北斗柄の占いについて思うこと このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

北斗七星夜柄長 破軍廻剱曳光芒
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  紫微斗数って占い知ってます?

菅原光雲御宗家が「はてな」さんに削除要請を出したみたいです。(2005-05-26)
御宗家の主張が世間で通用するものなられっきとした刑事事件なんだからケーサツ行くべきでしょう。

バカバカバカのコメントを残した菅原光雲御宗家がやったコメント荒らしの足跡とか
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見て楽しいものでもないですが、光雲御宗家はこういうことをする御仁です。

2011-09-24 皇極經世書

皇極經経世書と東日本大震災  皇極經経世書と東日本大震災を含むブックマーク  皇極經経世書と東日本大震災のブックマークコメント

先日あげた『東日本大震災と占い師』のエントリで、以下のように述べた。

今ある占いシステムのほとんどが長くて10年を1単位としているわけで、1000年に1度の事象を占うのには適していないわけだ。

梅花心易や鉄板神数で有名な、邵雍*1は、皇極經世書で、元、会、運、世といった長大な時間システムについて述べている。そして各時間干支と易卦を付与した。

  • 1世=30年
  • 1運=12世=360
  • 1会=30運=360世=10800年
  • 1元=12会=360運=4320世=129600年

余談だけど、原発から放射性廃棄物の貯蔵期間は2元くらいということになる。人間文明は1元の間に生まれて消えるとされているわけで、気が遠くなるよね。

20110924164030

閑話休題。皇極經世書によれば、2011年はまだ庚午会乙亥運である。この乙亥運は、1744-2103までの360年間に相当する。庚午会の7-12運に付与された易卦は大過となっており、、乙亥運は12番目なので上爻変となる。

まり乙亥運に付与された易卦は、

大過上爻変之姤

ということになる。爻辞は、

上六、過渉滅頂、凶无咎。

私なら

過ぎて渉るに頂き滅す、凶にして咎无。

と読み下して、

多少の高い所を越えて津波が内陸まで入り込んでくる、被害者に咎がなくても凶である

という解釈を得るだろう。東日本大震災津波世界的にも巨大で、津波が川を経由してその堤防を越え、周辺一帯を呑みこんでいった動画はまだ記憶に残っている。

まり皇極經世書は、庚午会の乙亥運を、津波を含む巨大な水害の期間と予測していると考えることができるだろう。さて、この東日本大震災と良く似た地震が869年に発生した貞観地震である。この869年は今の乙亥運から3運遡った庚午会壬申運(664-1023)になる。壬申運は庚午会の9番目の運なので、本卦は大過で三爻変となる。爻辞は、

九三、棟橈、凶。

読み下すだけで意味が取れるだろう。

棟撓む、凶。

この爻辞からプレートの歪が限界というイメージが浮かぶのは筆者だけではないだろう。ところで、大過の爻辞を並べてみると、

初六、藉用白茅、无咎。

九二、枯楊生稊、老夫得其女妻、无不利。

九三、棟橈、凶。

九四、棟隆、吉、有它吝。

九五、枯楊生華、老婦得其士夫、无咎无誉。

上六。過渉滅頂。凶无咎。

となるが、この6個の爻辞の中ではっきり『凶』なのは、三爻と上爻だけであり、世界的な規模だったのは、貞観地震が発生した壬申運*2東日本大震災の乙亥運*3だけであったということになる。

これらから皇極經世書は世界規模の巨大な災害といったもの予測していると考えることができる。しかし1運は360年あり予測できていたとしても防災の役には立たないだろう。そこで更に時間幅を絞って行くことを試みる。

乙亥運の易卦は大過の上爻が変じた姤である。易卦には6爻あり1運は12であるから、1-2世が初爻、3-4世が二爻、5-6世が三爻、7-8世が四爻、9-10世が五爻、11-12世が上爻、それぞれで爻変する。さて2011年は、1984-2013年を支配する甲申世に属している。

20110924164029

乙亥運は丙子世から始まるので甲申世は9番目ということになる。従って甲申世の易卦は、

姤五爻変之鼎

爻辞は、

九五、以杞包瓜、含章、有隕自天。

天変、特に落下物のありそうな60年間だが、先を急ぐことにする。

20110925100255

甲申、乙酉世の60年間が6個の爻に対応するから、1爻が10年間に対応する。2011年は甲申年2004年から10年間となる。甲申年は3番目の10年間ということになるので、鼎の三爻変で之卦は未済となる。未済は全ての爻が不正な位置にあり、アンバランス意味を持っている。さて鼎の三爻の爻辞は、

九三、鼎耳革、其行塞、雉膏不食、方雨虧悔、終吉。

意味合いとしては、こんなところだろう。

鼎の耳が取れてしまって持てない、高価な食糧はあるが(鼎が使えないので)食べることができない。雨が降ろうとしているが悔を欠く、終わりは吉。

世界的な震災から復興を読みとることはできるだろう。

ただ気になるのが、2014年から始まる乙酉世の最初10年で、これは鼎の四爻変となる。鼎の四爻の爻辞は、

九四、鼎折足、覆公餗、其形渥、凶。

と、鼎の足が折れてひっくり返る形なので、巨大地震の象かもしれない。あるいは、世界経済の破滅か?

