『私の「戦後70年談話」』(2015、岩波書店)  
 戦後70年を私の人生を重ねると、終戦から団塊世代生れは、恵まれた時代
に生きたと、つくづく実感する。歴史的幸運の時代めぐりあった幸運に
気づいていたかといえば、そうでない? ここで書いている多くが戦中派。
凄惨な時代の被害者の無念と、それを再び過ちを繰り返してはいけないという、
念が、いずれの人からも伝わってくる。
  * 「死の影の下に」 梅原猛(哲学者)1925年生
≪ …日本という国は平和な国であると私はつくづく思う。
日本は平安時代の約350年間、江戸時代の約250年間、ほぼ戦争も内乱もない
平和な時代を送った。このような歴史は大陸から完全に切り離された日本列島
ゆえにあり得たが、そのような日本が他国に軍隊を派遣したことが三度ある。
 ・一度は白村江の戦い(7世紀)、
 ・もう一度は豊臣秀吉朝鮮出兵
 ・そして最後は明治以降の朝鮮及び中国への侵略である。
日本の歴史を顧みると、他国から攻められた戦争においては、刀伊の入寇
(11世紀)や元寇のように日本が勝利したが、他国に攻め入った戦争は
すべて敗戦に終わった。日本はそのような平和の伝統を学ばなければならない。
自衛隊というのは大変よい名称であると思う。攻めてきた他国に対しては死力を
尽くして戦うが。決して他国に攻め入らない。それは日本の伝統に沿った軍隊で
あり、またカントが提唱した永遠平和の理念にも合致する。日本国憲法は外から
与えられたものではなく、日本のこのような伝統に沿ったものであると思う。
現在の安倍政権の政策はそのような伝統の精神を脅かすものではないかと私は
憂慮しているのである。≫
――
▼ グローバル化の時代に、現憲法ではアメリカ隷属国として生き延びること
 が出来ても、真の独立は土台無理? 不自然の国である。韓国を他山の石
としてみれば… 私たちは朝鮮を軽く見がちだが、隣国に攻め行った経験が
無い珍しい国であり、その一点だけでも、日本より国としてまとも?
中国が長男なら、次男が朝鮮、三男が日本に例えれば、日本の位置づけが
解りやすい。ところが三男の家が、大陸から少し離れた海の向こうにある為、
遥か大海の向こうの白人国家・アメリカに間接統治をされ、為すがまま。
中国とアメリカに挟まれた地勢を戦略の要で生き延びてきたが、少しでも
バランスが崩れれば、現在の韓国のように右往左往するしか生きる術がない。

