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法華狼の日記

2015-12-31 ドラえもん感想を上げたのは24日後

[]話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

録画をためている作品もいろいろあるが、それでも特別に紹介したいエピソードはいくつもある。

「話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選」参加サイト一覧: 新米小僧の見習日記

ルールは下記のとおり。

・2015年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。

・1作品につき上限1話。

・順位は付けない。

昨年はアップロードが1秒遅れのためか計測からもれてしまったこともあり、今年は少し早く参加。

話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選 - 法華狼の日記

計測しやすいよう、まず各話を先にまとめて、細かい感想は後で。

ドラえもんのび太のダンボール宇宙ステーション(たかはしあつし脚本、高橋敦史コンテ演出、田中薫作画監督

デス・パレード』#6 クロス・ハート・アタック(立川譲脚本、宍戸淳コンテ演出、東亮太/Eum Ik-hyun/栗田新一作画監督)

怪盗ジョーカー』第20話 トラベリング・ジョーカーズ佐藤大脚本、山下明彦コンテ演出、鈴木伸一作画監督)

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>』4話 白騎士強襲-The Silver Knight-(井上美緒脚本、平田智浩コンテ、のりみそのみ演出、安達祐輔/武本大介/興石暁作画監督)

『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』Op.13 マジLOVEレボリューションズ(金春智子脚本、福田道生コンテ、嵯峨敏演出、森光恵/藤岡真紀/蘇武裕子/落合総作画監督、神本兼利/松本文子/高田晃/福世真奈美作画監督)

Charlotte』第一話 我他人を思う(麻枝准脚本、浅井義之コンテ演出、中村深雪/杉光登作画監督)

血界戦線』#終 Hello,world!(古家和尚脚本、松本理恵コンテ演出、数井浩子/佐藤育郎/向井雅浩/ヤマトナオミチ演出協力、杉浦幸次/長谷部敦志/林宏一/佐藤千春/長谷川ひとみ/川元利浩作画監督、橋本敬史エフェクト作画監督)

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第9話 果てしなき家族の果て(辻真先脚本、吉田徹コンテ、孫承希演出、稲留和美作画監督)

新妹魔王の契約者 BURST』第09話 見果てぬ夢のその先に(植竹須美男脚本、池端隆史コンテ演出、油井徹太郎/わたなべよしひろ総作画監督、合田浩章作画監督)

学戦都市アスタリスク』第12話 グラヴィシーズ(菅原雪絵脚本、小野学コンテ、嵯峨敏演出、川上哲也総作画監督、針場裕子/石川洋一/橋口隼人作画監督)

例年のように、全体をとおして平均的に素晴らしい作品よりも、これだけでも見てほしいエピソードを選んだ。


『ドラえもん』のび太のダンボール宇宙ステーション(たかはしあつし脚本、高橋敦史コンテ演出、田中薫作画監督)

高橋敦史監督が初脚本もつとめたアニメオリジナルの宇宙SF。現代の宇宙技術を子供たちが手づくりするという趣向をつらぬき、軌道力学の緻密な考証が救出劇のサスペンス性を高めるという、設定と映像と物語の理想的な協力関係があった。

『ドラえもん』のび太のダンボール宇宙ステーション - 法華狼の日記

宇宙ステーションを手づくりしていく光景や、ステーション内の無重量描写、ステーションの回頭するていねいな作画なども緻密で楽しい。舞台を制限しているからこそ、宇宙空間にまつわる描写を濃密につめこんでも散漫にならない。

一方、同じ高橋敦史コンテ演出の誕生日SPは、当然のように映像はすばらしかったし、列車の緻密な描写にも感心したが、各要素のむすびつきが弱かった。

『ドラえもん』のび太特急と謎のトレインハンター - 法華狼の日記

他に良かったのは5月22日と11月27日。オリジナル性の高いエピソードをならべつつ、きちんと原作の味わいを現代アニメに移しかえていて、すべてに見どころがあった。

『ドラえもん』ラッキーやかん/なんでもぬいぐるみに…/大人になりたい - 法華狼の日記

『ドラえもん』のび泥棒をタイホせよ!/あの子を笑わせろ! - 法華狼の日記


『デス・パレード』#6 クロス・ハート・アタック(立川譲脚本、宍戸淳コンテ演出、東亮太/Eum Ik-hyun/栗田新一作画監督)

公的支援若手アニメーター育成プロジェクトアニメミライ」で映像化された『デス・ビリヤード』をもとにしたオリジナルTVアニメシリーズの一本。

ふたりの死者にゲームをさせて、その結果で天国か地獄かの行き先を決めるのが作品のフォーマット。しかし裁定される側の視点だった『デス・ビリヤード』に対して、裁定する側の視点で描かれているため、全体として緊張感に欠けていた。裁定側の設定を明かしているため、『デス・ビリヤード』のリドルストーリーとしての魅力まで失われてしまった。

しかしこの第6話は、アイドルとギャルという関係から、意外なコメディ展開を見せていく。あまりにもバイタリティあるギャルの行動が、裁定する側と視聴者の予測を超えつづける。シリアスぶった悪趣味な作品フォーマットを、自己批判的に笑い飛ばす良さがあった。


『怪盗ジョーカー』第20話 トラベリング・ジョーカーズ(佐藤大脚本、山下明彦コンテ演出、鈴木伸一作画監督)

ジャイアントロボ THE ANIMATION〜地球が静止する日〜』のメインアイテム「シズマドライブ」そっくりな「シグマドライブ」を争奪する物語。それで時空を飛ばされた江戸時代でニンジャと戦い、腕のデザインなどがそっくりな巨大ロボットと決戦もする。

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もともと原作にあるエピソードなのだが、だからといって『ジャイアントロボ』キャラクターデザインの山下明彦をコンテ演出に呼ぶわ*1、ほとんどの第一原画を描かせるわ*2、安直すぎるスタッフワークが頭悪くて笑うしかない。それで完成したエピソードそのものの出来が文句のつけようがないのだから笑うしかない。

