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ほしいつの本にまつわるエトセトラ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-10-19

[]『ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会 (ドラッカー名著集 8)』P・F・ドラッカー、上田惇生訳、ダイヤモンド社、2007(○)

 経営思想家ドラッカーの資本主義社会後の世界について語った書。この資本主義社会でいわゆる勝ち組になるには、専門性ともいえる知識が必要ではないかなと常々思っておりまして、でもそれが富の集中と結びついている、いわゆる行き過ぎた知識社会も間違っているのでは、と疑問に感じているのですが、ではどうしたらよいのかがわからないので、そういうことを教えてくれるのかなと期待したものです。

 結論からいいますと、古い本ですので、その答えはなかったのですが、そのヒントがあったように思います。社会まるごとを組織ととらえるのか…という意味で。

 下記は、チームについて分類分けしているところを引用。組織やチームは難しいもんです。

 第一のチームは、野球型チームあるいは病院の手術チームである。この種のチームでは、各メンバーが形としてチームをなしているが、全員が一体化して動くことはない。(109ページより)

 このチームは最近人気がないが、長所としてポジションが固定してるので、各構成員に対し、特定の仕事を与えることができるとしています。

 第二のチームは、サッカー型チームあるいはオーケストラのチームである。夜中の二時に心臓発作の病人のもとに駆けつける病院の救急チームである。(110ページより)

 これでは、監督や指揮者が必要であり、法や楽譜が必要であり、練習が必要であるとしています。

 第三のチームは、チームのダブルス型チームである。少数編成のジャズ・バンドであり、四、五人の最高幹部からなるアメリカ企業のトップマネジメントである。(111ページより)

 そして、このチームこそ最強であるが、自己規律と長期的に一緒に働く経験が必要としています。

イトウマンイトウマン 2009/01/26 10:04 ポスト資本主義が現実味を帯びてきていることを痛切に感じます。
その際会社の経営問題というより所有が問題になると考えています。
その上での経営問題です。
京浜ホテルの問題をみていてそう感じました。
会社に関わるものに、会社で働く人(経営者含めて)、
お金を出す人、納品業者、利用者があると思います。
そのすべてのものが会社所有に関わりがある制度が必要だと思います。
その際決定権の比重の持たせ方は、自然人に重い決定権があるべきです。
生活協同組合は組合員(出資・利用・運営参加)は自然人のみを対象にしていますが、
4者の中で、いつでも自然人であるのは、会社で働く人(経営者含めて)ですね。
働く人が主たる所有県を持ち、経営の主要な決定権を持ちうるような
制度を原理とする社会が、ポスト資本主義のような気がします。

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