あきらめないで!(DVDより)


先日、主人が私が好きなGleeのコンサートのDVDを借りて来てくれました。


もともと私がGleeが好きなのは、昔の有名な曲をアレンジしながら歌いながら踊る。。と言うのに魅力を感じていました。


そう。。それだけ。


が、昨夜見たコンサートではある事に気付きました。


人は皆同じではない、人と違っていい。ある意味の負け犬と呼ばれても、君は君、自分の信じている道を進んで行こうよ!と言うメッセージが存分に込められたコンサートでした。


中には、アスペ当事者の方も出て来て自分の事を自分の言葉で語ってました。


自分は不安感があり、それがパニックに繋がる事もある。自分たちはこう言う事をメルトダウンと呼んでいて、心の中にマグマを抱えている。


外に出る事が不安で、引きこもって不登校になったりもする。


でも、このGleeを通じて皆何かしらの悩みや苦手を抱えていて、周囲から何と言われようがそれに立ち向かいながら自分を持ち、まっすぐに進んでいる。


そう思った時に、友達が出来て家に遊びに来てくれる人も出来た。


自分にとっては大きな成長よ!


と言われてました。


人と違う自分と言う面においては、日本みたいな閉鎖国ではないアメリカなので、たくさんの人種がいて、自分の出生についてのコンプレックス、悩み、同一性障害や他の色んな障害を持つ人、将来の夢を捨てて進んだ道があるからこそ、夢の事に触れると動けない人。


でも、勇気を出して一歩ずつ進む事の大事さ。


からかわれたって、いじめられたって、いつか皆が気付く。


自分みたいな負け犬になりたいと思っている事を。


負け犬はただ負けているのではなく、自分をしっかりと持ち、夢に向かって進んで行くその強さ、人とは違った自分であってもそれを自分が認めれば、自ずと周囲も認めてくれるようになる。


色んなメッセージが込められていました。


中でも涙が出て来たのは。


君にはすばらしい何かを持っている。


だから、コンプレックスにならずに、自分自身を愛するのよ。


あるべき姿で生まれて来たのだから。


顔をあげて突き進もう!!


自分を信じて行くべき道を進もう。


それが自分なの。


人生に困難があっても、理不尽な事があっても、逃げて後悔しないで。


生まれついての行くべき道を進む、これが自分自身なの。


涙も出ましたが、息子も号泣してました。


息子もGleeが大好きで以前からDVDを借りて来ては一緒に見てました。


今回のコンサートDVDでは、始めは娘と息子が一緒に踊りながら歌っていたという感じではありますが、ある時から(アスペと言う言葉が出て来た時から)その動きが止まり、じっと色んな人の言葉に耳を傾け、歌の歌詞をじっと見てました。


Gleeでは、原曲のままのものもありますが、時々詩だけを書き変えて原曲に合わせて歌うというものもあります。


ある意味のここまでの人権啓発と言うか、ここまでのメッセージ性の強いものを今まで見た事あったかな?と言うすばらしいコンサートDVDでした。


始めこのDVDが見たい!と主人にお願した時は、昔の有名な曲はほとんど私が学生時代や社会人になる前くらいに流行った曲ばかりなので、それを聞きたい!そしてそれをアレンジして踊るGleeCastがみたい!それだけでした。


が、今回レンタルで借りて来ましたが、まずはこれは買いかなと思ってます。


私の文章力のないメッセージでしたが、やはり言えるのは。。。


自分を信じる事をやめないで Don't Stop Believin'


あきらめないで!!


それに尽きると思います。


皆違って皆いい。。。


良く聞く言葉ですが、これを当事者らを交えて当事者の言葉を引きだしながら、うまく映像化した物の私的には代表作だとも思います。


ご興味のある方は、是非一度見てみてくださいね^^


*ここで言う負け犬と言うのは、私達発達障害児の親がたまに使う、定型発達児ではない子、他の子と違う子、でも、負けてばかりではなく、自分を信じて自分の道をまっすぐに進んで行く人。と言う意味であり、スタートでは負けているかもしれないけど、決して人生においては負けてない人、と言う意味です。