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2011-01-24

初心者のためのカミ入門 第1回(その2)(執筆者ピエール・アンリ・カミ・高野優)

 

 それでは今度は書籍のほうにまいりましょう。 なんとなく文章の調子が真面目になりすぎているのが気になりますが、情報紹介が多くなっているので、なかなか冗談が入りません(←カミを紹介するなら冗談まじりにしなければ、と思いこんでいる生真面目な高野)。まあ、冗談は作品で楽しんでいただくことにして、図書館で読める本をご紹介しましょう。

 その前に、カミの生涯や作品を概観するために貴重なサイトをご紹介。このコーナーは、「初心者のためのカミ入門」ですが、入門サイトとしては以下の4つのサイトをお訪ねになれば十分。かなりの情報が得られるはずです。高野もずいぶんお世話になりました。以下、感謝をこめて。


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1 ウィキペディアの「ピエール・アンリ・カミ」の項目。

 カミの略歴、邦訳作品の概観を知ることができます。


2 文芸誌ムセイオンの「ピエール・カミを読む」のページ

 あとで紹介する『名探偵オルメス』(三谷正太 訳 大白書房)、『ルーフォック・オルメスの冒険』(吉村正一郎 訳 出帆社)に掲載されている短篇の内容がいくつか紹介されています。これを読むと作品が読みたくなることまちがいなし! 掲示板にも訳書のリストがあります。


3 国内外のミステリ・推理小説のデータベースサイト Aga-Searchの「ピエール・カミの項目」

 訳書リスト、著作リストが充実しています。�の掲示板と同様、雑誌《新青年》で訳された作品のリストがあるのが嬉しいです。


4 翻訳作品集成http://homepage1.nifty.com/ta/index.html の「C カミ」の項目。

 翻訳作品のリストが原題つきで掲載されています。


 リンクを許可してくださって、ありがとうございました。


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 では、いよいよ、現在読めるカミの翻訳作品をご紹介しましょう。まずはオルメスものから。そうそう、言い忘れていましたが、この作品の主人公ルーフォック・オルメスLoufock-Holmèsの名前は、かの有名なシャーロック・ホームズSherlock Holmesの苗字をフランス語読みにしたもの。Loufockは「頭のおかしい」という意味です。つまり、この作品はホームズもののパスティーシュなのです。


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名探偵オルメス 三谷正太 訳 大白書房 1942年

 ミカ作、『スメルオ偵探名』 太正谷三 訳 房書白大? ではありません。古書店では1万円以上。都立図書館、中野区立図書館にはありませんでしたが、国会図書館にはありました。書影は高野の蔵書です。

 原書は、Les Aventures de Loufock-Holmès, éd. Flammarion, 1926。フラマリオン社から1926年に出版されています。内容は2部構成。なお、邦題は旧仮名づかいなので現代仮名づかいにしました。


第1部 《圧倒的勝利》Loufock-Holmès contre tous !

