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法華狼の日記

2015-07-11

[]『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の、せまい世界観と段取り不足

現代の東京に、突如として異世界との通路「GATE」があらわれ、中世欧風ファンタジー世界からの侵略がはじまった。

はやばやと自衛隊が撃退し、たまたま避難を誘導した主人公は昇進したのだが……


2006年から書かれたWEB小説を原作としたTVアニメ。とりあえず第1話だけ視聴した。

TVアニメ『 GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 』公式サイト

原作は未読で、WEB公開されているコミカライズの第1話と途中だけを読んだことがある*1

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり |アルファポリス - 電網浮遊都市 -

京極尚彦監督のコンテ演出サンライズ出身だけあって悪くなく、『東京魔人學園剣風帖 龍龍*2や『マルドゥック・スクランブル*3で知られる中井準デザインは素晴らしく、それなりに映像面では楽しめた。手間をかけているわりに動いてみえない『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』などに比べると、まだアニメとして見ていられる。

しかし物語については、同じようにファンタジー世界との通路が日本にあらわれた設定の『アウトブレイク・カンパニー』が、どれほど洗練されていたかを思い知らされた。


主人公は非番の自衛官。たまたま異世界からの侵略にまきこまれて一般人を救いながら、皇居に「国民」を避難させようと警察と折衝する。そして避難できてすぐ、自衛隊が異世界の騎兵やモンスターを撃破する。

前世紀に流行した仮想戦記の、最も安っぽいパターンの作品を思い出す。ただ味方を強く設定して、弱く設定した敵を撃破するだけ。だから映像のわりに戦闘があっさりした印象で、怪獣映画のような面白味が薄い。

思いつきのような行動があっさり効果をあげるだけで、意外な展開が何もない。さまざまな段取りが必要そうなところは、説明も工夫もなく省かれる。


まず、大都市にいきなり敵があらわれたなら、そこにいるのは普通に考えて「国民」だけではない。外国からの観光客も留学生もいるだろうし、外国企業の社員だっているだろう。自衛隊が動くころには、各国大使館や在日米軍基地も反応できているだろう。

なぜ「GATE」を日本政府が単独で管理できているのか、TVアニメ第1話からはつたわらない。たとえば主人公側が広く民間人を助ける一方、諸外国機関の反応が遅れてしまう段取りを描けば、日本政府が「GATE」を単独管理できるエクスキューズにもなったろう。

外国にかぎらずとも、マスメディアインターネットをとおして、さまざまな情報がとびかうはず。人的被害によって政府への求心力が高まることは自然だが、その反動も少なからずないと不自然だ。

登場人物のせまい視野が、そのまま物語の世界観をせまくして、展開まで単純にしている。あえてせまい範囲のドラマを切りとったというつくりでもない。


ちなみにコミカライズ第1話を読み返すと、避難において「国民」という表現はつかわれていない。しかも自衛隊の異世界派遣において、TVアニメでは米国政府から支援声明が出ただけだが、コミカライズでは中国政府の牽制声明も描かれている。わずかな描写だが、今後に世界観を広げるための足がかりがちゃんとある。

先述の『アウトブレイク・カンパニー』でも、異世界との通路は日本政府によって隠されており、マスメディアにも知られず単独管理できる理由がわかりやすい。通路の設定もそれなりに練られていて、なぜ敵が逆侵攻されないよう「GATE」を消さないのかといった疑問をおぼえることもない。

『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』にしても、たとえば大規模な実弾演習を自衛隊がおこなっている中心に「GATE」があらわれ、自衛隊が無意識のうちに侵略者を全滅させてしまうというブラックな展開であれば理解できた。自衛隊が展開する速さや、敵を攻撃する段取りを説明しなくてもいい。内外に知られることなく「GATE」を管理し、まず派遣することで既成事実をつくる展開も納得しやすいだろう。


また、主人公が主張するほど皇居が適切な避難場所とは見えない。かつて江戸城だったという説明そのものは一般常識だから省いてもいいが、そもそも江戸時代の防備を超えられないような敵ではない*4

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そう、飛行するワイバーンもいるからこそ戦闘ヘリが活躍できるわけだが、逆にいうと皇居のような開けた場所に避難するべきとは感じられない。それを主人公は見ていたはず。

ここは読み返したコミカライズの冒頭も大差はない。しかし皇居に避難するあたりから敵は中世の騎士しか姿を見せず、投石器で攻城するため、ごまかしがきいている。

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それに主人公はTVアニメより興奮しており、必ずしも判断が適切ではないようにも読める。自衛官という身分を前面に出している違いもある。警察の現場会議に参加していることも、主人公の活躍を増やすにとどまらず、警察も避難民を守るために頭を使っている描写になっている。

原作通りなのかはわからないが、TVアニメでは、何も気づいていない一般人と主人公を対比していた*5。警察も踏み台として弱く描かれていた。主人公が周囲より冷静で先読みができるかのように描きたいなら、そう感じさせるだけの中身がほしい。

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たとえば、主人公はワイバーンだけは目撃しておらず、中世レベルの騎士やモンスターだけが敵だと誤認していればどうだったろう。

皇居の塀の内側に入って胸をなでおろしたところ、上空をワイバーンの影がよぎる。主人公が判断の誤りに気づき、避難民への虐殺がはじまろうとする寸前、戦闘ヘリの攻撃でワイバーンが落とされる……といった展開にすれば、ずっと自衛隊の装備や組織の活躍が印象づけられたのではないか。


結末の自衛隊派遣も納得できない。諸外国に牽制される前に既成事実をつくりたいという意図すら作中で示されない。それにもし既成事実が目的だとしても、派遣より先に検討するべきことがあるだろう。

敵はモンスターだけでなく、何らかの言葉を話す騎士がいる。どう考えても捕虜にして情報を引きだすことが先だ。モンスターにしても、生死を問わず調査研究だけで物語のひとつやふたつは書けるはず。この自衛隊派遣の早さはコミカライズも同じで、首相が演説内で自覚的に「強弁」という表現をもちいるくらいの違いしかない。

もちろん、描かれていないことが作中で存在しないとはいいきれない。そうした段取りは原作に書かれていて、コミカライズやTVアニメは省略しただけかもしれない。しかしその段取りを省略したために、異世界への自衛隊派遣を正当化するため、かたちだけ異世界から先制攻撃をさせたように見えてしまう。どれほど防衛で活躍しても、大規模な軍事行動を正当化するのは難しいものだというのに。

しかも侵略の復讐としてさえ、コミカライズで描かれた異世界の被害は大きい。交渉が目的という建前をかかげるには、自衛隊が稚拙で愚昧にすぎる。TVアニメではどうするのだろうか。


個人的な望みとしては、きちんと自衛隊プロパガンダアニメにしてほしかった。

視聴してフラストレーションがたまってしまい、思わず『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』を見返したほどだ。ちなみに1エピソードが完結する第3話まで、YOUTUBEで公式に無料配信している。

YouTube

この完成度を望むのは、いささか期待しすぎだとも思う。しかし、現代都市に敵があらわれて自衛隊が活躍する物語なら、映画『ガメラ2 レギオン襲来』『ULTRAMAN』等々の有名作品がある。それらを参考にするだけでも違ったろう。

*1:なので、自衛隊のリソースで異世界を自由に改変していくことを見どころとした作品らしいことは理解している。その場合、自衛隊が異世界にいく発端に物語としての意味はあまりない。

*2『東京魔人學園剣風帖 龍龍 外法編』視聴完了 - 法華狼の日記で簡単な感想を書いたが、本格的な感想を書こうとして手つかずのまま。

*3:第1部の感想はこちら。『マルドゥック・スクランブル 圧縮』 - 法華狼の日記

*4:7分21秒。キャプチャ画像は、以降もふくめてバンダイチャンネルから引用。「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」 | バンダイチャンネル

*5:7分28秒。

Sakuga_Wo_Kataru_SureSakuga_Wo_Kataru_Sure 2015/07/12 10:17 法華兄あまりにも予想通りすぎる反応で笑う。作スレでも「やっぱりね」「法華兄なんだよなあ;;」みたいな空気になってる。/これで平松禎史のイブセキヨルニに関しては黙殺って、もはや欺瞞ってレベルじゃねーぞ。

杏樹杏樹 2015/07/12 12:46 いやいや、黙殺していないから。別の記事のコメント欄で「イブセキヨルニ」のこと言及しているから。

Gl17Gl17 2015/07/12 17:20 事実性も何も見ずに、いきなりスレの空気とか言ってくる人って。

鯊 2015/07/12 23:08 コミカライズ版をそのままアニメ化して欲しかった。
ちょいちょいアニメ版は足りないと感じる。

採掘採掘 2015/07/13 00:02 法華狼さんの日記の《法華》って、何ですか?

教えて頂けないでしょうか?

Gl17Gl17 2015/07/13 00:33 フォッケウルフ知らないのか。ガルパンや艦これが流行ってもやはり二次大戦自体は忘却されつつあるな。

NakanishiBNakanishiB 2015/07/13 01:14 >採掘さん
>Gl17さん
 そもそも「法華狼」さんの名前がどういう意味がまったく考えたことがありませんでした。子どものころプラモとか作りましたね、メッサーシュミットより好きでした。 
 アニメの2話はまた大変なようですが、ネットのすごい反応を見てるとまあ子どもがそういう文化にさらされているとこうなるのかなといやみが。日本は第一次世界大戦をまともに経験していないのでなおさらわからないのもあるのでしょうが。でも原作との異動が問題になりそうで厄介で。では失礼しました。

 2015/07/13 12:07 この管理人は朝鮮人なんですか?

 2015/07/13 12:08 この管理人は朝鮮人なんですか?