アクションは細かく動きつづけ、ロボットの巨大感と重量感も充分。さらに印象的なのはカレイの煮つけの柔らかさと、残された骨の正しさ。そこでのニンジャのやりとりが、後日のエピソードで伏線として回収される。原作の前半を省略しているらしいが、おかげで冒頭から盗みが成功した上でライバルとの対決がすぐはじまるという導入もスピーディ。独立したストーリーとしての完成度も高い。

それにしても、同じ寺本幸代監督とシンエイ動画制作によるアニメオリジナルストーリー映画『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』*3も『ジャアントロボ』に似ていたが、つづけてパロディとしかいいようのない物語をアニメ化することになるとは。


『聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>』4話 白騎士強襲-The Silver Knight-(井上美緒脚本、平田智浩コンテ、のりみそのみ演出、安達祐輔/武本大介/興石暁作画監督)

2014年の話数単位で選んだ『幕末Rock』にまさるともおとらないバカアニメ。なかでも2015年にもっとも笑いつつ納得できた「僕は不死身さ!」「不死身なら転生してんじゃねえ!」のかけあいがある第4話を選んだ。

1話で演舞する教師キャラクターの動きが最も作画がマシなくらい、映像は終始ひどいというか制作リソースの注ぎどころがおかしいのだが、「綴る!」「思い……出した!」「思い……出せない」「我ら、救世の剣なり!(以下省略)」等々のメイ台詞を連発した勢いで最終回まで駆け抜けていった。次から次へバラエティあるネタをぶっこんできて飽きることがない。そのくせ細かいところにまで愛情がそそがれている。特に前世が妹のキャラクターが、あまりにバカっぽくて色気のかけらもなく、よくある妹キャラクターより妹っぽかったことが印象深い。


『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』Op.13 マジLOVEレボリューションズ(金春智子脚本、福田道生コンテ、嵯峨敏演出、森光恵/藤岡真紀/蘇武裕子/落合瞳総作画監督、神本兼利/松本文子/高田晃/福世真奈美作画監督)

TVアニメ『うたプリ』シリーズも3期に入り、先輩後輩のやりとりで芸能界物らしい展開を見せていく。しかしシリーズ1期で衝撃をあたえたダンスシーンが精彩を欠いていたり、真面目なテーマで比べると同期の『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 50-』に見おとりしてしまう。

しかし最終回、最後の最後で決着をつけようとした瞬間、3期のメインストーリーをちゃぶ台返し。バカアニメとしての本性をあらわして逃げきってしまった。それでいて少年漫画的なパターンとしても成立していて、意外と男性アイドル対決物という構図が崩れていない。このエピソードだけでも楽しいし、1期からつづく壮大なサーガの一幕としても印象深い、真面目な話。


『Charlotte』第一話 我他人を思う(麻枝准脚本、浅井義之コンテ演出、中村深雪/杉光登作画監督)

エピソードをかさねるにつれて世界観も倫理観も崩壊していった作品だが*4、だからこそ独立して視聴するエピソードとして初回のすばらしさがきわだつ。

2015年夏TVアニメ各作品の序盤について簡単な感想 - 法華狼の日記

ちょっとした超能力を完全に私利私欲のため主人公が活用する第1話は、能力の応用と失敗にバラエティがあって楽しいし、ダメなことをちゃんとダメと描いているから楽しめた。しかし2話になってシリアス描写が多くなると、ギャグ描写との整合性が気になるばかり。シリアスを構成する作品世界を守りながらギャグを展開することができないのか。

スコシフシギな日常SFとして、せせこましいピカレスク物として、初回だけは本当に楽しいものだったのだ。


『血界戦線』#終 Hello,world!(古家和尚脚本、松本理恵コンテ演出、数井浩子/佐藤育郎/向井雅浩/ヤマトナオミチ演出協力、杉浦幸次/長谷部敦志/林宏一/佐藤千春/長谷川ひとみ/川元利浩作画監督、橋本敬史エフェクト作画監督)

1時間枠に拡大した最終回。特別編などをはさんで本放送では間にあわなかったが、待たされた不満をふきとばす充実の最終回だった。

『血界戦線』#終 Hello,world! - 法華狼の日記

ボンズ制作だけあって映像は高位安定していたが、負けないくらい会話劇がすばらしい。アニメオリジナルの最終回だが、まったく違和感なく響いた。

たとえば、ふたりの「Z」が主人公にかける言葉が、その表層は正反対のようでいて主人公の精神への評価は共通しているところ。最も身近な先輩という立場、主人公より新入りな後輩という立場、だからこそかけることのできる言葉。

あるいは、絶望王の言葉を主人公が行動で乗りこえるところ。英雄性を認めて形だけ慰める敵の言葉に、諦める必要などないのだと反論する。そう語る言葉そのものが、すでに先達から英雄性をうけついでいるという証明。


『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第9話 果てしなき家族の果て(辻真先脚本、吉田徹コンテ、孫承希演出、稲留和美作画監督)

不死身の家族の物語を、不死身のように現役なままの作家*5に担当させるという安直すぎるスタッフワーク。それでつくられたストーリーの完成度がしっかり高いのだからたまらない。

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第9話 果てしなき家族の果て - 法華狼の日記

いつも以上に歴史事件をモデルとしてとりこみつつ、不死身の家族のパロディに、同じく戦後日本にそびえる別作品のパロディをつなぎ、融合させた。それでいて独立したエピソードとして完結している。真珠湾攻撃が重要なモチーフだったが、計算されたように放映時期もぴったり。

この作品では第3話も作品コンセプトを活用して最後の対決に収束する展開と、その対決のアニメーションが印象深い。選ばなかったのは前後との連続性が高いのと、ミスディレクションが弱かったため。

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第3話 鉄骨のひと - 法華狼の日記


『新妹魔王の契約者 BURST』第09話 見果てぬ夢のその先に(植竹須美男脚本、池端隆史コンテ演出、油井徹太郎/わたなべよしひろ総作画監督、合田浩章作画監督)

