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法華狼の日記

2017-06-05 上げたのは2日後

[][]『世界まる見え!テレビ特捜部』世界のまったく懲りない奴ら大集合SP

太田光が出て傍若無人にふるまうことで、いつものビートたけしひとりの暴走を止められない状態よりは、スタジオのバランスがとれていたかな。

ただ2時間SPにしては散漫で、特に前半がいつものコーナーの寄せ集めで、目新しさがない。そんななかで興味深かったのはイギリスエピソードふたつ。


「91歳、最高齢の銀行強盗」は、米国で80歳をすぎてから初めて銀行強盗に手を染め、3度目に90歳を超えた男の半世紀。かつて鉄鋼で財をなしたが造船業に手を広げて破産し、老い麻薬中毒ショーガールと結婚して別れ、かつて融資をうちきった銀行への復讐をかねて犯罪の刺激を楽しむようになったという。手法は銀行窓口で強盗宣言する封筒をさしだすだけ。さして暴力的な行動とはいえないから3度目の逮捕をする警官もあきれ顔で、全体としては三面記事の印象。

「イギリス国民全員に嫌われた女」は、かつて貧乳に劣等感をもっていた女性が豊胸手術のための補助を獲得したことから始まる炎上記。どうやら当初は特異な手法で豊胸手術をしたことで注目されただけらしいが、やがて税金を利己的に使っているだけのようにふるまい、インターネット非難あびることで取材対象としての価値をたもちつづける。その裏にはイベンターのプロフェッショナルがいて、ツイッターの発言を細かく指導して、わざと綴りを間違えさせて批判意見を呼びこんだりする。はるかにひどい差別や虚報を商売のために流す人々を知っているし、シングルマザーとして心身をはってヒール役に徹していることには一種の感動すらおぼえたが、中絶をほのめかしてとりやめたことが炎上のためであったなら少しばかり嫌悪感はいだく。出産にたちあう権利を売ろうとして、それがTV番組で批判されるとドキュメンタリーと何が違うのかと言い返す場面などは興味深かったが……

「卵を盗んでコレクションする不届き者にカメラが密着」は、イギリスで横行する野鳥の卵コレクションを追う。貴重な卵の殻だけを集めて、野生動物を絶滅に追いやりかねない行為で、もちろん違法。堂々と卵を採る場面を撮らせる者もいれば、子供に批判されてコレクションを警察にひきわたす決断をした者もいる。しかし博物館に卵殻も展示されていた描写から、過去は必ずしも罪にならない文化だったかのような可能性もうかがえた。今となっては犯罪となった文化をめぐる人間模様として、たとえばウナギ料理などの未来をかいまみる気分だった。

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