I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

口上


研修生の前で「昨日は寒かったですね、今朝は富士山が見えました」と季節の挨拶をしたらノーリアクションwしまいに「一日お疲れ様でした、私は何もしていないのに疲れました」またノーリアクション。でも気にしない。あの喬太郎だって「ノーリアクションになっちゃった!」と高座でのたまわってたし。


しかし、「私は何もしていないのに疲れました」は「無いか〜」、失笑(誤用「笑いも出ないくらいあきれる」の方)ものだったかなw

ロコツ


プラスチックスープの海―北太平洋巨大ごみベルトは警告する

プラスチックスープの海―北太平洋巨大ごみベルトは警告する



カリフォルニア州とハワイの間に位置する「太平洋ゴミベルト」には、世界中で捨てられた何百万トンものプラスチックゴミが海流の影響で密集している。毎年生産される2億6千万トンのプラスチックのうち約10%は海に捨てられるが、その大部分が太平洋ゴミベルトのような海流が渦巻く場所で停滞してしまう。

ゴミベルトを見れば人間による環境破壊がどこまで進んでいるのかがよくわかるが、海域全体がプラスチックの表層で覆われているわけではない。この場所に集まるプラスチックのうち70%は海中に沈んでいるためだ。しかし視界に入らないとは言え、生態系には確実に悪影響を及ぼしている。

プロジェクト・カイセイのウッドリング氏は香港を拠点とする環境技術分野の起業家でもある。同氏によると、海洋に到達するプラスチックは不法な海上投棄よりも、一般家庭との関連性の方が深いという。流れてくるゴミの80%は陸地に由来しているからだ。「海岸線から数キロ以内の川、水路、排水溝や浜辺から流れて来ている」と同氏は語った。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=68541809&expand#title

太平洋ごみベルト(Great Pacific Garbage Patch)と呼ばれる北太平洋の広大な海域に浮遊するプラスチックごみが、過去40年余りの間に100倍以上に増えたとする米カリフォルニア大学(University of California)の研究結果が9日、英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)の電子版に発表された。

特に大きさが5ミリ未満のマイクロプラスチックと呼ばれる粒子が「プラスチックのスープ」状になって太平洋の生態系を脅かしていると研究者らは警鐘を鳴らしている。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2876950/8916795

川や海で不法に投棄されたゴミ、台風などの水害で川から海に流出したゴミ、海上で廃棄されたり流出したりした漁具や漁網、沈没したタンカーから漏れ出した重油、そうした海洋ゴミは沿岸諸国に深刻な被害をもたらします。
また、私たち人間の知らないところで野生生物が多くの被害を被っています。海洋でのゴミ問題はもはや地球規模で対策を打つべき喫緊の課題です。

北太平洋に棄てられたゴミは、わずか数ヶ月で表層の海流により中緯度海域に集まり、巨大な「ゴミ集積ベルト」を出現させるという。
北緯20度から40度の中緯度帯に寄せ集められ、北太平洋をほぼ横断する幅数千キロ前後の帯。
特に集中したのはハワイ北東海域とのことですが、希少野生生物の生息地である自然保護区ミッドウェイ環礁や北西ハワイ諸島もベルトの中にあります。
東海大学海洋学部・久保田雅久教授らのグループ調べ)

http://www.ows-npo.org/activity/garbage/issue.html

ゴミを食べておなかがいっぱいになり、餓死してしまう鳥や、小さい頃にはまった輪っかが取れず、そのまま成長してしまったカメなど、目に見えるゴミの問題は勿論ですが、もっと大きな問題もあると言います。

それが、プラスティックの「光分解」と言う現象だそうで、太陽の光によってプラスティックがどんどん細かく分解され、最後には分子レベルにまで分解するんだそうです。
もはや、プラスティック水溶液ですね。そのプラスティックをプランクトンが食べ、魚の身体に蓄積され、それを鳥が食べ………。
しかも、プラスティックの成分の中に生理活性という作用をおこす物質があって、生物のホルモンバランスが崩され、雌雄同体のコイが生まれたりすることもあるそうです。

http://worldtv.blog.fc2.com/blog-entry-411.html

テキサス州の約2倍もの面積のゴミの島が、太平洋を浮遊しています。つまりの日本の国土面積の4倍です。

そうした中で、大きな注目を集めているのが、ゴミそのものをエネルギーに変えていくテクノロジーの開発です。
・焼却してガスを発生し、そのガスの動力で発電する技術
・熱分解して、燃料に変換する技術
・プラスチックを脱重合して、合成原油を生成する技術
・微生物を用いてバイオガスへと分解する技術
こうした「ゴミをエネルギーに変える」リサイクルのビジネスは、ドイツを中心としたヨーロッパが最先端を走っています。

http://world-arrangement-group.com/blog/?p=110