とにかく合田浩章作画監督による整った作画につきる。大城勉の降臨だけが映像面での救いだった『ISUCA-イスカ』ほどではないが、全体として作画がヘタレているTVシリーズ。その最終回1話前に、いつもより少なくクレジットされた作画スタッフで、高度に統一された絵を見せてくれた。迷いのない描線に、瞳の絶妙な立体感と、正面から映した時に鼻筋を描かずに穴ふたつで表現していたのがポイント。

STORY S2 | 新妹魔王の契約者

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ストーリーも案外と良い。場面が多いわりに主人公がいあわせないため、あまり他の回では機能しなかった性的サービスシーン。それを思いきり少なくして、ライバルとのホモソーシャルな対決に注力。ずっと全力の激闘を描いた上で、ヒロインの「新妹魔王」としての出番をクライマックスに配置するという構成がシンプルで美しい。


『学戦都市アスタリスク』第12話 グラヴィシーズ(菅原雪絵脚本、小野学コンテ、嵯峨敏演出、川上哲也総作画監督、針場裕子/石川洋一/橋口隼人作画監督)

序盤が『落第騎士の英雄譚 A TALE OF WORST ONE』と似ている似ていないで話題になっていたらしい作品*6。比べるとビジュアルもストーリーも淡白で、分割2クール作品らしいのでトーナメントの途中で終わってしまったが、最終回のクライマックスに崎山北斗作画をもってくるというサプライズで大笑い*7

まず、自分のもつ武器に視線をやり、確信をもって敵に向かう主人公……

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手描きタッチ演出までなら珍しくはないが、刀をふりあげた場面の短足ぶり……

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真面目な顔をして刀をふるう。たしかに表情は鬼気迫っているが……

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刀のふりおろしを完璧な陰影で作画した技術力……最高すぎる……

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『STAR DRIVER 輝きのタクト』最終回は、統一のため原画を修正する仕事のメカ作画監督が、あがってきた原画をチェックしても爆笑して素通しするだけだったという。それほど実力あるアニメーターがつどい、自由に個性を発揮していた。それでも崎山北斗作画は大きく修正されてしまったという*8。その伝説を思い出させる素晴らしさだった。


2015年は良い作品は平均して全てのエピソードが絵も話も安定しているか、前後との連続性が強すぎて、突出した印象がないものばかりだった。そのため全体として好みの作品だった『夜ノヤッターマン』『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 50-』『ノラガミARAGOTO』等から1話だけ選ぶことが難しかった。

それでも話数単位で他に印象深かったものは他にもある。戦にこがれる地方領主視点で新王の内政と戦略を印象づけた『暁のヨナ』第十六話に、中世の集団戦闘をTVアニメで描ききりつつ主人公の一矢にすべてを収束させた第二十二話。インフェルノコップ調ではなく水墨画調で決めた『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』第5話に、原作調の止め絵とアニメをスムースに移行した最終話。多対多の戦闘の決着に厚みのある背景動画をもってきた『ワールドトリガー』第三十四話*9。作家性を出すのではなくローテーションを救うためでもなく通常通りの高密度の画面を一人原画でつくった『ハイキュー!! セカンドシーズン』第4話。もちろん物語も良かったが、どれも映像面で頭ひとつぬきでていた。

*1:『怪盗ジョーカー』キャラクターデザイン下笠美穂とは夫婦。

*2:元情報のツイートは消えているが、作画@wikiに情報が掲載されている。作画@wiki - 山下明彦

*3:こちらのエントリとコメント欄で細かく言及。『ドラえもん クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り』消費税が上がるゾ/アイドル先輩が来たゾ/チョコビアイスが食べたいゾ/2013年春公開「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」 - 法華狼の日記

*4『Charlotte』の底抜け倫理観に腰が抜けた - 法華狼の日記

*5:2015年には『名探偵コナン』にも登板し、ミステリ作家らしい大トリックを展開した。たぶん偶然だろうが、原画にボンズが入っていた。『名探偵コナン』File.768 灰原哀監禁事件 - 法華狼の日記

*6:『アニメスタイル』の2015年ニュースでもとりあげられているほど。ニュースで振り返る2015年アニメ界節目を感じさせる象徴的な出来事が相次ぐ | WEBアニメスタイル

*7:それぞれ映像がはじまって13分31〜34秒、13分43〜47秒、14分6〜7秒、14分7秒からキャプチャ。配信終了してしまったが、映像はGYAO!から。学戦都市アスタリスク-動画[無料]|GYAO!|アニメ

*820110724ロフトアニメスタイル『STAR DRIVER』最終回・作画コメンタリー - Togetterまとめにアニメスタイルイベントのレポートがまとまっている。

*9『ワールドトリガー』第三十四話 激闘決着!最強の戦い - 法華狼の日記

名無し名無し 2016/01/01 14:19 『トラベリングジョーカー』は子供向けアニメだからこそ、この担当量だったのでしょうね。しかしレイアウトが素晴らしかったですねー。
丁度興奮してスクショを3枚ほど取ってあったので、確認してみましたが手前に火消を置いたカットが印象的でした。
あとGロボと言えば、円谷特撮のような瓦や橋の大胆な崩れ方ですが、しっかりと瓦が一枚一枚吹き飛んでいて好印象。
『怪盗ジョーカー』全体を通してスタッフワークは文句なしだったんですけどね。OPに大塚隆史とプリキュアの面子が揃ったりもしていましたし、
ただ元々作家性の強い監督なだけに、クレジットがEDと1話コンテ・演出だけだったのが不満でした。
所で『夜ノヤッターマン』の最終回は、ソフト版を観られたのでしょうか?あれが本放送に間に合っていれば、もっと世間の評価は高かっただろうに非常に残念です。
これ以外にも『血界戦線』もそうですが、延期や特別番組が入る作品が多い年でした。
業界関係者もインタビューで答えていましたが、画的なクオリティの追求が視聴者にも得とは言えない状況になってきた事のあらわれでしょうか。

hokke-ookamihokke-ookami 2016/01/03 07:44 >しっかりと瓦が一枚一枚吹き飛んでいて好印象。

やたら作画枚数をつかって、細部のモブまで動かしていましたね。

>所で『夜ノヤッターマン』の最終回は、ソフト版を観られたのでしょうか?