・・・・・・
5475,閑話小題 〜中国輸出25%減の衝撃
2016年03月12日(土)
   * 中国輸出25%減の衝撃
 中国の輸出が25%減というニュースに目を疑った。マイナス要素が幾つか
重なったとしても、あまりに大きい。 〜ネット検索のブログ〜より
≪ 中国の最新輸出入データが発表、輸出が25%も減少していたことが判明。
 これは、半端な減り方ではない。おりしも全人代で目標経済成長率が
6.5%〜7%のレンジとされたばかり。果たして、失業の痛みを伴う経済
構造改革と、社会不安が起きない程度の安定成長が両立できるのか。
二兎を追うものは一兎をも得ず、となりかねない。ジョージソロスの、中国
ハードランディング説が再度市場で取り沙汰されている。全人代では供給
サイドの改革として減税、そして、イノベーション分野強化が打ち出された。
 この実現の過程で、ゾンビ企業の淘汰が必要となり、オールドエコノミー
会社に働く労働者の過渡的失業は必至だ。その失業対策は諸々盛り込んである
が、肝心の職を失う労働者たちが、政府に対して黙っているだろうか。
 金融政策の分野で、例えば、預金準備率引き下げにより、市中への通貨供給
を増やすことで、痛み止め効果を狙っても、それは、根源的解決にはならない。
寧ろ、供給されたマネーがゾンビ企業の救済に廻る可能性も強い。
輸出急減を回復するには、人民元安政策が最も効果的だが、同時に、人民元
は中国からのマネー流出を加速させる副作用があるので、大きなリスクを伴う。
 結局、財政政策=リフレ政策頼みとなろう。財政赤字の対GDP比目標が
2.3%から3%に引き上げられたことは、財政政策発動の意志を明確に表して
いる。但し、財政出動で、ただでさえ中国国内で余っているモノが、もっと
つくられるような結果になれば最悪だ。イノベーション分野にキッチリおカネ
が廻ってゆくか。魑魅魍魎とした中国社会では、分からない。最終的には
党の意向により決まる国だ。≫
▼ 上海株価の暴落がおきてないことに、驚かされる。暴落懸念の銘柄が取引
 中止が可能になるのだから、これは本来の株式市場とはいえない。日本か、
欧州か、アメリカか、中国の何れかから発火するのだろうが、問題は、それを
切欠とした暴動、テロ、戦争。第一次、第二次、東西冷戦に続く三次大戦が
既に始まっているのかもしれない。日本は、この上に大震災の予兆である!
それを忘れようと、楽しい楽しい、東京オリンピックの祭典が待っている。
・・・・・・
5110,僕の死に方 −1
2015年03月12日(木)
         ー僕の死に方 金子哲雄著ー
 流通ジャーナリストの著者が亡くなった後、この本が出版され週刊誌などで
話題になった。その本を先日、図書館で見つけ借りてきた。亡くなる一月前から
執筆したため、内容は生々しい。TV番組でスーパーや家電店で、安く購入する
コツをフレンドリーに解説する姿を度々見かけていた。 〜アマゾンより〜
< 突然の余命宣告。絶望の中でやがて彼は「命の始末」と向き合い始める。
 その臨終までの道程はとことん前向きで限りなく切なく愛しい。2012年10月、
肺カルチノイド」という急性の難病により、41才という若さで急逝した流通
ジャーナリスト、金子哲雄さん。死期を悟った金子さんは、会葬礼状まで生前に
用意し、自分の葬儀をプロデュース、自らの死をも「流通ジャーナリスト」
としての情報発信の場にした。まさに、みごとというほかないその最期・・ 
 しかし、彼が「余命0」宣告を受け入れ死の準備を整えるまでには、
乗り越えなければならない悲しみ、苦しみ、そして何より、最愛の妻を残して
いくことへの葛藤がありました。死の1か月前から、最後の力を振り絞って
書き上げた本書には、その一部始終が綴られています。
  【担当編集からのおすすめ情報】
《 金子さんのマネジャーから担当編集者宛に、「金子さんが肺カルチノイド
という病気を患い、もう助からない。本人が会って話したいと言っているので
来てほしい」という連絡を受けたのは、亡くなる1か月前のこと。
40代で死ぬということがどういうことか、妻に何を残せるのか、気持ちに
どんな変化が起きるのか・・金子さんはそれらを書残したいと言いました。
 亡くなる直前までパソコンで書いた言葉が生々しい。『病気だけは想定外。
描いていた未来が、病気になったことで見えなくなった。病気になった後は、
遠い将来の目標に向かうわけにいかない。自分にとっては苦手な、今日一日、
この瞬間、瞬間を重ねて生きるという生き方に変えなくてはならなくなった。
これではどう生きていったらいいのかわからないとも思った。遠い未来が
見えない状態で生きていくことは、自分にとってはきつい。でも、明日、
今日、今と、ごく近い未来を目標に生きるのにも、少し慣れた気がする。』》
▼ 50歳半ばから、次々と友人が亡くなっていく。そして、徐々に自分の番?
 かと、不安が増す。想定死亡年齢を75歳とすると、残された時間は6年。
それも、いつ余命を告げられても不思議でない。父の享年の71歳まで二年が
当面の目標。そして次が、オリンピック開催辺りになる。介護期間が、平均
9年というが・・ このような、死にぎわの体験本を多く読んできたが、実際
に直面するのとは全く違う? それから死ぬまで、それまでの一生分を生きる
ことになるが、これも人生の一部。プッツンが良いが、恐いが、のたうちも!
・・・・・・
4745,閑話小題 ーあれから三年
2014年03月12日(水)
  * 現実に経験し、そうなってこそ、知ることがある!
危険水域に入っているのは解ってはいたが、それでも、倒産など、その数ヶ月
前までは、思いもしなかった。当時、前年比20%半ばの売上減が三年目に
入っても続いていたが、それでも何とかなる!という、気持ちがあった。
そして年末の支払に、予備資金を一時的に、手を付けざるを得なくなった。
3年来の売上が半分、10年間で、三分一まで、売上ダウン。その事態は10前
には考えられないこと。予備資金を使いざるを得なくなった事態と、年次決算が
償却前で赤字が事業断念と予め決めていた。資金枯渇前の事業断念は、当然。
 その前に、家族や知人の連帯保証人による借入や、高利貸しの借入もあるが、
子供の頃からの倒産に関する見聞で、タブーは分かっていた。資金繰りに
追われる前に、前倒しの実質自己精算の決断をしたことは、ここで書いてきた。 
