法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『キラキラ☆プリキュアアラモード』第19話 天才パティシエ!キラ星シエル!

八百屋の店先で食材をさがしていた宇佐美たちは、サングラスをかけた少女にアドバイスされる。それは噂の天才パティシエ、キラ星だった。
商店街でキラ星が開いたスイーツショップにおとずれた宇佐美は圧倒され、弟子入りを志願するが……


6人目のプリキュア*1とおぼしき少女が登場。多くのスタッフを活用しつつ、皿に乗せたスイーツ「アシェットデセール」の提供に特化して、パフォーマンスこみで客を楽しませる。
映像として華やかで、かつ主人公側との差別化もできている。宇佐美が作ったパルフェに刺激され、より洗練されたパルフェを提供した描写も、きちんと絵として説得力があった。今回だけではないが、スイーツ監修と取材がきちんと仕事をしているのだろう。
視聴者目線でも付け焼刃な宇佐美のスイーツにダメだしして、次回以降に引く展開も、基準がはっきりしていて良かった。劇中でもスイーツを評価する台詞で、琴爪や立神の経験値に遠くおよんでいないことが表現されている。1話30分しかないのだから、合格することの説得力を無理に出そうとするより、一歩ずつ進む展開が私には好ましい。


表現主義的だった前回から一転して、宮元宏彰演出の今回はドキュメンタリタッチ。ビブリーの人形をスイーツショップごしに見あげる構図など、なかなか珍しい巨大感の見せかたで感心した。
やや長回しの攻防を複雑な動きで飽きさせず見せるアクション作画全般もすばらしい。原画の板岡錦の力が大きいだろう。

*1:少なくとも、いくつかの描写から妖精の正体が視聴者に明かされて、宇佐美たちの街にやってきた動機も仲間を探してのことらしいとわかったが、敵との本格的な戦いは次回以降。