いやあ、見れていません。リアルタイムのものだけです。大幅に違うというのも初耳でした、いずれチェックしてみます。そういえば『ガッチャマンクラウズ』のソフト版最終回も見ていません。

>延期や特別番組が入る作品が多い年でした。

注記のアニメスタイル記事でも指摘されていますが、クオリティの高い作品から低い作品まで色々と問題が見られましたね。たぶん作家性の追求がTVサイズを超えてしまった『血界』『ゴッドイーター』と、おそらく単純にリソースがひっぱくしていた『空戦魔導士』。
しっかりスケジュールを制御する京都アニメーションの正しさが痛感されるばかりです。本放送がしっかりしていれば映像ソフトのリテイクも最小限ですみますしね。あまり作品スタイルは好きではないのですが(ただ珍しく『ユーフォニアム』は好きな部類)。

周 2016/01/03 19:47 アイドルマスター シンデレラガールズ;キャラ萌え商売なソシャゲを素材に料理するのは難しかっただろうに、「がんばります」が口癖で特徴が無いのが特徴の優等生キャラ島村卯月が出会いと別れを経験し成長していく後半の展開と「シンデレラ」を冠した原作を美城常務とプロデューサーとの対話を通じて最大限に解釈したストーリーにはただ感無量の一言でした。

青春×機関銃:最初は男装主人公を使ったハーレム/擬似BL両立に目新しさ感じたものの芦屋瑞稀と藤岡ハルヒが既にやっている事を思い出し、声優目当てで最終話まで見ているようなアニメだった。(まあ主演が少年役を多く演じている人なので主人公はどっちかと言うと男性よりではあったが。)

暁のヨナ;こう言っては難だが、長期的なストーリーの原作ものはNHKでじっくり一年掛けて放送したほうが良いような気もする。

アクエリオンロゴス:現代日本を舞台にしたアクエリオンという事でどんな代物が出来上がるのか期待半分不安半分だったがノブフーの時とは真逆の意味で楽しめた。あと、サイコパス二期の時も思ったけど熊谷純氏はネットとコミュニケーションをテーマにするのが上手いなと。

アルドノア・ゼロ:インクエッジ氏の感想を読んだ事もあるのだろうが、ストーリーは第一期よりかは面白かった。(締め方に納得できない人も多かっただろうが)

暗殺教室:曽根綾子じゃあないが監督とシリーズ構成は「人間の分際」ってのを知るべきだと思ってしまう。

うしおととら:富士鷹ジュビロ先生が直接関わっているからか酷くは無いけど、井上敏樹と米村正二のコンビってカブトですかい。

俺物語!!:録画機器が発達した今じゃナンセンスな言葉だが、実写化するくらいならゴールデンで放送しても良かったような気がするんだよなあ。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/04 02:09 >『聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>』
今思えばこの作品が「アクエリオンロゴス」を準備したのかも(違います)。

>『アクエリオンロゴス』うーん、法華狼さんと周さんの評価は悪くないようですが、特に「大勝利!我らが救世主」以降のグダグダぶりは見ていられなかったです。それにしても河森氏の作品を特に追っているわけでもないのですが、この人には恋人の男の方を殺す、という趣味でもあるのでしょうか。

>『血界戦線』最終回は確かに映像としてみれば傑作、でもあまりに監督の趣味丸出しと思うのは私だけでしょうか。原作者や原作ファンには戸惑いもあったかも。スケジュールが破綻したのはやはり痛かったですね。

>『新妹魔王の契約者 BURST』
ラノベ原作物としてはやや異質な質感を感じています。ハードな(比較的)お話とラノベらしいハーレム展開の組み合わせなのですが、実はラノベより夢枕獏や菊池秀行のエロティック伝奇を意識しているのかも。

>『学戦都市アスタリスク』、『落第騎士の英雄譚』、『対魔導学園35試験小隊』
今期のラノベ原作でほとんど設定、キャラとも見分けがつかなかったのが前者二作。「対魔導学園」も主人公の設定はかなりかぶってた。「アスタリスク」、私は作画の細部にはかなり鈍いので、法華狼さんのような楽しみ方はできないのですが、決勝戦までも描かずに終わってしまったので拍子抜けしました。これ分割でやって大丈夫なのか、思うくらい確かに淡白。「落第騎士」は原作を少し読んだのですが、本来この中では最も少年漫画らしいスタイルで、いっそ「幽遊白書」のトーナメントのようなスタイルでアニメ化した方が良かったような。あとOP、EDで少々損をしていたと思います。「対魔導学園」は明らかに詰め込みすぎで損をしていました。こちらの方が2クールでやって欲しかったくらい。前半でキャラ紹介、後半で本筋(妹?)にすればかなり良かったかも。7話や11話はそれなりに良かったです。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/04 02:44 >『ワンパンマン』何も考えず楽しめる作品としては秀逸。たくさんの超人を管理して、という設定なら(無理やりだな)、『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』よりこちらの方がずっと好きです(笑)。後半の川尻善昭絵コンテを評価する声もありました。あとOP、ED共に秀逸で、とくに森口博子のEDは良かった。

>『DD北斗の拳2 イチゴ味+』
どう考えても同人誌なんですが、「DD」のもはや原作パロすらやる気がない姿勢には好感が持てました(笑)。ときに「おそ松さん」以上にぶっ飛ばしていて、コナンのパロディや「イチゴ味」の「それが大事」など腹を抱えて笑いました。

>『コメット・ルシファー』たぶん今期の大ファールで、練度の低さ、焦点の合わなさで残念だった作品。「コンクリート〜」とは続けた時間帯(MX)のオリジナル作品として明暗を分けてしまったように思います。違う意味で印象に残ったのは、4話の野菜ダンスで、私が参考にしている感想まとめで批判されまくったこと。私も確かにつらさを感じ始めていましたが、あの時点で容赦なく切るファンたちには怖れを抱きました。