三年経った現在、振り返ってみて、ベストの決断時だったと、自己総括している。
 5つの事業物件も順調に売却でき、四割近い自己弁済が出来た。後で知ったが、
平均の弁済率は11%とか。金融機関では40%以上が目標になっている。
 林原、林原生物化学研究所、林原商事のグループ中核3社が、同じ頃に会社
更生法適用を出した。その弁済率が93%というから、銀行と、何処かの国の
共同陰謀?の疑いを持たれるのは当然。酷いものである! 事業物件の弁済の
ための売却相場は、半値八掛(4割)が通り相場。その差額は、誰かが利益を
得ていることになる。 事業が、この結果で終わって、どうだろう? 
私の人生にとって、ベストだったか、ワーストだったか。仮に、ベストだった
としての要素を集め、筋立てを組立てると、それなりの物語になる。
「老後は、年金生活範囲で、ごく普通に暮らせれば良しとすると、緊張感の
中で、神経を尖られてきた40年の事業人生より遥かに良い」というのは、
自己欺瞞?。 会社の代わりにスポーツジムか、図書館に通う生活も悪くない。 
「自分(人間)が、ここに現在あるのは、ビッグバン以来の奇跡の連続の結果。
だから、何事も受け入れ、何とかなる、と思っていれば何とかなるもの。 
この経験で物事を多角度で見れるようになった。 
物ごとは、受けとめしだい!ということ。
・・・・・
4378, 閑話小題 ーあれから二年か
2013年03月12日(火)
   * あれから二年
 大震災から二年経つ。 また30年に亘った新潟駅前事業の整理も、それを
機会に断行した。事業物件の売却などで4割近く銀行に返済。残る6割強は
回収機構から数年掛かりで百万を目安に買い取ることにした。別に買い取る
必要もないが、成り行き次第。 事前の依頼は、「綺麗に終わりたい!」。 
弁護士、「事業整理に100点はない、せいぜい70点」。
私、「それでは、70点にしてください!」。 
で、その70点?で終え、自己完結したと思っている。しかし、これまでの
社長の立場が今度は落伍者。「それがどうした!」と開き直るしかない。 
自宅を家内が買い取り、肩身が少し狭いが、今までの
生活は大して変わらない。 長期の装置産業のため、時代変動のリスクヘッジ
長年かけ積み上げてきため平然としているが、倒産の9分9厘は悲惨なことは
幼児期から見聞きし、分かっていた。それも一歩離れてしまえば、「夢幻」
の過去の話になっていく。 東北震災の影響は、これからである。
その上に、リーマンショック不良債権が奥底に隠されている。欧州危機、
チャイナリスク、イラン・イスラエル問題、北朝鮮リスクなど、問題が山積み。 
過去10年を振り返ってみると、地元では中越地震刈羽地震、東北大震災。
そして世界的な大地震の頻発。 金融危機としてリーマンショック、欧州危機
が起こった。政治面では、アフガン、イラクへのアメリカによる攻撃。
北アフリカや中東では、独裁国家の崩壊の連鎖など激動だった。しかし、今後
10年は、それ以上の大変動が起るはず。その中で事業経営は至難。2001年
9・11テロの時点で、その影響を悲観的にみて、現在を予測したら、誰も
信じないはず。そうこう考えると、少しでも早く、事業整理か、思い切った縮小
をすべきことになる。これ10年前の自身に向けた言葉でもある。リーマンシ
ョックも、東北震災も、その予兆はあった。しかし、大事件ほど、誰もが
「まさか!」で、何もしないし、出来ない。先日の、NHKのBS/TVで、
地震学者が、首都圏の直下型と、南海トラフ地震は間違いなく起こると予言
していた。リーマンショック不良債権は表立つし、ユーロ圏の崩壊も、
イラン・イスラエル戦争も、間違いなく起こる。そうこう考えれば、まだ、
現時点は世界的動乱の序曲に過ぎない。悲観的過ぎる?その中でのサバイバル、
面白そうと嘯いていられない。夢幻でなく、これは現実。10年後に、これを
どんな事態で読むのだろう。いや、生きていないか?
・・・・・・
4004, 3・11から一年
2012年03月12日(月)
 去年の今の頃、リーマンショックから三年目に入り売上の激減が止まらず
事業整理の検討を始めた矢先、3・11が起きてしまった。それまであった
迷いと躊躇が吹っ飛び、その一週間後の3月18日に整理の最終決断をした。 
この地震規模が千年に一度の、三連動の太平洋沿岸沖500キロに及ぶ大震災。 
それが大津波を伴って原子力発電所を直撃した歴史的大震災であった。
その上に、この規模の大地震は今後、数十年にわたり他の地震帯や火山に
大きな影響を及ぼし、再び大地震が起こる可能性が大きい。その一つが首都圏
にあり、何時、首都直下型地震が起きても不思議でない事態。日本経済にとって、
失われた20年間で国家体力を消耗した上での大震災。この経済的マイナスの
影響が、今後、大きく覆い被さってくる。更に悪いことに欧米の経済は世界恐慌
一歩手前。よくぞ、ここまで悪い条件がつづくもの。
  ー 東北大震災の最終被災をまとめてみるとー
・ 死者、行方不明が19000人。そのうち行方不明者が3155人もいる。
・ 避難生活者が34万人。 半分が仮設住宅に住んでいる。
・ 仕事を失ったままの人が 4割
・ 家族が離ればなれが   3割
・ 福島では原発事故の避難者12万人(県外避難者が6万3千人)で、
  そのうち三分の一は福島県には戻る気はない。
・ 日本にある原子力発電54基は、二基を除いて停止。その二基も1〜2ヶ月
  で停止予定。原油がホルムス海峡の封鎖が何時、起こるか分からない。
・ 欧州発の世界恐慌も、秒読み段階にきている。
▼ 他人事ではなく、私も間接的の被災民でもある。直接原因はリーマン
 ショックだが、最後の一撃が、この震災。昨日は一周年で、地上波のTVでは、
 終日、その報道を流していたが、このイベントを期に、次の関東直下型地震
 シフトが移るのは、世のならい。日本は、過って経験をしたことのない
 マイナス坂を転げ落ち始めた。数十年にわたった安穏とした時代が長すぎ、
 ゆで蛙状態が現状。リーマンショックの経済大津波が、そこに来ているのに!
・・・・・・・
3638, 大地震 ーつれづれに
2011年03月12日(土)
 数年前に地元の中越地震、柏崎・刈羽地震を身近で経験したばかりなのに、
更に国家を揺るがすような大地震に遭遇しようとは。事務所のある新潟駅前では
