2013の総括

2013年は新しい商品開発に関わり戸惑いもありましたが、今までと違う分野の技術を勉強できました。
昨年は「2013年は原点回帰。ロボットの制御系技術を深め、デザイン系のスキルを高めていこう」とし、3Dプリンタと3Dモデラーソフトの使いこなしに始まり、ロボット制御のためのROSやRTミドルウェアの習得、UIデザインと相性の良いProcessingやPythonでプログラミングとの連携を模索しています。
写真は、掃除ロボット型研究開発用PF Kobuki+KinectをROS上で動かしているところです。

2012年末と同様に2013の総括です。

1つめのネタ:60cm 30分の1ガンダム全身を3Dプリンタで製作

2012年5月に購入した3Dプリンタ Blade-1で、ガンダム全身を3Dプリンタで出力し着色しました。2009年時は頭部だけ3Dプリンタでそれ以外は樹脂化ペーパークラフトとしていましたが、全身を3Dプリンタで出力したことで、強度と存在感がグンと増しました。

収納用の専用ケースも用意しました。高さが70cm以上とかなり大型のケースになっています。

2つめのネタ:ROBOCON MAGAZINEで「ポリゴンクラフト入門」を連載しました

2009年に製作した30分の1ガンダム(体長60cm)の外装製作方法として提案した「ポリゴンクラフト」の入門指南をロボコンマガジンに連載。2012年5月号に連載開始して2013年3月号で1年に渡る連載を終えました。記事は中国語に翻訳され”台湾版ロボコンマガジン”にも掲載されました。

3Dプリンタガンダム製作に初挑戦したのが2009年で、2013年になってからは「3Dプリンタ」というキーワードをニュース他で見ない日が無いくらいになりました。
2013年9月に新しい3Dプリンタ「AFINIA」を導入し2台体制になりました。

ガンダム全身3Dプリンタ化や新型ロボットの開発を通じて3Dプリンタメタセコイアv4の使いこなしもすすみ「ポリゴンクラフト アドバンス(仮)」が連載できるだけの蓄積できてきましたね。

3つめのネタ:新型7号機の開発中

4月くらいからオートモシリーズの7号機を製作中です。
すでに外装の2次試作まで進みメカとハードは揃いました。現在はUIと制御のソフト開発に取りかかっています。今年度中にはお披露目したいと思っています。
7号機は非バトルで、3Dプリンタを活用したデザイン重視の機体で、専用の収納用バッグを用意したりしてモチベーションを高めています。