>『へヴィーオブジェクト』
これ方々で言ってるんですが、この作品、一言で言うとものすごく大味なロボットものにした「ナヴァロンの要塞」ですよね。

>『うしおととら』同じ古い作品のアニメ化でも「ジョジョ」は欠かさず見ていたのですが、うしとらはまあ原作を読み返せばいいかなあ、と......この当たり、相性というやつでしょうか。

>『ドラえもん』
私はご指摘にもある「のび泥棒」の回が良かったですね。しずか、出木杉両名の魅力全開でした。後半もとても良かった。

これ以上はキリがないので少しだけ。「オルフェンズ」は結局視聴を断念しました。「シドニアの騎士」は原作がきれいに終わったようなのでまた完結篇を制作してほしいですね(原作、続編も匂わせていますが)。「ジュエルペット」シリーズは終わりで、次のキャラ商品に移るようですが、最後は花道を盛り上げてほしかったな(あとこの作品、最後に声優問題でミソをつけてしまいました)。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」これも最初から2クールでもっと脚本を練り上げたら見違えるくらい良くなったように思います。現状でもそれほど悪くないですが。
「ユリ熊嵐」も2015年作品なんですよね。たくさんありすぎて時間感覚がおかしくなります。私は絵についてあまり語れないので今回も大雑把な感想になりました。長文失礼。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/04 02:55 あ、すいませんあとちょっと。
『コメット・ルシファー』の最終部の展開を見たときは思わず「ハピネスチャージプリキュア!かよ!」と(笑)。「聖闘士星矢Ω」や「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」も連想しましたが、残念さも含めて、やはり「ハピネスチャージ」だなあ、と。

周 2016/01/04 05:53 がっこうぐらし!:原作と比べてホラー演出や剣呑とした雰囲気が減じられたのは「学校」と「日常もの」というテーマに対する違った角度からの解釈を浮かばせた事を考えたら存外悪くない判断。

ガッチャマンクラウズインサイト:「空気」というテーマの解かりやすさに関して言えば「ユリ熊嵐」よりこちらの方が軍配を挙げられる。あと、政権交代が一つのネタになるのであれば、ネットで飽きられ忘れ去られた頃に虎ノ門の弁護士関連の出来事がネタ元として使われてしまう可能性もあるのだろうかと個人的に思う。

牙狼-GARO- 炎の刻印:悪に堕ちた人物は因果応報を受けたり、レオンが挫折を得て復帰を果たしたりするところがシンケンの丈瑠っぽかったりと、アニメだけど靖子にゃん脚本の特撮だなと再確認。あと桂正和氏や天神英貴氏が声当ててたのが印象。

艦隊これくしょん -艦これ-:放送する前から期待値低くして見てたのでダメージはあんまりない。どうでもいい前世要素や道徳の教科書みたいな事を言う赤城には笑ったけど。

ガンダム Gのレコンギスタ:id:nuryouguda氏の感想を読んでも富野監督の言いたいことが解かるような解らんような。

Classroom☆Crisis:魅力ある世界観やストーリーではあったが、いかんせん1クールの尺でスロースターターであった事は同時期のアニメイズム枠で好評価された作品が多かったこともあってあまりにも致命的過ぎた。(かと言って2クールでやると間延びしてしまうジレンマがある。)
あと、民需から軍需への舵を切ろうとする霧科コーポレーションが昨今の政治情勢とオーバーラップしているように見えるのは笑えねえな。

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞:野崎透さんが久々に脚本を書いていたのには結構驚かされた。私としてはそんなに悪いとは思わなかったけど、サリアとジルがやさぐれちゃう後半の展開は人によって賛否が分かれたそうな。(ゲーム版ではそこんところは変えられて、ルートによってはエンブリヲが改心する展開もあるとか。)
実はクロスアンジュってサンライズロボットアニメの中ではポストヴァルヴレイヴ的な立ち位置にあるのかもしれない。

攻殻機動隊 ARISE:新劇場版の前振りにしか思えない。

幸腹グラフィティ:時間とお金が十分にあればシャフトもやればできる。当たり前か。

コメット・ルシファー:絵良しロボ良しCG良し。ストーリーは普通。

コンクリート・レボルティオ 超人幻想:着想を得る切っ掛けになった作品は「ワイルドカード」以外にも「ウォッチメン」や「マーベルズ」といったアメコミの影響も見て取れて第二期の展開も想像すると面白かった。ただ、會川昇氏は「ジェノサイバー」の頃からアメリカの覇権主義を初めとする社会的な問題を題材にしてきた事もあって、その作品は色眼鏡を掛けた目で見られやすいのが残念な事だと思う。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/04 15:45 >『Classroom☆Crisis』
>民需から軍需への舵を切ろうとする霧科コーポレーションが昨今の政治情勢とオーバーラップしているように見えるのは笑えねえな。

このあたりを、後継者抹殺の陰謀と絡めて暴く展開をメインにすれば2クールでも間延びしなかったかも。どちらかというと残念さが先に立ちました。

>『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
「ヴァルキリードライヴ マーメイド」を見て、ああ、「クロスアンジュ」はやっぱりケッサクだったんだな、と(「傑作」とは言ってないw)。

>ポストヴァルヴレイヴ的な立ち位置にあるのかもしれない
ああ、なるほど。

>『幸腹グラフィティ』
いかに同じ芳文社原作とはいえ「レーカン!」もシャフト制作と思い込んでいた(さすがに一話が終わるころには気付いた←遅いよ)私は腹を切るべきでしょうか。

>『ゆるゆり さん☆ハイ!』
これは普通の出来だったけど、夏に放映された『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』は日常系アニメとして思いのほか傑作でびっくり。

>『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』
残念だが作品自体の方が退屈から抜け出しきれなかったような。アンナの暴走も大笑いと苦笑いの中間くらい。