「調律師殺害事件」L'Assassinat de l'Accordeur

「催眠術合戦」La Tragique Affaire des Somnambules

「一米(メートル)二糎(センチ)の掌」La Main Rouge sur Blanc

「骸骨失踪事件」Le Squelette Disparu

「ヴェニスの潜水強盗」Le Scaphandrier de Venise

「警官殺害事件」L'Assassinat du Commissaire

「風変わりな自殺」Un Étrange Suicide

「老曲馬女事件」L'Écuyere Chauve

「真物の犬の鼻」Un Vrai Flair de Limier

「脱腸殺害団」Étrangleurs de Hernies

「飛行ボートの怪」L'Énigme du Canot Volant

「痴情沙汰」Un Drame Passionnel

「列車怪盗事件」Les Pirates du Rail, ou l'Attaque du Train 11

「聖クーイック街の怪奇」Les Mystères de la Rue Saint-Couic

「二つの顔を持った男」L'Homme aux Deux Profils, ou l'Étrange Assassinat

「街はずれの洒落れた家」La Villa Isolée

「復活転生事件」Réincarnée

「シカゴ市の怪事件」Les Mystères de Chicago, ou Cloches Muettes et Oeufs Qui Parlent

「マラー事件」Marat, ou le Bain Fatal


第2部 《『怪盗幽鬼事件》Spectras contre Loufock- Holmès

「血まみれトランク事件」L'Affaire des Malles Sanglantes

「とんがり塔の怪」Le Mystère de Trou-du-pic

クラリネットの穴」Le Trou de Clarinette

「謎のギロチン事件」La Mystérieuse Guillotine

「大西洋怪盗団」Les Bandits de l'Atlantique

「殺人将棋事件」Le Damier Qui Tue

「赤坊事件」Le Bébé Rouge

「スフィンクスの秘密」Le Secret du Sphinx

「深夜のカタツムリ」Les Escargots de Minuit

「謎の道化師」Le Clown Mystérieux

「競馬場の怪」Le Mystere du Champ de Courses

「血みどろ細菌事件」Les Microbes Sanglants

「墓場(カタコンブ)の怪」Le Mystère des Catacombes

「刑場のタンゴ」Le Tango de l'Échafaud

「骨灰生き返る!」Le Retour de l'Incinéré

 以上、34篇です。このうち、11篇は上でご紹介した�文芸誌ムセイオン「ピエール・カミを読む」のページで簡単な内容を知ることができます。


 そのほかに、ここでは詳しく紹介しませんが、この作品は、上記「翻訳作品集成」のサイトによると、

『ホルメス探偵』 水谷準 訳 麦書房(雨の日文庫 第2集4)  1958年

『ユーモア文学集』水谷準 訳 東京創元社 世界少年少女文学全集 第2部14

1957年

 でも紹介されています。調べたところ、麦書房の『ホルメス探偵』は国会図書館(上野にある国際こども図書館)に行けば、読むことができます。水谷準氏が訳したカミの本は、またあとでご紹介します。


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 次はこのオルメスものから抜粋した作品を中心に、ほかの短篇集などから抜粋した作品を合わせて、日本独自の作品集にしたもの。


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ルーフォック・オルメスの冒険 吉村正一郎 訳 出帆社1976年

 古書店でで見かけたのは7千円から1万2千円。中野区立図書館にはなし。都立図書館(多摩)にはありました。国会図書館にもありました。書影は高野の蔵書です。

 内容は、Pssitt et Pchutt dans le cirque de la vie (entrées camiques), 1932から7篇。Les Aventures de Loufock-Holmès , éd. Flammarion, 1926から12篇。Vendetta ! ou Une aventure corsée, éd. E. Flammarion, Paris, 1926、Pour lire sous la douche, 1928、Vierge quand même ! ,1924などから計6篇。Trêve... de plaisanteries, 1934から5篇。Vierge quand même ! ,1924から中篇を1篇、という構成です。


 以下7篇はPssitt et Pchutt dans le cirque de la vie (entr�es camiques), 1932より抜粋

プシット、プシュットの人生サーカス

「新案薩摩守」 Vacances

「安い昼食」Un dejeuner econonique

「珍奇な馬車」Un étrange fiacre

「恐慌時代」Les snobs de la purée

「のんきな兎」Pssitt et Pchutt chasseurs

「爆弾チーズ」Une chasse au renard

「成層圏探検」La ≪strastpsphere≫


以下は12篇は、Les Aventures de Loufock-Holmès, éd. Flammarion, 1926より抜粋

ルーフォック・オルメスの冒険 Loufock-Holmès contre tous !(ただし、「鮮血トランク事件」はSpectras contre Loufock- Holmèsから)

