北斗柄の占いについて思うこと このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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  紫微斗数って占い知ってます?

菅原光雲御宗家が「はてな」さんに削除要請を出したみたいです。(2005-05-26)
御宗家の主張が世間で通用するものなられっきとした刑事事件なんだからケーサツ行くべきでしょう。

バカバカバカのコメントを残した菅原光雲御宗家がやったコメント荒らしの足跡とか
2003-11-102004-04-072004-10-082005-04-102005-04-172005-05-152005-07-04
2005-07-132005-07-14
見て楽しいものでもないですが、光雲御宗家はこういうことをする御仁です。

2012-02-22 術理は尽くすべし

暦と術  暦と術を含むブックマーク  暦と術のブックマークコメント

斗柄舎内部資料である『暦についての概説』はniftyの小額決済のシステムが廃止になってからずっと非売品のままになっている。その『始めに』でこう書いた。

術数と暦法は密接に関係している。暦法毎に術が一つあるといってもいいだろう。

紫微斗数で使用するべき暦は、

というものだ。ところが一般に流布している万年暦は、各国の天文台作成しているデータをそのまま使っているので、0時をもって日の境界としている。なので厳密には紫微斗数用の暦とは言い難い部分があるわけだ。しか紫微斗数には『どのタイムゾーンで暦を作成するべきか』という問題が必ず付きまとうことになる。

術理を尽くしきった*1としても、術つまり“arts”である以上、とこかで運用で逃げないといけない部分はあるけれども、それでも術理は尽くすべきだろう。ということで2033年問題について理解できてなかったid:abekazukiクンが自身の『命占と暦』というエントリで、

私としては、このことに対してそれぞれの命占の設計概念を理解し
それぞれの本質を問うた采配を心掛ければ良いのではないかと考えています。

なんて書いているのをみると、端から術理を尽くすことを投げているようにしか見えないのは私の僻目かね?今なら“Swiss Ephemeris”を使って如何様な暦でも作成可能なんだし、id:abekazukiクンも私のプログラミング能力disるくらいのエンジニアなんだから、ちゃんと暦から作ってみるべきだと思うね。

ついでに言うと、

極論になりますが、誤謬誤謬で正解が導かれるケースもありますよね。
特に紫微の様な、きめ細かい事象が見とれる類の命占は
なんとなく当たる場合が多いですから、なんとなく良い結論になり場合もあったりします。

なんてのは『当りに不思議の当りあり。外れに不思議の外れなし』の類だよ。あんまり僥倖に期待してると術に見放されちゃうよ。自分が術を選んだつもりでも、実は術に選ばれているのだ、というのは鎗田先生が『道が決める』で言ってる通りだ。

もっとついでだけど、

東西わず占星術の力量は暦を理解が必修であったようです。

は、日本語オケの類だな。「貴方犯人です。」を思い出した。

*1:不可能だけれどもね。

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2012-02-17 暦ってホントややこしいよね

宣明暦うぜぇ  宣明暦うぜぇを含むブックマーク  宣明暦うぜぇのブックマークコメント

先日のエントリに、id:BUNTENさんからブコメがついた。

[地方][歴史][科学]江戸期、薩摩藩は独自の暦の作成を認められていたというが(観測所が天文館とか)江戸との時差を追求したら前例が見つかったりするのだろうか?

これで思い出したのだことがある。織田信長本能寺の変で横死する直前に、京暦ではなく三島暦の採用朝廷にはたらき掛けていた。この件は信長の死によって有耶無耶になったのだけれども、そのために国内流通する日付の異なる暦が出現してしまうことになった。これは時間一元的に支配してきた朝廷にとっては、信長の横車を通すよりも不味い事態だったのではないだろうか。

さて、この三島暦と京暦の違いが、太陰太陽暦地域から来るものかどうか調べてみたところ、当時採用されていた宣明暦の問題で閏の置き方が変わったためらしい。改暦 - Wikipediaにある『宣明暦の改暦』の項目によると、宣明暦のシステムでは以下の項目について、暦を操作することになっていたのだそうだ。

で、件の年はメトン周期である235ヶ月の始まりの月には閏八月を置かないという宣明暦の縛りが、何月かを決める実際の中気と齟齬があった。そのため宣明暦に忠実な京暦と実際の中気と朔望月に忠実な三島暦で、月の置き方が異なってしまったのだそうだ。

個人的にはこんなグジャグジャした宣明暦のシステムって好きになれないな。

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2012-02-15 暦ってややこしいよね

太陰太陽暦が持つ強い地域 太陰太陽暦が持つ強い地域性を含むブックマーク  太陰太陽暦が持つ強い地域性のブックマークコメント

太陰太陽暦が強い地域性を持っていることについては、この、はてな日記でも何度か触れてきたけれども、1894年年末から1985年の年頭に面白い例があった。

時刻(日本標準時 節気、朔
1984/11/23 07:57
1984/12/22 01:23 冬至
1984/12/22 20:47

1984年冬至12月22日01:23だけれども、それからほぼ19時間後の20:47に朔となる。どちらも日本標準時では12月22日の間の出来事なので、日本では12月22日太陰太陽暦の十一月一日となる。これは日本と同じくUT+9のタイムゾーンではは12月22日太陰太陽暦の十一月一日となる。

