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2018-10-24 死について考える 〜『樹海考』書評を読んで…

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 数年前に青木ヶ原の樹海を舞台にした日米映画をTVで見た。そういえばと、

HP内検索をすると、4年近く前に、書いていた。二本とも暗く地味だが、『死』

に直結するシリアスの内容で、TVの興味を引くだけのレポートとは一線を

隔している。死を求めて彷徨う姿を通して、自分の死の問題を考えさせる。

 まず、アメリカ映画

《 樹海へ赴いたアメリカ人と、そこで遭遇した日本人との出会いを描いたもの。

 自殺の名所として知られる日本青木ヶ原樹海を舞台に、マシュー・マコノヒー

渡辺謙共演で描いたドラマ。 人生に絶望して自殺を決意したアーサーは、

富士山麓に広がる青木ヶ原樹海を訪れる。磁石が狂い携帯電話も通じない森の

中で、出口を求めてさまよう日本人タクミと遭遇したアーサーは、怪我を負って

いるタクミを放っておけず一緒に出口を探すことに。過酷な状況に立たされる中、

アーサーは運命共同体となったタクミに次第に心を開く。やがてアーサーは、

自分が死を決意するきっかけとなったある出来事について語りはじめる。》

  

  一方、邦画の『樹海のふたり』は、

《 お笑いコンビインパルス」の板倉俊之堤下敦を主演に、自殺志願者を

 取材したテレビディレクターたちの体験談をもとに、悩みや苦しみを抱き

ながらも生きていくことへの希望を見出していく人々の姿を描いたヒューマン

ドラマフリー落ちこぼれテレビディレクターの竹内と阿部は、なんとしても

視聴率のとれる番組を作ろうと、富士山麓の樹海で自殺志願者を追う。

しかし、彼らの人生に触れるうちに良心の呵責を感じた2人は、自分たちの行動

に疑問を抱きはじめ、それぞれが抱えていた問題に向き合っていくことになる。》

 あまりにシリアス過ぎた記事で休刊に追込まれた『新潮45』10月号の書評に

<『樹海考』村田らむ著>があった。書評としても、なかなか的をついている。

≪・青木ヶ原樹海のイメージというと、多くの人は『自殺の名所』と答える。

 実際に樹海を擁する山梨県では自殺対策事業を続けており、自殺防止として、

ボランティア監視員を多数、配置している。私などは、人工的な都会生活に

疲れた人が樹海に死に来ると思っていた。死までが管理されている都会ではなく、

野生動物がそっと消えるように自分の意思で自然に還りたいと考えると…。

・これまで20年にわたり、100回以上樹海に入ったという著者自身も、樹海を

歩くと自然の大きさを感じ、自分が大事にしているモノ、仕事や家族や、

お金や、命などどうでも良いモノなんだと思えてくるという。大自然である

樹海を前にしたら、人間などひれ伏すしかないと。

・だが本書で著者はいきなり、樹海はコンパスがグルグル回って利かなくなる

人外魔境ではなく、洞窟やキャンプ名物料理まで楽しめる観光地という。

自殺スポットとして脚光を浴びたのは自動車文化で気楽に樹海に訪れるように

なったためだが、それは外周部の話。その内部はディープの内容で満ちていた。

 風光明媚観光地であり、同時に死と隣り合わせた異界でもある。美しさと

怖さの陰陽を兼ね備えた場所、それが青木ヶ原樹海だ。本書はガイドブック

ノンフィクションを兼ね備えた‘樹海’のような一冊といえよう… 

・864年の貞観大噴火の溶岩が湖を埋めてできた樹海。たかが1200年しか

歴史がない。地面は溶岩のため、木々は値をはれず、成長すると倒れて

しまうため、生命の種類が少ないという。それが異界の不気味さを増す。≫

写真をみると、ヤクザの死体の捨て場という噂が、然もありなんと思わせる…

自然に還りたいという本能が、樹海で野垂れ死の願望になるのか… 

――――

5060,閑話小題 ー樹海のふたり

2015年01月21日(水)

