オレユニさんのレクチャー
T3の研究会で、「脱・情弱」のレクチャーを受けた。講師は、オレユニさん。
今話題の用語だけでなく、1980年代の懐かしい話から、2015年の未来予想図まで、わかりやすく説明してくださった。25年間、コンピュータ技術に取り組まれた方ならではの、レクチャーだった。
オレユニさんは「情報弱者」について、「情報弱者だと自覚している人は本当の弱者ではない。本当の弱者は、情報弱者という概念があることすら知らない。」とおっしゃっていた。レクチャーを聞いている立場からみると、元気づけられる。事実やテクニックも大事だけど、参加者が安心し、元気づけられるようなレクチャーって、魅力がある。
それにしても、T3の趣旨と、インターネット技術の発展との間に、そんな共通点(?)があるとは・・・。
「気がきく」ってどういうことなのか
「気がきく」ってどういうことなのか、考えてみた。
「相手の身になって考えよう!」というような精神論だけではダメなこともある。
「気がきかない本人が、全体像や目的を知る」必要がある。
たとえば、運転が苦手な人が助手席に乗ったとする。運転手が眠そうにしているときにカフェイン入りのガムを手渡すのは良いことだが、それが車線変更の少し前だったりすると顰蹙だ。これから行く場所や車線変更のタイミングをどれだけ分かっているかで、気がきくかきかないかが決まる。(カーナビみたいなITとかICTはそういう判断の役に立つんじゃないかと思うけど、それはおいといて。)
仕事の場面でも同じことがいえる。全体像が分かっていないと、どこで何をやったらいいかわからない。だから、何かをはじめたら、全体像を知るのが大切なんだろうと思う。
感謝の気持ち
この一年間、いろいろな方にお世話になりました。
実務補習の時にお世話になった先生(今でもお世話になっている)。同じチームの人達。
仕事を紹介してくださった税理士の先生。経営革新計画や経理的基礎診断書の仕事に携わるきっかけを作って下さった、経営者のかたがた。
T3の先頭にたち企画をし、レクチャーをし、仕事を割り振り、まとめあげてくださったペパチェリーダー。知識とパワーのあるT3の人達。
家事が疎かになっても許してくれる家族。
勉強会や飲み会、セミナーなどで、アドバイスをくださった先生方。
なんとか、感謝の気持ちを伝えて、そして、できることをやっていきたいと思います。
私が診断士としてやりたい仕事は、まだ、ナマの状態で、そのまま言ったり実行したりできるようなものではないのですが、お世話になった方々のためにも、一歩ずつ進んでいきます。
行き詰まりから脱出するには
私は、「責任」というのを重く感じすぎてしまうことがある。ベストな仕事をしたいと思って気張ってしまう。そのことで良い評価をいただけたりすることもあるのだが、時々つらくなる。「できるという確信がもてる仕事」だけを引き受けたくなってしまうのだ。そういう気分だと、結局、経験がつめない。
気分転換にいろいろなものを、新しくしてみている。といっても、ブログのデザインを変えるとか、今まで読まなかった類の本を読むとか。そういうどうでもいい話だ。ただ、そういう仕事に関係ない無駄なことって、やってみると、結構、気が休まったりして、仕事にもいい影響がでることもある。。。と思う。
アリのなかで、列を離れてふらふらしているムダなアリがいるけど、あれは、群れが「より効果的な方法」を探すためには良いことらしい。ふらふらしていて、もっと近くのエサをたまたま見つけられることもあるからだ。
真面目にやることだけがとりえだと思ってきたけど、遊ばないと仕事もできないな・・・。
口述試験での失敗
口述試験が12月20日にせまってきました。
口述試験では、まず、自分の受験番号を言うのですが、私は、自分の受験番号でかんでしまい、「れろれろ269」(00269)と言って、しばらく固まったという経験が・・・。
さらに、「暗黙知の形式知化」が言えずに「暗黙知のけいちきちき・・・」。
本番での緊張を和らげるためには、前もって会場の雰囲気を聞いておいたり、模擬試験を体験しておいたりすればよかったんじゃないかと、今になってみると思います。
さて、12月13日(日)午後、中小企業政策研究会主催の、口述試験対策セミナー(無料)があります。
