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マラカスがもし喋ったら

2015-01-26

[]笠井潔白井聡「日本劣化論 」ちくま新書

日本劣化論 (ちくま新書)

日本劣化論 (ちくま新書)

福島原発事故は日本近代の歩みの必然的な帰結。

戦後民主主義がもはや完全に死骸となってしまった」

軽武装を旨とする吉田ドクトリン↔積極的平和主義(伊藤憲一、外務省アメリカンスクール、日本会議

アメリカ対テロ戦争=国連中心主義をかなぐり捨てた。

「テロリズムについて付け加えておきたいのですが、テロとは実体でなく関係です。実在するのは政治的動機による暴力だけであって、それがテロか革命的行為なのか愛国的行為なのかは、どのような関係の磁場に置かれているかによって決まります」

「戦後日本は、就職列車で農村部から都市部へ低賃金労働力を大量移送することで高度成長を達成しえた。」

「日本的社会主義は企業を中核とする社会主義となりました。」

「これは堤清二さんみたいに左翼体験後、転向した人たちが非常によく指摘するところですけど共産党の体質と日本の封建制の体質というのはそっくりだと。」

ヨーロッパにおける第一次大戦の衝撃。

日本は明治以降なんでもかんでも欧米から輸入して、近代性を促成栽培した

「ドイツの場合、加害者性に対してはっきりとした罰が下されたわけですね、東西分裂というかたちで。」

反知性主義と啓蒙主義(従来的な教養主義)の対立。

「すべては経済が解決してくれるわけはない」

「実利や経済的成功と人格の陶治や道徳性がシームレスな点で、「プロジェクトX」のヒーローたちは修養主義を継承しています。」

「大学の世界でいえば、90年代、様々な学問分野で参照先がドイツやフランスの学問からアメリカの学問に変わってきました。ここも一つの転換点だと思うんですが、そもそもヨーロッパとアメリカでは、学問が前提する人間観が違います。ある意味、アメリカは動物の国で、人間の人間性を認めないため、ヨーロッパ人が想定した人間の人間性を前提としない形で学問ができました。」

「「人間の不在」は、心理学などで特に典型的に見て取れます。また、経済学や政治学にかんしても同様で、計量分析的手法が急速に幅を利かせるようになってきた。計量分析とは一人一人の内面を考えずに、群れとしてとらえるものです。そうした方法が全く無意味だとは思いませんが、それのみが学問であるという傾向が90年代以降強まりました。このことが教養主義の崩壊とどこかで通底しています。つまり、アメリカ的な学問はどんなに極めても教養ある人間にはなれないともいえるわけです。それは、悪く言えば、飼い馴らされた群れを統御するための技術学であり、その技術のマイスター自身もそのような人間観に疑問を抱くことがない。これに対して、教養主義ないし人文主義は、歴史性に依拠してこうした人間性を相対化することを存在意義とするものです。」

国民国家の次。スラヴォイ・ジジェクが賞賛したウィキリークス

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啓蒙主義は息の根を止められてしまった。

すべてが相対化され目指すべき頂はなくなった。

ハシゴ外しのループ。

笠井潔とドラクエ

[]情報資本主義?

<情報ネットワークの基本的な考え方>

コミュニティや世界観をつなぐネットワーク

異なる価値観をつなぐ 貨幣(ジンメル

→メディアとしてのネットワーク

脱工業社会としてのシリコンバレー

↔PCの普及、半導体産業の発展

 

今井賢一「情報ネットワーク社会」

know howではなく、know who

「クラブ財」→「公共財」

(シリコンバレーと東京・下町の工業地帯の共通性)

組み合わせ、ベンチャーキャピタリスト

パブでの情報交換イギリス スタンフォード大学

集中して住むことが大事 職住近接

 

金子郁容「ネットワーキング」 

対立項によるテンションを許容する仕組み

曖昧な境界、相互依存関係

効率より自己表現

雑貨の卸売ネットワーク←垂直的な帳合制度

「やりたいこと」と「補い合い」脈絡がとれるか

主婦の「手作りフェア」他人の評価

「現場」で生成している情報を捉えて結びつける。

ドゥ・ハウスによる60字の「生活行動日記」

→データベース化によるマーケティング

忙しい人のステーキ データ分析

 

