法月綸太郎さん、川出正樹さんとジャック・カーリイ・トーク@東京・六本木

 来る7月11日に東京・青山ブックセンター六本木店で、本格ミステリ作家クラブ十周年記念事業の「2000〜2009年海外優秀本格ミステリ顕彰」で『デス・コレクターズ』(ジャック・カーリイ著)が最優秀作を受賞したことを記念してのトークイベントが開催されます。ゲストは、選考委員を務めた法月綸太郎さんと、川出正樹さん。詳しくは店舗のホームページをご覧ください。

 当日は、著者ジャック・カーリイから直筆のメッセージカードが届けられます。残念ながら、限られた数しかありませんので、来場者全員にはいきわたりません。あらかじめご了承ください。
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ABCホームページより。

2010年7月11日(日)15:00〜
会場:青山ブックセンター六本木店
ご参加方法:2010年7月1日(木)朝10時より
青山ブックセンターの店頭もしくはお電話にて、参加受付をいたします。
トーク終了後にサイン会がございます。イベント当日、六本木店にて出演者の方々の本を御買い上げの方にレジにてサイン会整理券を差し上げます。サインはそれぞれの出演者2冊までです。
古書の持込みはご遠慮ください。また色紙など、本以外のものにはサインいたしません。以上ご了承の上、ご参加ください。
お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店03-3479-0479
受付時間:月〜土・祝10:00〜翌朝5:00
日10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。)
<イベント内容>
今年で設立10周年を迎えた「本格ミステリ作家クラブ」。
それを記念し、この10年の海外本格ミステリから最優秀作を選ぼうではないかという企画がたちあがり、みごと栄誉に輝いたのが、ジャック・カーリイの『デス・コレクターズ』。これを記念して、選考にかかわった作家・法月綸太郎先生とミステリ書評家・川出正樹さんをお招きし、翻訳ミステリー大賞シンジケートのサイト管理人として日頃から海外ミステリの応援団を務める杉江松恋さんをナビゲーターに、六本木店オリジナルイベント「杉江松恋の○○トーク(まるまる・とーく)」Vol.3を開催いたします。「デス・トーク」と銘打ったスリリングな小一時間です!
店内でのイベントです。ほとんどの方はミニトークをお立ち見となります。ご了承ください。
参加は無料ですが、ご予約を承ります。

<プロフィール>
法月綸太郎(のりづき・りんたろう
1964年島根県生まれ。京都大学法学部卒。88年『密閉教室』でデビュー。
翌年には著者と同姓同名の探偵が登場する『雪密室』を観光。以後、ロジカルな推理で読者を魅了する本格ミステリを次々と生み出す。2002年には「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編賞を受賞。05年『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞を受賞。他に『一の悲劇』『二の悲劇』『頼子のために』『怪盗グリフィン、絶体絶命』、『犯罪ホロスコープ<1> 六人の女王の問題』などがある。

川出正樹(かわで・まさき)
書評家。創作集団・逆密室所属。《ミステリマガジン》などで書評を執筆。共著に『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー事典』などがある。

杉江松恋(すぎえ・まつこい)
1968年東京生まれ。ミステリ評論家、文筆家。
おもな著作に『バトル・ロワイアル2 鎮魂歌』『バトル・ロワイアル2 外伝―3‐B 42 Students』(太田出版)、『口裂け女』(富士見書房)、『これだけは読んでおきたい名作時代小説100選』(アスキー新書)などがある。《SPA!》《時事通信》《ar》《ミステリマガジン》《ミステリーズ》などで数多くの書評を手掛ける。

ジャック・カーリイ(Jack Kerley)は、こんな作家です!
ケンタッキー州生まれ。コピーライターとして20年のキャリアを積んだのち、2004年、殺人鬼を兄に持つ刑事カーソン・ライダーを主人公とする『百番目の男』で作家デビュー。デビュー作は清新な語り口とあまりに意外な動機が日本で話題を呼んだ。シリーズ作第2弾『デス・コレクターズ』、第3弾『毒蛇の園』がある。