(詳細:http://www.shindan.gr.jp/index.html)
概略---
日時:2009年12月13日(日) 15:00〜16:50(開場14:30)
場所:豊海区民館3号室(都営地下鉄大江戸線勝どき駅下車A3出口 徒歩10分)http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu16/index.html
内容:
1.口述試験の概要
2.伝説の合格者が語る!口述試験のポイント
3.模擬面接
お申し込み・お問い合わせ:seisaku09kt☆googlegroups.com(☆は@にかえてください)
詳細:http://www.shindan.gr.jp/index.html
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「書かない」ことは需要
「企業診断」の原稿書きでは、T3研究会の人たちのアドバイスが聞けて、勉強になった。
1.「読み物」ではなく「ノウハウ」や「TIPS」の形のほうがいい。
2.ステップことに(時系列で)ノウハウが提示されればなお良い。
3.さらっと読めるように、論理関係を明確にする。
4.ひとつひとつの例はシンプルにしたほうが分かりやすい。例が多すぎると飽きる。
確かに、個々のステップでの行動・留意点・理由・例をセットにして、ステップごとに示していけば、忙しい人でも楽に読める。これは、ISO9001で用意する文書とかにもあてはまる話じゃないかと思う。
ところで、コラムでこれをやってみると、留意点をステップごとに切り分けるのが難しい。切り分けられないような留意点もあり、それらを欲張って盛り込むと、「切り口」がぶれてしまい、とたんに分かりにくくなる。ペパチェさんはじめ、502ブロガーの方々がかねがね言っているように、「何を捨てるか」というのは大事だと思う。
ヒューマンエラーを防止するには、まず作業を排除することだと聞いたことがある。とにかく捨てて、工程をシンプルにすることが、間違えないコツだ。ものを書くときも、「書かない」ことは重要だ。書くと紛らわしくなる。。
と、頭では分かっているのだけど貧乏性でできない・・・これが一番問題だ。
さて、「何を書かないか」が重要、で思い出したネタがひとつ。
女性の悩みに対する男性のアドバイスの仕方
http://labaq.com/archives/51301564.html
クルマ好きな人へのメールの冒頭で、クルマのネタをだしたら、そりゃあもう。。。
無理なく続けられるしくみ
「無理なく続けられる等身大のしくみ」というのは、どんなもんでも必要だなあと思う。そう思ったきっかけは、洗濯機。
しばらく前に家の洗濯機が壊れて、洗濯乾燥機を買いに行った。設置のときに、詳しい使い方の説明をきいたら、「洗濯の都度、毎回かならず、フィルターの掃除をしてください」と言われた。
「毎回かならずフィルターの掃除か、、、めんどくさいな」とげんなりしていたが、実際に使ってみたら、「フィルターの掃除が楽しい」。
洗濯と乾燥が終わると、フィルターにフエルト状のごみがついている。これをつまむと、日焼けの皮をぺろーっとはがすように、とれる。これが気持ちがいい。一瞬で掃除が終わるし、なにより、はがすのが楽しい。これならフィルターの掃除を忘れないし、疲れててもやる。
ところで、「毎回かならず○○するのが、めんどうくさい」ということで思い出したのが、ISO9001の記録をとっている人から聞いた話。ISO9001は、文書と記録の管理が大切だと言われているが、「以前はノートに手書していたものを、パソコンで管理する必要から電子化したら、記録をとるのが面倒になってしまった」ということだった。
ISO9001というのは、本当は役立つものなわけだし、なんとか簡単にならないかと思う。ヒトの努力とか精神力とかに頼っては、長続きしない。しかも、実際の業務とISOの書類とが乖離してたりしたら、なおさらやる気がでない。
意味が感じられて、等身大で、無理がなく、できることなら楽しくやれるものだったら、いいのだけど。。。洗濯乾燥機のフィルターみたいにならないもんだろうか、というのは甘いか。長くなるので、また、書きます。