みすとみすと 2015/07/13 14:06 ワイバーンに目が行き過ぎて、一般人一番の脅威は大多数の敵地上軍だということ
への理解がどこかへ行ってしまっている批判だと思う
地上軍+ワイバーンをワイバーンだけにできるなら一般人のリスクは大幅に下がる

即応できる戦力が少ない以上、少数で多数を足止めできる城という防御拠点に
敵の目を向けるという点でも皇居への避難誘導は非常に有効。表彰されるのも納得

hokke-ookamihokke-ookami 2015/07/14 00:28 Sakuga_Wo_Kataru_Sureさんへ
予想されたとおりのエントリになっているだろうなとは感じています。でも、わりと素直な感想でもあります。


杏樹さんへ
まあエントリでの感想はあげていませんけど、それをするなら原作を確認してからにしようとは思っています。


Gl17さんへ
>ガルパンや艦これが流行ってもやはり二次大戦自体は忘却されつつあるな。

そんなに掛詞として珍しいもんじゃないんですけどね。同じハンドルネームを使っている人物は他に3人くらいいらっしゃいます。


鯊さんへ
警官が拳銃で倒せない騎士を主人公が徒手空拳で倒してしまうとか、それ自体の説得力を高めるために新しい説明が必要な描写は増えているんですよね。情報量の制御がうまくない。
そもそも、主人公をひとりで活躍できる存在にするなら、自衛隊という組織の一員に設定する意味があまりない。
比べると、コミカライズがうまいのは引き算。異世界からの侵攻をあっさり終わらせたから、自衛隊派遣の前に異世界側の混乱を描けている。門を閉ざせないのはなぜか、という疑問への答えはありませんが、まあ向こう側が無能なのだろうと思わせられる。


採掘さんへ
もうひとつ、ほっけという魚のシャレでもあります。「法華」という仏教の経典が語源の魚ですね。


NakanishiBさんへ
2話がすごいらしいとは聞いています。かなりうまく調理しないと反攻作戦の正当化は難しいでしょうが、はたしてどうなることやら……



(2015/07/13 12:07)の書き込みをされたかたへ
なぜそれを質問するのですか? 朝鮮人であったりなかったりすることが、何か意味があるのでしょうか?


みすとさんへ
>一般人一番の脅威は大多数の敵地上軍

そのように主人公が判断できる描写がありますか? 問題は、主人公のもっている材料にもとづいての判断を示せているか、ですよ。主人公が知らない全体状況から考えてベストな判断を主人公をした時、その主人公は無根拠な判断で偶然に成功したということになります。そう描写できているならそれで良かったのですが。
一方、コミカライズで主人公が皇居への避難を決めたのは、興奮した状態で切迫してであり、ベストな判断とは限らないと示せている。そして冷静に判断しているかのような場面は、情報を集めている警察の会議にオブザーバーとして参加している状態。その場面ごとに主人公が持てている情報にもとづいて主人公の行動を描けています。

>表彰されるのも納得

そちらは、さほど妥当な行動をとらなくても表彰されるだろうと思いました。劇中の状況だと、現実には有効でなくてもプロパガンダのために自衛官が表彰されるということは充分ありえそう。

    555    555 2015/07/14 01:53 主人公が殺害を行う描写から戦争とか殺人について考えさせる意図を潜り込ませているのではないか?
例のモンスター殺害描写ですが、あれは一般ではなくレンジャーに所属する隊員が訓練で身につける技術そのものです。
一般隊員にレンジャーの殺害技術を描いたのは誇張ながら自衛隊のあるがままそのもので批判論者の考察余地をあえて入れたのではないか。
先日見た自衛官募集ポスターにこの作品が使われていた事から、この作品が自衛隊を喧伝するのは間違いないのだが、
異世界への“先制攻撃”からも織り込んだ批評性に自衛隊の戦争参加の今日性があるのではないか。

みすとみすと 2015/07/14 16:29 返信ありがとうございます。

>そのように主人公が判断できる描写がありますか? 
直接的な描写はなさそうですが、状況的に当然に判断できると考えるのが自然では?

周りに避難民が逃げている、警察官とも早い段階で接触しているなどは描写されており、
逆に、判断できる情報が得られないという状況のほうが不自然かと。
加えて、視聴者に対して伊丹が地上軍を認識していないとあえて誤解させる演出も無いと思います
実際、記事本文でも伊丹が地上軍を認識している前提で書かれているように見受けられます

ちなみに、ワイバーン兵だけに対してでも皇居への避難誘導は有効だと思われます
戦力が比較的整っており、また防衛拠点然とした姿は相手に警戒心を抱かせる可能性が高いかと
また、目標を限定することで集団を作るというのも認識できるワイバーン兵の数や武器からすれば有効です

koukou 2015/07/15 03:02 >>ゲートの管理
そもそも独立国の首都のそれも行政の中心の鼻先に他国軍が駐屯する事は常識的に考えれば不可能です。
自国民を殺戮されて噴火寸前の国に共同管理を求めれば下手すりゃ噛まれますし。

情報に関しては捕虜から情報を得ていますが、言語が違うので数ヶ月じゃ簡単な単語を理解する程度です。
対話するには武力が必要ですので、日本の武力である自衛隊を使って対話のテーブルに着かせるという事が普通に描写されてますけど。

というか、既に戦争中の状況なんで国内を戦場にするより敵地を戦場にするのは当然でしょうに
まさか銀座を戦場にする訳にもいかないですし、戦争が始まっている以上自衛権で敵国に反攻する事は9条があっても可能です
なんつーか、自衛隊派遣に納得できない事に納得できないですね(ここら辺は思想の問題でしょうか

ついでに、この作品は異世界に協力者を作っていく作品なんで、戦力差が大きいのはその為の設定です。

>>アウトブレイクカンパニー
そもそも設定がゲートから流用されてる疑惑がありまして(ゲートの方が発表が古い為

hokke-ookamihokke-ookami 2015/07/15 06:01     555さんへ
>例のモンスター殺害描写

いや、主人公が殺した(?)のは人型の、服を着た騎士ですよね。言葉が通じなくても、人間と感じるのが普通では。
(ただ、実戦経験すらなくても躊躇なく戦闘で人を殺せる人間もまれにいますし、そういう人物を主人公としてピックアップしたと考えられるので、その心理そのものはツッコミどころとは思いません)


みすとさんへ
>周りに避難民が逃げている、警察官とも早い段階で接触している

TVアニメだと接触は遅いですよ。主人公の自衛官という立場を視聴者から隠すために、早々と切迫感をもった一般人かのようにミスディレクションしているでしょう? 建物内からモンスターのはびこる道路をとおって交番まで走っていく時間があるなら、建物内で当局に連絡をとるべきでしょう、自衛官なら。
タイトルからして主人公が自衛隊関係者というのは自明に近い。半端に隠すよりも、コミカライズのように早々に身分を明かしながら近くにいた警察官に連絡する描写が良いと思いますよ。皇居に人々を避難させることを建物内で決めているから、外へ出る選択も納得しやすい。

>視聴者に対して伊丹が地上軍を認識していないとあえて誤解させる演出も無い

いや、主人公が地上軍を認識していないとは思っていません。

>戦力が比較的整っており、また防衛拠点然とした姿

防衛拠点らしさがあるのはいいとして、戦力が比較的に整っているとは思いがたいですが……


kouさんへ
まずすみませんが、まだ第2話は見ていません。

>そもそも独立国の首都のそれも行政の中心の鼻先に他国軍が駐屯する事は常識的に考えれば不可能です。

ええ、まさに日本は第二次世界大戦の結果として、首都に在日米軍基地がある国です。国際的にも米国の属国としてふるまうしかなく、軍事的な行動を独自にとることは難しい立場。
GATEからの侵攻を機会として日本が独立の機運を高めた、もしくは侵攻前から作中日本は政治的な独立性が強かった、といった説明描写が派遣前にほしいところですね。

>自国民を殺戮されて噴火寸前の国に共同管理を求めれば下手すりゃ噛まれますし。

アフガンやイラクを見ても、米国のような超大国ですら国際協調しての反撃という形式をとりますよ。
「戦争は外交の一手段」というクリティークがありますが、だからこそ現代では一国が単独で軍事行動をとることは難しい。テロリストとの戦いという建前による内戦であっても。

>情報に関しては捕虜から情報を得ていますが、言語が違うので数ヶ月じゃ簡単な単語を理解する程度です。

捕虜をとおしての簡単な単語くらいしかわからない、しかも生物相も根本的に違っている世界で、GATEのような不思議な技術もある、そんな敵地に自衛隊を派遣するのは、あまり軍事的に妥当な行動とは思えませんね。
現場の自衛官の立場としては、まず十全に情報を集めてから、必要があれば派遣されるという状況が望ましいでしょう。戦わずにすめばそれにこしたことはありません。
(なお、作中の日本政府が無能と設定されている、もしくは自衛隊に無茶をさせる別の動機があれば、物語としては問題にはなりません)

>対話するには武力が必要です

まともに言葉が通じない相手に、武力をもって「対話」するしかないと考えるのですか……順序がおかしいと思いますが。捕虜がいるなら、それを交渉の糸口にするのが先でしょう。
たとえば捕虜を情報伝達役にすれば、日本側は人的被害を恐れることなく、捕虜の口をとおして日本の軍事力をつたえることが期待できますね。軍事力を背景にして有利な外交をおこなうつもりでも、武力をふるう必要はないですし、実際に武力を派遣する必要すらありません。そこで捕虜の身分が低すぎて交渉役に使えなかったり、返した捕虜を敵が処刑して死体をおくりかえすような描写がないと、いきなり自衛隊派遣は納得できない。
そもそも、自衛隊派遣は反撃のためじゃないほうが良かったと思います。たとえば敵軍が全滅して捕虜による情報収集もできず、まず調査隊を派遣する時に護衛として自衛隊も送るしかなかった。しかし待ちかまえていた敵軍の物量に少人数の自衛隊が押されて、調査隊が拉致され、それを救出するために本格的に自衛隊を送って……と雪だるま式に増援するような展開であれば、まだリアリティがあった。そういう膨張的な派遣であれば、意図せず戦死者が膨大になっても、まあ集団心理としてありえそうと思えますし。

