2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第8回埼玉読書会のお知らせ

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。キャンセル待ちを希望されるかたは saitamadokushokai@gmail.com までご連絡ください。(3月14日追記) みなさま、こんにちは。第8回埼玉読書会のお知らせです。 今回は以前から考えていた歴史ミステ…

【再掲】第6回熊本読書会開催!

熊本ミステリー読書会主催 第6回熊本読書会 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 熊本読書会、春の課題書はジョエル・タウンズリー・ロジャーズの『赤い右手』。 また今回初めてとなる書店スペースでの開催を企画しました。 海外ミステリーに興味のある方のみ…

【再掲】第六回翻訳ミステリー大賞二次投票のご案内

第六回翻訳ミステリー大賞二次投票のご案内 2014年12月24日に発表された第六回翻訳ミステリー大賞の最終候補作を対象とした二次投票のご案内です。 最終候補作5作は以下のとおりです(作品名50音順)。 『ゴーストマン 時限紙幣』ロジャー・ホッブズ/田口…

東京創元社

『ミステリーズ!』vol.69 FEBRUARY 2015 東京創元社(雑誌)/本体価格1200円/2月13日/ISBN:978-4-488-03069-8 【特集】 いま注目を集める「女性私立探偵ミステリ」 ブックガイド 女性私立探偵の系譜 大矢博子 『猫とアリス』刊行記念 芦原すなおインタ…

第六十二回はヘレン・ギルトロウの巻(執筆者・高橋知子)

前回こちらで洋書を紹介したのは昨年8月。冒頭に「今年の夏も暑い」と書いた。 そしていまは2月。今年の冬も……と凡なことを思っているのは、わたしだけではないはず。今回はそんな寒い日に、暖かい屋内で腰を落ちつけて読みたい一作、ヘレン・ギルトロウの…

グレゴワールという男〜ディドロ『七人目の陪審員』他(執筆者:ストラングル・成田)

今回、「玉手箱」で取り上げるのは新刊の8作品で、コーナー担当者としては嬉しい悲鳴。ポアロやメグレも登場するし、通常の月なら一枚看板を張ることができそうな作品も多い。 そんな強者揃いの中で、真っ先に取り上げたいのは、フランスのミステリ、フラン…

NY Times ベストセラー速報 20150223(執筆者・佐藤桂)

アメリカのベストセラー・ランキング 3月1日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE GIRL ON THE TRAIN Stay Paula Hawkins ポーラ・ホーキンズThe Girl on the Train: A Novel (English Edition)作者: Paula Hawkins出版社/メー…

【再掲】第1回北東京読書会のご案内

「おっかさんから離れて3千里。田んぼはねぇ・野放しにされたお馬さんもいねぇ・狐になりかけつつある人もいねぇ、このアスファルトシティでこれからぼくはどうすればよいのですか……」と途方に暮れながら、ある田舎者が教えを乞うたところ、 「読書会やれば…

第8回東東京読書会レポート(執筆者・島村浩子)

3年目にはいりました東東京読書会、1月17日(土)に第8回を開催しました。今回は冒頭の自己紹介の時間からすでに課題書についての感想・意見が出る出る。参加者さんが“語る!語る!”の会(回)となりました。 狼の王子 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: …

第1回浜松読書会レポート(執筆者・山本三津代)

その日、読書会は午後からだというのに早くも午前中から集まった半数以上の参加者たちは浜松名物(?)炭焼ハンバーグレストラン「さわやか」にいた。地元でもかなりの人気店のため行列が出来ることもしばしば。開店直後に入店せねば!と名古屋読書会でお馴…

第7回:中国のミステリ・サスペンス短編小説集(執筆者・阿井幸作)

2月に入りました。このコラムが掲載されるであろう2月19日に中国は旧正月を迎えます。日本とは異なり正月に関しては旧暦を重視している中国人にとって旧正月(春節)は現代であっても大切なイベントであり今年は大晦日の2月18日から2月24日までが春節休暇に…

第10回「唇のねじれた男」(執筆者・日暮雅通)

注意! この連載は完全ネタバレですので、ホームズ・シリーズ(正典)を未読の方はご注意ください。 このコラムでは、映像作品やパスティーシュ、およびコナン・ドイルによる正典以外の作品を除き、全60篇のトリックやストーリーに言及します。(筆者) ■資料の…

ローズ・ピアシー『わが愛しのホームズ』(今回の執筆者・柿沼瑛子)

わが愛しのホームズ (モノクローム・ロマンス文庫)作者: ローズ・ピアシー,ヤマダサクラコ,柿沼瑛子出版社/メーカー: 新書館発売日: 2015/02/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る わたしは格別熱心なシャーロキアンというわけではないのです…

NY Timesベストセラー速報201500216(執筆者・満園真木)

アメリカのベストセラー・ランキング 2月22日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE GIRL ON THE TRAIN Stay Paula Hawkins ポーラ・ホーキンズThe Girl on the Train: A Novel (English Edition)作者: Paula Hawkins出版社/メ…

第9回千葉読書会のご案内

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。キャンセル待ちを希望されるかたは chiba.honmys@gmail.com までご連絡ください。(2月23日追記) 熱海をはさんだため、ずいぶん久しぶりのご案内となりました。 第9回千葉翻訳ミステリー読書会開催…

第1回多摩南読書会開催!