*1:諡の康節で知られている事が多い。

*2:この壬申運には他にも900年に発生したスマトラ島沖地震による巨大津波があった。→参考

*3:この乙亥運には他にも津波で知られる世界的な地震として、2004年12月26日のスマトラ島沖地震2009年09月29日のサモア沖地震等がある。

2011-09-17 東日本大震災に絡んでいくつか

天譴構造  天譴の構造を含むブックマーク  天譴の構造のブックマークコメント

先日、国会図書館に行ったときに読んだ元勇準博士論文が実はもう1篇ある。

この論文は、上博楚簡にある「柬大王泊旱」の記事が、どの系統に属しているのかを追及したものだ。「柬大王泊旱」の記事は、内容的には旱魃に苦しむ柬大王が、旱魃を天譴として受け止めて、天に謝罪する儀式を執り行って雨を得たという話だ*1

天譴とそれに対する儀式というと、董仲舒がすぐに浮かんでくるけれども、実は天譴思想の根っこは墨家にあるそうだ。マンガで読んだ「墨攻」の影響で墨者というとリアリストである技術者というイメージがあるけれども、墨家天譴思想のような呪的な思想も強く持っていたらしい。

さて、天は王や候といった地上の支配者を監視していて彼らが天の意思に背くとき、大きくは天変地異、小さくは彼らの病気といった罰を下す。これが天譴だ。天⇔支配者→被支配者(民衆)という構造であって、天変地異において、民衆が苦しむことについての責任は民衆には一切無く、全て支配者の責任である、というのが天譴だ。

からもしも東日本大震災天譴であるというなら、民衆が我欲にまみれているのとは無関係に、日本の支配階級こそが我欲にまみれていることの責任を負うべきなのだ。ということで、石原慎太郎よ、東日本大震災が天の下した罰というなら、日本首都たる東京都首長として、斎戒沐浴して後、クソ暑い中、日に照らされながら、あるいは台風の風雨の中ずぶ濡れになりながら、天への詫び状でも読むが良いいだろう。

徳と刑  徳と刑を含むブックマーク  徳と刑のブックマークコメント

上記論文では、墨家道家法家において、徳と刑がセットで語られていることが多いとされている。それが最も顕著なのが法家韓非子で、「二柄」において徳と刑どちらも王が握っていなければならないことが強く説かれている。

おそらく方術においても徳と刑はセットになっていて、歳徳があれば歳刑が、日徳があれば日刑があるはずだ*2。現代六壬においては日刑は忘れられているけれども、気にした方が良いかもしれない。

東日本大震災占い師  東日本大震災と占い師を含むブックマーク  東日本大震災と占い師のブックマークコメント

東日本大震災の後に「あれが大震災予兆であったのに、読みとれなかった。」とか「あんな大事件を当てられない占い意味なんてあるのか?」と悩む占い師を何人か見た。しかし霊感で直接ヴィジョンが頭に降りてくるのならともかく、今ある占いシステムのほとんどが長くて10年を1単位としているわけで、1000年に1度の事象を占うのには適していないわけだ。なので、当てられなかった事への無力感に苦しむくらいなら、星谷さんのように春分図から希望を読みとる方が、占い師として遥かに正しいあり方だと思う。

*1:と、私は理解した。

*2:以前、玄珠さんが日刑の重要さを『淮南子』から読みとったと聞いた。

2011-09-16 国会図書館楽しいね

国会図書館行ってきた  国会図書館行ってきたを含むブックマーク  国会図書館行ってきたのブックマークコメント

やっと『三才發秘』に目を通すことができた。高校の頃、松山古書店で見かけて読んだ方が好いかな、と思い続けて30年以上立ってしまった。もっと早くに読んでおくべきだったと思う。

ついでに元勇準博士周易研究論文検索して読んできた。元勇準博士大東文化大学人文科学研究所発行の『人文科学』にいくつか投稿されている。更についでにいうと中世陰陽道研究泰斗である小坂眞二先生論文も、この『人文科学』にいくつか投稿されている。元勇準博士の、

は、やはりエキサイティングな内容だった。この論文周易の卦辞爻辞で使用されている「中」に意味を丹念に追っていったもので、周易における「中」は中規模や途中の意味で使用されており、中正の徳の意味は漢代以降に儒家によって付加されたものと結論されている。

なお、1977年に安徽阜陽双古堆の西漢汝陰候墓から出土した、阜陽漢簡『周易』には卦辞爻辞に対して卜辞が付けられていて、詳細な占筮の書として使用されていたという話にはオオッとなった。1回くらいは卜辞を読んでみたいものだ。