>既に戦争中の状況

戦争中の国家でも、常に戦闘をしているわけではありませんよ。
たとえば作中で派遣慎重論とGATE閉鎖論がいったん優勢になり、しかし首相がいうように新たなGATEをとおって敵の増援が来て、それを改めて撃退するが被害も出た……といった過程をひとつ入れれば、切迫した状況だと示せたでしょうけど。

>自衛隊派遣に納得できない事に納得できないですね(ここら辺は思想の問題でしょうか

何らかのかたちで派遣する展開を否定しようとは全く思っていません。しかし作中で描かれた状況では、自衛隊を単独派遣するのは早すぎます。充分な情報がない状況で軍事行動を先決にするなら、その情報不足をおしてでも軍事行動をとる動機を描いてほしいということです。
もし未見で機会があれば、末尾で紹介した『ガメラ2』や『ULTRAMAN』を見てください。それぞれ、どのように情報を集めて、どのように準備して、どのような判断で自衛隊が戦うことを決めたか、ちゃんと描けています。

>設定がゲートから流用されてる疑惑がありまして

フォロワーの可能性はあると思いますが、それらしい公式説明が見当たらなかったのでエントリでは何も書きませんでした。榊一郎氏は、参考にした設定があればツイッター等で明言するタイプの作家なので、意識していたならどこかでそう書いただろうと思いますし。
念のため、異文明との恒常的な通路の先行設定は複数あり、規模でいうなら『アウトブレイク・カンパニー』は『みきおとミキオ』、『GATE』は『聖戦士ダンバイン』あたりがそれぞれ近いと思います。その上で、参考にした可能性があるとは思います。

通りすがりの軍オタ通りすがりの軍オタ 2015/07/15 09:22 >作中で描かれた状況では、自衛隊を単独派遣するのは早すぎます。充分な情報がない状況で軍事行動を先決にするなら、その情報不足をおしてでも軍事行動をとる動機を描いてほしいということです

おっしゃる通りだと思います。それをあえてしない「作劇場の都合」があるとすれば、「自衛隊に思いっきりドンパチやらせたい」という身もフタもない製作側の欲望でしょうねえ。

あと、現実の自衛隊員にアニメ・マンガオタクが多いのはよく知られるところですが、主人公とその周辺にもわざわざそういう設定を施している(原作者も元自衛官だそうですが)。「萌えミリ」あたりから入ったニワカ軍オタを、製作側が主な視聴層として狙い撃ってるのが透けて見えてしまい、生臭くてしょうがありませんです。

s 2015/07/15 16:27 監督の意向で原作や漫画に比べだいぶ描写がソフトに抑えられていると思ったがそのせいで説明や説得力が不足しているように感じましたね、銀座の死体の山とかはどうしてもできなかったのは分かりますが・・・、

TW028TW028 2015/07/15 17:47 「ゲート」の比較対象として「アウトブレイク・カンパニー」が挙げられているが、私としてはアウトブレイクカンパニーも「ゲート」並みに相当アレな内容のアニメだと思うのだが。

http://animentary.blog.fc2.com/blog-entry-151.html

R2R2 2015/07/15 18:49 先進国中最低レベルの装備しかない。戦闘機なんぞ時代遅れでハードウェアではインドに後れを取っている。有事の際は隊員の半分が逃げるというヘタレ。兵站も弾薬も少なく長期戦が出来ない。陸上戦力も弱い。
こういう弱小軍隊の自衛隊だと活躍させるのは難しいですよ。
とにかく弱点だらけのひどい軍隊ですから。本気で見せ場を出すとなるとアラがでる恐れがある。

チンパンジーチンパンジー 2015/07/15 22:17 >TW028さん
書かれてる内容に同意はできるけど、アウトブレイク・カンパニーって文化侵略がテーマで
ちゃんと敵組織が危険視してたり、主人公も否定的だから、アニメはよくまとめてたと思う

チンパンジーチンパンジー 2015/07/15 22:17 >TW028さん
書かれてる内容に同意はできるけど、アウトブレイク・カンパニーって文化侵略がテーマで
ちゃんと敵組織が危険視してたり、主人公も否定的だから、アニメはよくまとめてたと思う

koukou 2015/07/15 23:21 まずはご返事ありがとうございます。

ですが、

>>国際的にも米国の属国としてふるまうしかなく、軍事的な行動を独自にとることは難しい立場。
妄想も良いところですね。
それは単に貴方が思いたいだけで、現実は独自に軍事的な行動は取れます。
米軍基地にしても、あの戦力では陸自に太刀打ちできないので、むしろ日米同盟の為の人質でしか有りませんよ。

>>アフガンやイラクを見ても、米国のような超大国ですら国際協調しての反撃という形式をとりますよ。
さて、どうやって武器の所持が禁止されている日本国内に多国籍軍を配備しましょうか?
下手に銃器の管理をミスったら日本政府の逆鱗に触れてしまいますねぇ。
そもそも、911のテロリストの本拠地が米国内にあったら米軍は多国籍軍を結集するでしょうか?

>>捕虜をとおしての簡単な単語くらいしかわからない、しかも生物相も根本的に違っている世界で、GATEのような不思議な技術もある、そんな敵地に自衛隊を派遣するのは、あまり軍事的に妥当な行動とは思えませんね。
成る程、つまり銀座周辺十数?を封鎖し、戦闘時は更にその数十?範囲の人間を待避させるという体勢を数年以上継続させる。
また、皇居及び行政機能、更に各大企業の本部移転も必要になる上、それまでやっても株価は大暴落します。
GATEがあそこに現れたと言う描写だけで容易にこのくらいは想像出来るはずです。
日本だけが滅びればいいですが、高い確率で世界経済が崩壊して大恐慌が発生しますね。
なのですぐにでも戦線をGATEの向こうに押し上げ、東京の安全を図る必要があった訳です。

それに捕虜を調べればある程度の病気の危険性は解りますし、此方で呼吸できている以上大気成分もほぼ問題無いと解ります。
あと、普通に斥候を出していると発言しているのですが、批判内容を考える余り聞いてなかったんですか?
非常事態の対応にしても、倉田がいきなり北海道から東京に送られている事から解る通り、非常事態でも対応出来る人間を集めた訳ですね。
原作で説明されていますが、送った全員が帰れなくなっても彼等が独自で組織を維持できるような編成が成されています。
最後は解らなくても仕方ないですが、それ以外についてはちゃんと見ておきましょう。

>>まともに言葉が通じない相手に、武力をもって「対話」するしかないと考えるのですか……
馬・鹿・で・す・か?
対話を行う外交官を安全に対話の席に連れて行き、敵国が脅迫行為や殺傷行為を行わせない為の抑止力が必要なんです。
何で拒否を示す際に使者を殺す可能性がある国に日本国民を丸腰で行かせなければならないんですか?
捕虜使えって言ってもそっちも殺されるか逃げられる可能性があって全く現実的ではありません。
大体、現代の常識が効かない、中世時代のような相手ってあれほどAパートで描画してあるでしょうに。

>>アウトブレイクカンパニーについて
普通に先行している作品に対して後行の作品を例に出すのは両作品についての侮辱でしか有りません。
批判したかったら上記の「ダンバイン」か直接の影響を受けたと思われる「ゼロの使い魔」で行えば角が立たなかったんですから
作者の性格は知りませんが、そもそも前年に本として出版されている作品の近似の作品を出している以上疑われてしまうのは仕方ないでしょうに。
この辺りは編集が気付けない無能だったのかもしませんけど。

正直、思想次第ではこの作品は受け入れる事が出来ないものであるのは事実ですが、
自分の無知や無理解を棚に上げて、あたかも作品が悪いように吹聴するのは批評として最低ですよ。

みすとみすと 2015/07/16 00:32 再びの返信ありがとうございます。
>TVアニメだと接触は遅いですよ。
マンガと比べればですね。アニメも位置関係的にも十分早期と言えると思いますが。
それ以降は本筋の状況把握には関係ないことですね。
ちなみに、あの徐々に明かす演出は最初から「自衛官」と印象付けないための意図的なものだと思います。

>戦力が比較的に整っているとは思いがたいですが
その他の面でのご理解ありがとうございます。周囲で皇居より戦力が整っている場所ってそんなにありますかね。市ヶ谷は避難するには少し遠いですし…

それはともかく、アニメの状況下でも、ワイバーンを前提にした上で
皇居を避難場所にする判断の妥当性については共有できたと理解してよろしいでしょうか。

    555    555 2015/07/16 01:09        >HOKKE-OOKAMI
    殺害描写の対象誤認は指摘のとうりだけど、私が指摘したいのは殺害時の心理ではなく
    本来ならレンジャー隊訓練での殺害技術を一介の自衛官が遂行する描写を描いたのかです。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/07/16 09:03 第2話を見ました。これならGATEを人工物のように描写しないほうがいいような気が。なぜ自衛隊が管理できているのか、そして敵がGATEをつくる能力を戦闘で活用しないのか、現状ではよくわからない。
それと「実戦経験すらなくても躊躇なく戦闘で人を殺せる人間もまれにいます」とコメントしたばかりですけど、首都防衛で敵を6万人殺したまではともかく、現地で6万人を殺してあの描写は、ちょっとまずいんじゃないですかね。きちんと通じるかどうか不安な立札だけで終わらせず、まず威嚇攻撃するくらいの段階はふんでほしいところ。
主人公が特異な性格という描写ならいいんですけど、仲間との会話でそれが自衛隊の一般観念かのようにダメ押ししてしまっている……戦闘をためらわないキャラクターはそれはそれで良いですが、無謀な戦いに駆り出されたかもしれない相手兵士をおもんばかるくらいの描写はできるでしょう。設定としては自衛隊なのに、まるで近代の植民地戦争のノリ。
リメンバーパールハーバーなWW2米軍ですら、すべてがすべて日本軍との戦闘を楽しんでいたわけではありません。無謀な攻撃をして命を捨てる敵兵士への心理的な嫌悪感をもっていたくらい。ミリタリマニアからは評判よくありませんけど、戦闘をためらう『ジパング』のほうが自衛隊の自己抑制を描けていたかな。
あと、いくら相手が中世レベルの軍隊らしいといっても、あの緊張感のなさはちょっと……『ブラックホーク・ダウン』のような不規則な事態におちいることを恐れないことが不思議だし、事故でも死者が出た時にどうするのかが見えない。