震度4の震度だったが、揺れかたが広域の地震のような気がした。直ぐにTVを
つけたところ、リアルタイムに生々しい地震津波が中継されていた。
特に大津波が海の彼方から押し寄せてくるのを据付カメラが写しだしていた。
そういば先週みた映画「ヒア・アフター」で、ヒロインの一人が大津波に襲われ
九死に一生を得る場面があった。津波に飲み込まれ流される場面は圧巻だった。
しかし、これは現実である。 TVの画面は長い海岸線に何波も線を描いて押し
寄せてくる場面がリアルである。 その上に、お台場のビルや、石油基地の
タンクが炎上している場面などが生々しい。夜になっても全国彼方此方から
津波が注意報が流されていた。観測が始って以来最大のM8・8の大地震。 
規模は東北全体と関東甲信越にわたっている。この文章を書いている現在でも、
現在進行形で余震が発生しており、TVからライブで流れている。
江戸時代には、地震が多発していたというが、1896年 明治の三陸地震-岩手県
綾里 の津波高さ 38.2 M - 死者不明者 22,000 人が知られている。
今回は、7メートルだったが、被害は、死者が数千か、数万人になるのか。
東北6県の人口合計と東京都の人口は、ほぼ同じ。もし関東に地震が起きて
同じような大津波が襲ってきたと想定したら被害は莫大になる。結果として、
これまで起こっていた東北の地震は、この地震の予兆ということになる。 
今朝も震度4の地震があった。これだけの大規模の地震に対して、即応は無理。
救援を待っている被害者が多く存在してことを思うと心が痛む。まさか、まさか、
まさか、で、今でも現実として受け止められないの大方だろう。 国内では
部分的な地震は多くあっても、これだけ広域にわたった地震と、津波は私が
知っている限り初めてである。そういえば、学生時代の友人が仙台飛行場
近くの河口辺りに住んでいるが大丈夫だろうか心配だ。
病いのある連れ合いがいるので動き辛いはず。
・・・・・・・
3273, 東京大空襲より65年
2010年03月12日(金)
 一昨日の3月10日で東京大空襲から65年というが、新聞では殆んど
扱ってなかった。東京の住民10万人がアメリカによって虐殺されてのである。
その日にマスコミが取上げないのは如何いうこと? 長崎も、広島も、同様の
殺戮をしているが、これも一般住民を狙った殺戮。日本人は人が良いのか、
馬鹿なのか? 敗戦国へのソ連の扱いを見ているので、恐ろしくて言えない。
 ー「東京空襲」をウキィペディアで調べると
東京大空は、第二次世界大戦中にアメリカ軍により行われた、東京に対する
焼夷弾を用いた一連の計画的かつ大規模な戦略爆撃の総称である。東京は、
1944年11月14日以降に106回の空爆を受けたが、特に1945年3月10日、4月13日、
4月15日、5月25日に大規模な空襲を受けた。通常「東京大空襲」と言った場合、
規模が大きかった1945年3月10日の空襲を指すことが多い。太平洋戦争中に
行われた空襲の中でも、とりわけ民間人に被害を与えた空爆。死者、合計10万。
▼ 以上だが、戦争とは、そういうものだとはいえ、罪ない虐殺は重大な犯罪。
 その後、アメリカは朝鮮とベトナム、アフガン、イラクで同じような殺戮を
繰り返している。アメリカ支配者層の輩は、日本人などイエローモンキーとして
数段下に見下している。そうでなければ、こんな残酷なことをしない。
もっとも、スターリンソ連では国民を数千万も殺戮したし、毛沢東支配下
中国では文化革命下2000万とか3000万の国民が殺戮された。狂った
猿の最たるものである。アメリカは戦争を金融に当てはめ、金融工学
100年にわたり世界の金融を支配していた。そして、このザマである。
その直轄支配国が、この日本である。マスコミも、自民党も、官僚も、
その宦官でしかなかった。それに最近になって気づいたのだから、私は何? 
それさえ気づいてないのが、現在の日本人の大多数。そして、これから10年、
世界は恐慌の嵐になる。「東京と名古屋に原爆が二発!東京は金融恐慌。
名古屋は輸出壊滅」と恐慌本の見出しにあった。もっとも、世界中が
原爆が落ちているようだが、目に見えないところが不気味。
 ・・・・・・・・・
2898,現在、歴史的転換期の真っ只中
2009年03月12日(木)
 現在、我われは途轍も大きな歴史的転換期に立っている。
・東欧・共産圏と、ソ連の解体を20年前に見せつけられた。誰も自分の
 生きているうちにソ連が解体するなど想像すら出来ないことであった。
・その直後から、パソコンによるインターネットや携帯電話などによる
 情報革命を目の当たりにした。
・21世紀の初頭の2001年9月11日にはニューヨークの二つの
 ビルに旅客機による自爆テロが起きた。
・そして今度は、アメリカ資本主義帝国の破綻と世界恐慌である。
 それとアメリカで歴史上初の黒人の大統領が誕生した。
この一連の出来事は、何か得体の知れない歴史的な転換期に我われが立たされて
いることを知らせている。近代という名のロシアを含めた欧米主導の進歩と共同
幻想が破壊したことである。そして、欧米の暗示から醒めた世界中の民族と、
これまでの欧米の文明の衝突が数十年にわたり本格化する岐路に立っているのが、
現在地ではなかろうか。そうすると、今年にかけてイスラエル国内?のアラブ
地区での虐殺が象徴的に際立って見えてくる。世界の中東・イスラエル化が今度
の行き着くところだろうか。アメリカはイラクを捨てて、戦線をアフガンまで
下げようとしているが、イラクからの名誉ある撤退のための方便とも考えられる。 
最終的には日本まで下げてくる可能性もある。アメリカの国力が、この恐慌で
大きく疲弊してしまったからである。そこで日本は大きな選択を迫られる。
・中国と距離を置いて、アメリカ、カナダ、ロシア・シベリア地区、
 日本のラインの同盟を組むか、
・中国、韓国、台湾、アジアと組んだブロック化の仲間入りをするか、
・何処とも距離を置いた欧州のスイス的な方向か、になるだろう。
どれをとるにしても、日本の国力があまりに疲弊しているので、大きな問題が
次から次へと起きるだろう。今までのアメリカのポチの存在であることは不可能。
 私の人生だけでも、世界の激変を多く目撃することができた。時代の激変という
面で何世紀も生きたような。濃厚な時代を生きることが出来た!ということ。

