぱい楽しむことができた。

『ドラえもん』最強!ころばし屋Z - 法華狼の日記

今年は誕生日SPも、作画が良好なだけでなくサービス満点で、イラストレーター丹地陽子によるデザインワークも素晴らしかった。

『ドラえもん』真夜中の巨大ドラたぬき - 法華狼の日記

コンテ演出を手がけた高橋敦史は、他の回で登板した時の仕事も良好。すでにTVアニメや映画の監督をつとめているとはいえ、来年に向けてさらなる活躍が期待できる。


ゆゆ式』第7話 3学期っ!(ピエール杉浦脚本、博史池畠コンテ演出、田畑壽之/秋谷有紀恵総作画監督、まじろ作画監督、沈宏作画監督補佐、黄瀬和哉エンドカード

どうしようもない下ネタを思いつくが、いきすぎを自覚して口に出さない。コミュニケーションのため意図的にギャグキャラを演じるという、この作品を象徴する場面だった。

『ゆゆ式』の不憫なゆずこ - 法華狼の日記

それと同じ回でバレンタインデーに頭蓋チョコを求めてしまった少女の痛々しさも、今年にバズワードとなった「クレイジーサイコレズ」の嚆矢だったのかもしれない*1


帰宅部活動記録』#7 記録の二十一 封じられた言葉!!/記録の二十二 激闘の果て!!/記録の二十三 サプライズ・パーティー(真藤ユキヲ脚本、伴山人コンテ、守田芸生/矢野孝典演出、古賀誠総作画監督、北原章雄/青木昭仁作画監督)

たった2人のしりとり合戦が、良い意味で『カイジ』の限定ジャンケンを思い出させてくれた。一見して子供の遊びにカードでアレンジを加えただけのようでいて、独自のルールと独自の定石による緊迫したゲームを放送時間いっぱいに展開。

『涼宮ハルヒの憂鬱』の2009年放映版が無料配信 - 法華狼の日記

作品全体も、媒体をメタに遊び倒したり、地上波放映でCMが入る部分に声優ミニコーナーを入れたりと、番組として楽しめるつくりだった。アニメとしては一部作画も一部声優も粗いところもあったが、それもギャグアニメゆえに良いボケとして昇華されていた。


宇宙戦艦ヤマト2199』第9話 時計仕掛けの虜囚(村井さだゆき脚本、本郷みつるコンテ、羽原信義コンテ演出、前田明寿総作画監督、岸本誠司作画監督)

今年前半を代表するリブート作品において、ヤマトという巨大な宇宙戦艦を舞台として、アンドロイド同士の交流が絵本になぞらえて描かれる。

松本零士作品へのオマージュを感じさせる、叙情的なSFとして完成度が高く、シリーズ全体から見ても重要な伏線が入っていた。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第9話 時計仕掛けの虜囚 - 法華狼の日記

作品の主軸となる見せ場の艦隊戦では、敵味方ともに内部分裂をかかえたまま知将ドメルと初戦闘し、限界まで追いつめられた第15話が印象深い。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第15話 帰還限界点 - 法華狼の日記

他には、圧倒的な敵艦隊を映像として見せつつ、奇襲することで逆に敵戦力を削るきっかけにした第18話も良かった。

『宇宙戦艦ヤマト2199』第18話 昏き光を越えて/第19話 彼らは来た - 法華狼の日記


さくら荘のペットな彼女』第21話 誰のせいでもなく雨は降る(小柳啓伍脚本、細川ヒデキコンテ、高島大輔演出、藤井昌宏総作画監督、千葉充/藤部生馬/村上雄/直谷たかし/諸石康太/大木良一作画監督)

最終盤にいたって動機も努力も覚悟もそなわった主人公だが、つかみかけた成功が類似企画という思いがけない陥穽に奪われてしまう。同時に、最も努力を積み重ねながら芽を出せずにいた少女が、ほとんど決定的な挫折に直面してしまう。さらに主人公のつかみかけていた成功が、主人公個人が評価されたわけではないことまで示唆されてしまう。

ストーリー - Episode|『さくら荘のペットな彼女』アニメ公式サイト

創作にかける青春群像劇という作品性を象徴する話数。生活能力のない「ペットな彼女」に見えた天才が高みに立ちつづけ、さまざまな角度から主人公たち凡人がつきおとされていく脚本構成が、感動的な緊密さだった。