   * 映画「樹海のふたり」

 録画をしていた映画の「樹海のふたり」を先日観たが、何とも味わい深い。

富士山麓の樹海で、自殺者のTVレポート番組を何回かみていたこともあり、

WoWoWを録画をしていたもの。 重い内容を軽いタッチで飽きさせない内容。

 〜ネット検索の内容より〜

フリーのテレビディレクターとして活躍する竹内と阿部。二人は富士の樹海の

 近辺をさまよう自殺志願者たちにインタビューしては、その経緯や心情を聞き

出しつつ、自殺を思いとどまらせるドキュメンタリー番組を制作する。番組

高視聴率をたたき出し、テレビ局や彼らが所属する制作会社は続編の撮影を持ち

掛けてくる。しかし、自殺志願者たちのさまざまな人生に触れてきた二人は、

そうした番組の制作で生計を立ることに良心の呵責を覚えるようになっていく≫

▼ 自殺のため樹海に足を踏み入れようとする人々の姿を追うドキュメンタリー

 番組ディレクターの二人が、おのおのの事情を抱えた自殺願望の人たちと

接する中で、二人の問題を抱えた人生を見つめ直していく筋たてがよい。 

 この中で、「何故、富士山麓の樹海を死に場所にするか?」の疑問に対し、

自殺は、自宅内の首吊り、ガス自殺、服毒死、そして自宅近くが殆ど・・」

ところが、自殺を決意できないため、「樹海に行けば人知れず決行できる」と、

思いたって来るという。そういえば、以前、ここで、『実録・ゴールデン

ブリッジからの身投げ』を取り上げたが、こんな映画は国内の製作は無理!

 私のブログビュアーに、『最近、いやに死を扱った読書録が多いですね。

(陰の声として、何か危ないのですか)』と、怪訝な顔で言われた。

そこで、『その時になってからでは予習効果は少なく、死の問題は、まだ先

と高をくくっていられるうち、これは長年の蓄積が必要。』と答えていたが。

「正中心・一点・無」の最たる難問が死の問題。これも、突き詰め、凝視

続けると、慣れが出てくる。ところで方法の三分の二が首吊り自殺で、

9割の人が、その瞬間、止めておけばと後悔する、という。世間様とやらと、

妄想に充分に気をつけ、何があっても苦海を面白おかしく生きなければ!

――――

503, 実録・ゴールデンブリッジからの身投げ

2013年07月15日(月)

