2010-08-02
荒野へ
本広克行 2005年 「サマータイムマシン・ブルース」
豊田利晃 2003年 「9 SOULS」
市井昌秀 2008年 「無防備」
庵野秀明 2009年 「EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.」
Michael Radford 1994年 「Il Postino」
Scott Hicks 1996年 「Shine」
Taylor Hackford 1982年 「An Officer and a Gentleman(邦題:愛と青春の旅立ち)」
Steven Soderbergh 1989年 「Sex, Lies, and Videotape」
Mike Nichols 1967年 「The Graduate(邦題:卒業)」
Marc Webb 2009年 「(500) Days of Summer」
Sean Penn 2007年 「Into the Wild」
David Fincher 1999年 「Fight Club」
John Sturges 1963年 「The Grape Escape(邦題:大脱走)」
「Into the Wild」は僕が見た映画の中で一番に好きです。
あらすじは、“裕福な家庭に生まれ、物質的に恵まれた環境で育ったクリスは大学を優秀な成績で卒業する。 両親はハーバードのロースクールに進学することを望んだが、クリスは学資預金を寄付し、 身分証を切捨て、この世界の真理を求めアラスカへと旅に出るのであった。”とWikipediaにあります。これだとただの自分探しのアメリカが大好きな青春ロードムービーにしか受け取れないし、実際映画評を見てもそう解釈する人が多いんだけど、僕はそうは感じ無かった。
5月末くらいから映画見るペース落ちたなあ。
もう8月か。
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2010-07-30
後席からのムーヴメント
最近は何をしていたんだろう。何をしていたのかあんまり思い出せないけれど、2,3日おきにサシ飲みをしてた気がする。学生としてちゃんとしてなくてはならないことは、全部ほったらかしにしていたので先生の顔が常時閻魔大王に見えてしまう。でもこのフェーズで沢山のひとに会ったことで、人間的には急成長した気がするので、結果的にはまあまあ生産的な日々だったんじゃないだろうか。この2ヶ月の成長が人生に大きく影響を与える予感がするなあ。
この2ヶ月にどう成長したんだろう。沢山あるけど、少し書いてみよう。
今までは、認められたい・自分を知って欲しい・尊敬されたい願望のあまり、相手に合わせて演出を無意識にしてることが多かった。そんな自分から、理解されたいとか喜ばれたいという願望が薄れて、認められないことを前提として自分を主張するようになった。
わがままになったのかな。出し惜しみしない人付き合いというのかなあ、謙虚になったと思う。
謙虚=他人にへりくだるものではなくて、謙虚とは、自分の責任のもとで自分を主張することな気がするんだよね。今では。
次に、物理的にギリギリ可能な範囲でやりたいことは、全部やることにした。コンペも飲みもTFも馬鹿企画も全部ぶち込んで徹底的にやることにした。結果はまだ出てないけど、全部良い方向に向いているような気がする。特に馬鹿企画をして、みんなでワイワイ下らないことを一生懸命全力でやることこそが、享楽的に生きる何よりの活力になっている気がする。
コンペの準備でメンバーと話しているときもそうだけど、人と何かを創造している瞬間の快楽は至上のものだ。想像を超える創造をしようと躍起になっているときのワクワク感、接種凍結のように、バラバラに打った点が一気に繋がって線になる瞬間。脳内エクスタシーです。
色々と悩んだらやりたいことが朧気ながら分かってきたのが一番か。
そういえば、鳥コンがあった。
最後から2番目のTFで、つい怨念こもった言葉が口をついて出てしまい、後悔していたところだった。そんなもの伝わるわけ無いのに言ってしまったこと。感情に突き動かされて、いつも大事にしている、「聞く人に合った伝え方をする」ことが出来なかった。
後輩の機体がプラットホームを離れたその瞬間、抑えてきた色んな感情が決壊してどうしようもなくなった。来なければ良かったと思った。考えても仕方ないことがたくさん頭の中を巡って、何もかも失ったもの全ての責任を押し付けたくなった。
何に対してかもよく分からない悔しさが一杯で、でもそのとき、ああこの感情を大切に持っていようと思った。同時に、失ったものをもう一度、全部、絶対に、取り戻したくなって、具体的な何かではなく、あるはずだった感情や思念のようなものを何としても手に入れたいと願った。