>『ご注文はゾンビですか??』
すいません間違いましたw

hokke-ookamihokke-ookami 2016/01/05 00:49 周さんへ
>青春×機関銃

個人的には2015年で最悪でした……キャラクターの言動がことごとく一ミリも理解できない、理解したくないと思わせるアニメはひさしぶりでした。シリアスぶってるから笑い飛ばすこともできない。そもそも格闘戦をしたいならサバゲーにするべきじゃない。
まだ『シャーロット』は初回が良かったのと作画の安定だけで許せるし、『GATE』も比較するとアニメはマシだと感じています。

>牙狼-GARO- 炎の刻印

主人公の挫折ぶりとか面白かったですね。

>Classroom☆Crisis

政党政治のあれこれとか、風刺としてはてがたく、ふみこみすぎずに娯楽化できていましたね。
ただ、それだけに色々なサブキャラクターを使い捨てにしたままだったのが残念でした。たとえば最初に使い捨てられた理想主義の政治家が、コネクション目当てで最後の会社に拾われたりするようなフォローもほしかったです。


はりはり亭さんへ
>後半の川尻善昭絵コンテを評価する声もありました。

川尻善昭連続コンテといえば、『オーバーロード』8話が良かったですね。「『GATE』よ、これが俺TUEEE!だ」って感じで(笑)。
エログロを激しく、しかしドライに描写。そこそこモブを活躍させて、それを超える敵の狂気もネットリ描いて、TUEEE主人公の踏み台を高くする。そして最後の決め台詞「私は絶対に本気を出さない!」。

>一言で言うとものすごく大味なロボットものにした「ナヴァロンの要塞」ですよね。

あー、名作映画ですが見たことないんですよ。
『ヘヴィーオブジェクト』自体については、誰もが思いつきそうなゲリラ戦を、なぜ主人公コンビだけが思いついて実行できるのか、そこが不自然でしかたないですね。長期シリーズをかけてオブジェクトだけの戦場が誕生して破綻していくまでを描いていくなら構成として理解できますけど。
他にもオブジェクトを通常兵器で退散させた事例があるという噂でも描写すれば、ぐっと世界が広がるし二次創作もつくりやすそうなのに。

>私はご指摘にもある「のび泥棒」の回が良かったですね。しずか、出木杉両名の魅力全開でした。後半もとても良かった。

あ、コメント欄で返答してなくてすいません。昨年からコメント返ししてないエントリばかりで……

>「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」これも最初から2クールでもっと脚本を練り上げたら見違えるくらい良くなったように思います。

ただのミステリではなく、毎回のように何らかの死体がからむという趣向ですから、アニメ化するにはネタの選定が難しいんじゃないかなあ……実写でもできそうな題材を、きっちりアニメとして安定して映像化できているのは素晴らしいですけどね。

>「ヴァルキリードライヴ マーメイド」を見て、ああ、「クロスアンジュ」はやっぱりケッサクだったんだな、と

『VD』も悪くはないんですけどね。1クールずっと狭い島のなかというのが、比較すると変化にとぼしくてつらいとは感じています。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/05 01:15 私は「青春×機関銃」2話くらいで切ってしまったのであの後どうなったか知らないのですが、そこまで嫌われているとは。逆に見ておけばよかったかな、と今思いました(笑)。

>誰もが思いつきそうなゲリラ戦を、なぜ主人公コンビだけが思いついて実行できるのか
基本原作未読なのですが、小説ではそれなりにリアリティがあるようフォローしているのかもしれませんね。そのあたりアニメは全く無策です。

>アニメ化するにはネタの選定が難しいんじゃないかなあ
でもそのための「深夜」アニメですから(裸のためだけじゃないよ、とw)。

>コメント欄で返答してなくてすいません
別に、返答はブログ主の自由だと思います。こちらこそ好き勝手書いて恐縮です。

周 2016/01/06 00:17 ご注文はうさぎですか??:
あははw>ご注文はゾンビですか?? まあ、ED見る分にお金が掛かってはいるのが解かるけど話の面白さは一期と比べて半減しているように思える。

シドニアの騎士 第九惑星戦役:「亜人」で得た経験が反映されている事もあって映像面での進歩が一期よりも感じさせられた。自称「戦闘保守」で宇宙戦艦ヤマト直撃世代の@1966hollさんには一期の延長線にあるストーリーを期待していただけあって甚だ不満だったようだが、原作でもつむぎが登場して暫くの間は日常描写に多くを割かれていたので戦闘回の多かった一期との差別化も考えると順当といえば順当だと思う。
(そもそも「シドニアの騎士」自体、作者にとってのエポックメイキングな漫画な訳だし)

下ネタという概念が存在しない退屈な世界:表現規制を巡る問題をギャグの題材として描きたいのか、それとも表現規制は良くないって言いたいのか、あるいは両方なのか、作者の意図が読めねえ。ていうか松来未祐氏の遺作がコレっていうのが何とも言えんなあ。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース:ザ・ワールドが登場してからのOPは最高。

SHIROBAKO:杉江さんという魅力的なキャラを作っておきながら平岡や茶沢みたいなのを出すのはどうなんだろうか。特に平岡は「くろみちゃん」の高島平みたいな理想主義に対する(良くも悪くも)現実主義者みたいなポジションかと思っていただけに、業界に失望してやさぐれていただけっていうバックストーリーにはがっかりしたし、スポンサーや原作サイドを揶揄し蔑視するような描写は制作サイドの傲慢とも取られかねない気がするのだが。(ガルパンでも端役だったキャラが劇場版で茶沢的なキャラにされていた事にレパートリーの少なさを感じた)
いっそのこと前半部分を原作もの制作にして後半をオリジナルもの制作にすれば良かったんじゃないかと思う。

純潔のマリア:キリスト教という難しい題材を選んだだけあって国内外からの評価は分かれまくっているようだが、本邦のアニメとしては中々挑戦的で面白かったと思うし、中世ヨーロッパの映像再現に力を入れているアニメというだけで十分に価値はあると思う。