 先日、蔦屋で本を一冊買ったところ、レジの人がいうに「今なら、シニア

なら無料でDVDが借りられます」という。そこで借りてきたのが、『ブリッジ』。

軽い気持ちで、身投げ自殺ドキュメントタイトルにひかれ借りてきたが、

初めから終わりまでシリアスで見入ってしまった。次次とサンフランシスコ

ゴールデンブリッジから身投げをしていくのが映し出され、遺族や友人が、

インタビューに答えている。このところ『大往生したけりゃ医療とかかわるな

や『どうせ死ぬなら「がん」がいい』の読書録と、その下書を書いているので、

死にゆく者の心模様がシリアスに伝わる。橋の手前で、死のうか迷って考え込み、

決断する悲痛な姿が痛ましくバンジージャンプのように飛び込んでいく姿が

悲しい。その後の身近の人の証言では、ほぼウツ病で、それが高じ自殺に到る。

生きているのが辛く、死にたいのである。 反面、誰かに助けて欲しい気持ち

迷いを生み出す。その中で、一人、助かった人がいた。足から落ち、上手く靴が

水面に突き刺さって衝撃を和らげた上に、水中でサメアザラシ?が踏み台

なり、押し上げられたという。普段なら40Mの落差の衝撃で亡くなるが、

このブリッジは66M。内容は暗く恐しいが、心の闇が、身投げを通して

浮かび上がってくる。  ーウィキペディアによるとー

≪『ブリッジ』(原題:The Bridge)は、2006年に公開されたアメリカ

ドキュメンタリー映画。社会の禁忌としている『自殺』をテーマにしている。

観光の名所のゴールデンブリッジに1年間カメラを設置し、自殺者の様子を

カメラに収めた。後に遺族にインタビューをし、そこから自殺を図る人々の

様子を映しだそうとしている。映画では24人が、橋から66Mの高さから海面に

向かって飛び降りている。監督エリック・スティールはこの映画を取る際、

映画の宣伝効果で自殺者が増加しないように極秘に行っていた。また、

橋の柵に足をかけたら管理局に通報することをルールとして定めていた。

 映画は主に橋とその周囲の日常を撮影した風景、自殺者の飛び降りるシーン、

遺族や友人、目撃者へのインタビュー、遺書などから構成されている。

中でもインタビューの映像が多く、自殺者の情報インタビュー情報でしか

語られない。自殺者の多くが精神的な病やトラブルを抱えていることが

その中で分かる。≫

▼ 2006年の時点で、この橋からの自殺者は年に24人もいるというから、

 全員撮ったことになる。次から次へとブリッジから飛び降りるが、躊躇している

うちに警官や近くの人に、取り押さえられた人が数人いた。 生死の問題もあり、

それぞれの人生が浮かび上がる。ゴールデンブリッジという名所が、ロマンチック

気持ちを駆り立て、志願者が国内から集まってくる。県内なら新潟万代橋

河口に近いため海に流され、死体が上がりにくいとか。人知れず消えている人

がいるのだろう?テーマテーマだが、決して後味が悪くないのは、

シリアスすぎて、実感がわかない為? 死ぬには死ぬ理由があるはず!

・・・・・・

5701,自分のための人生 〜?

2016年10月24日(月)

           『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)

   * 幸福の人ほど「知的」になるのはなぜか?

 幸福の人は概して「知的」である。「知的」だからこそ、幸福と言える。

知識とお金の使い方を熟知すれば、身をたすけるが、問題は使い方になる。

 分類される前の中学の同級生の上位2割と、下位2割の成績の人たちの、

その後の幸福度を比較すると、その後の人生で、現象的にみてだが、比例して

拡大している。著者は、「人は自分の望むとおりに頭をよくすることができる。

才能は資質よりも、どれだけ時間をかけるかに負うところが大きい。」と、

看破する。  〜その辺りから 〜p74             

≪・自分自身の基準に当てはめて考えれば、自分を知的だと思うこともできる。 

 事実、幸福になればなるほど人は知的になるものだ。例えば代数や書き取り

などの分野が苦手なのは、今までに行ってきた選択の当然の結果として、

そうなったにすぎない。こういう課題のうちどれでもいい、練習に十分な時間

をかけようと決めさえしたら、まちがいなくうまくなる。自分を過小評価して

いるとしたら、それはそういう考えを受け入れてしまったからだ。学校の成績

のように常に変化するものを基準にして自分と他人を比較するからである。

・こんなことを言うとびっくりするかもしれないが、人は自分の望むとおりに

頭をよくすることができる。才能は資質よりも、どれだけ時間をかけるかに

負うところが大きい。

・標準学力検査の成績基準を見てみよう。この基準が示すところによれば、

1年生レベルで優秀な生徒がとる得点を、高学年レベルでは大多数の生徒が

とっている。また、なかに他の生徒よりもかなり早く習得する生徒もいるが、

最終的にはほとんどの生徒が各学習課題を習得する。ところが、ある技能を

完全に習得するには、他人より時間がかかる生徒には、ただそれだけのことで

「不可」というレッテルが貼られてしまう。

・この点に関して、ジョン・キャロルは「学校における学習形態」の一モデル

という論文の中で次のように述べている。

< 適性とは、学習すべき課題を習得するのに要した時間の総和である。

  この公式的記述が暗に示しているのは、十分な時間が与えられれば、

  どんな生徒でも課題を習得できるという仮説である。 >

十分に時間をかけ、かつ努力すれば、決心次第でほとんどどんな学問上の

技術も習得できるだろう。≫

▼ 一つのことを成すには一万時間の集中した継続が目安になる。その為には、

 好きでなければ続かない。継続は進歩につながっていく。知識の蓄積から

湧き出る知恵が、自然と幸福に導いていく。 

<「えっ!そんな知恵がなくても、充分幸せですよ!」に、

 「両親からいただいた性格だからですよ。他人と比較しないからですよ。

  知らずと幸せな仲間を選んでいるからですよ  それは。」>  

 〜で、以下の内容に脈絡が続く。

・・・・・・

5336,島地勝彦の〜柴錬、今東光、開高、乗り移り人生相談〜 ー?