<情報とネットワーク理論>

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われわれの情報に対する基本的な考え方は、情報は意味を運ぶものというものである。

ウェーバー、意味、理解社会学。

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場 :共同体

価格:市場

コード化ルール:組織(官僚制)(国家)

コンテクスト:ネットワーク

 

インターネットによる社会の情報化

→個人がコンテクストを編み出し、解釈のプロセスを

広く自由に発信することが可能になった。

 

→市場と組織からなる近代社会の超克?

自己組織性 複雑系

ルーマン

金子郁容ボランティア もうひとつの情報社会

ボランティアは自分のアイデアでやらなくてはならない。

 

<情報ネットワークとしてのボランティア>

自主性・自律性↔相手の反応が保障されない脆弱性

対等の立場になるべき

共有し評価し合う仕組みができれば強みにもなる

一人一ボランティア

情報資本主義

 

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インターネットによる社会の情報化

→個人がコンテクストを編み出し、解釈のプロセスを広く自由に発信することが可能になった。

→市場と組織からなる近代社会の超克?

コード情報を、処理するのではなくて、解釈する。

一人一ボランティア

2015-01-19

[]資本主義の社会学まとめ

ピケティ「21世紀の資本」

資本主義→格差 マルクス 利益率の低下 累進課税

成長→分配→資本の蓄積→格差

成長 従属理論 周辺国からの搾取

分配 国際協調に基づくグローバル資本課税(富裕税)

 

マルクス 

階級闘争、プロレタリアの政府

デュルケム

分業…各階層(職業)→宗教・道徳による統合

市民社会における政府

政府…経営(テクノクラート)知識・技術

 

マルクス

ヴェーバー

「そんなにうまくはいかないよ」

官僚制の矛盾

近代的合理主義への批判

プロテスタンティズム=資本の蓄積

ジンメル

貨幣の哲学

疎外もするが、人をつなぐメディア

交換、交流→間接的関係

 

デュルケム

ベル(→ネオコン

脱工業社会(知識、サービス、情報)

↔文化的矛盾(プロテスタンティズム↔対抗文化)

エスニシティ(グレーザー)

資本主義の”正しさ”

(共和制)クリストル

 

国民国家

マルクス 資本主義

安い資源と労働力への投資

グローバリズム大航海時代

 

ブローデル

国民経済ではなくて世界経済

地中海→北ヨーロッパ→大西洋

市場経済↔資本主義経済(世界経済)(独占と蓄積)

 

ウォーラーステイン

従属理論

近代世界システム

政府の役割

中核-自由化と独占→必ずどこかで限界がある

半周辺-保護と成長(産業政策)

周辺-自由化と従属

イスラム世界

 

ティリー

資源動員↔政府 network

(民間の団体、集団が要求)

 

オルソン

公共財 階級ではない

少数派の圧力団体

social capital 資本としての社会関係

そんなに簡単に再配分はできない

 

カステル

集合的消費

マイノリティの公共性

都市社会学

 

情報社会

シリコンバレーモデル

情報→資本

PC→スマホ(クラウド、インターネット)

プライベートな生活 face to face

インターネット 公共空間

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マルクス、デュルケムが目指した「統合」

未だ果たされず

ジンメル 貨幣はコミュニケーションメディア

ベル プロテスタンティズム↔対抗文化

資本主義の”正しさ” クリストル ネオリベ

ブローデル、ウォーラーステイン 国民経済ではなくて世界経済

イスラム世界

ティリー、オルソン、カステル 民間の力、下からの突き上げ 公共財 集合的消費 社会関係資本

プロテスタンティズム 修養主義

 

自分はジンメルの「楽しさ」の道に一番惹かれる。

2015-01-14

[]「自白」の社会学

数々の冤罪事件 甲山事件

ロフタス「目撃者の証言」

サッコとバンゼッティ事件

浜田寿美男「自白の研究」

 