「奇妙な自殺」Un Étrange Suicide

「十一番列車の怪盗」Les Pirates du Rail, ou l'Attaque du Train 11

「調律師殺人事件」L'Assassinat de l'Accordeur

「骸骨の失踪」Le Squelette Disparu

「鮮血トランク事件」L'Affaire des Malles Sanglante

「ヴェニスの潜水夫」Le Scaphandrier de Venise

「仇討二重奏」L'Écuyere Chauve


怪盗と名探偵 モダン錬金術

「蹴球珍試合」Un grand match de football(Vendetta ! ou Une aventure corsée, éd. E. Flammarion, Paris, 1926)

「優しき殺人犯」Un assassin délicat(derniers exploits)(Pour lire sous la douche, 1928 )

「復活祭は楽し 」Joyeuses pâques ou anthhropophagie et oeuf pascalVendetta ! ou Une aventure corsée, éd. E. Flammarion, Paris, 1926)

「最後の審判 」Le jugement dernier ou le dernier fox-trott (Vendetta ! ou Une aventure corsée, éd. E. Flammarion, Paris, 1926)

ディオゲネスの娘」La fille de Diogène ou Amour et philosophie(Vierge quand même ! 1924 )

「モダン錬金術 」La féerie industrielle(出典不明)


 以下の5篇はTrêve... de plaisanteries, 1934より抜粋

不景気解消!

「最後のフランス人」Le dernier français ou le surprises de la fin du monde

「ビング・ゴング」Bing-Cong ou le monstre du ring

「マラソン」Marathon ou l’heroique record

「不景気解消!」Le denoueur de crises ou unerdressement financier

「リキキ一家の日曜日」Les beaux dimanches de la famille Rikiki


 以下はVierge quand même !  1924 より中篇を一篇収録したもの

衣裳箪笥の秘密 Vierge quand même !  1924 (オルメスものの中篇です)

第1部 盗まれた処女性 La virginité volée

第2部 パリの恐怖 L’épouvante à Paris


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 さあ、どんどん紹介していきますよ。まずは上のふたつの翻訳書に紹介されているオルメス探偵ものがいくつか掲載されている作品集。


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おかしい話〈ちくま文学の森5〉 筑摩書房 1988年

 上記『ルーフォック・オルメスの冒険』Les Aventures de Loufock-Holmès, éd. Flammarion, 1926の「怪盗と名探偵」 Spectras contre Loufock- Holmèsから、

「赤ん坊は渇く!」Le Bébé Rouge

「インクは昇る!」 Le Retour de l'Incinéré

 の2篇が収録されています。いずれも、吉村正一郎 訳

 書影は中野図書館で借りたものを撮影。公立図書館なら、比較的容易に見つかりそうです。


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世界は笑う〈新・ちくま文学の森13〉 筑摩書房 1995年

 上記『名探偵オルメス』Les Aventures de Loufock-Holmès, éd. Flammarion, 1926の《圧倒的勝利》Loufock-Holmès contre tous !から、

「飛行ボートの怪」L'Énigme du Canot Volant

 1篇が収録されています。三谷正太 訳

 書影は中野図書館で借りたものを撮影。公立図書館なら、比較的容易に見つかりそうです。


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新青年傑作選第四巻 立風書房 1991年

『ルウフォック・ホルメスの冒険』Les Aventures de Loufock-Holmès, éd. Flammarion, 1926のSpectras contre Loufock- Holmès!から、

「火葬にされた男の帰宅」Le Retour de l'Incinéré

「血塗れの細菌」Les Microbes Sanglants

「スフィンクスの謎」Le Secret du Sphinx

「道化師」Le Clown Mystérieux

 の4篇が収録されています。いずれも、平林初之輔 訳

 書影は中野図書館で借りたものを撮影。公立図書館なら、比較的容易に見つかりそうです。雑誌《新青年》で訳された作品については、またあとで取りあげます。


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 オルメス探偵が出てくるのは、Les Aventures de Loufock-Holmèsの短篇集だけではありません。Vierge quand même !(邦訳タイトル 『衣裳箪笥の秘密』等)もそうでしたが、それ以外の作品も訳されています。