2015年10月24日(土)

   一1人の時間を持て余す者は、二人の時間も持て余すー

 老いの大きな問題に『孤独』がある。特に独身の場合は大きな穴が

心の中にスッポリと開いているのだろう。そのためには、自分の世界を

つくり、ダンデゥズムに徹し、孤高に生きるのも人生の一つ。

≪ ◎ 質問 =このまま一人孤独に人生を終えたくはないのです…

 私はこの年になってもまだ結婚したことがない50歳の独身です。

仕事を離れるとほとんど人とおしゃべりする機会もありません。

飲みに行ってもほかの客とはあまりしゃべりません。

自分から心を開かなければ相手も私の心を分かってくれないということは

承知しています。会社もあと十年弱で定年ですし、その後の人生はこのまま

孤独に過ぎて、ある日部屋の中でひっそりと終わるのかと思うと不安です。

心を割った話ができる相手、できれば女性を見つけたいと思っています。

でもいままでにそのような出会いはありませんでした。

今後出会いはあるものでしょうか?、(五十歳男性) ≫

≪ ◎ 答え=孤独を孤高にまで高める生き方を目指せ

・シマジ: この前のように三十代の男性からの相談なら「書を捨てて

 女を口説け」、というところだが、五十代となるとそうともいえないな。

仕事以外ではほとんど人とおしゃべりをしない。飲みに行ってもほかの客とは

距離を保つ。おそらく、相談者はずっとそういう生き方をしてきたのだろうし、

他人に自分の領域を侵されるのが苦手で、一定の距離を保つほうが楽だった

のだろうだとしたら、この齢になっていきなり社交的になれといっても、

それは無理な相談。女性に対しても尻込みしてしまうタイプだろうな。

こういう人が人生の晩年を一緒にすごす女性を見つけようと焦ると、下手を

すると結婚詐欺に引っかかりかねない。だから、無理はしないほうがいいね

・シマジ: だからこそ、孤独を恐れる凡人を脱して、相談者には孤高を目指

してほしい。肌のぬくもりやおしゃべりの相手が欲しいなら、猫を飼えばいいん

じゃないか。猫はいいぞ、しみじみと会話ができるからな。俺の知合いの作家

の話だと、飼い猫をあんまり可愛がりすぎるものだから、結婚したばかりの妻が

怒ってね。、「猫と私とどっちが大事なの?」うていう言葉に「そりゃ猫だ」

と答えたものだから、新妻に家を出て行かれたそうだ。人間の女より、猫の

ほうが一緒に暮らしていて心穏やかでいられるというのは否定しがたいね。

・シマジ: 金と時間と情熱を注ぎこんだ一人の時間を豊かにするには、膨大

の情熱と知恵が必要だ。一人で孤独だと思うのではなく、誰にも邪魔されない

自由な時間をどれだけ豊かにしようかと真剣に考えるところから、人生の愉しみ

が広がっていくんだ。まさに人類ステキな時間。心の中に星が降る時間だね。

だから、相談者が仮に本やお酒に興味がないなら、別の手段でもいい。

自分が興味を持っているものをもっと深く探っていく気持ちを持てば一人の時間

を貴重に思えるんじやないかな。それにね一人の時間を愉しめる人でなければ、

二人の時間も愉しめないと思うんだよ。一人をエンジョイできる人間は、二人

になればますます相手と自分を愉しませられる。一人を持て余す人間は二人に

なってもやはり相手と自分を持て余して、退屈な時間を過ごすんじゃないかな。≫

▼ 家にオウム科最小のインコがいる。居間のガラス戸を隔てた先の籠に一匹、

 鎮座しているが、人恋しいため常にピーピーと呼びかけている。時どき、

餌を与えたり、頭を撫ぜてやるが、何か心が癒される。猫を飼うと、異性にも

関心が無くなり、ますます縁遠くなるというが・・ 

・・・・・・

4971,閑話小題 ー飛行機の座席にみる社会構造

2014年10月24日(金)