学生寮を存続させるための署名活動が挫折しかけているという、連続したエピソードの不穏感をもりあげる演出要素としても必要なエピソードだった。

『さくら荘のペットな彼女』異なる媒体を駆け抜けろ - 法華狼の日記


凪のあすから』第十一話 変わりゆくとき(吉野弘幸脚本、市村徹夫コンテ演出、皆川一徳/高橋英樹/川面恒介/大東百合恵/小島明日香作画監督)

伝統的な祝祭「おふねひき」を復活させるため奮闘する主人公たちと、ようやく協力することを選んだ地上人。

あくまで淡々とした語り口であり、大きなカタルシスがあるわけではないが、祭りを前にして穏やかに熱をはらんでいく物語が心地よい。イベント回より前話が面白いというアニメのジンクスが当てはまっている。

イベント再開を目指すことでは一致しているのに、恋愛感情ではすれちがっている主人公たちも痛々しいと同時に清々しい。

また、イベントをおこなえるだけの人員が確保できない田舎において、イベント再開にこぎつけること自体がドラマになるところは、田舎在住者として他人事に思えなかった。あくまで現代社会を誇張したファンタジーなのに、よくできた児童文学のように寓意の精度が高い。


夜桜四重奏〜ハナノウタ〜』第9話 ロクノイチ 前(石川学脚本、寺岡巌コンテ、吉原達矢演出、りょーちも総作画監督、砂川貴哉/普津澤時ヱ門作画監督)

妖怪と人間が共存できる街、桜新町。その街ですら特異な立場とされている半妖3人が出会うAパートと、街を維持するために異世界へ送られた妖怪や人間を追悼する墓地で戦うBパート。それぞれで手描きアニメーションの魅力がつまったバトルが展開される。

TV放映前にOVAで登場したキャラクターについて、アバンタイトルの会話と総集編OPだけで説明を終わらせた無茶はいただけない。しかしAパートとBパートの時系列をいれかえることで、同じ場所で異なる人々の異なる思いが交差するという街らしさを描いた構成は技巧的で印象に残る。

複数勢力の協力で排除される敵が、街のために自己犠牲して葬られたはずのキャラクターという構図も面白い。性格的には小物だが、あたかも靖国神社顕彰されている英霊のようだ。


直球表題ロボットアニメ』第12話 サイシュウワ RobotAnime:12.22(石舘光太郎脚本)

人類が滅亡した遠未来で「笑い」という概念で戦争を止めようとするロボット3体というシチュエーションで、声優のアドリブにまかせたシュールな笑いを提供する3DCGアニメ。声優のアドリブらしき台詞からネット配信時のミスらしい部分まで活用し、さまざまな伏線が収束して立派なSFアニメとして完成させてみせた。それでいて独立した1話完結ギャグとしても成立しているという凄み。

同じようにギャグアニメが意外な伏線回収をおこなってSFと化した話数として、『ミス・モノクローム ―The Animation―』第9話も印象深い。


ファイ・ブレイン〜神のパズル』第3シリーズ 第12話 などと言うと思ったか?(立原正輝脚本、もりたけしコンテ、安藤健演出、田辺謙司/中島利洋作画監督)

パズルが全てに優先する世界観がなぜか成立してしまっている、愉快な教育TVアニメの傑作回。

第1シリーズから主人公にたちはだかっていた敵幹部ヘルベルトが、別の敵組織に移って登場。卑怯な作戦ばかりおこなうのに、一線は守っていると主人公から一定の評価をくだされたり、敗北を自覚した後に自身の良心とインナースペースで自問自答したり……あらすじだけをとりだすとシリアスなのに、全てが空回りしているためコメディにしかなっていないという奇跡的なバランス。

アニメ史に残るような名作ではありえないが、いわゆる美味しい役割を演じきったバカバカしい敵の姿に、気持ちよく笑うことができた。


『惡の華』第七回(全十三回)(伊丹あき脚本、川崎逸朗/平川哲生作画統括、谷津美弥子総作画監督)

全編ロトスコープで1クールを完成させたTVアニメとして記憶に残る。同じ手法を用いているため良くも悪くも各話安定した作品なのだが、さしあたり表現手法の快楽そのものがクライマックスを形成した話数を選んだ。

