手すり

おれブログかく。

星が出てなければ、どちらが上かもわからない。

horie772004-04-17

 というわけで、行ってきました。チェスボクシングです。チェスボクシングもさることながら、自由が丘という街自体もとても新鮮でした。人生で2回目。東京在住8年目なのに。

 なんとなく、早めに行って、場所を確認しました。本当に、家具屋さんが会場でした。店内の隅に、それなりの大きさのリングが据えられ、リハーサルをやっていました。一安心です。

 時間はあるので、少し自由が丘を散策。どれだけ自由か見究めようと。

 しかし晩御飯は、増田屋(チェーン店のそばや)で、ハンバーグ定食を食べました。怖かったからです。自由が丘が。まったく不案内なので。

 ハンバーグ定食の目玉焼きの黄身をを誤って破ったりしているうちに7時を過ぎました。再度、会場へ。

 会場は、異様な空間となり、何を職業としているのかわからない人たちが一杯来てました。商品であるソファーに腰掛け、試合の開始を待っています。

 当然、居場所に困りました。こういう、「セレブたちの集まり」とか、「パーティー」とかが、けっこう苦手です。

 悶々としているうちに時間となり、選手の入場です。ちゃんとセコンドもついてます。チャンピオンはメガネをかけて入場してきました。必要ならばしかたありません。

 挑戦者はキックボクシングの選手で、チェスは今回のために覚えたらしいです。一方、オランダからはるばる来たチャンピオンは今回で3回目のチェスボクシングの試合でそうです。

 試合は、チェスのラウンドから始まりました。リング中央にチェスのためのテーブルと椅子が用意されています。両者座って、ゴングです。

 チェスの間も両選手のセコンドは選手を見ていて、駒を取ったりすると、

 「オッケー!! いいよ!!」とか、掛け声をかけています。素敵です。

 4分間のチェスのあと、ボクシングです。テーブルは片付けられます。チャンピオンのメガネもテーブルの上のまま。

 ボクシングか始まると、会場の空気が少し変わりました。

 観客は少し面食らっているようでした。つまり、みんな「チェスボクシング」という面白いものを見に来たつもりでいたのに、「ボクシング」を観てしまったので、ボクシングの持つ荒っぽさとか、迫力に少し圧倒されているようでした。

 それでもだんだん観客も慣れてきて、会場の雰囲気もみんなが楽しんでいるようでした。

 試合自体は、チェスでチャンピオンが押して、ボクシングで挑戦者が押すという感じで進んでいきました。

 勝負自体は7ラウンド(チェス)でチャンピオンの勝利に終わりました。

 正直な感想として、ボクシングを観にいきたいと思いました。