つれづれに

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 一進一退をしながら、春が近づいてきているような。

 昨日、 久々に近くのSCモール内のステーキチェーン店に行ってみた。
数年前の消費税値上げ時に、千円ステーキランチの肉質を下げたため、
5年ぶりに行ってみた。しかし、その時よりも、さらに肉質と味が落ちていた。
 同じチェーン店の名前の違う店に、換えたが、また同じパターンで、逆戻り。
千円ランチで文句をいう方が問題だが・・・ 口に入れる商売は難しい!



・・・・・・
2898,現在、歴史的転換期の真っ只中
2009年03月12日(木)

現在、我われは途轍も大きな歴史的転換期に立っている。
・東欧・共産圏と、ソ連の解体を20年前に見せつけられた。
 誰も自分の生きているうちにソ連が解体するなど想像すら出来ないことであった。
・その直後から、パソコンによるインターネットや携帯電話などによる
情報革命を目の当たりにした。
・21世紀の初頭の2001年9月11日にはニューヨークの二つのビルに
旅客機による自爆テロが起きた。
・そして今度は、アメリカ資本主義帝国の破綻と世界恐慌である。
 それと、そのアメリカで歴史上初の黒人の大統領が誕生した。この一連の出来事は、
何か得体の知れない歴史的な転換期に我われが立たされていることを知らせている。
 近代という名のロシアを含めた欧米主導の進歩と共同幻想が破壊したことである。
そして、欧米の暗示から醒めた世界中の民族と、これまでの欧米の文明の衝突が数十年
にわたり本格化する岐路に立っているのが、現在地ではなかろうか。 そうすると、
今年にかけてイスラエル国内?のアラブ地区での虐殺が象徴的に際立って見えてくる。
世界の中東・イスラエル化が今度の行き着くところだろうか。アメリカはイラク
捨てて、戦線をアフガニスタンまで下げようとしているが、イラクからの名誉ある
撤退のための方便とも考えられる。 最終的には日本まで下げてくる可能性もある。
アメリカの国力が、この恐慌で大きく疲弊してしまったからである。
 そこで日本は大きな選択を迫られることになる。
・中国と距離を置いて、アメリカ、カナダ、ロシア・シベリア地区、
日本のラインの同盟を組むか、
・中国、韓国、台湾、アジアと組んだブロック化の仲間入りをするか、
・何処とも距離を置いた欧州のスイス的な方向か、になるだろう。
どれをとるにしても、日本の国力があまりに疲弊しているので、
大きな問題が次から次へと起きるだろう。
今までのアメリカのポチの存在であることは不可能である。
私の人生だけでも、世界の激変を多く目撃することができた。
時代の激変という面で何世紀も生きたような気がする。
  濃厚な時代を生きることが出来た!ということか。

