はてなダイアリー集合体における映画『イノセンス』感想リンク

或いは引用のみで自らの感想を構築する試み。


最初はFFのムービー見てるみたいな感覚に襲われました。
子供が観たらトラウマになるぞ。多分みんな義体とネコ型ロボットを間違ったんだよ。な?
なんで、街の看板もドッグフードのパッケージも同じ種類の犬なんすか!
わからん!面白い!わからん!わからん!
荒巻始め、みんなかなり老けすぎのような気が・・・・3年しか経ってないのに。
『明るいイデオン』だったんだと思うことにした。この感動を伝えるべくイノセンス音頭を踊るとしよう(笑)。
この映画って99分しかないんだ。一番意外だったのは、ちゃんとストーリーがあった事(笑)原作にも配慮してます。クライマックスの電脳戦、これが映像で見れるとは思わなかった。
あんまりおもしろくない。どうでもいいや。
シャアにしろ草薙素子にしろ「少佐」はいいなぁ。と。田中敦子の声が響いたあの幸福な瞬間。ヤン・シュヴァンクマイエルの言葉を思い出す。「個性とは技術だ」。映画が最もはじめから持っていた要素、テクノロジー。アニメの彼岸を見た。物語の反復を拒否する。「先に行ってしまった」
前作でも使われていた民謡歌手のコーラス曲は絶対映画館で聴くべきだと思った。前作では3人のコーラスだったのが、今回は75人に増やしたらしく、圧巻。「僕はすでに人間ではない」「この映画は人間中心主義の立場をとらない。生けとし生けるもの、人間だって、動物だって、ロボットだって等価値である」
「なんだこりゃ?」じわじわと頭の中を浸食してきやがる。ストーリー的にぬるく、盛り上げ方が中途半端。「2501?それ、いつか再開する時の合言葉にしましょう」「二度観る必要があるんだ」
犬とか、ラストのアクションでわらわら出てくる人形たちとかの手描きの作画の方がやはり魅力的に思えました。「あんまり人気なさそうね」「これは一般人には受けない」
凄くまとまっていた。SACの一話分くらいを映画サイズまで膨らませてクオリティをあげまくったもの、みたいかも。
「イノセンス」感想リンク。
はるのかぜ ゆれるおとめの イノセンス
攻殻機動隊2というより、攻殻のキャラを使った「ビューティフル・ドリーマー2」と言った方が近いかも。「やっぱり押井だなぁ・・・」という感想しか持てなかった。
実はちゃんと前作の続編になっているという性質の悪さ。
基本的な話の流れは原作一巻・第六話「ROBOTRONDO」と同じなのですね。
「あ、ふぁろみーだ! ふぁろみーだよ、お母さん」とポスターを見て、叫ぶ。娘はジブリ一派と勘違い。
人形は動いてないほうが凄みがあるなぁと思った。
全般的に今日の六本木ヒルズはオタクが多かったように思います。スタッフロールに「西田」という名前が30人くらい並んでいたのが気になりました。
混んでいるかなあとも想像したが、そうでもなかった。
ミーハーな一般映画ファンに残された道といえば、もうそれ寝るしかないじゃん?となりにいたおしゃれなカップルが「マトリックスの裂け目って言われてもねえ……」と呆然とつぶやきあっていたのが印象的だった。
大塚明夫さんの声を聞くとソリッド・スネークを連想してしまうのは如何ともしがたいです。
思い切り「抒情」してしまっているシーンが多くなっている。
完全な虚構の話は虚しいということがわかった。でもあの音楽は圧倒的だったなあ。
ストーリーの構造は劇場版パトレイバー1と同じなんですよね。孤独を表現するなら小説が一番だと思う。リアルな絵って感情に引っかからないんですよね。だからスゴイのはわかるけどスルスル流れた感じです。
球体関節人形が凄い。ただ、あれでセクサロイドだっていうのは無理じゃないか?だって球体関節だよ。胸ないし。
これ以上ないくらい緻密でリアルだが、はっきりと現実ではない。
まじめで遊びがないつくりの「攻殻機動隊」に対し、今回は映像的に全編ふんだんに豪華な感じがする。
引用映画なので引用で応えてゆこう。異のセンス!
攻殻の世界ではいい加減な技術、もしくは予測不可能な技術力の進行のためか異様に脆弱なシステムが社会を支配している。
映像も、やけに黄色すぎて・・・
イノセンス反応集を読んで:西田大杉、に気づいた人の多さに安堵する。
素子よ、おまえは九年間そこで何をしていたのか?
デートで見に行くとテンションがずいぶんと下がるので、マスターアンドコマンダーとかの方をお勧めします。
ちょっとトグサが弱すぎ。
「俺には家庭がある」と保守的なポジション。
実際見たお客さんからは宣伝にだまされたと思ってしまうのではないでしょうか。
電脳化してアニメの世界に旅立ちたい……事件のきっかけになっている愛玩用のアンドロイドというものがなぜ必要なのか、需要があるのかということを考えてみました。
臭う感じじゃなくてトゲトゲ・ザラザラした感じ…
監督は「私の作品は必ずペイする」と言っているが(サブラの前の号ぐらいで)そんな自信があるならもっと大衆に迎合して一発儲けてやろうとか思わないのか?
あの人形、ビョークのビデオクリップに出てくるヤツみたいだったなぁ〜。
骨を砕かれ肉を剥がされ臓物をぶちまけるヒトガタ共の超絶作画は素晴らしい。
うーん、微妙。話が前作より薄くなったような。この手の大作アニメーションはCG抜きには語れなくなってしまったのだなということだった。
どこが一番怖かったかって言えば、人形ではなく、スタッフロール。一体西田が何人おるねん!
エンドロールのある部分で「よし」と付く名前の人が大量に出ていた。「よし美」「よし子」とかそんなの。
前作よりも一般向けの味付けだと思う。
悪いけど連載当時から攻殻読んでる者としてそれはそれはいやらしい見方をしてきたよ。タイトルクレジット、普通すぎです。ウォシャウスキー兄弟が「うわー今度はコレパクらせていただきます押井先生!」って言い出すくらいのにしないと。格言の引用も度を超していて、まるでフランス人の会話みたいだった。素子降臨、友情出演みたい。押井の人形趣味を攻殻を通じて押しつけられただけのような気がして気持ち悪い。
とにかく映り込み!「映り込む」ということは「視線」を意識することだ。アンドロイドを火に投じる様子が「どんど焼き」みたいと思ったのは僕だけ?
「ドラえもん のび太とロボット王国 」で「ドラえもんがロボットである」事を無視したストーリーになっている不自然さとでも言うのでしょうか。
見てる途中にクーロンズゲートがやりたくなった ブレードランナー作りたかったの?
イノセンス嫌リンク