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知らない言葉世界

2016年05月31日

要害

砂の女 (新潮文庫)
砂の女
著 安倍公房

1962年発行





まるで天然の要害のなかに住んでいるようなものである





要害】ようがい
・地形がけわしく守りに有利なこと、その場所。「―の地」
・戦略上、重要な場所に築いた砦。要塞
・防御すること。用心すること

2016年05月30日

お流れ

瓶詰の地獄 (角川文庫)
瓶詰の地獄
著 夢野久作

昭和3年〜





鼻の穴に、夫人のお流れを頂戴させると、見ているうちにグニャグニャとなって





お流れ】おながれ
・予定していたことができなくなること
・酒席で、貴人や目上の人から杯を受け、ついでもらう酒。古くは、飲み残しの杯を渡され、それを飲んだ。「―を頂く」
・目上の人からもらう、使い古し品や不用品。おさがり。おすべり

2016年05月27日

気保養

瓶詰の地獄 (角川文庫)
瓶詰の地獄
著 夢野久作

昭和3年〜





折角ノンビリと気保養している時間を、外から勝手に掻き廻わされるじゃないか





気保養】きほよう
楽しんだりのんびりしたりして、心を休めること。気晴らし

2016年05月25日

皇儲

瓶詰の地獄 (角川文庫)
瓶詰の地獄
著 夢野久作

昭和3年〜





上も下も一斉に、皇儲の御誕生を渇望しておりましたので





皇儲】こうちょ
天皇の世継ぎ。皇嗣(こうし)

2016年05月24日

幽暗

瓶詰の地獄 (角川文庫)
瓶詰の地獄
著 夢野久作

昭和3年〜





肉体も霊魂も、ホントウの幽暗に逐い出されて、夜となく、昼となく哀哭み





幽暗】ゆうあん
暗くかすかなこと、さま

2016年05月23日

沈淪

瓶詰の地獄 (角川文庫)
瓶詰の地獄
著 夢野久作

昭和3年〜





その一度その一度ごとに、私の心は沈淪の患難に付されるかのように、畏懼れ、慄えるのでした





沈淪】ちんりん
・深く沈むこと
・ひどく落ちぶれること。零落