・・・・・・・・・・
2008年03月12日(水)
「金と口の出し方」?2

ー「金と口の出し方」の問題に対して、更に書き写してみよう。
 ーー
「金は出すが、ロは出さない」とか、「金は出すが口も出す」とかいう
言葉がある。それで、この金と口の出し方について、いろいろ考えて見た。
・まず、金を出す方の立場から。 金は出すが、口は出さない、という結構な人。
寄附などこれに当たるだろうが、ほかにそんな奇特な人はまずいないだろうと
思われるが、それが、意外にある。銀行の預金者。それから、日本の納税者。
ただし、政治献金を出す大企業も、口先ではそんなことをいうが、むろん大嘘で、
ほんとうは次項に属する。金は出すが、口も出すというのは、社員に対する社長。
テレビのスポンサー。それから、たいていのパトロン。金は出さないが、口は
出すという勇ましいのは、ろくに税金も払わないで、何とか国家に文句をつける方々。
もっとも一方で、政治家とは公然脱税業であると心得て、これもほとんど税金を
払わないくせに、国防だの教育だのに、大きな顔をして口を出す政治家がワンサ
とあるのだから、アイコである。金は出さないが、口も出さない、というのは、
アカの他人である。
・次に金をもらう方の立場から。金は出せ、その代り口を出してもいい、
というのは大抵の場合、女房がそうだろう。正確にいえば、口を出してもがまん
するしかないということだろうが。金は出せ、口を出すな、というのは、セガレや
娘が親に対していいたいせりふだろう。金を出さなくてもいい、その代り口も出すな、
というのは、アカの他人に対しては、こういうよりほかはない。金は出さなくても
いい、しかし口を出してくれ、という人。 こんな人はいない。 『半身棺桶』
 ―ー
以上だが、これはゲゼルシャフトゲマインシャフトの混同の話になる。
(この難しそうな話は後日、読書日記で書いてみるつもり)己と他者の関係の話にも
つながってくる。一般的に、他人の知恵を借りるのはタダというのが一般の通り相場。
それを如何に他者(本)から引き出し、それを己の知恵に摺りかえるのが読書の
効用である。話は変わってしまったので元に戻す。「金は出さないが知恵を出してくれ」
ってのが、何人かいる。無料コンサルトを当然のように求めてくる人。それも、
交互の利益になるならいいだろうが、そうじゃない人の場合・・

・・・・・・・・
2007年03月12日(月)
2169, 書店のカテゴリー・キラーの業態
               オッ(*^○^*)ハ?ヨウサン!

土曜日の朝、新潟駅裏に開店した『ジュンク堂』について書いていた。
コーヒータイムに、その日の朝日新聞・土曜版の一面トップをみたら、なんと
ジュンク堂社長のインタビュー記事の特集をしていた。偶然にしては出来すぎである。
「意味ある偶然の一致」である。  それより「私の感覚も悪いものではない!」
とほくそえんだが・・・。

