• 駅前で場所を確認するためにチケットを・・・。あ、ないや。
  • カバンをひっくり返すも出てこない。チケットに巻きつけたパンフはしっかりとクリアファイルにあるので、会社で落としたのであろう。
  • 当日券がなかったら撤退だな。それもまた良しだ。Chizuさんの歌う晴れ姿を見に来たのであって、特にゴスペルというジャンルに興味はないからだ。興味はないというより、宗教成分が入っているので軽く警戒しているというか。
  • ちょっとwiki先生にご登場いただこう。ゴスペルとはね、

ゴスペル(Gospel music)は、アメリカ発祥の音楽の一ジャンル。元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽。ゴスペルは英語で福音および福音書の意。ゴスペルソング、またゴスペル音楽(ゴスペルおんがく)ともいう。奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は彼ら独自の言語・宗教などをいっさい剥奪された。その苦しい状況下で、彼らのうちのある人々は、救いを与えるゴスペル(福音)と出会い、個人的なキリスト教への改心を経て、神に彼ら独自の賛美をささげるようになった。こうしてアフリカ特有の跳躍するリズム、ブルー・ノート・スケールや口承の伝統などとヨーロッパ賛美歌などの音楽的・詩的感性が融合してスピリチュアル(黒人霊歌 negro spiritual などとも言う)という現在のゴスペルの基調となる音楽が生まれた。後年になってジャズやロックなど様々なジャンルと結びついてその音楽性は今も進化し続けている。
キリスト教会でもこれを用いる教会と用いない教会があるが、特に青少年のための礼拝にはバンドまで繰り出して盛んに使われ、ローマ・カトリック教会でも事実上若い信者の獲得のために公認している。

  • 時間までドトールにて新・世界樹の迷宮。クエストをこなしまくってレベル15まで。このままゲームしてた方が楽なのは明らかだ。体調不良ということにして、逐電してもいいかな。
  • 当日券を確保しに行く。残念ながら確保できた。
  • しかもチケットを落とした旨を告げると、なんと再発行扱いにしてくれた。良い人たちだ。今になって考えると、口先だけのわたしの発言をまるっと信じる当たりがなんとも宗教団体っぽいね。←偏見にして失礼極まる。


会場。

  • 入場。ドリンク券でハイネケンを確保して飲みながら待つ。
  • 開演前のMCにカチッ#ときた。ウザすぎる。明らかにマイナス要素だよ、あれは。何が「楽しむ義務がある」だ、死ねよ。正直に書こう。ただでさえ興味があんまりないのだ。この「盛り上がれよ客」トークによって帰ろうと思いましたよ。
  • 開演。
    • コーラス隊だけで100人はいる。この中にChizuさんがいる。
    • Chizuさんはすぐに確認できた。目立つ御人。
    • ゴスペルの代表曲を前半でやってくれる。アメリカの航空会社の飛行機にて、出発・到着のBGMとして流れている曲が多い。聞いたことあるな?というやつだ。
    • コーラス隊の中におじいちゃん(後に80歳代である事が判明)がいて釘付けに。ライブ中は、Chizuさん→おじいちゃん→ベースの人をくるくる観ていた。
    • どれも明るく希望に満ちた曲だが、歌詞を冷静に聞くと、ガチの宗教である事がわかる。モルモン教なんかも出てくる。ジーザス、ジーザス、おおおジーザス!! という繰り返しは海馬に刻まれる。
    • 技術は素人のわたしでも凄いと分かる。これだけの人数を組織的に動かすにはどれだけの訓練をこなしてきたのだろう。
    • 後半はミュージカル。古き良きアメリカ。しかし、イエスに扮した兄ちゃんが登場して、バックスクリーンに十字架が映し出された時にはドン引きした。そして大笑い。
    • 最後はChizuさん含むコーラス隊が出てきて、ライブに戻る。じゃじゃーんと旧いアメリカ映画的に盛り上がった。
  • 終演。Chizuさんを出待ちする。
  • ご本人は疲れているはずなのに、ライブ直後のハイが続いているのか生気に満ちている。お疲れ様でした。