通りすがりの軍オタさんへ
>「自衛隊に思いっきりドンパチやらせたい」という身もフタもない製作側の欲望でしょうねえ。

それはそれでいいんですけど、素直に楽しむには下準備が足りない感じですね。
下準備がなくても、たとえば敵軍が意思疎通のできないモンスターばかりか、逆に敵兵士と意思疎通できることで敵が狂信的な好戦主義者しかいないとわかれば、もう少し素直に楽しめるドンパチになるでしょう。
というか、ぶっちゃけると自衛隊に何ら正当性がなくても、視聴者はドンパチを楽しめる無責任な存在でして。悪役の景気の良い戦いを楽しむアクション映画のようなつくりにしたほうが、たぶん自衛隊は難色を示すでしょうけど、作品そのものは健全だったんじゃないかなあ。


sさんへ
直接描写しなくても、被害を表現する方法はある思うんですけどね。
人物の動機や性格と、人物の選択や言動は物語において結びつきが強いもの。選択や言動の激しさを変えずに動機を穏やかにすると、性格がより激しく感じられてしまう。変なことをする人物は変だと描いたほうが、変なことをする人物を普通だと描くより、ずっと作品のバランスをとりやすいものです。


TW028さん、チンパンジーさんへ
紹介された感想エントリの指摘は、だいたい同意できます。その上で、あくまで小さな作戦の小さな出来事にとどめ、文化伝達が文化侵略と自覚的な作品です。作品世界の全体が指摘された問題を共有しているのではなく、そのような問題をもっている範囲の物語なので、ずっと見やすい。


R2さんへ
私は特に自衛隊が弱小軍隊だとは思っていませんし、経験が少なくても実戦ができないとも思っていません。自衛隊ならではの他国の軍隊との違いを表現する作品が好みではありますが、とりあえずこのエントリで書いたのはそのような話ではありません。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/07/16 09:14 kouさんへ
まず最初に、「順序がおかしい」「何らかのかたちで派遣する展開を否定しようとは全く思っていません」という私の感想を全体として理解できていないように読めます。

>米軍基地にしても、あの戦力では陸自に太刀打ちできないので、むしろ日米同盟の為の人質でしか有りませんよ。
>どうやって武器の所持が禁止されている日本国内に多国籍軍を配備しましょうか?

えーと……どこまで本気で書いていますか?

>911のテロリストの本拠地が米国内にあったら米軍は多国籍軍を結集するでしょうか?

テロリストを相手にする時、米軍だけで対処するというのは、現実にもリアリティを感じません。『GATE』にもいろいろ警察軽視を感じましたが、まず優先するなら警察力でしょう。
なお私は「国際協調しての反撃という形式をとります」と書きました。反攻作戦に軍隊が参加するだけでなく、国際社会のオブザーバーや監視が参加すること、派遣前後の外向的な牽制なども想定しています。

>成る程、つまり銀座周辺十数?を封鎖し、戦闘時は更にその数十?範囲の人間を待避させるという体勢を数年以上継続させる。

文字化けしているので、よくわかりません。「十数km」と書いているのでしょうか?
それはそれとして、「現場の自衛官の立場としては」と書いた直後の文章も読んでください。

>なのですぐにでも戦線をGATEの向こうに押し上げ、東京の安全を図る必要があった訳です。

うーん、新たなGATEがどこにあらわれるかわからないという部分は妥当性があると考えていたので、それに反する想定はいまいち納得できません。
というか、そこは劇中のようにGATEをシェルターでつつみこんだり地雷でもしかけておく形式で当面はいいんじゃないですかね。

>それに捕虜を調べればある程度の病気の危険性は解りますし、此方で呼吸できている以上大気成分もほぼ問題無いと解ります。

言語が充分にわからない状態で、病気だけ解るというのは不自然な気が。捕虜から病気を調べる発想があるなら、現地に送る部隊も最初は化学防備をした状態で調査におくるのが自然だと思いますし……いやまあ病気関係は無視している作品も多いので目をつぶれるところですけど。
しかし「捕虜をとおしての簡単な単語くらいしかわからない、しかも生物相も根本的に違っている世界」という状況をくつがえせる考えではないですね。実際に第2話でGATEをとおてきたワイバーンを超えるモンスターが登場したわけですし。同じ展開でも、捕虜から引きだせるだけ情報を引きだした後で不測の事態がおこったという描写なら、はるかに納得できたんですけどね。

>対話を行う外交官を安全に対話の席に連れて行き、敵国が脅迫行為や殺傷行為を行わせない為の抑止力が必要なんです。

その抑止力をふるうため武力を行使することを情報収集より優先するのは、やはり納得できません。

>捕虜使えって言ってもそっちも殺されるか逃げられる可能性

その可能性があることだけでは、それを試さない理由にはなりませんが。

>大体、現代の常識が効かない、中世時代のような相手

その場合、こちらの武力が対話に必要だとも断言できなくなりますね。
私がいっているのは、現代の常識が効かない相手だからこそ、対話するために情報を集めるべきではないかということです。それこそ第2話の冒頭で描かれたみたいに、戦った軍隊は本来の敵の対立相手にすぎないかもしれない。
ちょっと『戦国自衛隊』のネタを明かしますが、あの作品の自衛隊の戦闘は、大きな存在に利用されたものでした。『GATE』劇中の敵国は考えが足りないようですが、たとえば対立国の力をそぐために異世界の軍隊を刺激して呼び寄せ、用済みになればGATEは消してしまう……なんて展開はどうでしょうね。

>普通に先行している作品に対して後行の作品を例に出すのは両作品についての侮辱でしか有りません。

それは同意できません。後の作品がすぐれていたと評価し、それを後発の作者を高評価する理由にでもしないかぎり。

>前年に本として出版されている作品の近似の作品を出している以上疑われてしまうのは仕方ないでしょうに。

むしろ商業作品の企画から出版までの期間を思うと、1年間で盗用するのは難しいかと。『GATE』の場合はWEBが先行していますし、榊氏は筆が速いことで有名ですが。。
ちなみに『GATE』WEBで発表された1〜2年前に『ダンバイン』シリーズのOVA『リーンの翼』が発売されていますね。

>思想次第ではこの作品は受け入れる事が出来ないものである

正直に言いいますと、kouさんの思想は現実の自衛隊やミリタリマニアにくらべて、かなりユニークだと思います。


みすとさんへ
>マンガと比べればですね。アニメも位置関係的にも十分早期と言えると思いますが。

ここで早いと私がいっているのは、行動の順番のことです。

>あの徐々に明かす演出は最初から「自衛官」と印象付けないための意図的なもの

ええと、「早々と切迫感をもった一般人かのようにミスディレクションしている」という私の解釈と同じだと思いますが……

>皇居を避難場所にする判断の妥当性については共有できたと理解してよろしいでしょうか。

いいえ。「一般人一番の脅威は大多数の敵地上軍」という解釈が劇中で(誤解であれ妥当であれ)自然なものと示されていません。
はっきりいえば、非番で情報をもっていない主人公なのに状況を俯瞰したように判断をさせるのは、原理的に難しいのです。その難しさをフィクションとしてごまかす手管が足りていない、というのが私の感想です。


    555さんへ
>本来ならレンジャー隊訓練での殺害技術を一介の自衛官が遂行する描写

そうだとして、それくらいなら現実でも虚構でも自然にありうることだろうと思います。先述した心理的な葛藤はさておき。

ssss 2015/07/16 21:00 >現代では一国が単独で軍事行動をとることは難しい。テロリストとの戦いという建前による内戦であっても。
なぜ他国を排除するかというと、ゲートはいわば新大陸であり、資源の利権などが重なってうるさいことになるからです。
特に中国あたりに関わられると、どんな騒ぎを起こして自分の国民を移住させようとするかわからず、日本にも被害が及ぶことが予想されるので、地続きの日本の領地という仮定を強弁しているのです。


>劇中のようにGATEをシェルターでつつみこんだり地雷でもしかけておく形式で当面はいいんじゃないですかね。

敵の領地に橋頭保を作るのは国民の安全を考えた場合、軍事的に妥当な戦略ですよ。しかも田舎ではなく首都にゲートがあるわけですし。加えて、シェルターを壊すような敵がもしいた場合、ゲートの中は見えないため、即座に首都に入ってきてしまうことになります。そのためにも向こうで確認する部隊が必要です。しかし、少数では敵に拠点を取られてしまう可能性があるため、ある程度の部隊を置いておく必要があるのです。また、地雷に関しては牽制にはなりますが、犠牲覚悟であれば越えられるものでしかありません。しかも日本は対人地雷禁止の条約に加盟しています。
さらに、新たなゲートができるとしても今あるゲートを確保しておくことの否定にはなりません。ひょっとすると二方面作戦をとられることだってあるのですから。


>捕虜をとおしての簡単な単語くらいしかわからない、しかも生物相も根本的に違っている世界で、GATEのような不思議な技術もある、そんな敵地に自衛隊を派遣するのは、あまり軍事的に妥当な行動とは思えませんね。
>捕虜がいるなら、それを交渉の糸口にするのが先でしょう。

