フラフープのワールドフープデイ その6


今日はニューヨークからのリポートです。二ューヨークにはこのワールドフープデイを発起したアニーがいます。アニーはアーチストで、フーパー(フラフープを回す人)でもあります。アメリカにかかわらず海外のフーパーたちにはなぜかアーチストが多いのでびっくりします。

彼女は海外を旅する時に必ず持っていく物、フラフープがあります。フラフープを持って歩けば、いつでもどこでも必ず誰かが声をかけてきます。フラフープの印象は世界中どこでも楽しさやハッピーです。フラフープを回せば人が必ず集まってきます。世界中の誰でもフラフープは見たり知ったり回した経験があるのです。


彼女が海外を旅していて恵まれない子どもたちと接触する機会が数回あったそうです。子どもたちの前で彼女はフラフープを回して見せるけれど貧しい町にはどこにもフラフープなど扱っていないのです。たとえ小学校があったとしてもフラフープなど置いていない。そういう残念な経験をしたのだそうです。もしフラフープがあったら子ども達とフラフープを回して楽しめただろうととても悔やんだのだと窺い知れます。それが願いだった彼女は2005年に個人的にフラフープを自分の旅した国メキシコ、スリランカ、ハイチ、コスタリカの子どもたちに送りました。



そして今年の2007年に"ワールドフープデイ World Hoop Day" という日を定めて、世界中のフーパーにこの願いをいっしょに叶えようと叫びました。たった一人の願いが世界を巻き込んだ大きなワールドフープデイになったのです。というわけで、地元ニューヨークのセントラルパークでは数百人のフーパーやそれを見ていていっしょにフラフープを回した人達などなど。在ニューヨーク日本人の子ども連れのお母さんがご自分のブログにこのワールドフープデイについての記事を掲載されてました。

その日はワールドフープデイを知らないで数百人のフーパーにセントラルパークで遭遇されたようでとても驚かれたようです。でもその後はとてもたのしく過されたようです。あとでコメントをいただいてから知ったのですが、初めての経験を子どもさん達とされたそうでその場に自分はいたわけではなかったもののなぜかとてもうれしくなってしまいました。


ニューヨークはいまやフーパーの数が増えて地下鉄にもフープ(フラフープ)を持って乗り込んでくるそうです。自分たち東京の人間も同様で移動にはフラフープを担いで電車に乗ります。ところが、それは少し恥ずかしい...自分はやはり控えめな日本人というちょっとシャイなジャパニーズなフーパー(フラフープを回す人)向けに、取り外し可能な組み立てフープを販売することになりました。雨の日にも旅行にもいっしょに持って行ける組み立て式フープ(フラフープ)です。

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