ところが、UT+7のタイムゾーンでは冬至が前日の21日2323、朔が22日18:47ということになるので、22日は十二月一日ということになり、冬至11月23日から朔望月に含まれることになる。

ということでたかだか2時間の時差の違いで暦が全く異なることになる。日本の中でも、例えば波照間島知床半島の突先では1時間26分くらいの時差がある。それを考えると場所毎に厳密に暦を作成した時、日本の中でも異なる暦ができてしまう可能性がある。

2012-02-11 ネタのつきない二十四節気の話

定気と恒気  定気と恒気を含むブックマーク  定気と恒気のブックマークコメント

ちょっと考え始めると、いくらでもネタになりそうな二十四節気の定気と恒気だけれども、例えば奇門遁甲で遁甲暦を作ろうとしたとき以前のエントリで、

しかし一コマもどって考えるなら、干支暦や朔望月と噛みが良いからという理由で定気の二十四節気を捨て去る訳にも行かないと思う。例えば奇門遁甲の局数を出すための遁甲暦や紫白九星を出すための九星暦には日時の暦において陰遁と陽遁がある。

これは明らかに、太陽南中高度が高くなって行く期間を陽遁、低くなって行く期間を陰遁とするべきだろう。従って遁甲暦や九星暦の夏至太陽黄径に基づいて決定されないといけないだろう。

と書いた。

しかしながら以前、大石真行さんが「九星暦は節気だけではなくて干支暦も陰遁陽遁に関係している。つまり九星暦を夏至で切り替えるのは正しくない。」と言っていた。一方で、冬至から夏至までの時間夏至から冬至までの時間が同じになっている恒気の二十四節気の方が、そうではない定気の二十四節気よりも、干支暦との噛みが良いのは当たり前のことだ。ということで九星暦も恒気の二十四節気が定気よりも相応しい可能性がある。

ややこしいのが遁甲暦で、伝統的な超神接気だと二至に近い符頭日から機械的に5日で節気三元を切っていくので、九星暦と同じように恒気の二十四節気の方が適性が高そうに見える。ところが拆補だと実際の節気と奇門遁甲の節気が等しいので、夏至で強制的に陰遁に切り替わる。この場合、陰遁開始は太陽高度とそのまま関係していると考えても良いので、定気の方がより相応しいように思う。1つの術の中でこういうゴチャゴチャもあって、二十四節気どーすんの?という問題にはまだ自分なりの答えが出てない。

ということで、決然と恒気の立春を祝う大石さんちょっと羨ましかったりする。

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2012-02-07 勉強になりました

有効数字3桁か  有効数字3桁かを含むブックマーク  有効数字3桁かのブックマークコメント

はてな日記編集中に珍しく、おとなり日記の表示が出たので見に行ったところ、暦関係の用語のマトメになっていた。「見上げれば、空」さんのところの『暦の整理メモ』というエントリだ。よくまとまっているので参考になる。

そこに地球の歳差運動の周期*1についての記述があった。1年には恒星年と太陽年があり、これは恒星日と太陽日と似た関係がある。つまり恒星日は地球の1自転を1日としたものであるが、太陽日は太陽南中してから南中するまでを1日としている。地球が1自転する間にも地球は公転運動を続けているので、公転運動した分だけ太陽が再度南中するためには1自転よりも長い時間が必要になる。この辺りは依然あげた『六壬天地盤と恒星時』の日記で触れた通りだ。

同じように地球が1公転する間も、地球は歳差運動を続けているので赤道面が黄道面に対して位置を変えて行く。そのため1公転後の春分点が西にズレることになる。そこで恒星年と太陽年の差を測定すれば、歳差運動の周期がわかることになる。およそ25,800年だそうだ。有効数字が3桁くらいはありそうだ。

以前、『天の数、地の数、人の数』のエントリで、

こんな長周期の運動について、有効数字が4桁あるか?というと、かなり疑問だが。

脚注に書いたけれども、意外と有効数字の桁数が大きいという印象だ。そして歳差運動の周期がおよそ25,800年なら、25,920年と強弁できなくもない。

*1プラトン年とも言う。

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2012-02-05 見かけよりもソースが長いです

課式がラディカルであるということ  課式がラディカルであるということを含むブックマーク  課式がラディカルであるということのブックマークコメント











































































































 




































以前、生徒さんの1人が失物を六壬で占って見つけたというエントリをあげていた。その時の課式がこちらのエントリにあがっていたので見てみたのだけれども、正直、何故出てきたのかピンとこなかった。しかし占って失物が出てきた以上、得られた課式はラディカルだったはずだ。そこであがっていた課式から地盤その他を再構成して、じっくり考えてみることにした。

私が失物を占う場合は出る出ないが念頭にあるので、通常は失物自体は三課*1に出てくることになる。ところが一課を含めてもどちらも失物である“青いペンマウス”を指しているとは考えにくい。一課、三課とも戌、辰と土行の十二支だ。土行は季節の休であること、日干は季節に死であり、どちらにしても青くはない。

