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本のすこし窓を開けて

2011-08-19

魂の錬金、エジプトの工芸

 下で紹介しているエリック・ホッファー(1902−1983)には、アフォリズム集―『魂の錬金術』という本もあります。ひろい読みしていたら、「龍」についての言葉が目にとまり、幻獣の歴史― 古代エジプト美術―へと想像が広がりました。

< 人間が自然を畏怖し、それを無情で神秘的な運命とみなして生きているところでは、自然は悪魔としてではなく、龍として人格化されているという事実は重要である。>


古い美術工芸品が好きなので、そうしたものから外国の文化を知ることが多い。写真は古代エジプト第12王朝の、約4000年前の胸飾りや冠、首飾り。(歴史の長さでいえばエジプトが40代で日本は小学生?) 金と宝石でこれだけ精緻で豪華なアクセサリーを作るには、当時ものすごい技術と人手と知識があったのだと思う。

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文明化しながら自然への畏怖を保つことは、できるのだろうか・・・・?


いろんなことを知ると、混乱してくる時がある。でも未知だったものと知っていたことがどこかでつながり、だんだん頭の中が活性化し変わってゆくのもわかり、もっと知りたくなる。不思議。

  ++

< 現代において未来のことは、子どもや無知な者に訊かねばならない。神殿が破壊されたのち、預言は賢者から奪われて子どもたちに授けられ、愚者が困難な時代の混乱と紛糾を省察するようになった。 状況が不安定になると、来たるべき状況を予測するうえで、英知や経験はかえって障碍となってしまう。>

タルムードに書かれているという文を紹介しながら、ホッファーは人間について考察する。東北とフクシマの子どもたちは・・・無知な者とは・・・?

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