今後出てきますが、捕虜の大半は騎士階級の貴族たちであり、気位が高く非協力的で扱いに困っているほどなのです。そのため、交渉の糸口に使うにも帝国の好きなように解釈される恐れがあるため使えないのです。
そして、貴族以外の徴兵された兵がいたとしても、それは知識のない農民階級で交渉の役には立ちません。
そのため、言語解読でも時間がかかっていることから、より多くの情報を得るには膨大な時間がかかると判断し、前述のゲート確保の理由のついでに現地調査を行った方が早いということなのです。
賠償金等の問題でも、現地の経済レベルを直接見ることは必要です。


>GATEをつくる能力を戦闘で活用しないのか、現状ではよくわからない。
これはアニメ内でやるには話が足りないのですが、ゲートは実は特地の神様が開けたものなんです。帝国はそれを安定化、巨大化させ、軍隊が通りやすいようにしたにすぎず、消すことも新たに作ることもできないんです。

ssss 2015/07/16 21:00 >現代では一国が単独で軍事行動をとることは難しい。テロリストとの戦いという建前による内戦であっても。
なぜ他国を排除するかというと、ゲートはいわば新大陸であり、資源の利権などが重なってうるさいことになるからです。
特に中国あたりに関わられると、どんな騒ぎを起こして自分の国民を移住させようとするかわからず、日本にも被害が及ぶことが予想されるので、地続きの日本の領地という仮定を強弁しているのです。


>劇中のようにGATEをシェルターでつつみこんだり地雷でもしかけておく形式で当面はいいんじゃないですかね。

敵の領地に橋頭保を作るのは国民の安全を考えた場合、軍事的に妥当な戦略ですよ。しかも田舎ではなく首都にゲートがあるわけですし。加えて、シェルターを壊すような敵がもしいた場合、ゲートの中は見えないため、即座に首都に入ってきてしまうことになります。そのためにも向こうで確認する部隊が必要です。しかし、少数では敵に拠点を取られてしまう可能性があるため、ある程度の部隊を置いておく必要があるのです。また、地雷に関しては牽制にはなりますが、犠牲覚悟であれば越えられるものでしかありません。しかも日本は対人地雷禁止の条約に加盟しています。
さらに、新たなゲートができるとしても今あるゲートを確保しておくことの否定にはなりません。ひょっとすると二方面作戦をとられることだってあるのですから。


>捕虜をとおしての簡単な単語くらいしかわからない、しかも生物相も根本的に違っている世界で、GATEのような不思議な技術もある、そんな敵地に自衛隊を派遣するのは、あまり軍事的に妥当な行動とは思えませんね。
>捕虜がいるなら、それを交渉の糸口にするのが先でしょう。

今後出てきますが、捕虜の大半は騎士階級の貴族たちであり、気位が高く非協力的で扱いに困っているほどなのです。そのため、交渉の糸口に使うにも帝国の好きなように解釈される恐れがあるため使えないのです。
そして、貴族以外の徴兵された兵がいたとしても、それは知識のない農民階級で交渉の役には立ちません。
そのため、言語解読でも時間がかかっていることから、より多くの情報を得るには膨大な時間がかかると判断し、前述のゲート確保の理由のついでに現地調査を行った方が早いということなのです。
賠償金等の問題でも、現地の経済レベルを直接見ることは必要です。


>GATEをつくる能力を戦闘で活用しないのか、現状ではよくわからない。
これはアニメ内でやるには話が足りないのですが、ゲートは実は特地の神様が開けたものなんです。帝国はそれを安定化、巨大化させ、軍隊が通りやすいようにしたにすぎず、消すことも新たに作ることもできないんです。

匿名希・望匿名希・望 2015/07/17 02:07 まあ、そうしたいこととできることは一致しないのが現実ですがね。
異世界からの侵略というモチーフではワールドトリガーというメジャー現行作品がありますが、あのボーダーという組織がどう見ても日本だけで構成されているようにしか見えない。
まあ、あちらは対抗し得るトリオン兵器の技術がボーダーに独占されているというのがエクスキューズとして成立してますが。
たぶん、日本政府からもある程度のフリーハンドを獲得してるでしょうね。

みすとみすと 2015/07/17 16:35 再び返信ありがとうございます。
>いいえ。いいえ。「一般人一番の脅威は大多数の敵地上軍」という解釈が〜
うーん、そうですか…。
その辺りが視聴者にとって自明で、かつ伊丹にも判断できる材料がそろっており、
それ以外の皇居選択の補強材料も十分だというのが私の考えです。

あまり続けても仕方がないと思うので、勝手ながらここで止めておきます。
お付き合いありがとうございました。

NakanishiBNakanishiB 2015/07/17 17:40 >>設定としては自衛隊なのに、まるで近代の植民地戦争のノリ。
 植民地戦争で使っていた兵器や軍隊が第一次世界大戦でヨーロッパの国同士でで使われて大惨事を生むという経験が日本にはないまま第二次世界大戦に突入したのですね。敵の文字通りの非人間化も2話の大量殺戮を受け入れ可能なことにしようとする(単に自然に受け入れているだけか)反応もホロコーストが植民地戦争と第一次世界大戦の続きであるようにそういう歴史の反映かなと。

R2R2 2015/07/17 23:38 GATEは原作もアニメも拝見していないのですが主人公の見識の甘さがあるということはそのような兵員を擁する自衛隊という軍事組織としての欠点と見なすことも可能なのではないかと。
確かに装備の質や兵員の能力は高いのですが兵站の貧弱、兵員の不足、弾薬の不足、旧式化する装備、米軍との情報網の共有など数多くの問題を抱えているこの軍隊が強い、世界屈指の実力だとは言い難い。そういった欠点はしっかり意識しないと。(GATEはどうか知らないですが)

>映画『ガメラ2 レギオン襲来』『ULTRAMAN』等々の有名作品がある。それらを参考にするだけでも違ったろう。
そう思います。特に後者の続編ネクサスあたりは未知の脅威に対しての対抗策が綿密に描かれているからいい資料になりそうですがね。

生江生江 2015/07/18 10:15 怪獣映画のような面白味が薄いと書かれていたことだけ引っかかったのでひとつだけ
そもそも「自衛隊は創作物に置いてかませ」から来た逆転発想なので
怪獣映画の面白さが無いのは当たり前かと。
昨今の異世界転移物は勇者よりは巻き込まれた人間など、
パターン外しのパターンがメインストリームになっているので
こういう状態になってるのはむしろ参考にした結果だと思いますよ。良し悪しは置いといて。

諷 2015/07/19 23:02 生江さんへ

>現代都市に敵があらわれて自衛隊が活躍する物語なら、映画『ガメラ2 レギオン襲来』『ULTRAMAN』等々の有名作品がある。それらを参考にするだけでも違ったろう。

とエントリ本文でも書いているようにあくまで参考としてこれらの作品を挙げただけだと思います。
別の方への返信でも

>もし未見で機会があれば、末尾で紹介した『ガメラ2』や『ULTRAMAN』を見てください。それぞれ、どのように情報を集めて、どのように準備して、どのような判断で自衛隊が戦うことを決めたか、ちゃんと描けています。

怪獣映画のような面白味がないとは誰も言っていないかと。
生江さんもこれらの作品を御覧になれば法華狼さんの言っている事が理解できると思いますよ。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/07/21 22:35 前回コメントの「外向的」は「外交的」の誤変換、「とおてきた」は「とおってきた」のミスです。


ssさんへ
>なぜ他国を排除するかというと、ゲートはいわば新大陸であり、資源の利権などが重なってうるさいことになるからです。

それは話が逆です。
うるさくなるような問題だからこそ、他国の排除が大変になるものでしょう。排除したいと思うことと、思っただけで排除されていることは、似ているようで正反対です。
私は、劇中の日本が他国を排除したいと判断したことを説明不足といっているのではありません。どのように排除できたかの描写が不足していて、それが作品の世界観をせまくした一因といっているのです。


>敵の領地に橋頭保を作るのは国民の安全を考えた場合、軍事的に妥当な戦略ですよ。

第二次世界大戦前夜じゃないんですから……いえ、不安を解消するために軍事的に膨張する社会心理そのものは自然なものとは思いますよ。でもその膨張を軍事的に合理的と描写したり解釈しては、その作品に軍事的なリアリティはありません。

>シェルターを壊すような敵がもしいた場合、ゲートの中は見えない

シェルターをつくったとして、内部にカメラ等を設置できないとは思えません。現有戦力で対抗できる敵が容易に破壊できるシェルターというものも想像しがたいです。

>新たなゲートができるとしても今あるゲートを確保しておくことの否定にはなりません。

確保するべきではないとは書いていません。調査するまでの防衛として「当面」はシェルターで充分ではないかといっただけです。
むしろGATEを確保するためにも、その仕組みなどをできるかぎり調べておくべきだろうと思いますよ。多数の戦力をおくったらGATEが封鎖されて孤立し、新たなGATEが生まれた時には戦力が削られていた……なんてことも想定してしかるべきでしょう。
「実は特地の神様が開けたもの」というのは当然の設定ですが、だからこそ当初に開陳されておくべきでしたね。劇中では、後からわかる設定を日本政府が最初から知った上で自衛隊派遣しているように見えてしまう。なお、こっそり日本政府が真実を知った上で、新たなGATEが生まれるかもという嘘をついて自衛隊派遣したという露悪的な展開であったら、それはそれで面白い政治劇になったと思います。

>捕虜の大半は騎士階級の貴族たちであり、気位が高く非協力的で扱いに困っているほどなのです。そのため、交渉の糸口に使うにも帝国の好きなように解釈される恐れがあるため使えないのです。

捕虜の実態は描いておくべきだと思っていましたが、そのような設定ならば描写せずに隠すのが正解かもしれませんね。
捕虜として拘束してもプライドのため非協力的になるなら、逆侵攻すればさらに非協力的になると考えるのが自然でしょう。そんな感じで旧日本軍と米軍は戦っていったわけですが、それにしたって言葉は通じるからこそ相いれないと理解できていたわけですし、降伏をさせるプロパガンダはつづけていたわけです。

