カトリックでは、灰の水曜日と呼ばれ、四旬節の第1日目となります。


昨年のセマーナ・サンタ(聖週間)は、3月下旬でしたが、今年は、4月5日(日)から4月12日(日)
の1週間だそうです。



四旬節は、復活祭直前の日曜日を除く40日間のことだそうで、今日が、その初日に当たり、灰の水曜日
と呼ばれて、カトリックの各教会では、イベントが催されると聞きました。



首都テグシガルパの中央公園前の大聖堂でも、ミサが執り行われるそうですので、見に行きました。
ちょうど、ミサが終わったところに着いたようで、大勢のカトリック信者が、額に墨で十字の印を
つけられて出てくるとろでした。



大聖堂の中では、テレビインタビューの人の輪が、二つ出来ていました。一つは、首都テグシガルパ
リカルド・アルバレス市長で、額には、十字の印がありました。もう一つの人の輪は、ホンジュラス
カトリック司教の最高位オスカル・アンドレス・ロドリーゲス枢機卿でした。
現在のローマ法王は、ドイツ出身の方ですが、その時のローマ法王候補だった方だそうです。



司祭は、カトリック信者の額に十字をつける時に、小声で、人は塵から生まれて塵にかえる、
というようなことを言っているそうです。



カトリック信者は、セマーナ・サンタが終わるまで、毎金曜日には、血が出る肉は食べないそうで、
その代わりとして、魚の干物をスープにして食べる習慣があるようです。テラの市場で見た干物は、
そのためのものだったようです。また、食べ物の量を控え、日に何度となく祈りを捧げ、お金や
食べ物などの施しを行うのが、この時期の心がけだそうです。



気分は、もうセマーナ・サンタに入ったかのようです。





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