SHOW BY ROCK!!:二期のストーリーどうするんだろうなあ。

食戟のソーマ:ミスター味っ子をエロくしたような過剰演出もさることながら、勝負には負けたが相手の心を動かした事で退学を撤回させた四宮先輩との食戟回は「調達し易い材料を使った料理で高級料理に勝つ」という料理漫画のクリシェへの新たな変換点としてひねりが効いていたと思う。(そういう発想の転換がテーマでもあるからだろう)

スタミュ:アニメその物がある種のミュージカル形式であるというのも珍しい発想だ。

蒼穹のファフナー EXODUS:11年年前にTV東京系で放送されたアニメが劇場版を挟みつつMBSで第二期を放送するなんて奇跡的としか言いようが無い。全体的に見てみると、少年から大人へと成長した主人公たちを通じてファフナーシリーズに通底する「憎しみ」というテーマを改めて取り上げた事は(福島県の避難区域に重ねられたであろう沈む竜宮島を含め)近年の世界情勢と平和に対する冲方氏なりの捉え方を提示させられたと思う。詰め込み過ぎたところやライブ感を重視していた事は欠点とも言えるが、続編の可能性に大いに期待を抱いている。

それが声優!:ヘラカラーがカラフルで如何にもアニメなデザインの主人公たちと実在する声優たちが同居する謎の世界。かと思えば堀江由衣が青い瞳だったりとフィクションラインが曖昧。

周 2016/01/06 00:45 DD北斗の拳2 イチゴ味+:ギャグの中身については好悪が分かれているようだが、はりはり亭さんがおっしゃっているように大地丙太郎アニメな悪乗り全開の作風には腹を抱えてしまいましたw(自賠責ニャンと老害ウォッチはレベルファイブや元のアニメのスタッフも笑って黙認してそう)

美男高校地球防衛部LOVE!:しょうもないストーリーだけど憎み切れない。故に面白い。

響け! ユーフォニアム:、「弱小吹奏楽部が優れた教師の指導のもと全国大会への道を歩んでいく」という王道の展開は、「真面目に練習しとらん癖に一丁前に称賛を得るのはおかしいだろう」と散々「けいおん!」で批判されていた事への解答であると同時に、「ゆるふわ」への反動としてスポ根というマッチョイズムの典型が選ばれたようにも感じられ「男根のメタファー」とは別の意味で考えさせられた印象。

プラスティック・メモリーズ:前半はダレかけたものの後半できれいに〆たのは良かった。

ユリ熊嵐:同調圧力ネタは解かるようで解からない。蜂蜜とシロップを混合したような甘ったるいOPテーマに酔いそうになる。

夜ノヤッターマン:私選2015年ワーストワンと叫びたくなるアニメ第二位。「人気がある今のうちにアニメにしとこう」という出版社に打算でアニメ化され中途半端に終わったソシオパスだらけのアオハルは「ああそんなのあったね。」と数年後に忘れ去られる事も出来ようが、「夜ノ」は今後のタイムボカンシリーズに少なからぬ影響を与えかねない程大きすぎる爆弾だった。それ単体で完結しているパラレルな世界観ならどうでもいい話の連続で後半失速したことやドクロベエをオリジナルとかけ離れた小物にしたことも(アオハル程度には)許容出来たかもしれないが、よりにもよってテレビシリーズ二作と連続する世界観だと設定したのは、ヤッターマン引いてはタイムボカンシリーズのファンに対する冒涜としか言いようが無い。

弱虫ペダル GRANDE ROAD:自転車用の水筒はポリエチレン素材だからヒビが入ることは普通は無いんだけどなあ。あと深夜帯の原作もので5クールも使えるとか贅沢。

乱歩奇譚 Game of Laplace:私選2015年二大ワーストワンと叫びたくなるアニメ第一位。久々にアニメで腹に据えかねた。高橋李依氏の小林少年以外に見るべきものがまったく無い。

レーカン!:「ハートフル」なら大抵は外れない。あと、くじらさんの怪演の破壊力。

ローリング☆ガールズ:面白いかつまらないかというよりも、乗れるか乗れないかの問題。私はどっちかと言うと乗れなかったが。

周 2016/01/06 01:07 ワンパンマン:「ヒーローってのはスーパーパワーがあるとか、コスチュームを着てるって事じゃない。 自らの意思でもって世界を良くしようと戦う人々の事を言うんだ 」とはアラン・ムーアの言葉だが、サイタマや無免ライダーはまさしくその言葉の意味するキャラクターなんだろう。
あと「スタッフに原作のファンが多いので製作費以上の働きをしています。」って公式アカウントで自慢するのはどうかと思うのよ。

    555    555 2016/01/06 01:37 私の場合、Classroom☆Crisisの政治考証が政党では自由民主党で労働組合では連合のみではと懸念したらやはりそのとうりに。
第一話の労働争議解決の描写が解決金だけでなく復職問題の事実を知るものとしてはマジで勘弁してほしい。
ラノベ的にはよくできているけど企業の理念・社会的責任を性善説、
利潤追求の下心を経営者の野心で描いたのは制作側の思想限界だと思う。
理想追求するなら社会を変える為にはくらいのテーマがほしい。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/06 01:46 >『SHIROBAKO』
これ見なかったんですが、「ハッカドール」で「KUROBAKO」と言うネタをやっていてそれは大笑いしました。

>『ご注文はうさぎですか??』
まあキャラをいとおしむ作品ですから、そういう意味では成功かと。

>『美男高校地球防衛部LOVE!』
明らかにコンセプトが「男のプリキュア」なんですよね。で、あのしょーもない落ち。二期のうわさもあったけどまさかねえ。

>『響け! ユーフォニアム』
作品の質は高いのは認めた上で、個人的にはこれがワーストワンです。ある方が的確に指摘したように、音楽ものに擬装した古風なスポ根ものに過ぎません。なにより画面から「音楽する喜び」が微塵も感じられなかった。
なお「男根」云々の話は追及してないのですが、それほど興味あるテーマかなあ、と。

