ジョハリの窓再考

生徒さん*1のエントリで触発されたのだけれども、西洋占星術ホロスコープ紫微斗数の命盤から、こういう人と縁があるよね、という解釈が出た場合に幾つかの考え方があると思う。

  • 実際にもそういう人物である。
  • 自分の一部を相手に投影している結果として、そういう人物に見える。

多分だけれども、そのどちらかというわけじゃなくて、どちらもなんだろうと思う。結局のところ、他人を見ることは自分を見ることでもあるのだ。

そういう意味で『ジョハリの窓』を使って、ホロスコープや命盤を区分けしてみることは、自分そして他人を理解する一助にはなるだろう。友人てこんな人なんだ、と思うことは、自分に見えない自分を友人に投影していることでもあるのだから。

といっても私が目指すのは『事細かに具体的に当てる占い』であることは、変わらないのだけどね。

*1:富永祥玲さん。私のところの六壬初等科を課式の解釈を含めて修了した開門弟子。射覆はもう私より上手いんじゃないだろうか。