『惡の華』第七回(全十三回) - 法華狼の日記

表現手法が作品評価に直結する今年の作品としては、セルルック3DCGで一般的な深夜アニメに似た雰囲気をつくりあげた『蒼き鋼のアルペジオ ―ARS NOVA―』も印象深い。むろん深夜アニメ以外では前例が複数あるのだが、作品の商業的な立ち位置から、3DCGが手描きアニメにとってかわりうる未来を感じた。

『蒼き鋼のアルペジオ ―ARS NOVA―』01 航路を持つ者 - 法華狼の日記


他に話数単位で悩んだのは『絶園のテンペスト』第17話。論理的な推理による「女教師(キリッ)」という結論には爆笑させてもらった。しかし鎖部左門という策に溺死するキャラクターの面白味は、昨年放映の1クール目の醜態で成立しており、今年の話数単位に選ぶべきではないと思い直した。

『東京レイヴンズ』第3話、『ワルキューレロマンツェ』第7話、『ラブライブ!』第10話、『絶対防衛レヴィアタン』第11話あたりも印象深い。

今年に終わった『新世界より』の後半と、完結した『京騒戯画』は連続した作品として素晴らしかったため、話数単位では選べない。後者はいずれ感想エントリをあげる予定。『ちはやふる2』等も各話の完成度が安定して高いので、特別に1話だけ選ぶのはためらわれた。

*1:単語が使われるようになったのは数年前かららしいが。http://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%BA

はりはり亭はりはり亭 2014/01/01 02:26 わたしはなし全体で覚えていることが多いのでこういう企画には参加できませんが印象に残ったのを少し。
話全体は感心できなかったのですが、単体のアクションとしてすごいと思ったのが「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」第6話。当時プリキュアのアクションにイライラしていたので余計印象に残ってます。
いろいろ考えさせられたのが「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」。特に一話選ぶというものでもないのでしょうが、しいて言えば10話。勇者(及び軍事産業)を復活させるために魔王をたてる、というのは実はこの話の中でもっともフィクショナルな部分で、実際は魔王が居ようが居るまいが軍事産業は肥え太るのでしょうが。
思い出せばもっと出るのでしょうが、私の場合やはり話単位、シリーズ単位になってしまいそうです。
エントリをあげられるかわからないので触れておくと、悪い意味で(笑)印象に残ったのはやはりヴァルヴレイヴ最終回。感想まとめで見かけた「世界を暴いたのはツイッターだった!」がすべてを語っています(ガッチャマンクラウズか)。私は前半の戦闘シーンで「噛みつき合体か!」と突っ込んでおりました。
あと一番突っ込みがいがあったシリーズ(「コッペリオン」以上)のとほほな話として「ガリレイドンナ」8話。前話の状況でどうやって修理し、日本に入国したのか。末妹の能力がもはや写楽呆助なみ。
条件には合わないのですが実は一番に挙げたいのが「RWBY」エピソード8。これを見て「クールジャパンは世界に広まっている!」なんて言う人はよほどおめでたいと思います。こういうモノが作られているということは真剣に考えるべきことと思います。

hokke-ookamihokke-ookami 2014/01/11 23:27 >単体のアクションとしてすごいと思ったのが「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」第6話

ほほう、縁がなくて全く見ていなかった作品ですが、検索してみるとそのエピソードのアクションは評判がいいですね。

>いろいろ考えさせられたのが「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」

そちらは作品全体の評判もいいですね。何気なく『機巧少女は傷つかない』と同じ監督という。でも縁がなくて、やはり見ていません……

>感想まとめで見かけた「世界を暴いたのはツイッターだった!」がすべてを語っています(ガッチャマンクラウズか)。

あーでも「お悔やみ」の酷い軽さは、『クラウズ』よりもSNSらしい雰囲気だったな、と思いました。最終回の、対立するとわかっていてもつながらざるをえない狭い世界、という結論もインターネットらしさがあった。
ロボットを出すことにこだわるべき作品じゃなかったな、としみじみ思います。ヴァルヴレイヴの位置づけは手持ち武器くらいで充分だった。

>「ガリレイドンナ」

あー梅津監督作品にストーリーを期待してはいけません(苦笑)。

周 2014/02/02 22:00 2013年に見たアニメ(最終話まで視聴した作品限定/100点満点方式+α/最低点40点)
※二クールアニメ
12年から引継ぎ

リトルバスターズ!/リトルバスターズ!〜Refrain〜:配点80/100
小毬ちゃん大好き。ストーリーはまあまあ良く、作画も良好。J.C.が製作会社だと聞いてアニメの出来を不安視していた原作ファンも納得できるほどの出来栄えで逆にJ.C.を再評価する声も。