色を手掛かりに考えると四課の子が季節に相であって、子の水行の児色は木行の青になる。子に乗じた天将は青龍で、よく動くもの、六親の父母は文字などを描くものなので、四課が失物自体を表していると考えられる。であるなら三課は失物の在り処と判断できる。つまり生徒さんは、物が出るかどうかどうかを問うたのではなく、何処に在るかを問うたのだろう*2。こういった判断の機微は伝わらない人には伝わらないだろうな。

地盤は天地相会、三伝も局を成しているので出ると判断できるし、実際、三課でもある末伝の指す場所から出たそうだ。辰*3は袋といった物を収納するための空間を指す。玄武なので普段は暗い場所で、妻財ということで他にも物がゴチャゴチャ入っている所ということになる。天袋から出てきたそうだ。生徒さんは見つかったのに驚いていたけれども「当りに不思議の当りあり。外れに不思議の外れなし」なんだろうな。それでも術と真剣に向き合っていれば、こうやって時に術が助けてくれる。まぁこういうエラソなエントリあげてる私も、ゆっくり考えているから言えるわけで、自分が失物を占っているときはこうはいかないよね。

なお子は水行なので潤下ということになる。水は高低の差によく追随する。ポインティングデバイスもまた手の動きに追随して位置情報を送信し続ける。ポインティングデバイスの類神として神后子は有りかもしれない。亥も水行ではあるけど、それ自体の意図を感じさせて、ちょっとポインティングデバイスからは遠い感じだ。

暦の問題  暦の問題を含むブックマーク  暦の問題のブックマークコメント

時刻(日本標準時 節気と朔 恒気法の月定気法の月
2011/12/25 03:06 十二月 十二月
2012/01/21 01:10 大寒(定気)
2012/01/22 00:59 大寒(恒気)
2012/01/23 16:39 正月 正月
2012/02/19 15:18 雨水(定気)
2012/02/21 11:28 雨水(恒気)
2012/02/22 07:35 正月 二月
2012/03/20 14:14 春分(定気)
2012/03/22 21:57 春分(恒気) 二月 三月
2012/03/22 23:37
2012/04/20 01:12 穀雨(定気)
2012/04/21 16:18 三月 四月
2012/04/22 08:26 穀雨(恒気)
2012/05/21 00:15 小満(定気)
2012/05/21 08:47 四月 閏四月
2012/05/22 18:55 小満(恒気)
2012/06/20 00:02 五月 五月
2012/06/21 08:09 夏至(定気)
2012/06/22 05:24 夏至(恒気)
2012/07/19 13:24 六月 六月
2012/07/22 15:53 大暑(恒気)
2012/07/22 19:01 大暑(定気)
2012/08/18 00:54 七月 七月
2012/08/22 02:22 処暑(恒気)
2012/08/23 02:07 処暑(定気)
2012/09/16 11:11 八月 八月
2012/09/21 12:52 秋分(恒気)
2012/09/22 23:49 秋分(定気)
2012/10/15 21:02 九月 九月
2012/10/21 23:21 霜降(恒気)
2012/10/23 09:13 霜降(定気)
2012/11/14 07:08 十月 十月
2012/11/21 09:50 小雪(恒気)
2012/11/22 06:50 小雪(定気)
2012/12/13 17:42 十一月 十一月
2012/12/21 20:12 冬至

2033年問題みたいに暦の作成の可不可程ではなくても、二十四節季を定気法で取るか恒気法で取るかは様々な影響を及ぼすことになる。今年は閏月のある年で、こういう場合二十四節気の取り方で月がズレることがよくある。今年もそういう年で、3月22日から始まる朔望月では、22日が終わろうとする時刻に朔となるのだけれども、恒気の春分と朔が同じ日になるので、恒気の春分はこの朔望月に持っていかれることになる。結果、2月22日から朔望月は恒気だと閏正月になり、3月22日から始まる朔望月は恒気では二月、定気では三月になる。

そのため2月22日から5月21日から朔望月までは、定気と恒気で月が異なることになる*4

今の万年暦の多くは定気法二十四節気採用しているけれども、恒気法二十四節気採用するべきであるなら、月がズレている期間は紫微斗数の命盤がラディカルではなくなる可能性がある。そしてこういう場合、生時をズラすと命宮や十四主星の配置が正しくなって、命盤がラディカルっぽくなることがある。こういったことは紫微斗数をやる者なら知っていて当然なんだけれども知らない人も多いし、知っていても触れない人も多い*5

ところで、このエントリ趣旨からは外れるけれども、

  • 2012/06/20 00:02
  • 2012/08/18 00:54

の2つの朔は日本標準時の0-1時の間なので、中国中原標準時では前日ということになる。そのため日本作成した太陰太陽暦と今年の農暦との朔の日付が異なってしまう。紫微斗数使いとしてはちょっと悩む所だ。

*1:極まれに一課。

*2講義で確認してみたところ果然であった。

*3:戌もそうだが。

*4:この部分、間違いがあったので訂正した。2012/04/06

*5id:abekazukiクンは、この辺りについて御高説を宣わっているので当然知ってるよね。

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