熱々。

まだノブコブ出てなかったんですねぇ。


徳井さんが「今あるテレビ番組の中で一番アツアツが好きなんです。
本当に好きなアイドルに僕、好きですって言えないじゃないですか。
それと一緒で言えなくて…未だかつてない緊張感でいっぱい。」
と始まったアツアツ。





とてもいい内容でしたので…少し。









●破天荒になるきっかけは?

吉「又吉とまったく同じキャラだった。
  寡黙な…何かあったら「ボソっ」と言うようなタイプのやつだったんですけど、
  僕は「ボソっ」のセンスが全くなかったんです。」
小「又吉の切れ味ない版やったんや」
吉「全く面白くなかった。何言ってもウケない。でも、又吉はウケる。
  どうしよどうしよって思って悩んでた時に
  後輩のアームストロングとルミネで対決するライブがあった。
  その時、相方が来なかった。でも、やんなきゃいけない。
  本来二人でやるコントを一人で
  こんなんできるわけねぇだろってキレたのが一番初めのきっかけ。
  今までウケたことないくらいウケて、キレたらウケるんだ。
  元々破天荒な部分があったんだと、自分で自分に黒魔術かけてる。」


●徳井さんに対して…
吉「徳井に申し訳ないことしたなっていろいろあるんですよ。
  2007年にコント番組のレギュラーが決まるんです。
  その時、僕27歳とかそのくらいで大チャンスだと思って、
  ここで失敗したらオレらないぞって徳井にいっぱいはっぱかけるわけですよ。
  でも徳井は、いやオレらが売れるのはここじゃない。
  オレらは絶対に31か32にならないと売れないって言ったら
  今、仕事が増えてる。
  ぶっ飛んだ面もあるけど、先見の明もあるんです。」


●31か32になったら売れると言った理由。
徳「そで率というのがあるんです。
  無限大ホールのモニター前にどれだけ芸人が集まるかの率。
  芸人が好きな芸人。2700とかも凄い高い。
  そういう人らって不器用なイメージがすごいあって
  その人たちがあれやこれや道変えれば変える程
  遠ざかっていくってオレは思ってたんです。
  だから、その人たちのなりでいれば絶対時代が追い付いてくる人たちだ
  って思ってたんです。そで率の高い人たちは。
  自分で言うのもなんですけど、
  オレらも芸人から結構好かれてたんで、もう黙ってた方がいい。
  吉村も好かれてるし、オレも変だ変だって言われても好かれてるから、
  変に1分ネタとかよせたことやんない方がいい。
  こいつはよせたがるけど、やめた方がいい。
  黙ってりゃくるってオレは思ってたからそう言った。」



●お互い惚れる所あんの?
コンビが対照的だからどこ好きって分かりづらいというブラマヨからの質問。


○吉村→徳井
独特な才能というか感性というか。
昔は嫌いだったけど、結果それに助けられてきましたし。
ぶっ飛んでるところも含めて。
ネタづくりも僕がつくってたんですけど、結果徳井が壊したところがウケたり。
その集大成が今。


自分のワガママのために徳井がやりたくないことを全部やらしてた。
ツッコミやらせて、ホントはトーク大喜利も全部苦手なんですけど
それを相方のせいにしてたんです。
オレはネタつくってるからお前トークとか大喜利で頑張れみたいな。
その負けを全く認めてなくて。
でも、徳井もトークとか出来るタイプじゃないじゃないですか。
その特性を全く活かさずにムリヤリやらせてたのは申し訳ないと。
でも、そこでも(徳井は)自分の個性をちゃんと出してくれた。
今のノブシコブシがあるのは全部徳井のお陰なんだなってのはありますね。


○徳井→吉村
意外とあるっちゃあるんですけど
一番根本の…言ったことはないんですけど。
NSCで知り合ってNSCの後さらに3〜4ヶ月経ってから
他人が関与してのお見合いみたいな感じでコンビ組んだんですよ。
だから、オレも吉村もお互いのこと何も思ってないっていう
感じだったんですけど…


NSCあんま真面目に行ってる方じゃなかったんですよ。
その数少ない見ている中でオレは吉村のこと知ってて、
吉村がオレは一番面白いと思ってた。
先生に聞かれた返しとかスピードとか鋭さとか
吉村が一番良かったとオレは思ってた。
だから、電話が吉村から掛かってきた時は
「あ〜分かった。」くらいしか言ってなかったんですけど
願いは通じるんだじゃないですけど、
NSC一年やって、相方も出来ない、面白くもないと思って、
辞めるしかないと思ってたところ
オレが一番面白いと思ってた吉村から(電話が)かかってきたから
「あっやろう」と思って。
途中、後半はムリもありましたけど、吉村が面白いとオレが思ったんで。
こいつがネタ書くって言ったんで(吉村が)ボケの方がいいと思ったし、
だから合わせてツッコミやろうと思ったし。
(吉村から電話がかかってきたとき)最後のチャンスだなと思った。
けだるそうな返事をしたけど、内心は神が来たって。


というような感じのお話をしていました。
ちょっとだいぶ切り取ってしまいましたが…
この話が聞けて良かったなぁという満足感というか
あったかさというかそういう気持ちでいっぱいでした。
いいコンビです。両想いだったんですね。
ちなみに来週は山ちゃんです。


そんなノブコブのライブを観るのなら、
あんまりわちゃわちゃいない時に観るのもいいかなぁと思います。
例えば『のばなし』とか『独りよがり』とか。
徳井さんはどのライブでもいつものペースでいることが多いとは思いますが
吉村さんはライブによって印象が違うと思います。


ラゴリとか同期でわちゃわちゃするときは、
嬉しいのか騒ぐというかテレビに近いイメージですが
そんなに人数いない、ノブコブメインのライブだったり独りだったりすると
破天荒からは程遠い、真面目な姿が垣間見れると思いますので。
何さまって感じですがもしよろしければ…
そんな姿を見てみて欲しいと思います。


徳井さん、お誕生日おめでとうございます。
また劇場に観に行きます。