湾岸戦争症候群の原因はワクチン=元兵士が極秘報告書を暴露

horai2004-01-15



12日付の英紙タイムズは、1991年の湾岸戦争に派遣された兵士にみられた湾岸戦争症候群について、事前に兵士に接種されたワクチンが原因の可能性があると報じた。

同紙によると、湾岸戦争後に骨粗しょう症うつ病を患った英軍のアレックス・イゼット元伍長を診断したグレアム・ハウ中佐の極秘報告書には、湾岸地域に派遣される前に打った秘密の注射が原因の可能性が高いと記述されているという。

2001年9月22日付のこの報告書は公開されず、イゼット氏自身がタイムズに内容を明かした。

イゼット氏が所属していたドイツ駐留の連隊は結局、湾岸に展開せず、同氏は湾岸に行かなかったにもかかわらず、そのような症状を起こしていた。イゼット氏は戦後、傷病年金を受けた。

湾岸戦争症候群は、記憶障害や慢性疲労、めまい、うつ病、集中力の欠如といった症状の総称。湾岸危機や湾岸戦争に従事した米英やフランス、カナダの各国兵士は、このうち少なくとも1つの症状を起こしている。

湾岸戦争に臨んだ英兵約4万5000人は、イラクによる化学・生物兵器の使用に備え、種々のワクチンを接種された。

いったい、どんなワクチンが使われたんだろう?
きっと、いろんな生物兵器にそなえて考えうる全てのワクチンを打ったんだろうな。
これもまた、戦争が生んだ悲劇だ。