現世界の駅に帰りついてすぐ、ふたり落ちているリンクルストーンを見つけた。それを持ち去ったカラスを追おうとして、みらいとリコははなればなれになってしまう……
リコの視点をとおして、我々の住む世界をふりかえるという構図。第1話の時点で現世界に来ていたので、何もかもが新しいという驚きを描くことはできないが、みらいとは違う視点でドラマを進める新鮮味はあった。
そしてリコを助けた人物に意外な正体があるというパターンだが、その正体を視聴者は見当がついているという、サプライズよりコメディに寄せたつくり。特に引っかかるところもなく、普通にできていたのではないかと思う。
あと、巻貝のようなシェルを寝袋のように使う描写に『ドラえもん』のデンデンハウスを思い出した。
魔法つかいプリキュア!|ストーリー|第10話 ただいま!ナシマホウ界!ってリコはどこ?|朝日放送テレビ
感想を見てまわると、少なくない視聴者も同じ感想を持ったらしい。
それにしても貝がよく出てくるプリキュアだな……