   * 人生を憎めば、人生は憎しみを返す

あなたが人生を憎めば、人生は憎しみを返す」。

これを「人生を愛せば、人生はあなたを愛し返す」と言い直すことが出来る。

現在の私の状況は、まさに、この二つの間で揺れ動いていい筈だが、しかし・・

この状況を肯定することで何とか平静を保っている。不幸系の人は、まず憎しみ

を持った受止め方をする。何でマイナーな考えを持つか? よく観察すると、

育った環境が大きく左右している。 まず、親を憎むことが、そのまま自分の

人生を憎むことなる。「相方には、両親に愛され育った上に、運がある人かを

第一にして見分けなさい」という。幼児から20歳代までに、プラス・マイナス

の両極端の世界を垣間見てきた。やはり金持ち喧嘩せず。異性に惹かれるのは、

自分と違った要素を持つ人。しかし、それは短期間だけで、長い目で見れば、

その違いが性格の不一致になる。そこから憎しみが湧き出て、争いが子供

大きく影響し、その結果、子供は両親を憎むことになる。90%の夫婦間が

実質破綻をしている?というが、子供はたまったものでない! そこで、

「されど、妻(夫)を愛す。人生を愛す!」が、人生を生抜く要諦になる。

   

   * 飛行機の座席に垣間見える社会構造

 飛行機は、集約された社会構造が、そのまま露出する場所。

見てみないふりしかない。飛行機の座席のランクには、一般的ファースト

クラスビジネスクラスエコノミークラスがある。

  ーその料金体系といえばー  (欧州の場合)

・エコノミー: 12万〜50万(12万は格安、50万は割引の無い

        正規運賃で、サーチャージ込み)

プレミアムエコノミー: 20万〜50万(本来はエコノミーの正規料金

             を支払っている人に対するサービス)

ビジネスクラス:   36万〜90万(90万は割引の無い正規料金)

ファーストクラス: 150万前後(割引料金は基本的にありません)

▼ 私のような格安パックツアーは、大型機の後部座席が主で、旅行代理店

 年間契約で3万5千〜7万円の格安仕入れ契約をする。だから少々、窮屈を

我慢をすれば格安旅行が可能になる。ちなみにホテルも、観光シーズンのピーク

を除けば、三分の一、五分の一の仕入れが可能。 だから、パックツアーに慣れ、

使いこなせば、結構、価値ある旅行が可能になっている。私は格安パックツアー

もあって、エコノミーだが、たまたま満席で、ビジネスクラスを5〜6回、

一度だけラッキーなことにファーストクラスに乗ったことがある。4分1の

確率で、窓側3人席に家内と2人になるが、ほぼビジネスと同じ環境?になる。

露骨な格差を目前で見せつけられても、そこは非日常世界、瞑想には最適時空。

・・・・・・

6068,閑話小題 〜衆院選挙、観劇記…

2017年10月24日(火)