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街中の男 フランス・ミテスリ・傑作選(1)ハヤカワ・ミステリ文庫 早川書房 1985年

 Pour lire sous la douche, éd. Flammarion, Paris, 1928から、

「トンガリ山の穴奇譚」Le mystère de Trou-du-Pic

 1篇が収録されています。 堀内一郎 訳

 公立図書館なら、比較的容易に見つかりそうです。書影は高野の蔵書です。


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フランス・ユーモア文学傑作選 笑いの錬金術(白水Uブックス) 白水社 1990年

 オルメスものとしては、Pour lire sous la douche,éd. Flammarion, Paris, 1928から、

「黒い天井」Le plafond noir

 が訳されています。また、L’homme à la tête d’épingle,1914から、これはオルメスものではなく、

「しっかり者の女房」Une maîtress femme

 が訳されています。いずれも、 竹内廸也 訳

 公立図書館なら、比較的容易に見つかりそうです。書影は高野の蔵書です。


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 このあとは、水谷準訳のカミの作品が収録されている短篇集。装丁もタイトルも翻訳も古きよき時代のものです。


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ふらんす粋艶集 日本出版協同株式会社 1953年

『処女華受難』Vierge quand même !  1924

『てごめあだうちきだん』Vendetta ! ou Une aventure corsée Vendetta ! ou Une aventure corsée,éd. E. Flammarion, Paris, 1926 より)

 の中篇2つを収録。『処女華受難(しょじょげじゅなん)は、上記『ルーフォック・オルメスの冒険』に収録された『衣裳箪笥の秘密』と同じ作品。『てごめあだうちきだん』Vendetta ! ou Une aventure corséeに関しては、1948年に刊行されたLa machine à aimerという中篇集のなかに、この作品をふくらませた小説も収録されています(原題Une nuit de noces corsée)。いずれも、水谷準 訳。

 ネットで調べたところ、都立多摩図書館にはありました。古書店では千円から8千円程度。書影は高野の蔵書です。なお、水谷準訳『処女華受難』は『世界ユーモア全集』第7集仏蘭西篇(改造社 1932年)にも収録されています。こちらは都立中央図書館で読めます。


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第二ふらんす粋艶集 日本出版協同株式会社 1953年

「青楼千夜一夜」(原題、出典不明)

ロビンソン・クルーソーの恋」Les amours de Robinson ou le dévouement de Venderdi(Dupanloup ou les Prodiges de l'amour, éd. Flammarion, Paris, 1923より)

 青楼とは娼家のこと。ざっとタイトルを見ただけですが、手持ちの原書のなかにはこの短篇は収録されていませんでした。いずれも、水谷準 訳。

 ネットで調べたところ、野田市立図書館にはありました。古書店ではこちらも千円から8千円程度。書影は高野の蔵書です。


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 次はおそらくカミの作品のなかで、オルメス探偵もの並んで有名な作品。


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エッフェル塔の潜水夫』吉村正一郎 訳 世界ユーモア文学全集第10巻 筑摩書房 1961年 

(書影は中野区立図書館から借りたものを撮影)

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エッフェル塔の潜水夫』吉村正一郎 訳(ちくま文庫) 筑摩書房 1990年(書影は高野の蔵書)

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エッフェル塔の潜水夫』 吉村正一郎 訳 世界小説大全集 第1期 第6巻 アトランディード・エッフェル塔の潜水夫 社会生活百科刊行会 1955年

(書影は横浜市立図書館から借りたものを撮影)

 原書はLe Scaphandrier de la Tour Eiffel,éd. Baudini�re, Paris, 1929

ほかに講談社文庫版もあり。図書館で比較的容易に見つかると思います。


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 最後はおそらく図書館でしか読めない本。


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『世界ユーモア全集6 仏蘭西篇』山内義雄 訳 改造社 1933年