1.構成される「現実」

現象学的社会学 リアリティの社会的構成

バーガー&ルックマン「現実の社会的構成」

認知的不協和の理論

フェスティンガー「予言がはずれるとき」「認知的不協和」

レイクシティ キーンさん、宇宙人、大洪水

予言がはずれて信者が増える。

→祈ったおかげで、洪水が延期した。

 

2.エスノメソドロジー

ethno(人々の)method(方法についての)logy(学)

日常的知(常識)の構成

ガーフィンケル「エスノメソドロジー」

違背実験(期待やぶりの実験)

タイヤがぺちゃんこ

 

私たちの日常世界把握

説明行為 accounting 説明と納得

文脈的依存 indexicality 社会情勢、再帰性

文脈再帰性 reflexivity

ドキュメンタリー的解釈法 原型をベースにした認識

「本当は底が抜けている」

 

3.自白の社会学

動機の語彙(ミルズ)

「動機はある行為の「原動力」となる内的状態というより、

人々が自己および他者の行為を説明するために用いる「類型的な語彙」である」

自白の構成

尋問者の仮説

尋問者の尋問のやり方や言葉遣いのなかに反映している期待に応えようとしてしまう被疑者の傾向

記憶の歪曲/虚偽の自白・証言

 

おわりに

権力・権威関係とコミュニケーション

代用監獄(留置所)という日本の司法制度の問題性

司法改革と冤罪防止

取り調べ可視化

証拠の開示の全面化(取り調べ側の証拠隠滅を許さない仕組み)を

 

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認知的不協和理論

エスノメソドロジー 日常的知(常識)の構成

私たちの日常世界把握

「本当は底が抜けている」

動機の語彙

「常識」に支配されている。

相手の期待に応えようとしてしまう。

2015-01-08

謹賀新年

1月2日いわきでの夕食

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2015-01-07

[]コミュニケーションの社会学

コミュニケーション不全症候群 中島梓(1995)

「コニュニケーション能力」

 

1.コミュニケーションとは?

「他者」の存在/シンボル・記号を媒介にした相互作用

自己内、個人間、小集団内、公開、マスコミ、コンピュータ

 

2.コミュニケーションの社会学の歴史

「アメリカの哲学」プラグマティズムの視点

(1)C・H・クーリーと「鏡に映った自己」

物的伝達研究から精神的伝達研究へ

相互作用の網の目としての「社会」

鏡に映った自己

1 他者に対して自分がどう見えるかについての想像

2 自分のイメージに対する他者の判断についての想像

3 1、2に対してもつ自分の反応

第一次集団の理論

親密な対面関係と協調性を特徴とする集団

家族、仲間集団、近隣、地域集団

親密な対面関係のなかで作られる社会性をもった自己

第一次的理想の形成の場としての第一次集団

愛、自由、正義、忠誠、共感、奉仕、思いやり、真実、法の遵守意識…

「われ思うゆえにわれあり」ではなく「われわれ思うゆえにわれあり」

cf.第二次集団

間接的なつながり、利害関係などをもつ特殊化された関係

 

(2)G・H・ミードのI/meの理論

社会的行動主義

行動主義(刺激-反応)の影響 人間の自我の背景にある社会の存在

有意味シンボルを媒介にした相互作用の発達

役割取得 role taking

他者の態度 役割をまねる

社会的自己の成立プロセス

「ごっこplay」段階から「ゲーム」段階へ (e.x.野球 一般化された他者)

I(主我)とme(客我)

me 客体化された自己 一般的な他者の視座の内面化されたもの

I meに反応する自己 状況のなかでの創造性(emergence)

 

(3)相互作用の社会学 象徴的相互作用論

symbolic inter-actionism

意味-シンボル-解釈

 