ジョジョの奇妙な冒険:配点95/100
原作既読。文句なしのパーフェクトとしか言いようがない。2クールの枠内で第一部と第二部を纏めて見せ、前後で「ゴーバスターズ」「進撃の巨人」の脚本も手がけた小林靖子さんは凄いとしか言いようがない。また、原作の雰囲気を絶妙な作画や演出で再現して見せたスタッフや豪華声優陣の熱演も光った。

ROBOTICS;NOTES:配点55/100
リトバスと同じく原作ゲームをプレイしたことは無いが、まあ特に悪いところも無い、まずまず出来のアニメ。ただ、シュタゲに比べるとパンチが足りないという感じはする。OPテーマは割りと良かった

超速変形ジャイロゼッター:配点75/100
カットバシテェ・・・・・。ダンボール戦機シリーズを除けば最近では珍しくなったガンダム以外の4クールロボットアニメ。最終話までの過程を3話で纏めるというストーリー面での強引さや割かし不安定な作画と駄目な所もあった一方、山根理宏さんが描いたライバードHSの変形バンク、デザインした大張正己さんが初登場時の原画を描いたキメライガー、ジャイロゼッターが踊るEDなど良いところも少なからずあった。
※http://togetter.com/li/568835
高松監督の語り

周 2014/02/02 22:01 冬アニメ
キューティクル探偵因幡:配点65/100
適度に笑えるギャグと豪華ベテラン声優陣の演技が良かった。特に入野君演ずる野崎圭とか「男子高校生の日常」のタダクニまんまだったな。どうでもいいけど12年秋アニメ〜13年冬アニメはジョジョの奇妙な冒険とキューティクル探偵因幡の印象もあって「今期は大川透が大活躍しているな」と思っていた。ノア大好き。あと5話と10話に出てきたゼラチンキメラ。

たまこまーけっと:配点65/100
12年秋の「中二病」がキラータイトル過ぎたのかさほど人気ではなかったようだが、洲崎綾の立身出世作として見れば良いと私は感じ入る。少なくとも「Gu-Guガンモのパクリ」ではない。「けいおん!」よりも緩い感じの日常系ストーリーは好みが分かれるが、悪くは無い。かんなちゃん大好き。映画化おめでとう。

幕末義人伝 浪漫:配点65/100
スポンサーの高尾からDVDで制作費を回収しなくても良いくらいに制作費を頂いているような気がする。そうでなければ緒方賢一氏を1クールの深夜アニメに出演させられんだろう。ストーリーは起承転結がはっきりとしていて、終盤が若干きつかったことを除けば悪くないアニメだった。私見だけどビビオペよりも出来が良い。

ビビッドレッド・オペレーション:配点40/100
吉野弘幸さん、「凪あす」じゃあそこそこ良い脚本を書いているのに、シリーズ構成をさせたらになんでこんな有様になってしまうの。
放送半年前から電撃G's magazineで行っていた宣伝や潤沢な作画リソースを使っているのに、肝心のストーリーがバランス配分の悪さもあってかキャラクターが酷く薄っぺらで、キャラ萌えアニメにあるまじきことこの上ない。監督も監督で、ストパンじゃあ上手い具合にやれていたのに、このざまだ。やはり長年温めていたネタは温めすぎないようにしなければならないね。

まおゆう魔王勇者:配点45/100
ログホラで江戸の敵を長崎で討ってくだちい。ていうか、原作の分量から考えるに2クールあっても原作再現は難しそう。

まんがーる!:配点75/100
5分弱という短い時間で漫画雑誌が出来るまでをコミカルに描いていて良かった。

hokke-ookamihokke-ookami 2014/02/06 23:56 >J.C.が製作会社だと聞いてアニメの出来を不安視していた原作ファンも納得できるほどの出来栄えで逆にJ.C.を再評価する声も。

これ個人的には不思議な気分でして。『灼眼のシャナ』あたりまで、JCスタッフってけっこう映像クオリティの高い会社とされていた印象があるんですよ。GONZOとかのほうがよっぽど不評だった。

>ジョジョの奇妙な冒険

正直、インターネット黎明期のFLASHアニメを思い出したことも多かったです(笑)。
けっこう原作の古くからのファン(といっても第三部中盤からさかのぼって原作を読破)なんですけど、特筆して良かったのはシーザーの結末ですね。いつもどおりのEDへの入りが、完璧に決まっていました。

