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第八回翻訳ミステリー大賞 決定!!

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2016-07-31

東京創元社 7月の新刊

『テロ』/Terror

フェルディナント・フォン・シーラッハ(Ferdinand von Schirach)/酒寄進一・訳

単行本/本体価格1600円/7月11日/ISBN:978-4-488-01056-0

2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か? 犯罪者か? 結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。どちらの判決を下すかは、読んだあなたの決断次第。本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』のシーラッハが放つ最新作! 原書より、テロリストの襲撃を受け12人の犠牲者をだした「シャルリー・エブド」誌がMサンスーシ・メディア賞を授与された際の著者による記念スピーチ、「是非ともつづけよう」を併録。


『緑衣の女』/Grafartogn

アーナルデュル・インドリダソン(Arnaldur Indrioason)/柳沢由実子・訳

創元推理文庫/本体価格1100円/7月11日/ISBN:978-4-488-26604-2

男の子が拾った人間の骨は、最近埋められたものではなかった。発見現場近くにはかつてサマーハウスがあり、付近には英米の軍のバラックもあったらしい。付近の住人の証言に現れる緑のコートの女。封印されていた哀しい事件が長いときを経て捜査官エーレンデュルの手で明らかになる。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞を受賞。世界中が戦慄し涙した、究極の北欧ミステリ登場。訳者あとがき/文庫版に寄せて=柳沢由実子


『人生の真実』/The Facts of Life

グレアム・ジョイス(Graham Joyce)/市田泉・訳

創元海外SF叢書(単行本)/本体価格2500円/7月21日/ISBN:978-4-488-01460-5

この子はあたしたちが面倒を見る。よそにはやらないよ――千里眼を持つ女家長マーサの決断により、赤ん坊はヴァイン家の八人の女たちに育てられることになった。フランクと名づけられた男の子は、戦争の残した傷跡から立ち上がろうとする街で、一風変わった一族に囲まれて大きくなってゆく。生と死のさまざまなかたちを見つめる家族の姿を、英国幻想小説界の巨匠が鮮やかに描き上げた、世界幻想文学大賞受賞作。訳者あとがき=市田泉


『エジプト十字架の謎【新訳版】』/The Egyptian Cross Mystery

エラリー・クイーン(Ellery Queen)/中村有希・訳

創元推理文庫/本体価格1000円/7月21日/ISBN:978-4-488-10440-5

クリスマスの寒村で起きた、丁字路にあるT字形の道標に、首を切断されたT字型の死体がはりつけにされる酸鼻な殺人。半年後、遠く離れた土地で第二の首なし殺人が発生したのを知ったエラリーは、ただちに駆けつけ捜査に当たる。〈国名シリーズ〉第五弾は、残酷な連続殺人に秘められた驚天動地の真相を、名探偵が入神の推理で解き明かす、本格ミステリの金字塔。解説=山口雅也


『悪徳小説家』/Die Wahrheit und andere Luegen

ザーシャ・アランゴ(Sascha Arango)/浅井晶子・訳

創元推理文庫/本体価格980円/7月21日/ISBN:978-4-488-18405-6

ベストセラー作家のヘンリーには、編集者と愛人関係にあること以外にも、決して明かすことのできない秘密があった。新作が残り20ページまで書き上がったとき、ヘンリーは愛人から妊娠したことを告げられる。待ち合わせ場所に車で赴いたヘンリーは、魔がさして……。だが帰宅した彼を、驚愕の事実が待ち受けていた! 真実と嘘がちりばめられた、巧緻にして幻惑に満ちた傑作長編。訳者あとがき=浅井晶子


マトリョーシカと消えた死体』/One Good Turn

ケイト・アトキンソン(Kate Atkinson)/青木純子・訳

東京創元社(単行本)/本体価格2500円/7月28日/ISBN:978-4-488-01057-7

フランス暮らしを始めたブロディだったが、恋人で女優のジュリアが出演するエディンバラの芸術祭〈エディンバラ国際フェスティバル〉に出かけ、事件に巻きこまれる! 衝突した車のドライバー同士の暴力沙汰に出くわしたかと思えば、若い娘の死体を発見、そして死体が消えて……。ミステリ度は第一作に比べ格段にアップし、しかもアトキンソン力(りょく)はそのままの傑作。コスタ賞(一回目受賞当時の賞名はウィットブレッド賞)を三度受賞した作家による見事なミステリ。第二弾。訳者あとがき=青木純子


『パリの骨』/The Bones of Paris

ローリー・R・キング(Laurie R. King)/山田久美子・訳

創元推理文庫/本体価格1360円/7月28日/ISBN:978-4-488-14911-6

1929年パリ。私立探偵スタイヴサントは失踪したアメリカ人女性を捜索していた。彼女はピカソら名だたる芸術家と交流し、人気絶頂の写真家マン・レイのモデルをつとめていた。犯罪的行為を繰り広げる芸術家の“芸術的表現としての殺人”を疑う警察。スタイヴサントは“嘘を見抜く力”を持つ友人の助けを得て死の帝国たるパリの闇へと踏み込んでいく。MWA賞受賞作家が贈る雄編。訳者あとがき=山田久美子


『四人の女【新版】』/Follow, As the Night

パット・マガー(Pat McGerr)/吉野美恵子・訳

創元推理文庫/本体価格1000円/7月28日/ISBN:978-4-488-16406-5

前妻、現夫人、愛人、そしてフィアンセ――人気絶頂のコラムニスト、ラリーを取り巻く四人の女性。彼はひそかに自宅バルコニーの手摺(てすり)に細工をし、四人をディナー・パーティに招いた。ラリーには、そのなかの一人を殺さねばならない切実な理由があったのだ……。一作ごとに趣向を凝らす才人マガーが、犯人ならぬ「被害者捜し」の新手に挑んだ、いつまでも色あせない傑作ミステリ。訳者あとがき=吉野美恵子/解説=深緑野分

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