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。 キャンセル待ちを希望される方は tamananreading@gmail.com までご連絡ください。(2月18日追記) 多摩地区のみなさま、長らくお待たせをいたしました。多摩地区でも読書会が始まります。その名も「…

第14回福岡翻訳ミステリー読書会のご案内

第14回福岡翻訳ミステリー読書会を開催します (後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート) 年が明けたのって先週くらいじゃなかったっけ? と時の速さに驚いていますが、年度末が近づくにつれて、慌ただしい日々をお過ごしのかたも多いのではないでしょうか…

書評七福神の一月度ベスト発表!

書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 みなさん、こんにちは。2015年に入ってから刊行された本では初めての書評七福神です。さて、どのような作品から幕を開けたのでしょうか。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいち…

1月度の金の女子ミス・銀の女子ミス発表!(執筆者・大矢博子)

バレンタインのチョコを買い、贈答品代で領収書を貰った奥様、こんにちは。友チョコ義理チョコの大量買いの中、最も高いスペシャルなチョコを自分用に買ったお嬢様、ごきげんよう。すっかりご無沙汰してしまいました。さぼってた間に『ジェゼベルの死』や『…

第19回 お茶目な仲良しパラダイス――『チャーリー・モルデカイ』(執筆者・♪akira)

全国の腐女子の皆様とそうでない皆様、こんにちは! グルメと海外旅行とおしゃれと執事はお好きですか? さらに陰謀とギャグとセクシートークと謎の事件、あれやこれやをたっぷりつめこんだ痛快ミステリー、キリル・ボンフィリオリ『チャーリー・モルデカイ…

最新海外ミステリーニュース20150209(執筆者・木村二郎)

The 2015 CWA Diamond Dagger Recipient Announced (CWAダイヤモンド・ダガー受賞者発表) The Crime Writers Association of Britain (CWA) has announced that Catherine Aird will receive the 2015 CWA Diamond Dagger at the CWA Dagger Awards cer…

NY Timesベストセラー速報20150209(執筆者・青木創)

アメリカのベストセラー・ランキング 2月15日付 The New York Times紙(ハードカバー・フィクション部門) 1. THE GIRL ON THE TRAIN Stay Paula Hawkins ポーラ・ホーキンズThe Girl on the Train: A Novel (English Edition)作者: Paula Hawkins出版社/メ…

第6回熊本読書会開催!

熊本ミステリー読書会主催 第6回熊本読書会 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 熊本読書会、春の課題書はジョエル・タウンズリー・ロジャーズの『赤い右手』。 また今回初めてとなる書店スペースでの開催を企画しました。 海外ミステリーに興味のある方のみ…

第八回西東京読書会のお知らせ

おかげさまで満席となりましたので募集を締め切ります。 キャンセル待ちを希望される方は nishitokyo.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(2月15日追記) 先日東京でも雪が降りましたが、つぎの読書会のころはそろそろ桜の開花予報が発表されているで…

翻訳家交遊録 5(執筆者・戸川安宣)

■菊池光さんの想い出 フランシスの競馬シリーズや、パーカーのスペンサー・シリーズの翻訳家、菊池光さんが亡くなって(2006年6月16日)、早いものでもう8年になります。 菊池さんが突然、翻訳家として鮮烈なデビューを飾ったのは、昭和43(1968)年、ギャヴィ…

第1回:まさかこういう話だったとは!(執筆者・上條ひろみ)

他人に本棚を見られるのは人前でパンツを脱ぐことのように恥ずかしい、と言ったのは群ようこだっただろうか(のっけからウロ覚えで恐縮です)。 でも、毎日どんな本を読んでいるのかは人に知られても別にいいかな〜というより、翻訳ミステリー布教(「不況」…

東京創元社 1月の新刊

『禁忌』/Tabu フェルディナント・フォン・シーラッハ(Ferdinand von Schirach)/酒寄進一・訳 東京創元社(単行本)/本体価格1700円/1月10日/ISBN:978-4-488-01040-9 ドイツ名家の御曹司ゼバスティアンは、文字のひとつひとつに色を感じる共感覚の持…

2015年1月度カンパ報告

以下の方からカンパをちょうだいしました。 心よりお礼申し上げます。 三橋 曉さま ヨダ ヨウさま 翻訳ミステリー大賞および宣伝媒体である翻訳ミステリー大賞シンジケートは、スポンサーに依存せず、ボランティアによる運営をおこなっております。 大賞およ…

第2回『死んだギャレ氏』(執筆者・瀬名秀明)

死んだギャレ氏 (1961年) (創元推理文庫)作者: ジョルジュシムノン,Georges Simenon,宗左近出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1961/07/14メディア: 文庫この商品を含むブログを見るMonsieur Gallet, décédé, Fayard, 1931 [原題:ギャレ氏、死亡] 『死ん…

最新海外ミステリーニュース20150202(執筆者・木村二郎)

2015 Agatha Award Nominees Announced (アガサ賞候補作発表) Malice Domestic has just announced the nominees for the 2015 Agatha Awards as follows: Lifetime Achievement Award Recipient: Sara Paretsky Best Contemporary: The Good, the Bad, an…