(4)E・ゴッフマンの自己提示の理論

見られる自己に対する戦略的自己提示

ピンポンでわざと負ける彼女

印象操作

「外面 front」の社会学 外面の構成要素

舞台装置 みかけ 態度

印象管理とパフォーマンス 外面に現れる諸情報の「整合性」への配慮

表領域 front regionと裏領域 back region

手術中に冗談を言う外科医

スティグマの理論 レイベリング理論

ラベルをはる→ラベルがはられた人を規定する

市民的無関心

相互作用儀礼 その場が気まずくならないように 管理・操作

 

ジェンダーとコミュニケーション

男 レポート・トーク

女 ラポール・トーク 関係性 共感

チェドロウ「母親業の再生産」

男 分離/自律

女 共感/依存

 

コミュニケーションは誤解で繋がっている

アサーション 主張

攻撃的でも受動的でもないコミュニケーション

声が小さい先生

相手に配慮しながら、言いたいことを伝える技術。

 

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Iより、実はme。

キャラ。

me 客体化された自己 一般的な他者の視座の内面化されたもの

見られる自己に対する戦略的自己提示

印象管理とパフォーマンス 外面に現れる諸情報の「整合性」への配慮

2015-01-06

職質

3日に楢葉町を歩いていた時、警察に職質されて、免許も見せて携帯番号を言った後に、「ここは歩いてもいいんですよね?」と聞いたら、「あなたの故郷で同じことが起きて、知らない人にズカズカ入ってこられたら嫌でしょ」と言われたことに、未だに怒りを覚えている。別にズカズカ入ってるわけじゃねえし、故郷で同じことが起きないように、教訓として目に焼き付けてるんだよ。事故現場を見ることが反社会的行為なのか?

2015-01-05

今日関西電力から来たメール「電気料金の値上げ申請について」

 

From: 関西電力株式会社 <miruden_oshirase@a2.kepco.co.jp>

日付: 2015年1月5日月曜日

件名: 電気料金の値上げ申請について

To:

 

「はぴeみる電」会員の皆様へ

 

 平素は、弊社事業に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

 このたび弊社は、原子力プラントの再稼動の遅延による火力燃料費等の

大幅な増加により、電源構成変分認可制度に基づく電気料金の値上げを

国へ申請いたしました。

 

 平成25年5月の値上げに続き、さらなるご負担をお願いすることとなり、

誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

 

 弊社は、今後も引き続き、徹底した経営効率化に取り組むとともに、

原子力プラントの再稼動に全力を尽くし、今回申請した電気料金の前提よりも

早期に再稼動した場合は、電気料金の引き下げを行いたいと考えております。

 

 何とぞ、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

※実際の値上げ実施日・料金等は、今後、国の認可を受けて決定されます。

※値上げ実施日・料金等は、認可後改めてお知らせいたします。

 

■詳しくは、弊社ホームページをご覧ください。

▼パソコン、スマートフォン

<http://www.kepco.co.jp/home/ryoukin/s-ryoukin/index.html?DAY=0105>

▼携帯電話

<http://kanden.jp/?DAY=0105>

 

■このメールは送信専用です。

本メールへの返信によるご質問は承っておりませんので、

お問い合わせは下記までお願いいたします。

▼ホームページからのお問い合わせ

<http://www.kepco.co.jp/siteinfo/inquiry/?DAY=0105>

 

 

平成27年1月

関西電力株式会社

2015-01-01

天皇陛下の新年の感想 全文

1月1日 5時38分

 

天皇陛下は、新年にあたって文書で感想を表されました。

その全文は次のとおりです。

 

昨年は大雪や大雨、さらに御嶽山の噴火による災害で多くの人命が失われ、家族や住む家をなくした人々の気持ちを察しています。

また、東日本大震災からは四度目の冬になり、放射能汚染により、かつて住んだ土地に戻れずにいる人々や仮設住宅で厳しい冬を過ごす人々もいまだ多いことも案じられます。

昨今の状況を思う時、それぞれの地域で人々が防災に関心を寄せ、地域を守っていくことが、いかに重要かということを感じています。本年は終戦から七十年という節目の年に当たります。

多くの人々が亡くなった戦争でした。

各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。

この一年が、我が国の人々、そして世界の人々にとり、幸せな年となることを心より祈ります。