本番の朝から打ち上げまでずっと、引退する後輩たちも、これから引継ぐ後輩たちもみんな良い顔していた。
ああいう目を見るとわけもなく、嬉しくなる。いい目してたなあ。
いつだって、遠くをみている人が好きだ。
26代の言葉は28代に届いたかな。溢れる想いを伝えるのに、言葉はときとして不足過ぎてじれったくなる。自分のときがそうだった。伝えたいことの5%くらいしか伝えられなかった。
そういやあ次期駆動PLになるスマちゃんのスピーチに茶々を入れてしまって申し訳ない。
あれは完全におれの理想であって押し付けることじゃなかった。
帰りの車の中では、ブブゼラを吹きまくった。ドレミファまで出せるようになって、調子にのって外で吹き鳴らした。さらに調子に乗ったおれは渋谷のスクランブル交差点でおっぱいって叫んだ。
来年の夏、どんな自分になってるかなあ。
2010-07-05
述懐、人生とは、深謝ご自愛のほど宜しく
お祖父ちゃんから遺書が来た。いつも通りの達筆で、素晴らしく美しい日本語で、孫の僕にも最上級の敬語を使って。
自分を理解しているからこその、自分に合った日本語の使い方。
「不日、拝眉の機会を楽しみにしております。」
これが後悔に終わらぬよう、院試が終わったら訪いたい。
日本語といえば、修士で早稲田に残れれば、「言語的デザイン」を研究する予定、常に言語にはアンテナを張っていて、そもそも日本語体系にしかない感性が大好きなのです。
幸田文の「台所のおと」や山川 彌千枝の「薔薇は生きてる」、三島由紀夫のもろもろ、川端康成や谷崎潤一郎なんか特にお気に入りだったんだけど、最近飲んだおねーさんが薦めてくれた、穂村弘の「ラインマーカーズ」が素晴らしすぎます。
「世界音痴」も素晴らしいらしいので今度貸してもらお。
このおねーさんは色々面白い人で東急東横線の終電でワンピースを気にもとめず逆上がりしちゃうような人なのですが、素晴らしい言語感覚と空恐ろしいほどの人間洞察力が結構興味深いです。
食通・音楽・人見知りなとこ等、気が合うのでたまにお茶します。それ以上でもそれ以下でもないですが。
「君がまぶたけいれんせりと告げるとき谷の紅葉最も深し」
「呼吸する色の不思議を見ていたら「火よ」と貴方は教えてくれる」
「A・Sは誰のイニシャルAsは砒素A・Sは誰のイニシャル」
「歯を磨きながら死にたい 真冬ガソリンスタンドの床に降る雪」
「目を閉じて耳をふさいで金星がどれだかわかったら舌で指せ」 by 穂村弘「ラインマーカーズ」より。
・ヒット&アウェーな人付き合いをしてみたい。インファイターなので傷つくことも多いんですよ。
・誰も信じない人は、一度ギリギリまで人を信じていたひとなんだなあと分かった。
・24時間電話メール呼び出し等、受け付けてます。コミュニケーション楽しい。
2010-05-30
優しさの裏には自分への厳しさがある。優しすぎる裏には自分への甘さがある。
Mike Nichols 2004年 「Closer」
Sam Mendes 1999年 「American Beauty」
小林政広 1996年 「Closing Time」
僕が知る邦画の中で、この「Closing Time」は最もJarmuschの映画との本質的な共通点を持つように感じる。
タイトルがTom Waitsのアルバムから取ったものであることからも分かるように、孤独・絶望・自由・人間の温かさといった普遍的な人間の弱さを見つめ、人の優しさと哀しさをやわらかに描き出す映画になっている。
その温かくも厳しい、精緻な人間の描き方が、でもジンやマティーニのようなドライでどこか突き放したような雰囲気が、
僕がJarmuschやWemdersの映画が好きな理由だ。僕の目指す人間像がそこにあるのだ。
僕はTwitterを辞めた。(←5日間だけw
口をつぐみ、そのエネルギーを現実に身近にいる人間をもっと深く理解し、付き合うことに注ぐことが、得られる情報量とその価値とトレードオフだったとしても、今の自分には大切なことだと考えたからだ。
僕は弱い人間で、退会せずに使わないという方法を取ることが出来ないのでこういうやり方を取った。
今まで絡んでくれたひと、本当にありがとうございました。
僕に取っては、単なる情報収集の手段としてだけではなく、自分を客観的に見つめ直すツールでした。
どういう発言が面白がられるのか、惹きつけるのかが検証出来、人々が僕に抱いているイメージを朧気ながら理解出来たことは、今後の成長に寄与することと思います。
「American Beauty」は今まで観た映画の中でBest3に入る超絶素晴らしい映画だったので、いつかレビュー書きます。
見る際は、これは映画に限らず何でもそうですが、先入観を持っていると面白さが激減するのでレビューは読まないように。この映画は特に。
しばらく、一人旅に出てきます。
