アーサー・ビナードにインスパイアーされた。

honest152012-11-03

今日岐阜で”平和の集い”があった。
66回目。
66人の群読で刺激を受けた後、アーサー・ビナードが舞台に。
白板を2台置いて、まずは”蛍の光”から。
日本に来て、一番がっかりした歌だと、面白おかしく話し始める。
まるで落語の枕だと思ってたら、志ん生の”猫の皿”が出てきて、村正に切られても気づかない
状態が、内部被爆だと、わかりやすく説明。


アメリカ人なのに、本当は7月に太平洋戦争は終えれたのに、原爆を投下したくて、
8月にまで延ばしたと。
アイゼンハワーは、就任時1000発の原爆が、8年後の退任時22,000発に。
核ビジネスの先兵だったと。
日本の中曽根、正力は、そのビジネスのネギ・カモ。
広島の原爆と、長崎の原爆の違いもわかりやすく説明。


原爆という言葉は、作る側、落とす側の言葉。
落とされた方の言葉は、”ピカドン”。
詩人とコピーライターの違いも。
ホワイトハウスは、世界最大の広告代理店。
核を作り過ぎたのに気づいた時からは、”原子力の平和利用”というキャンペーンをはってきた。
確かに、日本でもそんな気になっていた期間が長かった。
福島の爆発で、目覚めた。
もう原子力に頼るエネルギー政策をとってはいけない。
今日の集いには、普通の人々が集まっていた。
日本の強さは、トップが駄目でも、普通の人の良識と行動で持っている。
勝手な事をいうトップは、いらない。