   * 終わってみれば、これが日本

 ☆衆院選挙も、終わってしまえば自民の大勝。たまたま吹いた風で舞上がった

キャスター自民党女議員が、思い切った独断で都知事になり、その勢いで、

日本初の女首相へ!の勢いもあったが、一言「排除…」で失落した。選挙のプロ

が側近に少なかったようだ。 昨年の都知事選の際、石原慎太郎元都知事が

「厚化粧の大年増」と小池を侮辱をしたが、翌日、小池は「私は今日は薄化粧で

来ました」とさらっと 言い返した。それが、小池大勝利の結果を導いた。

今回は、それが真逆に出てしまった。当然、都知事を辞任し、自ら立候補をし

先頭に立つべきだった。要するに腰が引けたのである。豊田、山尾、そして地元

の配偶者を宮崎元衆議院議員を持つ金子女史、への辛辣なヤジなど、そうこう

選挙戦をみるにつけ、虚構そのものの代議士だけにはなりたくないと…。

心はズタズタだろう。それでも未来を信じ立向かう姿には恐れ入る。

 ☆半世紀前にもなるが、私がいた学生寮に、自民系の政治志望の先輩たちが、

卒業後も出入りしていた。彼らの頭にあるのは、資金調達のためのネタ探しと、

出身地の地盤の感心のみ。資金も無く、あるのは野心だけの飢えた狼そのもの。

 その影響と、時代背景もあって、私も、何やしら創業を思い立ち、青雲の志に

酔い潰れていた。時は1960年代後半。ディズニ―ランドの頭でっかちの

キャラのように。政界は、得体のしれない野心家がチャンスを求め彷徨う世界。

何が辛いかと言えば、大都会の真中で独りヨレヨレで、「お先真っ暗の上に、

金がないこと」。「死ぬことからみれば、何事もカスリキズでしかない」という

が、死んだ方が楽の世界が存在する。彼女ら3人の後姿に、それが見えていた。

 辛辣にヤジっていた薄汚れた男たちに、どんな哀しい人生があったのか。

仮想インタビュー

 豊田前議員: 「エテ公、死ね!」

 山尾議員:  「あの方々に、人生など、あろう筈がない。哀しいという

         言葉が汚れます!」

 金子前議員: 「旦那の侮蔑、そのまま、貴方がたにお返しします。まだ、

         ずっと、旦那がまとも。何んで、こんな人が住む地元

         のため、全力投入しなければならないのかしら!

         それにつけても、亭主のヤツ!落ちてしまえば、ただの猿」

 小池都知事: 「あちゃ、ぱー!」

・・・・・・

4604, 人生で大切なことは雨が教えてくれた ー1

2013年10月24日(木)

   「人生で大切なことは雨が教えてくれた 」ドミニック・ローホー(著)

 このところ、台風の影響もあり雨の日が多い。どうしても雨は憂鬱な気分に

なりがちだが、本列島は地勢的にみて、雨量の多さが豊かさをもたらしている。

著者はフランス生まれのフランス育ち。パリのソルボンヌ大学を出て、日本

在住三〇年。米国のミズリー大学日本では佛教大学で教鞭を取っている。

彼女は、日本の多湿な雨に、特性を見出している。この本は雨読にはピッタリ

の内容。図書館の借入は、買うほどでない丁度良い本に出会えるから良い。    

  ー内容紹介ーより

 今日、雨はどんな世界に誘ってくれただろうか――

生活のリズムを少し減速して、憂鬱も希望も深く味わう、雨との付き合い方

 雨が好きな人は少ない。でも雨は私たちの精神、感情、人生を隠喩している。

ある時は私たちをエネルギーで満たし、ある時は憂鬱な気分にし、ある時は

希望、または静かな省察の時を与えてくれる。雨は私たちの生活のリズム

減速させ、内観すること、または精神生活をより豊かに深めようにも働きかける。 

雨には意味存在感がある。まるで生身の体と声、そして心があるみたいだ。

雨はまさに、ミクロマクロといった二つの無限の世界が共鳴し合い、合流

する境界に在るのだ。雨を避けては通れない。それならば、いっそのこと

雨を好きになってみては?

 ○雨がもたらす感動 ○雨が奏でる音楽 ○雨の香りとその感触 

   ○自宅で雨を愉しむ ○雨の日の外出 …ほか

  [レビューより]

{ 一言でいえば、雨の愛しみ方について書かれた本。

「降り止まない雨はない」という言い方をされて忌避される雨だが、

この本を読んでみると子供の頃の雨への新鮮な感覚を思い出す。砂利道に降り

始めた雨と土の匂い、雨は何処から降ってくるのかを確かめるために雨天のなか、

天を仰いだこと、夕立の清々しさ、長靴で水たまりを選んで歩いた記憶。

それは私にとっては両親、祖父母に愛されて育った記憶へと繋がり、安らかさ

へと導かれるものだ。この本は「何の変哲もないものに喜びを見出す」

というローホー氏の真髄の一つだろうと思うし、この本を読んで雨の日を

楽しめるようになれば、人生の不自由からまた一つ開放される様に思う。

雨の休日には本棚から取り出して読み返したい本。誰でも人生は自由なのだな

と改めて思った。次回作を心待ちにしている。}

▼ ここで、「雨を好きになり、雨を眺め、雨音に耳を澄ますようになると、

 不思議と一瞬一瞬をより深く、存在意識を持ちながら味わえるようになる。」

と述べているが、やはり老齢期に、独り、昔を思い出しながら、深くため息を

つく味わいが嬉しい。「雨は私たちの内面の自由への扉を開き、詩情、また

「超越」という概念にも気づかせてくれる。雨は現在に生きることの大切さ、

自然の制御できない性格なども分からせてくれる。そう、自然をより美しく、

そして自然を私たちに合わせるのでなく、私たちが自然に合わせるようにと、

雨は私たちに喚起しているのだ。」の、最後の結びの言葉がよい。ーつづく

・・・・・・

4229,雑談ネタ酒の肴ネタ ー4

2012年10月24日(水)

ルーツ大全」インフォペディア編 より

   * 戦国時代の日本ティーバッグがあった!