>言語解読でも時間がかかっていることから、より多くの情報を得るには膨大な時間がかかると判断し、前述のゲート確保の理由のついでに現地調査を行った方が早いということなのです。

拙速な判断で自衛隊派遣を決めたという物語であれば、それはそれでアリだと思います。ただその場合、現場の自衛隊は拙速さをつらく思っている描写があってほしいですね。


匿名希・望さんへ
『ワールドトリガー』は最初から異界から侵攻されている世界であること、ナレーションで設定を説明しているのが大きいですね。とりあえず導入の時点で作中設定は固まっていて、その基盤からはなれないように物語を展開していく。
今のところ「外」を存在しないものとわりきって作っているから、そこは見ていられます。ひょっとしたら今後に外国が出てくるかもしれませんが、まったく描いていないから説明がつけやすい。各国でも同時に似たような戦いをしているのかもしれないし、人間を除いた支援はおこなっているのかもしれない。


みすとさんへ
>その辺りが視聴者にとって自明で、かつ伊丹にも判断できる材料がそろっており、

視聴者のひとりとして、まったく自明ではないです。ワイバーンの数がどれだけで、軍全体がどれだけなのか、まったく説明されていませんから。
もし「自明」だとすれば、それは主人公や自衛隊が判断したことが正解になる世界観の作品だということです。


NakanishiBさんへ
>経験が日本にはないまま第二次世界大戦に突入したのですね。

GATEの向こう(特地)への進出が日中戦争のようなものだったり、特地の人間の思考が大日本帝国のカリカチュアだったりという構図が明確であれば、それはそれで理解できるんですけどね。作品の描写や読者の感想を見ると、どうも無自覚っぽいのが……

>敵の文字通りの非人間化

でも、それにしては非徹底的なんですよね。


R2さんへ
>後者の続編ネクサスあたりは未知の脅威に対しての対抗策が綿密に描かれているからいい資料になりそうですがね。

TVドラマとしては、展開の遅さなどに娯楽としてどうかと思うところも多かったですけどね(苦笑)。目指そうとするシリアス度が高すぎて、映像のリソースやスタッフの経験値が足りていない感もありました。


生江さんへ
>そもそも「自衛隊は創作物に置いてかませ」から来た逆転発想

いや、かませじゃない自衛隊を描いた作品は複数あるんですよ。エントリで書いた他にも、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』以降のゴジラシリーズは自衛隊(名称は変わっています)が比較的に活躍できるようになっています。
逆転させようとしたなら、そうした過去の逆転作品を確認して、逆転するためにはどうするべきなのか、逆転した作品が目立たないならば理由は何か、理解した上で創作されるべきだったんじゃないかと思いますね。


諷さんへ
いえ、エントリ本文で「前世紀に流行した仮想戦記の、最も安っぽいパターンの作品を思い出す。ただ味方を強く設定して、弱く設定した敵を撃破するだけ。だから映像のわりに戦闘があっさりした印象で、怪獣映画のような面白味が薄い」と私は書いていますので、それを生江さんは指しているのではないかと。

DD 2015/07/22 09:18 横から失礼します
hokke-ookamiさんの疑問はアニメ化の際に削られた描写、これから先説明される先の展開などを知らなければ理解できる疑問かと思います
しかしながらhokke-ookamiさん自身もネタバレを交えた指摘や解説は望まれないでしょうから現状放映されている範囲で

1)日本単独で性急にGATE内に自衛隊を送り込む理由
   ・作中日本の政権は若干の保守タカ派
   ・日本人が1万人近く殺害され、死体の山に旗を立てられて領有宣言されている(アニメでは描写無し)ため国民感情は沸騰していると予想できる
   ・一方的に被害の出た日本はその損害を許容できないため、敵国への賠償請求と首謀者の処分を望んでいる。捕虜も負担にしかなってないので交渉材料として引き渡したい
   ・米国は日本に弾薬などの支援をしつつ、日本が調査・確保した後で特地の技術と資源の上前をはねる方針
   ・中露はGATEを国連管理下にし、多国籍軍の駐屯と侵入を認めさせる方針(中国はGATEの乗っ取り、ロシアは破壊が望み)
   ・アジア諸国とEUは中露への警戒とアメリカ追従、最被害国の日本への配慮で傍観もしくは中露に主導させない国連管理

2)GATEの向こうでいきなり戦闘、6万の敵兵を殺傷したこと
   ・GATEを抜かれるとすぐに銀座という日本の首都に直結していて民間人を殺傷される。そのため一兵たりとも通すことはできない
   ・相手が交渉のための使節を送ってきている描写は無い(白旗が降伏・交渉の合図という文化ではないにせよ、一人もしくは少数が武器無しで向かってきたら自衛隊も対応したと思われる)
   ・敵は武装して陣形を組んで前進しているため交戦の意思あり。自衛隊は突撃破砕という防御しかしていない。こと兵の数に劣る自衛隊は防御に際して手を抜けない

3)交渉への道筋に関して
日本 ・戦争は外交の一手段なので、ゲート防衛戦は敵に日本の武力を理解させるために全力で防御している。諸王国連合軍は単に帝国側の謀略により突撃させられた(日本は知らない)
   ・敵国は日本を侮って6万の侵略軍を派兵し、非武装の逃げ惑う民間人を殺傷して領有宣言までする国なので交渉するには軍事力の差を思い知らせる必要がある
帝国 ・元老院の描写から帝国は周辺諸国を片端から武力侵攻する拡張主義の国で、一時的な敗北(2日で6万が溶けたとの報告)があっても徹底抗戦を主張する交戦派がいる
   ・帝国の軍事力低下が知れ渡ると属国が離反する可能性があるため、情報を与えず属国軍の兵力を日本にぶつけた(どちらが勝っても帝国にはおいしい)
   ・日本の自衛隊はGATE防衛しかしておらず侵攻してこないため、皇帝は日本を侮っている(強大な武力があれば侵略が当たり前の世相と帝国の国家感のため)


長ったらしく書いてしまいましたが、hokke-ookami さんの視点も非常に面白いですし、自分自身作品を見返す有意義な時間を頂きました。
今後描写される箇所もありますので、続けてご視聴してくださるとファンの一人として嬉しく思います。
その際は気になった点、不満点などバシバシ突っ込んでいただけると私などもより作品への理解が深まるため嬉しいです。

popoipopoi 2015/07/24 20:33 >GATE
「北海道(沖縄でも京都でも東京でもいいけど)が、謎の勢力に占拠され封鎖された」て話の方が、「自衛隊」を戦わせるのは、好都合だったと思います。

アニメは観てないし、原作も漫画も読んでないのですけどねw


>『ワールドトリガー』
>ひょっとしたら今後に外国が出てくるかもしれませんが、
>まったく描いていないから説明がつけやすい。
>各国でも同時に似たような戦いをしているのかもしれないし、
>人間を除いた支援はおこなっているのかもしれない。

近界民の開けるゲートの大きいものは、ボーダーのタヌキさん開発のゲート誘引装置によって、ボーダー本部近辺限定となっています。
ごく小規模なゲートは世界中に開いてるかもですが、侵攻などによる大きな被害は、ボーダー本部近辺のあの町にしか出ていない筈です。
日本政府としては、良くも悪くも状況を独占出来ているのかもですね。
ボーダーとしては、攫われた皆の救出作戦が本格的に始動したら、世界中からスポンサーを募るかもしれません(現状では、予算・資金の余裕は無さげなので、多分日本限定)。

ssss 2015/08/03 00:41 hokke-ookami返信ありがとうございます。

少し説明不足があるので、記載します。

Dさんのの説明に補足して、国民はそう思っていないかもしれませんが、このゲートからの侵攻を日本政府と諸外国は宣戦布告と同意義でとらえ、
最悪の場合、帝国首都を占領することも視野に入れています。
そのため日本政府は、賠償交渉の邪魔になるという理由を押し通して各国への対応を報告のみで済ませています。(国連軍を必要とするほどの相手ではないので)
また、アメリカはある程度日本の味方であること、各国も異世界という不明なものにあまり手を出したくないということもあって、意見を押し通すことができています。
(最初は資源の存在が確認されていなかったので、その際、各国は援助表明のみ)
上述の条件を利用して、日本政府は各国が銀座に武器を持って入るなら保証金を払えと強気の態度をとっています。

あと橋頭保の軍事的リアリティですが、WW2時代とか関係なく普通にあり得ることですよ。
なぜ日本は朝鮮に影響力を強めたかったのか、なぜ中国は北朝鮮を援助するのか、それらを考えれば、その軍事的な有用性は古今変わらないということがわかります。
ましてや日本政府はミサイル等を持たない相手との戦争中と考えているのですから。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/08/04 08:39 迷彩服の表現とか、影に斜線のタッチを入れるような表現とか、おもしろい映像的な試みもしているんですけどね。


Dさんへ
まず、ネタバレをさけた説明をしていることに感謝します。

>1)日本単独で性急にGATE内に自衛隊を送り込む理由

まあ、この展開で政権がハト派設定だったら逆に驚きですね(苦笑)。はっきりいえば、それひとつで「性急」の説明としては充分だと思っています。人間は常に正しい判断ができるわけではなく、それは集団や組織になっても変わらない。あくまで「性急」であることに自覚的な描写がないのが、不安がられる要因でしょう。
一方、「単独」な部分については、その説明では不充分ですね。首都に日本人しかいないのか、侵略されている時に他国が手をこまねいていたのか、といったエントリで発した疑問は解けません。根本的な問題として、被害がコミックやTVアニメで描かれているより多いのであれば、むしろ日本単独で状況を制御できることへの疑問を増すのです。もちろん作中の諸外国と日本の関係が現実と同じとはかぎりませんが。

