英文解釈教室

英文解釈教室 改訂版


好きな本 ぼしゅう1月のコメントより。
>英語の本がもっと読めるようになる手助けになるかもしれません。伊藤和夫さんの「英文解釈教室」という本です。


おすすめありがとうございます。って英語の参考書だこれ!
気ままに募集している「好きな本」のコーナーはその名の通り「(どれでも)好きな本を(好き勝手に)紹介したらいいじゃない!」の精神の下、幅広い種類の本をお待ちしております。解釈は人それぞれ個人差があるでしょうけど、小説でなくても本だからオッケーじゃない?のテキトーな精神により本日の「英文解釈教室」と相成りました。
なによりサブコンテンツとして更新しているえいごのほんコーナーの感想が何年経っても「難しい!」「読めない!」ばかりの情けない体たらくばかりで、傍から見てる側からも「いい加減真面目に勉強しろや!」とやきもきさせちゃう私の焦らしプレイが全ていけないのです。そんな折、見るに見かねた方からの善意アドバイスは「もう、なんかすいません…」と勉強をサボってる現場をカーチャンに見られたような気まずさもあって、嬉しいやら情けないやらでなんだか泣けてくらぁ…(泣
さてそんな話は置いといてこちらの「英文解釈教室」。正直よう知らんかったのですが、よくある受験生のバイブル的な、古くから親しまれている英文法の参考書のようです。内容はどんな文法の参考書でも基本の「S+V(主語と動詞)」から始まって、比較とか関係詞とかの一通りのトピックスを章仕立てで解説してくれています。例題も所々に載っていて、実に真っ当な参考書です。そして評判を検索すると出るわ出るわ難しいやら難関校に挑戦するならやってもいいかも…なんかの敷居が高そうなワードの数々が!
またまたそんなこと言って…、あの分厚くて難しそうな印象のロイヤル英文法だって読んでみたらそうでもなかったぞ…?と数少ない英文法書の知識から精一杯の余裕の表情を作り出してページを捲ると、ホントに難しくてなんか笑えました。いやいやいや、S+Vの文章なんて中学1年生からやるような初歩的なものだから簡単に決まってると思ったのに!逆にその初歩でここまで深く(難しく)解説するって凄いなこれとたった数ページでも感じる威圧感。よくまぁこんなこんな例文を集めたなという英文は、むやみやたらに難しい単語を使うのではなく、それなりの英単語と文法を使うことにより思いがけない表現を生み出す読んでいて「へー」とか「ほー」とか感心しちゃう魅惑の文章。単語を全部辞書で調べても理解できるわけではない例文の数々は、洋書を読んでいてどうしても意味が分からなかった悔しさを知っていると、解説と訳が載っているだけでお宝を手に入れたような気分になりました。おぉ、なんか通っぽいこと言ってるぞ俺。
ただ本気でこれで受験勉強をしているような学生ってなんか近づき難いくらいの難しい印象のためか、難易度の違う「英文解釈教室 入門編」「英文解釈教室 基礎編」というもう少し手心を加えた本もありました。種類がいっぱいあると混乱しかしないよー!書店で中身をざっと見た印象では、一番簡単そうな入門編でも日本語の解説がびっしりで初心者にはハードルが高そうです。そもそも文法書を1冊以上読むという時点で、英語が苦手な人間にはハードルがめちゃめちゃ高いですし。
参考書ですので全てを読んで感想を書くと絶対数ヵ月かかるので、本日はさわりの感想で終了です。そもそも良書とかいくら褒め称えたところで身に付いたかどうかは分からないですし…。とりあえず、また6月にTOEICを受けて見ますんで、役に立ったかはそれを参照して頂こうかしら…。あと日々の洋書の感想から苦悶の言葉が少し減るかも…。
まぁ、あの、しばらく頑張ります。