日本で九星というと通常は紫白九星になる。少し頭の整理をしようということで、色々ともがいているところだ。
巽 | 離 | 坤 | |||||||||
震 |
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兌 | |||||||||
艮 | 坎 | 乾 |
右の図は紫白九星の定位の図で、飛星派風水と同じように中宮に回座した星の五行からみた、旺洩財殺生が記入してある。高島流の高等気学なんかだと、宮とそこに回座した星の五行の剋応から吉凶を判断して行く。従って高島流の高等気学では定位の盤では使える方位が無くなってしまう。
所謂、気学のように本命星の五行と星の相生相尅だけを見るというのは、あまりに星の特性に無頓着という感覚もあるし、かと言って高島流のように子孫と財が良いという、ある種断易的な判断で押し通して良いのか?という疑問がないわけでもない。飛星派風水の旺洩財殺生と高島流の吉凶判断は財殺くらいしか一致していないし、悩みが多い。
ところで「だから気学・九星じゃなく奇門遁甲だ」と言いたくなったあなた、あなたは方位について何にも判っちゃいない。