『亜米利加綺譚』

 手許に原書がとれていないので確認がとれていませんが、Cami-Voyageur ou Mes aventures en Amérique, coll. Les Auteurs gais,éd. E. Flammarion, Paris, 1927, 242p.だと思います。おそらく全訳です。Christophe Colomb, ou La Véritable Découverte de l'Amerique , Roman sonor, 1931(のちにL'Œuf à voiles と改題 1934)ではありません(こちらは確認ずみ)。

 都立中央図書館で読めます。書影は都立中央図書館から借りたものを撮影。

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『世界珍探検』安藤左門 訳日本公論社(解説 横溝正史 水谷準 上塚貞雄)1933年 

『世界珍探検』La famille Rikiki, 1928 (抄訳)

『赤毛布カミ―米利堅道中記―』 原作は、上記『亜米利加綺譚』(山内義男訳 改造社)と同じ。したがって、Cami-Voyageur ou Mes aventures en Amérique, coll. Les Auteurs gais, éd. E. Flammarion, Paris, 1927だと思われます。「赤毛布」は「赤ゲット」と読みます。

 この本には、ほかにフィシェ兄弟作の「実用新案恋文手習帖」、「夫婦喧嘩あの手この手」、テオドル・シェーズ作の「恋のテンセン・マアケット」が収録されています。

『世界珍探検』は、《新青年》(1930年1号・2号 4号〜7号の6回分載)に掲載されたものを収録。雑誌掲載時とは微妙に章だてが変わっています。抄訳で、原書では21章あるうち最後の6章を含む7章が訳されていません。原書ではフランスに戻りますが、訳書では日本で終わっています。章のなかでも細かくカットしてあるところ、またふくらませているところがあります。日本の科学技術を賛美している部分は原作にはありません。

『赤毛布カミ―米利堅道中記―』は、おそらく全訳だと思われますが、『亜米利加綺譚』(山内義男訳 改造社)とは章だてがちがいます。推測ですが、初出が《新青年》(1928年3号・5号・7号・10号の4回分載)だったので、雑誌に合わせた章だてをしたものだと思われます。、訳し方も『亜米利加綺譚』(山内義男訳 改造社)に比べると、読み物風に仕立てられています。

 国会図書館で読めますが、複写はサービスは利用できません。内容的には同じなので、《新青年》の複製版をで読むことをお勧めします。書影は国会図書館で借りたものを撮影。


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つづく

高井 信高井 信 2011/01/28 21:59  初めてコメントさせていただきます。興味深く拝読させていただきました。
 特に『世界珍探検』の内容紹介は嬉しかったです。この本は見たことがなく、カミの作品集と思い込んでいました。まさかフィシェ兄弟などの作品も収録されていたとは……。
 拙ブログでカミの著作リストを掲載しています。ご参考になれば。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11
 次回以降も楽しみにしております。

高野優高野優 2011/01/31 22:53 高井さま
こんにちは、高野です。コメントありがとうございます。ぼくも今回、初めて
『世界珍探検』を手にとってみて、La famille Rikikiの翻訳だということが
わかり、嬉しくなりました。リキキものでは、「リキキ氏の未曾有の旅」という
長篇が別にありますので、どちらかわからなかったのです。原書については
そのうち、本欄でまとめてご紹介します。
また、カミの著作リストの掲載されたブログ拝見しました。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11
『エッフェル塔の潜水夫』何度も刊行されているんですね。『人生サーカス』
の表紙は原書の表紙と同じです。これは全訳されているのでしょうか?
これつについても原書を紹介する時にお話しします。どうぞお楽しみに。

高井 信高井 信 2011/02/01 13:14  高野さま
 レスをありがとうございます。
>『人生サーカス』の表紙は原書の表紙と同じです。これは全訳されているのでしょうか?
『人生サーカス』の再刊が出帆社『ルーフォック・オルメスの冒険』で、収録作品は同じです。
 私は『人生サーカス』を先に読みました(図書館で借りて)。本当に面白くて、カミの虜になったのでした。