>キューティクル探偵因幡

良いか悪いかでいうと、かなり良いギャグアニメでしたね。BL色が弱めだったのもありがたかった。

>ログホラで江戸の敵を長崎で討ってくだちい。

正直、テーマ的にどっちもきついなあと思うところがありまして……せめて主人公と対立する側に強度あるキャラクターを配置するだけでも違うのですけど。

周 2014/03/04 00:30 春アニメ
※宇宙戦艦ヤマト2199:配点75/100
出渕裕さんの夢の結実。最終章の完成がギリギリで間に合ったりする危うさもあったが、原典の現代風アレンジが利いていて良かった。
ただ、制作期間が長期に渡ったからなのか話の前後で矛盾点(∫)が出たり、一部設定が無かった事にされたりと問題点も幾分かはあった。
あと「Fight For Liberty」にマッチしたOP映像が作られなかったことか。劇場版に期待。
(どうでもいいけど、・− − −−・・(検閲)なるガンダム小説を書いている何某は口の慎み方を覚えた方が良いと思ふ。)
∫http://black.ap.teacup.com/kay-ono/376.html

革命機ヴァルヴレイヴ/革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン:配点50/100
とりあえず、監督の松尾衡さんはお疲れさまとしか言えない。(ネットでくそみそに貶されているし。)シリーズ構成の大河内一楼さんには、吉野弘幸さんのと以下同文。
ただ、T.M.Revolutionと水樹奈々が歌う、すっごくカッコええイカしたOPテーマ(皮肉じゃないよ、本気だよ。)や、それにマッチングしたこれまたカッコええOPアニメーション(第一期OPの決め技を出しながら?→?→?→?の順で出てくるヴァルヴレイヴのカットがお気に入り。)やロボット戦闘シーンは評価されるべきだと思う。
個人的にはニコニコ大百科の記事でまことしやかに伝えられている、「企画段階では連坊小路アキラが主人公だった。」なる噂や、グダちん氏のヴァルヴレイヴへの新解釈案を映像化したら、それはそれで面白そうだと思った。
それにしても、キャッチコピーなどで使用された、なぜか若干(でないときもあるけど)見切れている、あのフォントは何なのだろうか? あと「エンダーのゲーム」の吹き替えには色々と邪推させるものがある。(近所の映画館では字幕版しかやっていないのよ。)

※銀河機攻隊 マジェスティックプリンス:配点85/100
良作ロボットアニメ。緩い雰囲気に反してハードな設定や家族無き主人公達とピットクルーが擬似家族的関係を築いていく過程や、解りやすくするために合えて戦闘シーンを遅くし、様々なミッションを描く事で戦闘が単調にならないようしたりと良く考えられていていた。ただ惜しむらくは敵方の描写が少なかったことや最終決戦までの過程が淡々と描かれていたためカタルシスに欠けていたことか。
それにしても、鉄のラインバレルからしばらくぶり(私はガンダムSEEDあたりで止まっている)の平井久司さんキャラデザだけど、絵柄が結構変わっているね。続編期待。

※進撃の巨人:配点75/100
主題歌「紅蓮の弓矢」「自由の翼」や挿入歌、声優の名演に支えられていた所もあるが、斜線で顔の影を表現する漫画の演出をあえて使ったり、最終話でエレンが叫びながら巨人化するシーンなど原作の粗っぽさを演出に生かしていたりと見所も多かった。

断裁分離のクライムエッジ:配点55/100
小岩井ことり目当てで見た。エロ要素含めてまあまあ面白かった。正直言ってヤマト2199、ヴァルヴレイヴ、MJP、進撃の巨人の四本に関心が向いていたので余り印象に残っていない。

夏アニメ
有頂天家族:配点65/100
原作既読。原作者が四畳半神話体系の人だということと久米田康二がキャラ原案だと聞いて視聴。「OVAかってに改蔵」とか「さよなら絶望先生」初期みたいな感じのキャラデザだった。
ストーリーは原作を上手い事再現しつつ映像化していて悪くは無かった。(お遊びで久米田の自画像キャラがモブとして出てきたのには笑った。)個人的には「面白きことは良きことなり。」というセリフが気に入っている。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation:配点65/100
原作ファンからは不評の声が少なからずあったと聞くが、個人的には特に悪いとは感じなかった。