>2)GATEの向こうでいきなり戦闘、6万の敵兵を殺傷したこと

そちらは説明になっていません。能動的に外国に乗りこんで、その現地が敵対行動をとられたからと攻撃することは、よほど巧妙な理屈をつけないと正当化できません。
また、日本側から接触する試みが描かれないかぎり、自衛隊が考えなしということは変わりません。考えなしな行動をタカ派政権によってしいられていたなら、それはそれで違った描写になるはずでしょう。
軍隊は抑止力が最大の目的という建前がありますが、実際に軍事行動をおこなうことはリスクもコストも高い。特地で殺した6万人が敵対国に謀略でつぶされた別勢力というのは、まさに敵の敵を意図せずつぶしてしまった状態。そこから敵内部の分断がはじまって、うまく自衛隊への嫌悪感がそれるのは、アクロバティックな偶然のたまもの。そういうアクロバティックな展開は好きなんですけど、そうなることを前提にしたかのようにキャラクターが動いては、せっかくのアクロバティックさが際立たず、残念に思います。

>3)交渉への道筋に関して

その「戦争は外交の一手段」のつかいかたは、ちょっと変です。外交の一手段として戦争があるという思想は、戦争すれば外交として必ず有効になるという思想ではありません。
「元老院の描写から帝国は周辺諸国を片端から武力侵攻する拡張主義の国」というのは、それを知らない自衛隊側の判断の妥当性には関係ありません。そもそも、帝国は敵対的な地域を自衛隊にぶつけるぐらいの知恵をつかうことが描写されています。それこそ捕虜の尋問によって苛烈な領土拡張思想だけを知る(しかし別勢力と戦う可能性があることまでは捕虜からは知らされない)という描写がほしいところです。
あと、「皇帝は日本を侮っている」というのは、属国をつぶさせた判断と矛盾するような。まあそういう矛盾した個人の思いつきで国家が動くのは、帝国らしさがあって、それはそれでアリだと思いますが。


popoiさんへ
>「北海道(沖縄でも京都でも東京でもいいけど)が、謎の勢力に占拠され封鎖された」て話の方が、「自衛隊」を戦わせるのは、好都合だったと思います。

まあ物語の本筋は、“現代日本にとって都合のいい被植民地があらわれる”というところにあるらしいので、そもそも自衛隊の正当化はしなくても良かったんじゃないかと思いますねえ。
それでも何の呵責もなく自衛隊の強さを表現したいなら、敵兵6万人を殺す場面をカットして、まず現地調査している時に人道支援で火龍を倒した、といった風にすれば良かったはず。

>日本政府としては、良くも悪くも状況を独占出来ているのかもですね。

『GATE』の「GATE」との違いは、その独占できている状況が今のところ負担ばかりで、独占技術も対ネイバー戦にしか使えていないというのが大きいですね。


ssさんへ
>ゲートからの侵攻を日本政府と諸外国は宣戦布告と同意義でとらえ、
最悪の場合、帝国首都を占領することも視野に入れています。

それ、どう考えても現代社会の発想ではないですね。
心情としては今でもそういうところはありますけど、もう少し実行にあたっては慎重になるものですし、勝つにせよ負けるにせよ後始末が大変になるパターン。そういう意味では、イラク戦争を思い出して米国が慎重になるとか、イラク戦争が成功体験になっている日本が積極的になるとか、そういう描写があるなら納得できますけども。

>そのため日本政府は、賠償交渉の邪魔になるという理由を押し通して各国への対応を報告のみで済ませています。

そういう日本にとって利益となるだけのことは、日本がそうしたい動機にはなりますが、むしろ各国の反発をまねく要素ですよね。

>上述の条件を利用して、日本政府は各国が銀座に武器を持って入るなら保証金を払えと強気の態度をとっています。

「上述の条件」がどこにかかるか、よくわかりません。ただ、そういう態度をとれるということは、作中の日本政府や国際社会は根本的に現代とは違っているようですね。

>なぜ日本は朝鮮に影響力を強めたかったのか、なぜ中国は北朝鮮を援助するのか、それらを考えれば、その軍事的な有用性は古今変わらないということがわかります。

朝鮮に日本が影響力を強めようと軍隊を送って植民地化したのは、まさに戦前のことでは。
そして現代中国が北朝鮮を支援しているのは、『GATE』のように敵地へ軍隊をおくって橋頭堡を築くこととはまったく違いますよね。

ひかりひかり 2015/08/10 08:46 hokke-ookamiさん、はじめまして。私はこのブログに初めて書き込む者です。

>TVアニメだと接触は遅いですよ。主人公の自衛官という立場を視聴者から隠すために、早々と切迫感をもった一般人かのようにミスディレクションしているでしょう?

上の文章についてですが実は私が一話を見たところ、オープニングで主人公は普通に自衛官の制服を着て自動小銃を構えて登場していました。ですのでミスディレクションを意図した描写ではないのではないかと思い書き込ませていただきました。どうも失礼しました。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/08/15 22:46 ひかりさん、はじめまして。
ミスディレクションではないとすると、演出でもなんでもないのに建物内で連絡せず、なぜか外へ出ていったことになりますね。

>オープニングで主人公は普通に自衛官の制服を着て自動小銃を構えて登場していました。

ちなみに一般論として、アニメのOPは本編がある程度まで制作されてから新たに作ることが多いので、本編の意図を反映しない映像になることがあります。
それにOPの映像が第1話の状況を必ず表わしているとはいえません。たとえば主人公が異世界からの侵略後に自衛官になるかもしれませんよね。

ひかりひかり 2015/08/16 10:57 返信ありがとうございます。

>ちなみに一般論として、アニメのOPは本編がある程度まで制作されてから新たに作ることが多いので、本編の意図を反映しない映像になることがあります。
それにOPの映像が第1話の状況を必ず表わしているとはいえません。たとえば主人公が異世界からの侵略後に自衛官になるかもしれませんよね。

しかしだとしてもミスディレクションだと考えるには不自然な点が多すぎると思うんです。オープニングや公式ウェブサイト、番宣に自衛官としての主人公が登場、タイトルには「自衛隊」という単語がしっかりあり、そもそも原作には主人公は最初から自衛官として登場しておりミスディレクションの描写は存在しない。にもかかわらず、主人公を登場時点でおいて自衛官ではないように描写する必要があるとは思えません。

>ミスディレクションではないとすると、演出でもなんでもないのに建物内で連絡せず、なぜか外へ出ていったことになりますね。

それについてはさほどおかしいとは思いませんでした。目の前で民間人が襲われている状況で自衛官が助けにいこうとすることがあまり不自然とは思いませんから

hokke-ookamihokke-ookami 2015/08/16 19:07 >主人公を登場時点でおいて自衛官ではないように描写する必要があるとは思えません。

ええ、私も「タイトルからして主人公が自衛隊関係者というのは自明に近い。半端に隠すよりも、コミカライズのように早々に身分を明かしながら近くにいた警察官に連絡する描写が良いと思います」と最初にコメントしたとおりの感想です。

>目の前で民間人が襲われている状況で自衛官が助けにいこうとすることがあまり不自然とは思いませんから

「同人誌即売会が中止になってしまう」という台詞は横に置くとしても、周囲の異変に気づいていない人々をほうっておいて、延々と走って、徒手空拳のまま飛び出すことが「自衛官」として妥当な行動とはあまり思えません。しかも助けるといっても避難誘導などをおこなっているわけではなく、道路わきでしゃがみこんでいる女性をはげますくらいですよね(本当に女性ばかり助ける主人公だな)。
たとえば映画『グエムル-漢江の怪物-』の序盤でも非番の軍人が敷石などで怪獣と戦いますが、この怪獣はすでに人ごみのなかに現れており、はるかに切迫した状況でした。建物の中から走り出る場面や、女性を助ける場面で、流れが止まってしまうから主人公の感情ラインがよくわからないのです(この主人公の感情ラインそのものは、特異な性格として納得はできますが)。

ひかりひかり 2015/08/17 09:10 >ええ、私も「タイトルからして主人公が自衛隊関係者というのは自明に近い。半端に隠すよりも、コミカライズのように早々に身分を明かしながら近くにいた警察官に連絡する描写が良いと思います」と最初にコメントしたとおりの感想です。

誤解される表現をしてすみません。ミスディレクションの意図はないのではないかという意味です。

>周囲の異変に気づいていない人々をほうっておいて、延々と走って、徒手空拳のまま飛び出すことが「自衛官」として妥当な行動とはあまり思えません。しかも助けるといっても避難誘導などをおこなっているわけではなく、道路わきでしゃがみこんでいる女性をはげますくらいですよね

確かに徒手空拳では敵を止める事はできません。ですが怪我して動けなくなっている負傷者の救助等を行うことはできます。普通の人間なら逃げるのが関の山という状況でおいて主人公が行った行動が自衛官として妥当ではないとは思いません。

周 2015/08/17 17:40 今更かもしれませんが、2chアニメ板のGETEアンチスレでこの記事引用されてましたよ。
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/anime/1436635607/

      555      555 2015/08/17 20:43        第1話での伊丹のレンジャー技術による殺害の件ですが、
       先日の放映(第7話『皇女の決断』)でレンジャー持ちであることが判明しました。

hokke-ookamihokke-ookami 2015/08/18 14:32 ひかりさんへ
>ミスディレクションの意図はないのではないかという意味です。

では「徐々に明かす演出は最初から「自衛官」と印象付けないため」というみすとさんのコメントはどう解釈されますか?
女性を救った時に誰かと問われて答えない描写など、本編では主人公が自衛隊とはっきりする場面が遅いのは事実ですよね。