>『ユリ熊嵐』
ちょっと一言では言えない作品ですね。最終回、このみに寄り添う撃子のシーンは胸にきました。

>『夜ノヤッターマン』
いっそ「ヤッターマン」でなければよかったのですが。ドクロベエはキャラもですが、やはり物まね芸人の殸の限界を感じました(新ルパン批判ではありません。たぶん)。なお製品版最終回は私も見てません。

>『乱歩奇譚 Game of Laplace』
なぜやった、なぜこれでいいと思った、というレベル。宮内庁直属探偵には笑った。そのうち笑えなくなりそうですが。

>『ローリング☆ガールズ』
これ郄く評価する方もいるんですよね。私も乗れなかった口です。

>自賠責ニャンと老害ウォッチ
関係ない話ですが、この間CMでケータ君が「出てこいオレのスポンサー!」ってやってて「妖怪ウォッチ」すげえな、とw

はりはり亭はりはり亭 2016/01/06 01:55 あれ、妙な変換間違いが。もちろん「声」(なぜ旧字)「高く評価」です。

>555さま
あー、一話のあれは私も嫌になりましたね。全体的にも、ご批判は的を射ていると思います。そもそも「学校」要素はいらなかったと思います。あれで労使の対立がどこか曖昧になった。

NakanishiBNakanishiB 2016/01/06 07:27  どうもお久しぶりです。話数で選ぶ企画の記事のはずがコメントではそうじゃなくなっていますがいろいろ読んでいると去年のことを思い出して面白いです。え、これ去年だったのにという感じに冬アニメなどなってしまってますが。

>はりはり亭さん
>後半の川尻善昭絵コンテを評価する声もありました
 それ私以外にもいたんですか(^_^;)。まあ確実にいたと思うけど私は「ちはやふる」の記憶で書いただけなのでほんとにどこがうまいかとか判定できないのでむしろちょっと意見を読んでみたくて。


>hokke-ookamiさん
>川尻善昭連続コンテといえば、『オーバーロード』8話が良かったですね。「『GATE』よ、これが俺TUEEE!だ」って感じで(笑)。
それは見てみたかったですね、監督ではなく演出としての洗練のきわみという感じで。時間的にも原作的にも見なくなりがちなタイプの作品だったのでそこまで行きつかなくて一話で入りそこねると…。この作品はめでたくヒットしましたが一話がもうちょっとと後で思うのが意外と多かった気がします。一話で事故が起きた落第とアスタリスクですがあれがなかったら落第のほうだけでも見続ける事はなかったと思います。ある意味大成功の一話だったような。

>『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第9話
 昨日再放送も見ましたがこの話はすごい。特に辻真先が。この話だけ時間軸がずれていたりそれが伏線になったり全てが出来がいいのですが、それでも「UN-GO」の5話の出落ちには及ばないと思います(^_^;)。しかしこの作品歴史への視点がが鮮明なに特に集中攻撃を受けないのは不思議ですそもそもあまり見られていないのか。 「Charlotte」一話は納得です(-_-;)。なんか先を考えずにした連続ツイートみたいな作品でした(私が良くやる)。

>ご注文はゾンビですか??
 w、見てないですが…

 一番酷いと思ったのは文句なく「乱歩奇譚」ですね。

はりはり亭はりはり亭 2016/01/06 17:02 >NakanishiB さま

あ、すいません、この文章、はじめは「NakanishiB さんとそのご友人が川尻善昭絵コンテを評価していました」だったんです。ところが書いてから、こういうコメント欄で人の名前を名指しして書いていいものやら......?と思い始めてしまって、ちょっとあいまいな感じのする今の文章に直したんです。かえって混乱させてしまったようで申し訳ありません。結構Webに出入りして時間だけは経ちますが、未だに作法というか、「呼吸」がつかみとれません。そのくせよく考えて考えたつもりで失敗したりします。恐縮です。

>『オーバーロード』
たしかにあの回は良かったですね。この作品には疑問もないではないのですが、法華狼さんの

>逆手に取ったつくり
の一言で、ああ、なるほどとかなり納得しました。

>辻真先
どうせなら「スーパージェッター」回もやって欲しかったですね。
次期は虚淵玄も参加するそうですがどうなるか。

    555    555 2016/01/07 01:00 評価作品としては『学戦都市アスタリスク』。
私の仕事や活動での交流に貧困問題でのボランティアや福祉事業での政府中央へのロビー活動があるが、
現実的には多くの政治家や官僚が新自由的な利潤追求の考え方を第一にするようになっている。
ユリスが《星武祭》への参加目的がこのような現実への批判となっていて、ある意味で虚構の真実。
この作品は登場人物である少年達が特権的な立場や実力を有していても大人や経済力の制圧下にあって、これが問題意識に深みを持たせている。

    555    555 2016/01/07 01:20 『ヴァルキリードライブ マーメイド』は女の子が性感の絶頂で兵器に変身という極めて馬鹿げた発想だが、
登場人物同士の人工島という限定された場所での自尊心の戦いというのが物凄く上手い。
私が一番感心したのは、規制対策や倫理との整合とはいえSEXが暴力を制圧する話を徹底的に描いた事。

NakanishiBNakanishiB 2016/01/08 08:29 >はりはり亭さん
 いえこちらこそ余計なことすいません。とりあえず何か弊害がない限りは自分のやり方でやるしかないと思います。まあ私も変なところが多いですが指摘されたら改めるということでひらきなおって。「川尻善昭絵コンテ」は私が知り合いに言ったことであちらは名前も知りません。

>『響け! ユーフォニアム』
 1月2日のコメントを書いたときには忘れていたのですがこれは最初に吹奏楽部の目標を決める時のやり方が(倫理的、職業的に)あきらかにまずいのですがそのことを「作り手が」どのように認識しているかが見えないままなので乗り切れないままで、それにふれないまま後半も押し通してしまったのがちょっとなんですね。いかにもあざとくなってしまっていて。ある種この作品の限界なのかなと思いました。ではとりいそぎすいません。

まなやまなや 2016/01/24 06:41 大みそかドラえもんの感想まだー

まなやまなや 2016/01/24 06:41 大みそかドラえもんの感想まだー

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