恋愛ラボ:配点75/100
サヨとスズ大好き。適度に軽妙なギャグを入れていて気軽に見れるところが萌え系4コマ漫画原作らしいと思った。

秋アニメ
ガリレイドンナ:配点55/100
全11話はキツかったね。せめてもう一話あればマシになれたかも。(ロベルトがフランチェスコを射殺したのは何だったのだろうな。

周 2014/03/04 01:45 あと、話数単位でだと、アニマックスで放送された「魔法騎士レイアース」の第30話「ノヴァと悪魔の魔神レガリア」(12月20日)が印象に残っていて、
ロボットバトルだからなのか、絵コンテが菊池通隆、演出が元永慶太郎、作画監督が石田敦子で大張正己と山根理宏が原画を描いているというドリームチーム状態。山根理宏デザインの魔神レガリアも大張正己が原画しているシーンではいかにもなバリメカにメタモルフォーゼしていて、大張パンチのモーションでビームを放ったり、魔神レイアースの剣を片手で受け止めて握りつぶしたりと大活躍。こういった芸当はエヴァ放送前のお金と時間に余裕がある制作会社で作られたからこそ出来たのだと見ていてつくづく思った。

>J.C.STAFF
「J.C.に原作モノをやらせるとクソアニメが出来る。」なる偏見を生み出しているのは、原作ファンに大不評だった「夢喰いメリー」「神様のメモ帳」、原作未読の視聴者に不評だった「緋弾のアリア」、前作ファンから不評だった「ミルキィホームズ 第2幕」、そしてサムゲタンで揉めた「さくら荘のペットな彼女」などが原因なんだろうと推測しています。J.C.STAFFは、なまじアニメを沢山つくっているだけあってか、「当たり外れのある制作会社」視されていて、これに過去の名作・良作との比較も加われば、京アニ版で目を肥やしたkeyファンが嘗ての東映版Airのごとく不安視するのも無理はないと思います。

hokke-ookamihokke-ookami 2014/03/10 08:25 >∫http://black.ap.teacup.com/kay-ono/376.html

「矛盾」というよりは、せっかく描写したどんでん返しが機能しないまま放置されて終わった、という感じですね。
そこは私もさらなる真相が明かされるのかと期待していたので、少し残念でした。

>「企画段階では連坊小路アキラが主人公だった。」なる噂

ああ、いわれてみればそれは面白そうですね。大ヒットしたらパラレルワールドとして公式に作られたかもしれない説得力があります。

>ただ惜しむらくは敵方の描写が少なかったことや最終決戦までの過程が淡々と描かれていたためカタルシスに欠けていたことか。

前半が意外と良かっただけに、後半が思ったより小さく普通にまとまったのは残念でしたね。
こういうロボットアニメは2クールものだと敵味方の構図が変わったりすることが多いので、そうした変化がなかったのが地味な印象ばかり残してしまった感じ。

>絵柄が結構変わっているね。

あまり知名度がありませんが、『ヒロイックエイジ』の次として見るならば、それほど変化していないと思います。


>原作ファンに大不評だった「夢喰いメリー」「神様のメモ帳」、原作未読の視聴者に不評だった「緋弾のアリア」、前作ファンから不評だった「ミルキィホームズ 第2幕」、そしてサムゲタンで揉めた「さくら荘のペットな彼女」などが原因なんだろうと推測しています。

うーん、私個人の印象だとそれより前から批判が集まるようになったかな、という記憶があります。
それに、あくまで想像ですが『メリー』の山内監督は独自の作風がもともと好悪わかれていたので、JCだからという評価にはならないんじゃないでしょうか。『さくら荘』もJCとは別のスタッフが名指しされていたので違うと思います。いしづかあつこ監督はマッドハウス出身で、脚本家はフリーで。

ただリストを見ていて思い出したのですが、『神メモ』の桜美かつし監督はずっとJCで仕事しながら、原作ファンに不評な作品ばかりでしたね(レイアウト技術は素晴らしいし、オリジナル作品は傑作なんですけど)。その悪評が少しずつ溜まっていったということはあるかもしれません。
それに加えて、『緋弾』の渡部監督が手がけた『スターシップオペレーターズ』の原作改変部分が不評だったことも思い出しました。しかも総作画監督の和田崇がその直後に過労で亡くなったため、とにかく会社のキャパを超えて仕事を請けすぎているという批判が作画オタクからよく出ていました。

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