我ながら阿呆なことやってるな

以前挙げたダイレクションによる四柱推命の大運計算のエントリで、

しかし元々の立運の時間の計算は、陰男陽女では出生時刻から次の正節までの時間を3で割って出すのだから、陰男陽女ではダイレクションの計算は太陽を前進させて計算しないといけないわけだ。ということで逆運という言葉にとらわれていたようだ。

と書いたわけだけど、これは決定的に間違っていた。ということがこの前、Skype四柱推命の講義をやっていた*1ときにわかった。陰男陽女で逆運の場合は、立運計算で前の正節から出生までの時間を計算するのだから、実際の太陽も逆行させないといけなかったのだ。あまりに酷い勘違いだった。なのでダイレクションを使って私の立運を計算すると6年くらいになる。

このように徹底的に定気の二十四節季に従う四柱推命を構築するとなると、従来の計算結果と値が無視できない形でズレてくる。ひょっとしたら大石眞行さんもこの辺りは考えたのかもしれない。大石眞行の玄学ライフ本日は冬至なりのエントリでは、二十四節季を定気で出すか恒気で出すかについて

えっ、俺ですか?
もちろん、解決済みですよ。
でも、人のブログ覗いて
飯のタネを探しに来る輩も多いご時世ですから
直伝にてということにしておきましょうか?
ただ、ことは単純な二者択一の問題ではないとだけ
いっておきましょう。

と思わせぶりに書いているけど、最新のまた乙丑日が来るのエントリでは、

通常の定気暦を使っている方々は
9月8日8:35が節入りなので
明日の7日は、まだ申月節なのでしょうが
私は恒気暦を使うので
9月7日1:47が節入りとなります。

とストレートに書いている。多分、四柱推命では恒気の二十四節季を使うのだろう*2。九星や奇門遁甲については知らないよ。

*1:最近、個人やグループ相手のレッスンを始めた。対面とSkypeによる遠隔講義をやってる。

*2:そして紫微斗数も。

四柱推命の占い方

まあこれに関しては異論・反論はいくらでもあると思うけど、私が講義で指導するならこういう事を言う、ということをリストアップしてみた。

  • 干合、支冲、支合はまずみなさい。
  • 干合はややこしい。
  • 五行の強弱の計算方法は目安でしかない。
  • 特に身強身弱、従不従は、現実と突き合わせるしかない。
  • 通変の象をちゃんと身に付けなさい。
  • 現実と突き合わせるには通変の象が自分のものになってないとできない。
  • 現実を理論に合わせるんじゃない、現実に理論を合わせるんだ。
  • オッカムの剃刀で複雑な理論をスッキリさせなさい。身強だけど行運ではみたいなことをいうくらいなら、身弱で宜しい。
  • 性格が当たったと喜んでちゃダメ。行運を当てるんだ。

こんな感じ。