嗚咽の森
最近のサザエさんをテレビで見たことがなかったので、久しぶりに録画して確認してみたのですが、昭和のままの時代設定で、逆に新鮮な印象を受けました。
家の中の廊下に黒電話があり、電話は黒電話の一家に一台。携帯電話は誰も持っていませんし、リビングはブラウン管のテレビとこたつが置いてありました。
「嗚咽の森」という難しい小説を友達から借りて来たカツオ。「すでにタイトルが読めないや」という状態で、本を読まずにカツオはどのように友達に感想を伝えたか。
「今の僕には難しくて理解できなかったけど、いつかは理解できるようになりたいと思ったことは確か」
実は、カツオはものすごく利口な子であったのだということも発見し、なかなか面白い内容でした。
AIに期待したいこと
AI技術の進歩によって、期待したい光景があります。
それは、私のふるさとのような山の中にある集落が、「何もない村」から、「いろんなものがある村」へと変貌を遂げることです。
具体的には、ある植物や昆虫や鳥などにスマホのカメラを合わせると、その生物の情報をすぐに拾い出すことができるという光景です。例えば、道端に生えた植物にスマホカメラの照準を合わせると、音声データか文字データとして「この植物は、〇〇です。〇〇は、○○科の植物で、〜」といった情報がすぐに把握できるという生活です。これによって、危険なキノコ等を食すリスクが低減するでしょうし、植物のおいしい食べ方の情報も得ることができれば、田舎暮らしが楽しくなっていくことでしょう。
ずっと田舎暮らしをしていても、意外に多くの植物のこと、昆虫のこと、野生動物のことを理解していません。それらが、AI技術を通して身近な存在となれば、きっと田舎で暮らす生活も、「何もない環境」から「いろいろな生物が息づく環境」へと変わっていくことでしょう。
また、ときには「この昆虫は、既存データに照合することができません。昆虫の専門家に画像送信しますか?」とAIから質問され、「送信する」ボタンをタップすると、その後専門家から解答を得られるというのも面白いでしょう。場合によっては、「何もない村」から世紀の大発見につながるかもしれません。
AI技術が進歩し、田舎でもこのような楽しみ方が生み出されていく社会になっていくことを願っています。
「通信障害」とは
通信設備の不具合などによって、通信機能が正常に働かなくなる状態。そのため、スマートフォンをはじめとする通信端末が「圏外」となり、通信できない状態。
2018年12月6日午後、ソフトバンクの大規模な通信障害により、ソフトバンク・ユーザーのスマートフォン等が使用できなくなった。原因は、スウェーデンのエリクソン社の通信設備に不具合が生じたため。そのため、ソフトバンクだけでなく、ほぼ同時刻で、英国のO2社など、エリクソン社の通信設備を使用している他の通信キャリアでも通信障害が発生した模様。
エリクソン社の「通信設備の不具合」とは、データを中継する「パケット交換機」に、認証期限の切れたソフトウエアがインストールされていたこととみられる模様。
プロ野球選手の引退
私よりも年下の世代で活躍したプロ野球選手が、どんどん引退していきます。
私自身、年齢だけで言えばイチロー選手よりも年上ですから、プロ野球選手で年上の世代は完全にいなくなりました。少し寂しいような気もしますが、シビアに結果が求められるスポーツの世界では致し方のないことです。
私の同世代でもある羽生竜王が、通算タイトル百期獲得か、それとも27年ぶりに無冠になるかという瀬戸際の竜王戦を戦っています。第1戦はネットTVでときどき中継を見ていたのですが、羽生竜王の粘りが功を奏し、まずは羽生竜王が先勝しました。
もちろん、将棋もシビアな勝負の世界です。挑戦者である広瀬八段も、実力的には当然ながらタイトルを獲得できるものがあるでしょうから、このあとの展開がどうなるかは全くわかりません。
でも、やっぱり未だ「土俵に乗り続けている」羽生竜王はすごい存在だと思います。このあとの戦いも、目が離せそうにありません。