朝日岳の写真


タテヤマウツボグサ。小屋の横で。

ヨツバシオガマは小屋の前に咲いていた。ミヤマダイモンジソウは登山道で。

チングルマは夕日が原からもうずーっと頂上までどこにでもたくさん咲いていて、こんなに貴重な高山植物がこんなにたくさんあっていいんだろうかと毎回驚く。
何度も登っていると見慣れてくる花だけど、過酷な環境下でここまで育つのにとても長い年月がかかるそうで、それだけ朝日岳周辺の環境は守られているということかもしれない。
登っている途中、イブリ山で休憩していると隊長から赤いユニフォームを着たGパトの方の紹介があった。
3名だった。
子どもたちに高山植物を踏んだりしないように注意があったのと、私だけ呼ばれ「西洋タンポポが高い山にまで上がってきている。日本タンポポとの区別が難しいが西洋タンポポは駆除の対象なのでご協力ください」というような話を聞いた。
そういえば白馬大池でも、ウサギギクかと思って近寄った花が大きなタンポポで、こんなとこにタンポポ?と思った。
(写真撮っとけばよかった)
今回の山行では見かけなかったけど。

ツガザクラ
この写真を見ていて、昨日の日記に間違いがあったのに気付いた。
初日に山小屋に到着したのは1時と書いたが3時だった。
写真に時間が入るので見ていてアレ?!っと思った。(誰も気付いてないかもしれないけど…)

生ビール

山から下りて反省会にて、退院後初生ビール。
食べ物も食べたりしてジョッキ1杯も飲めなかったけど、そのおいしかったことは健康が戻りつつある証拠かも。
以前は不思議なことに普通に5杯も飲めたけどよく考えるとそっちのほうが不思議。
胃に入るとすぐ体中に分散していったのだろうか。
レタスやパプリカのサラダ、ナスの煮浸しなど、野菜系のおつまみがメインで、焼きそばも少し食べた。
生ビールではなく缶のビールだけど、山でも食事前にいただいた。
「ご飯食べられなくなるし、小さいほうでいいですよ〜」と言うと隊長が「ダメ、あんたは大きいほう飲まっしゃい。」と500の缶を渡してくれた。

冷たく冷えてとてもおいしくて半分くらいは飲んだ。
おつまみは山菜・野菜のプロフェッショナルKさんのナスの漬物。
ナスそのものの味がとてもおいしく、野菜作り(畑はKさんでなくご主人がされている)って奥が深いな〜と思った。
どうしたらあんなにやわらかくて色のきれいなナスになるんかな。
夕食が食べられるかなと思ったけど心配無用でカレーライスを1人前クリア。
カレーは最近よく作っていてたくさん食べていたから大丈夫だったというのもあるけど、山では何を食べてもおいしい。
いっしょに登ったh美ちゃんが、私が途中で苦しくなったりしないかとても心配してくれていて、下山後2人でお風呂に入りにいったとき「無事でほんとによかったね!」と言ってくれたときは(自分では大丈夫と思ってたけどこんなに心配かけてたんだ…)と思った。
一応主治医に山に登ってもよいか聞いてOKはもらってきているけど、こればっかりは登ってみないと無事かどうかはわからない。
けど、いくつかの山を登ってみて大丈夫と思ったので(自分の体は自分が一番よくわかる)「治療中なのに山?」という声も何人からも聞いたけど気にしなかった。
登っているときは全然平気だったけど、帰ってからいつもはならない筋肉痛になったりして、ブランクがあったことで脚力落ちてる…とは思った。
筋肉痛がもとで病気が悪化するということはないと思うので恐れずまた行きたい山に徐々にチャレンジしよう。