  ーこの朝日新聞の内容をまとめてみると、
・最新の池袋本店は地上9階、地下1階で日本最大の2000坪(6600M)の
売り場に約150万冊が並ぶ。少しでも多く本を置こうと、レジは1階だけにしてある。
各階の窓際には特注したナラの机とイスが並び、客が座って本を読める。テラス付き
の喫茶店もある。「図書館のような書店」である。また新宿店も最近、大幅増築。   
・「立ち読み厳禁、座り読み大歓迎」をうたい文句に店内に机とイスを入れ、社員の
制服をエプロンにし、バーコードを読み取るレジを導入してある。今では多くの書店で
見られるが、先駆けたのは、書店界では後発のジュンク堂だ。
・95年の阪神大震災で中核の2店が壊滅状態になったが、その年から全国展開を開始した。
98年に累損3億円を抱え、経営危機に陥ったが、ボーナスカットや家賃下げで切り抜けた。
「後発のため他の書店がやらないことをしらないと歯が立たない。震災で退路を断たれた。
チャレンジ精神はマイナス要因のおかげ。リスクを持たないと大きくなれない。
・年商約400億円、経常利益は5億8600万円である。店舗数27店、正社員と
アルバイトで1800人の企業。
・最初の店から340坪(1100平方メートル)で開店。小さな書店に将来がないことは、
社長が親戚の書店・問屋の外回りでわかったこと。神戸では大型店はダメだと言われて
いたが大型店しか物件がなかった。大型店なら専門書をそろえないと数字が取れない
ことも、やってみてわかった。懸命に勉強して、専門書をどんどん増やし、自然に
超大型専門店になった。
・全国展開のきっかけは? 大都市でなく中堅都市でも大型店は可能。モデルを作れば
向こうから出店の話が来ると考え94年に明石市に大型店を開店。バブル崩壊でビルが
がら空き、家賃が安くなったのも大きな要因である。明石開店の直後に大分市から話が、
その成功例を見て鹿児島から話が来る。
・店内で客が座り読みする机とイスを入れた理由は?というと。
「専門書を探すのに時間がかかって足が疲れる。本を選ぶための机とイスがほしいし、
コーヒーがあればなおいい」と顧客から言われたのが元である
。神戸の2号店に初めて喫茶と座り読みコーナーを設け、96年の大阪・難波店で
机とイスを本格的に導入する。
・座って読んでしまえば、本を買わなくなるか?というと、そうではなく、
ただ読みできる本は買う値打ちがないと割り切った。専門書は数ページのためだけに
買ってくれる。専門書だから座り読みが成り立つ。
・図書館のような書店と呼ばれ、売るよりも品ぞろえが目的というくらいの、
愚直な品ぞろえが信条で、「日本国中どこにも置いてない本を見つけた。さすがや」
といわれるのが、店の基本。
・駅から歩いて1.5等地を探します。2等地は不便で、1等地は高い。 
利益率がよくない書店はやっていけない。
・今はネットで本を販売する社会になったが、ネットで調べたメモを手に来店
する客がかなりいる。ネットは競合だけでなく、客を店に誘導してくれる。
こちらにとっても有益なツールだと思っています。
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 久々に面白い店をみたが、ウェブ2・0の流れと似ている。
お客の立場に立ってサービスを徹底させないと、
 生き残れないということか。今後、週1?2度の昼の散歩コースになる。
              
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2006年03月12日(日)
1804, 店舗ショー
     才ノヽ∋?_φ(≧ω≦*)♪ ございます!
     
毎年、この時期に店舗ショー(FC、警備防犯、資材、店舗機器)が、
大規模に開催される。今回も2日間にかけて見学をしてきた。時代の流れを見る
など悠長なことでなく、何か一つか二つでも具体的に何かを把握することを課して
いるが、それでも漠然としたものになる。顔みしりが何人もいて情報を交換する。
幾つかの館内を歩いて歩いて歩き回る。その中から時代の変化が見えてくる。
今回の圧巻は警備防犯の館内であった。直接の仕事とは関係がないが、防犯という
視点でみると面白い。特に、防犯カメラと録画を大手メーカーが本格的に力を
入れていた。マンション、オフィス、学校関係が本気になって対策を始めたためだ。
メガネに超小型カメラを設置するのもあった。まだ電波では飛ばせないと言っていたが、
可能になるのも時間の問題だろう。人の視線の映像を気楽に携帯電話でみたら面白い。
BS・TVで外国の街を人の目線で歩き回る番組を土日に放映している。
ちなみに、昨日はスペインのトレドだった。 あと面白いのはビッグサイト
館内の公衆電話のように館内のコーナーにパソコンが並んでいて、コインタイマー
がついていて10分100円で使える。席は何時みても満席であった。
フランチャイズの館では、昨年と一昨年、勢いのあったインターネット・カフェと、
癒し系の店と、セルフウドン店、の出店が激減。それに引きかえラーメン店が
根強く、多く出店していた。 全体のイメージとして、「ユビキタスが浸透、
IT化と結びついて時代が大きく変化をしてきた」ということだろう。
店舗の機材の館ではスーパーで商品を買い物カゴに入れると、それがそのまま
カウントされてカートの液晶画面に表示されるのが印象的であった。
数年先のスーパーのスタイルだろう。自分の口座から自動的に引き落とされれば、
スーパーのレジの携帯も様かわりする私の買い物の半分以上がネットである。
この傾向はもっと進んで、根こそぎライフ・スタイルを変えるだろう。
どのへんに落ち着くのか?
                †_(・ω・*)β.。.:*・゚βyё
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2005年03月12日(土)
1439, BOSEのステレオ?2

会場で見たものより一回り小型のコンポ・ステレオの広告が、数年前から雑誌
などに出ていた。たまたま先月あるBS・TV局で、このステレオのミニ特集を見て、
「一度は聞いてみたい」と思っていた。店舗ショーのコンポは、広告で見ていた
コンポの3倍近くの値段。もちろん買う気はなかったが、その音が耳に焼き付いて
しまった。そして、いつの間に自分でも買えないものかと考えるようになった。
分割をすれば何とか買えるが、衝動買いにしては高い買いものになる。
「次週のホテル・レストランショーに出店するかどうか」聞いたら、出店するという。
そこで時間を置いて冷静になって判断をすることにした。翌日、長岡で友人と酒を
飲みながら前日の話をした。ところが9万弱の、広告に出ていた方のミニ・コンポを
買って、聞いているという。曰く「その上機種が売り出されると聞いている。
それだけの価値は十分にあるはず。現在持っている機種も素晴らしい!」3日前の
ホテル・レストランショーの会場でも、それでも迷っていた。
ところが担当が、「まだ迷っているのですか、それなら3ヶ月前に買ってくれた
本人に直接聞いてみたらよいですよ」と、50?先のブースの人を指した。
そこで、言われたとおり聞くことにした。「全く素晴らしい!ぜひ勧めます。
損をした感じは全くないし、私の部下に音響マニアがいて、聞いてもらったところ
驚いていた。間違いはありません」とのこと。互いに打ち合せている様子でもなく納得。 
気持ちの問題で、ローンで買うことにした。私が28万円のコンポを買うとは、
自分でも不思議である。納品は、来週末というが、その感想も後日書く。