>ですが怪我して動けなくなっている負傷者の救助等を行うことはできます。

作品を見ると、できるはずなのにやってないですね。

>普通の人間なら逃げるのが関の山という状況でおいて主人公が行った行動が自衛官として妥当ではないとは思いません。

いや、むしろ物語の主人公として、普通の人間でないことを示したのはアリだと思いますよ。
ただし、普通の人間でないことが、自衛官らしいこととイコールで結ばれるわけはありませんよね。
そして私の感想は、逃げるより比較的に妥当かどうかという話をしているわけではありません。


周さんへ
ほう……大きな反発も過大な肯定もなく、2ちゃんねるのアンチスレッドに引用されたにしては平和な感じですね。
(作スレあたりに生暖かく引用されることを拒絶するつもりはありませんけども)


      555さんへ
まだ第7話は視聴していませんので、それが物語においてどのような意味を持っているかは、私からは何ともいえません。

ひかりひかり 2015/08/18 18:30 >では「徐々に明かす演出は最初から「自衛官」と印象付けないため」というみすとさんのコメントはどう解釈されますか?
女性を救った時に誰かと問われて答えない描写など、本編では主人公が自衛隊とはっきりする場面が遅いのは事実ですよね。

演出上、主人公を自衛官と印象付けない演出をしていたという事は考えられます。ただオープニングや番宣で主人公を自衛官として登場させている事を考えれば主人公が自衛官であることを隠すという意図まではアニメスタッフにはなかったのではないかと思います。

>作品を見ると、できるはずなのにやってないですね。

女性に声をかけたでしょう。他人から見て彼女が単に怖くて震えているだけなのか負傷や持病の悪化等で動けなくなっているのかは分かりませんし、どちらにしろあの場に留まっていれば危険なのは明らかです。ですからこれも救助活動の一環と考えられます。

>いや、むしろ物語の主人公として、普通の人間でないことを示したのはアリだと思いますよ。
ただし、普通の人間でないことが、自衛官らしいこととイコールで結ばれるわけはありませんよね。
そして私の感想は、逃げるより比較的に妥当かどうかという話をしているわけではありません。

それなら、申し訳ありませんが貴方が主人公の行動が妥当ではないと思うその理由を言って下さいませんか?

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 2015/09/04 15:55 このような危険な組織の存在を我々国民は許してはいけない

通りすがり通りすがり 2015/09/07 04:19 通りすがりに面白そうな議論してたので、コメントしました。
日本による単独派遣と、他国が手をこまねいて居たのかについてですが
まず、アニメ本編だと、突然銀座に門が開いて異世界の軍勢が現れ、銀座への侵攻が始まりました。
この時点で状況を真っ先に把握し、対応出来る戦力を持っているのは、日本とアメリカでしょう。即座に救援要請して、お隣韓国の部隊を待つにしても、航空部隊を飛ばしてもかなりの時間(しかも、領空進入のためのやり取りも有ると思われるため、銀座まで数時間から十数時間かかるかと、しかも市街地での発砲許可が直ぐに出るか不明)
また、アメリカは、その殆どが対中、北、ロの睨みを効かすための空軍と海軍で、その出動に際しても、敵が居るのは市街地のど真ん中、日本政府の許可無く発砲すれば国際問題でしょうから、許可又は支援要請が来るまでは、早々動けないと思います。
対して日本は、最速で警察の機動隊(恐らくアニメの盾持ち警官達)次いで自衛隊になるはず。自衛隊は日本の防衛用部隊なので、日本としても発砲許可が出しやすいはず。また、防衛省本省は、銀座から皇居をはさんで反対の市ヶ谷にあり、距離的にも近いので、早く動かしやすかったでしょう。
戦闘許可が下りれば、習志野や府中など東京近辺の自衛隊が即座に急行、戦闘に移ります。
アニメ本編には描写が無いので何とも言えませんが、この時、日本はアメリカに支援要請を行わなかったため、この事態を、日本の独力で解決したと思われます。
そして、特地派遣については、本編にある通り、門を壊して、何処か別の所に現れるより、管理することによる安全を取ります。(壊さなくとも、新たな門が出来るのでは無いか、というのは勘弁してくださいね)では、壊されないためにどうしたら良いのかという話になりますが、こちら側だけを守っていても、向こう側で壊されたら元も子もありません。よって、向こう側を管理することになります。
ここで、敵の捕虜が居るだけでは、主犯となる人物(この場合、日本への侵攻を主導した人物)を確保しない限り、攻められる危険性と、銀座事件の被害への賠償金の請求を行うためでもあると言う趣旨の話を首相がしていますが、それだけなら国連に国連軍の派遣を行なってもらう方が良いでしょう。
恐らくですが、敵を殲滅した装備、捕虜の装備から向こう側の資源状況を推察し、自国による独自派遣の方が国益になると判断したのでは無いでしょうか。
また、本編では、大規模派遣の前に、先行偵察部隊の報告による新規制服を配備して居ることから、小規模の偵察部隊による、門向こう周辺のある程度の偵察が行われているはずです。
よって、国益と向こう側の門の向こう側のある程度の状況把握が完したため、大規模な派遣になったものと思います。
観光客の被害による、他国の特地派遣参加に関して
アメリカは、恐らく向こう側に資源があることを知っているものと思われ(日本からそれとなく情報提供した可能性有り)、武器などの支援により火中の栗を日本に拾ってもらい、落ち着いたら支援や同盟を理由に利益を確保する方針。一話の派遣の時点での考察の場合、国益の為に日米の二カ国路線か共同管理路線が6:4位では無いでしょうか。
中国は、門を確保したくても、日本との関係は余りよろしくない、そこで国連による共同管理にしたいが、常任理事国であるアメリカが、二カ国路線の場合、意思を変えねば実現せず。
被害者への賠償金確保の名目で独自に動けば、最大被害国である日本を蔑ろにするどころか、中国の日本への攻撃行為として世界からの非難があると考えられます。
また、アメリカが国連による派遣へと意思を変えない限り共同管理は不可能。よってその他の国も、独自介入するしかありません。
他にも、色々と要素は有るでしょうが、考えつく所はこんなものでしょうか?
あとは、皇居へ避難誘導を行なったのは、逃げ惑うなかで、ビルでの籠城では、翼竜部隊だけでなく地上部隊にすら追い回されかねないこと(銀座周辺のビルはガラスドアが多いと思うので)。また、銀座周辺に居たであろう人々を収容するのに、一棟二棟では済まず、初期避難時点における警察官数を考えると、とても複数棟を守れるとは思えないこと。また、上記に述べた銀座と皇居と防衛省本省の位置関係と、収容できる広さ、またコミケを中止にしたく無いとの事で、千葉方面への流入阻止と、軍勢とは、めのまえの敵を追撃することが多く、追撃した先に、城のような堀と塀と門があれば、そこを落とそうとすると思われるため、避難先が皇居になったのでは無いかと推測します。

通りすがり通りすがり 2015/09/07 04:48 読み返しによる補足になりますが、独力で銀座事件を終わらせたことにより、『突然の事態が有りましたが、それは独力で収められる内容であり、多国の軍は今のところ必要無い』という主張が可能となります。

uchya_xuchya_x 2015/09/09 10:41 ここでのやり取りを読んでいたら「戦国の長島巨人軍」というタイトルが浮かんでしまった。

空自空自 2015/10/03 23:36 正解は。アンタラが思ってるより自衛隊は役に立たないし誰かしらが不幸な目に合って初めて感謝されるんだよ。現場判断できる尉官なんてまずいない。常に「死」を意識している奴でなければ目の前の脅威に対応出来ない。でも自衛官だってぬるい生活送ってるからあんまり期待しないでね。有事以外は訓練という名のお芝居でお金貰っているんですからね。

しらしら 2015/10/11 22:23 はじめまして。法華狼さんへ。
『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の設定を下敷きに、二次創作として絶妙なバランスの世界観でWEB小説化したらどうですか? 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』より面白い!と言われるかもしれませんよ。

「アウトブレイク・カンパニーでの、異世界との通路は日本政府によって隠されている」ですが、そんなことは不可能。と言うツッコミができます。過度なツッコミをしてしまうとマンガ、アニメ、小説は楽しめなくなります。

akiraakira 2015/10/17 11:04 もうエクスペンダブルズみたいな内容にすれば良いのでは?(苦笑い)

long先long先 2016/03/13 22:26 >aaaaaaaaaaaaaaaaaaa

もっと危険な組織を持つ狂った奴らが家の玄関の前に居るようなものだから鍵かけないと土足で入ってくるかもしれねーだろ察しろ。

keyakikeyaki 2016/05/16 17:24 アウトブレイク・カンパニーのほうが、内容はごみな上、やってることもくだらないと思います。

自衛隊の行動が早すぎるという意見もあるようですが、
実際一年かけて何度も調べていました。
それにそもそも小説、アニメの一巻一話だけを見て
あなた個人の考えを突き付けようとするほうがおかしいと思いますよ。

それに、GATEの作者の方は元自衛官です
そこら辺の作家とは知識の量が圧倒的に多いかと...

このサイトに書いてあることはすべてただの批判ですね、
そんなもの小学生でもできます。
小学生よりもましな頭を持っているなら批判ではなく批評をするべきです。
もう少しGATEについても調べてはどうなのでしょうか?

keyakikeyaki 2016/05/16 17:24 アウトブレイク・カンパニーのほうが、内容はごみな上、やってることもくだらないと思います。

自衛隊の行動が早すぎるという意見もあるようですが、
実際一年かけて何度も調べていました。
それにそもそも小説、アニメの一巻一話だけを見て
あなた個人の考えを突き付けようとするほうがおかしいと思いますよ。

それに、GATEの作者の方は元自衛官です
そこら辺の作家とは知識の量が圧倒的に多いかと...

このサイトに書いてあることはすべてただの批判ですね、
そんなもの小学生でもできます。
小学生よりもましな頭を持っているなら批判ではなく批評をするべきです。
もう少しGATEについても調べてはどうなのでしょうか?

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