Hatena::ブログ(Diary)

翻訳ミステリー大賞シンジケート このページをアンテナに追加 Twitter

■7月31日より新サイトでの更新に移行いたします。こちらの旧サイトはまもなく閉鎖いたします■


第八回翻訳ミステリー大賞 決定!!

■各地読書会カレンダー■

※イベントカレンダーに掲載ご希望の方は事務局までメールでお知らせください。
翻訳ミステリー・イベント・カレンダー
イベント内容(案内記事リンク/=関連書アマゾン)


2010-02-05

二見書房発のひとりごと(執筆者・PPZ編集部ゾン子、の中の人)


 皆さんはじめまして。『高慢と偏見とゾンビ( Pride and Prejudice and Zombies)』略してPPZ編集部のゾン子です。


 Twitterをご利用の一部の方はすでに御存ビかもしれませんが、2009年12月16日のジェイン・オースティン234回目のお誕生日に突如つぶやき始め、Follower屍民のみなさんの支えにより、墓バカしい結果となっているかはさておき、現在までTwitter上で生きながらえております。


 『高慢と偏見とゾンビ』(PPZ)とは、オースティンの『高慢と偏見』(PP)にゾンビという要素を加えて、全く新しい小説に仕上げた異色のパロディ小説です。詳しくは1月の新刊情報をご覧いただければ。


 発売から現在までに寄せられたつぶやきによると、“想像以上に『高慢と偏見』だった” (驚くほどオリジナルに忠実)というご感想や、“そのままでも笑えるがオリジナルを読むとより楽しめる”というご意見、さらには“ゾンビのために、PPを読んでいます。早くゾンビ入りしたい”という危篤なコメントも。オリジナルで予習をし、ゾン備万端でPPZに挑むのが、王道というか、外道というか、オーソドックスな楽しみ方のようです。他にも、映画やBBCのドラマで見る、PPとPPZを交互に読む、という戦略をとられる方も。(略語を使った結果、忌みが分からないことになっています)


 そもそもなぜ、つぶやきはじめたのか、墓場から蘇ったのかというと、ひとえにPPZのためにございます。このPPZ、仕上がりは非常に自然で噴き出すこと間違いなしなのですが、異色すぎて発売前から顔色が悪く、ゾンビの名誉を守ろうとTwitterで普及活動をすることになったわけです。


 とはいっても、ゾン子のことですから、Twitterに詳しいわけでもなく、布教(ルビ・プロモーション)効果は正直期待しておりませんでした。ただ、「この面白さを伝えずして死ねない!(注1)」と面白半分ではじめ、そのうち、じわりじわりと応援してくださるかたが出てきて、プロモーションというより、ゾン子の励ましツールになっていきました(屍民の皆さんいつもアリガトー!)。


 おそらく、ゾン子が地を這いつくばる蘇りたての新米編集者だからかもしれませんが、潜在的な屍民の輪が広がっていき、現世(ルビ・リアルタイム)で購入報告や感想、励ましのつぶやきを見ることは何にも変えがたい喜びですし、そんな皆さんに喜んでもらいたいと調子に乗ってチョコレート企画(注2)なども始めました。


 世界的不況や電子書籍参入、日販の総量規制問題など、出版を取り巻く環境が厳しくなっているからこそ、一方通行ではなく、読者の皆さんと相互にコミュニケーションできる場があればと思ってTwitterを利用しております。そして、なによりもゾン子自身、取り憑かれそうになりながらも、皆さんの半脳が好物でなりません。ムシャムシャ…


 著者と読者との接点の少ない翻訳書であろうとも、なおかつ奇書であろうとも、いや、だからこそ、できることはないかと現在も試行錯誤中です。


 そうそう、本年は電子書籍元年と噂されておりますが、きっとゾンビ元年の間違いではないかと勘違いしております。ゾンビは不況に強く、ヴァンパイアは好景気に強いとか。ドラキュラ伯爵というだけあって、お金持ちなのでしょう。一方のゾンビは屍民の皆さんの視線に立って徘徊いたします。


 あまり売れないと墓穴を掘って、棺桶にもどらざるおえなくなるので、皆さんどしどし狩ってくださいね。業績が良いと、続篇(PPZの前日譚)の可能性がなくはないと上屍が申しておりました。


 一部で盛り上がっているらしいTwitterのゾン子アカウント(@ppz_jp)、その実態をお知りになりたい方はぜひTwitterにお越しください。ゾンビ共々喜びの盆踊りをしてお待ちしております。


 それでは皆さん、死後ともによろしくお願いいたします。


 ゾン子拝


補足:誤変換、誤字と見られる箇所がいくつかありますが、それが“屍語”です。悪しからず


注1::実はほぼ死んでいる


注2:“蝕(ルビ・ムシバ)に注意! 書憑を書いてゾン子からチョコをもらおうキャンペーン”のこと。現在もご応墓受付中