≪ ティーバッグは、まず紅茶にはじまり、最近では日本茶ウーロン茶など、

 さまざまな種類が発売されている。ティーバッグのはじまりは一〇〇年ほど

前のニューヨークである。トマス・サリハンという紅茶の商人が紅茶葉の

サンプルを絹の袋に入れておいたところ、客の一人が誤ってそれにお湯を注いで

飲んでしまった。それをヒントにして一杯ずつの小分けにして売り出されたのだ。

一方、日本では、早くも戦国時代のころからティーバッグがあった。

もっとも、中身はお茶ではなく薬だったが仕組みは同じで。戦乱の続く当時、

刀や槍で受けた傷を治療する「金創医」と呼ばれる医者たちが活躍していた。

戦場ではのんびり薬を煎じている暇などない。そこで金創医たちは、細かく

刻んだ薬草を配合して布の袋に入れ、熱湯を注ぐだけで短時間のうちに薬が

抽出できるようにしておいた。これは「振り出し薬」と呼ぼれ、携帯にも

便利なので、武士たちも重宝していた。金創医は、平和な時は産科医を

している者が多かった。戦場の傷之お産は、大量の出血を処置するという点

で共通していた。今でも、婦人病の漢方薬に袋に入ったものがよくあるのは、

金創医が処方していた名残である。≫

▼ 必要は発明の母というが、人間は必要に応じて知恵が出てくるもの。

 即席ラーメンが発売された当初、日清のチキンラーメンがあった。お湯を

注ぐだけで三分で手軽に食べることが出来た。しかし、当時ベトナム戦争で、

ベトナム兵や、ゲリラのベトコンの携帯食としておおいに売れたという。

彼らは戦場で、それをカジリ食べていた。学生時代の昼飯として、

よく食べていた。

 ・・・・・・

3864, 嘘みたいな本当の話 −2

2011年10月24日(月)             

 * さかさまな世界-  

        「嘘みたいな本当の話ー高橋源一郎・内田源一郎ー選」     

 狭い個室のなかで僕は格闘していた。冷や汗が止まらない。段差ぎりぎりに

踏み込む足裏が痛い。右手をそっと後ろへ伸ばす。もっと伸びないものかと、

左手で右肩側方へ押しやる。指先がそいつの先端にやっと触れた。大学に入学

して初めてのバイト先。苛立った僕はその後、事務員の女たちに愚癒をこぼした。

「あそこって不親切なつくりですよね。手を思いっきり後ろへ伸ばさないと

届かないんですもん。ただでさえ洋式のスタイルに慣れきっているので、

和式はたまらなくつらいんですよ」僕の話を一通り聞いたあと、事務員たちは

顔を見合わせる。 ひとりの事務員が切り出した。「あの……トイレヅト

ベーパーなら、後方ではなく前方にあるはずなんですが…ー」京都 サトゲン

  * シンデレラ

 会社帰りに神田駅の西口で、階段につまずいて片方のハイヒールを落として

しまった・・ 拾おうと振り返ると、落ちたはずのハイヒールは私の足元にあり、

次の瞬間、ストン、と私の足に納まっていた。同時に、私の足元でひざまずいて

いた男の人が立ち上がり、去っていくのが見えた。我に返り慌てて振返ったが、

無数のサラリーマンの後ろ姿があるだけでした。 岐阜県 横山奈津子

  * 洗濯バサミ

 我が家は山の上にある。 物干し台の横をいつもトンビがが通り過ぎる。

今朝、洗濯物を干そうとしたら、カゴのなかに、見たこともない洗濯バサミが

ひとつ入っていた。 長崎県 トンビ

▼ 片足のハイヒールを落とした瞬間、手にして足元で履かせるタイミングは、

 一生に一回あるかないか。 こういう思いもかけない偶然は、誰も経験して

いるが誰かに話すチャンスがないだけ。それにしても奇遇である。

洗濯バサミ」、これもあり得る話。野生の鳥は思いもよらない頭脳を持つ。

そうでなくては、四季の変化のなかで生き抜くことは出来ない。 

こういう話は純真に聞き入れる方だ。