Hatena::ブログ(Diary)

翻訳ミステリー大賞シンジケート このページをアンテナに追加 Twitter

■7月31日より新サイトでの更新に移行いたします。こちらの旧サイトはまもなく閉鎖いたします■


第八回翻訳ミステリー大賞 決定!!

■各地読書会カレンダー■

※イベントカレンダーに掲載ご希望の方は事務局までメールでお知らせください。
翻訳ミステリー・イベント・カレンダー
イベント内容(案内記事リンク/=関連書アマゾン)


2014-04-22

第2回翻訳ミステリー読者賞御礼(執筆者・大木雄一郎)

 

   

去る4月19日、第五回翻訳ミステリー大賞授賞式&コンベンション会場において、第二回翻訳ミステリー読者賞の結果を発表しました。すでに、当サイトや読者賞サイトで発表されているとおり、読者賞は『三秒間の死角』アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム著/ヘレンハルメ美穂訳(角川文庫)が受賞しました。

f:id:honyakumystery:20140421082816j:image


投票してくださったみなさま、そしてシンジケート事務局のみなさまに、心よりお礼を申し上げます。


全投票結果は、読者賞サイトよりPDF形式でダウンロードできますので、まだご覧になってない方はぜひどうぞ。単なる順位表としてだけでなく、147名の投票者による、84作のリコメンドとしても見ることができます。これからの読書の指標にしていただけるととてもうれしいです。


結果については、発表後からTwitterで感想が多くつぶやかれており、その反応の大きさに驚いているところです。今回の読者賞に関するTwitterでの反応は、まとめサイトにまとめられています。読者賞が発足した経緯や、受賞作が出版に至るまでの紆余曲折などもまとめられていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。


第二回翻訳ミステリー読者賞あれこれ(ついに結果発表!)。

第五回翻訳ミステリー大賞授賞式あれやこれや。


受賞作を翻訳されたヘレンハルメ美穂さまには、全国翻訳ミステリー読書会連合より賞品をお渡しいたしました。その中のひとつ、手筒花火型トロフィーは、名古屋読書会幹事の加藤さんが作られたもので、その完成度たるや、すばらしいのひとことです。当日会場にお越しくださった人以外にもみていただきたいので、こちらに画像を掲載しておきます。

f:id:honyakumystery:20140421082814j:image:w360


また、著者も翻訳者もスウェーデン在住のため、賞品は代理の方にお渡ししましたが、著者、翻訳者の双方からメッセージをいただきました。これもまた、会場にいらした人だけでなく、みなさんと共有したいと思いますので、こちらに掲載させていただきます。


読者のみなさまへ。


『三秒間の死角』が翻訳ミステリー読者賞に選ばれたと聞き、とても感激しております。とりわけ読者の投票により選ばれた賞であるという点に、深い感慨を覚えます。このような力のある作品の翻訳にたずさわれたことは、私にとって光栄の至りです。

 受賞の旨を、著者であるルースルンド氏、ヘルストレム氏に伝えましたところ、たいへん喜ばれ、日本の読者のみなさまへ、次のようなメッセージを寄せてくださいました。


―――――

 作家をやっていると、ときおり、このあとどうなるんだろう、と考えます。書店の棚から旅立ったあの本は、これからどんな一生を送るのだろう。だれのもとにたどり着くのだろう。どんなふうに受け止められるのだろう。自分たちが、こうしたい、と思ったとおりの本になっているだろうか。

 これ以上のすばらしい答えは望むべくもありません。

 読者賞。

 ほんとうに、心の底から、誇りに思います。

 温かい気持ちが伝わってきます。これからも書きつづけるエネルギーが湧いてきます。

 長いあいだ、自分たちの頭の中にしか存在していなかった文章が、これほど遠くまで旅をして、人の心を動かせるということに、このうえない感謝の念を覚えます。

 あらためて、心から、ほんとうにありがとう。


アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム

―――――


 私も、非力ながらこの本の長い旅の一端を担った者として、読者のみなさまに心からお礼を申し上げます。どんな本にもそれぞれの旅路、それぞれの生涯がありますが、とくに翻訳書の場合、その旅路は地理的な意味でも長く、ときに険しく、翻訳者のほかにも数多くの人々が、さまざまな立場で、その長い道のりを支えています。原動力となるのはひとえに、読者のもとへ本を届けたいという思いです。その思いがこうして、読者のみなさまの力によって最高の形で報われたことを、関係者一同、ともに喜び、今後の励みにしたいと思います。

 あらためて、心から、ほんとうにありがとうございました。


ヘレンハルメ美穂


また、訳者のヘレンハルメ美穂さまから、先日開催された第3回金沢読書会(課題書『三秒間の死角』)に届いたメッセージも、この機会にいっしょに紹介します。合わせて、今後の読書の参考になさってください。下のリンクからダウンロードできます。


『三秒間の死角』読書会コメント.pdf 直


昨年から始まってようやく2回目。まだまだ拙いところもありますが、これからも翻訳ミステリー大賞とともに、ジャンルをおおいに盛り上げていきたいと思います。第3回もどうぞご期待ください!


【そして番外編】

投票者数の順位は以下のとおりになりました。順位表と比べてみるといかがでしょうか。


1位(23名) 『コリーニ事件』フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳(東京創元社) 23名

2位(21名) 『三秒間の死角』アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム著/ヘレンハルメ美穂訳(角川文庫) 21名

3位(19名) 『ゴーン・ガール』ギリアン・フリン著/中谷友紀子訳(小学館文庫)

4位(18名) 『緑衣の女』アーナルデュル・インドリダソン著/柳沢由実子訳(東京創元社

5位(14名) 『遮断地区』ミネット・ウォルターズ著/成川裕子訳(創元推理文庫


全国翻訳ミステリー読書会連合 大木雄一郎


11/22/63 上

11/22/63 上

11/22/63 下

11/22/63 下

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)

遮断地区 (創元推理文庫)

遮断地区 (創元推理文庫)

Connection: close