それと元勇準博士は『元享利貞』を『元(おお)いに享(とお)る、貞(と)うに利(よ)ろし』との読み下しをしめされていて、占うに当たっての決まり文句とされていた。

余談を続けると、雑誌カウンターの前で閲覧申請した論文誌の到着を待っているとき、ふと見た隣の人が読んでるページが妙にピンクピンクしてたので、チラっと見てみたらエロ雑誌だった。なんかケン月影っぽいエロ時代マンガも見えた。しかもなんと総カラーだった。

2011-09-12 メルカトル図法について無知だった

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以前、移動の方位は大圏航路ではなく等角航路になるという話を方位計算の搦手エントリで説明した。等角航路になるというところまでは良かったのだけれど、それ以降の話が滅茶苦茶だったことに気が付いた。

昔、小学校だったか中学校の頃にみた地図帳の付録に、赤道に筒状に紙を巻いて投影している図があったので、メルカトル図法では経度¥lambda、緯度¥phi*1の場所は地図上の¥(¥lambda-¥lambda_0, ¥tan¥phi¥)投影されるものと思い込んでいた*2

しかし念のためにとおもってWikipediaメルカトル図法の項目を読んでみたところ、投影される位置は¥(¥lambda-¥lambda_0, ¥ln¥{¥tan(¥frac{¥pi}{4}+¥frac{¥phi}{2})¥})となっていた。

また、日本の位置する緯度として大まかに北緯35°とすると、緯度1秒の経線長と経度1秒の緯線長には違いがある。東西と南北で距離が同じになるような地図で出した移動の方位と正しいメルカトル図法から求めた移動の方位には、さほどの違いがないということも確認できた。なので、以下は内容的正しくないか、正しくない部分を含んでいる。ちょっとヘコんだ。

*1:経度緯度ともラジアン単位

*2¥lambda_0は経度の起点の経度

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2011-09-10 四柱推命ネタ

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以前挙げたダイレクションによる四柱推命の大運計算エントリで、

しかし元々の立運の時間計算は、陰男陽女では出生時刻から次の正節までの時間を3で割って出すのだから、陰男陽女ではダイレクションの計算太陽を前進させて計算しないといけないわけだ。ということで逆運という言葉にとらわれていたようだ。

と書いたわけだけど、これは決定的に間違っていた。ということがこの前、Skype四柱推命講義をやっていた*1ときにわかった。陰男陽女で逆運の場合は、立運計算で前の正節から出生までの時間計算するのだから、実際の太陽も逆行させないといけなかったのだ。あまりに酷い勘違いだった。なのでダイレクションを使って私の立運を計算すると6年くらいになる。

このように徹底的に定気の二十四節季に従う四柱推命を構築するとなると、従来の計算結果と値が無視できない形でズレてくる。ひょっとしたら大石眞行さんもこの辺りは考えたのかもしれない。大石眞行の玄学ライフ本日は冬至なりエントリでは、二十四節季を定気で出すか恒気で出すかについて

えっ、俺ですか?
もちろん、解決済みですよ。
でも、人のブログ覗いて
飯のタネを探しに来る輩も多いご時世ですから
直伝にてということにしておきましょうか?
ただ、ことは単純な二者択一の問題ではないとだけ
いっておきましょう。

と思わせぶりに書いているけど、最新のまた乙丑日が来るエントリでは、

通常の定気暦を使っている方々は
9月8日8:35が節入りなので
明日の7日は、まだ申月節なのでしょうが
私は恒気暦を使うので
9月7日1:47が節入りとなります。

ストレートに書いている。多分、四柱推命では恒気の二十四節季を使うのだろう*2。九星や奇門遁甲については知らないよ。

四柱推命占い 四柱推命の占い方を含むブックマーク  四柱推命の占い方のブックマークコメント

まあこれに関しては異論・反論はいくらでもあると思うけど、私が講義で指導するならこういう事を言う、ということをリストアップしてみた。

  • 干合、支冲、支合はまずみなさい。
  • 干合はややこしい。
  • 五行の強弱の計算方法は目安でしかない。
  • 特に身強身弱、従不従は、現実と突き合わせるしかない。
  • 通変の象をちゃんと身に付けなさい。
  • 現実と突き合わせるには通変の象が自分ものになってないとできない。
  • 現実理論に合わせるんじゃない、現実理論を合わせるんだ。
  • オッカムの剃刀で複雑な理論スッキリさせなさい。身強だけど行運ではみたいなことをいうくらいなら、身弱で宜しい。
  • 性格が当たったと喜んでちゃダメ。行運を当てるんだ。

こんな感じ。

*1最近、個人やグループ相手のレッスンを始めた。対面とSkypeによる遠隔講義をやってる。

*2:そして紫微斗数も。

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