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2004年03月12日(金)
1073, ホテル・レストラン・ショー (1)

先週のフランチャイズ・ショーと同様、五年ぶりに一泊2日でホテル・レストラン・
ショーに行ってきた。FCショーの方がエキサイティングだったが、ここも見る
べき内容が多くあった。2会場で3月9日から12日まで晴海のビック・サイトで
開催されている。ホテルと飲食関係の調理器具と、家具・設備と、各種ソフトの
展示・相談会である。笑ってしまうほど面白いものや、唸ってしまうものが多くあった。

フランチャイズ・ショーと同じく、数回に分けて面白い順に書いていく。
・まずは「厨房機器・用品」のディスカウント・リサイクルチェーン。新潟にもあるが、
 それは単独店である。そこに出店していた店は全国チェーンで、ほしい機器は
 全国から取り寄せが可能なのだ。チェーン・ネットの一番良いところが機能して
 いるようだった。飲食店一軒を、全国から取り寄せたリサイクル品で、
 半額前後で開店可能という。店舗の名前もズバリ「テンポスバスターズ」である。
・鰹節屋のコーヒーのドリップ式を真似た、出汁を取る方式にも驚いてしまった。
 挽いたコーヒーのように、カツオ節を粒状にして、大型ドリップにいれ、熱湯をかける。
 カツオ屋でしか出せないアイデアである。「カツオ節を削って煮込んだ出汁と同じ味が出る」
 と若い社長が言っていた。数ヶ月前に死んだ父親の考えたものだという。
 紅茶パックのような、小さい出汁パックの商品化はあるのだろうが?
 もし無かったら、面白い商品化が可能なはずである。
・TVで見たことがあるが、「自動式天麩羅揚げマシーン」も面白い。
 天麩羅は揚がってくると浮いてくるのを利用して、揚がってくると、金網のコンベアに
 乗るようなっている。入れると、自動的に揚げあがった頃に反対側に出てくるのだ。
 よく考えたものである。 チェーンのコロッケ屋がこれで大当てをしているとか。
 自動飯盛機を使えば天丼屋が手軽に出来る。これにカツオパックの抽出した出汁を
 かければよい。ある天丼チェーン店がこれを利用しているという。
・笑ってしまったのが、ラーメンの水切り器である。湯であがったラーメンの水切りは、
 ラーメンつくりのポイントである。これをいい加減にすると、麺と出汁の微妙な混ざり
 具合が崩れてしまう。しかし全身で振らなくてはならないのだ。何と、すくい上げた
 麺を金網ごとに機器に入れると、バキュウムのように水分だけを数秒で吸い上げて
 しまうのだ。 これには唸ってしまった。千円床屋の、頭を洗う代わりに掃除機を応用
 した「吸い上げ機器」と同じ方法である。人間のすることは殆ど機械に代行可能なのだ。
 その横で人間の腕のようなものが中華鍋を振り上げていた。
 これなら美味しいチャン飯が苦労しないで作れそうだった。
                                   つづく
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2003年03月12日(水)
707, モンゴル大相撲

 先場所の各段の優勝は序二段を除いて全て外人が取ってしまった。今場所からは、
横綱とも外人である。外人力士が50数名いるうち8割がモンゴル出身である。
下位の有望力士の大部分が外国力士という。数年後は幕内上位は大部分がモンゴル人に
占められる可能性が出てきた。今の横綱朝青龍より強くなりそうな素材を持った
ようなのが私の目で見ても数人はいる。更に彼らはモンゴルの大地で羊の肉を食べ、
馬に乗り自由に生きているため骨格からして違う。更に所得が日本の100分の一
しかないために、関取になれば数ヶ月でモンゴルの一生の生活費が稼ぐことができる。
目の色が変わるのは当然の事である。今の日本人が敵うわけがない。
日本の相撲のルーツはモンゴル相撲という説が有望である。グローバルの時代、
それでもよいと割り切ったほうが良いだろう。一時代前には考えられなかったことだ。
ロシアに朝鮮にアメリカにモンゴルと面白くなってきたが、日本人だけと割り切って
いた方がよかったのかもしれない!巨人・大鵬・玉子焼きの時代は終わったのか。