Hatena::ブログ(Diary)

ほしいつの本にまつわるエトセトラ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-02-21

[]『世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス〜イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析〜』宮崎隆司,コスミック出版,2010

 これは面白かった。こういう分析本を待っていた。一気読みしました。日本代表の7試合をイタリア人監督5名が徹底分析したもの。昨年か一昨年の『Number』でイタリア人の戦術オタクの代表や浦和レッズなどのゲーム分析がやたら面白かったので、本書にも同じ匂いを感じ購入しました。

果たしてその結果は、ディフェンスのセオリーがまったく出来ていないというもの。それを極めて具体的に示している。オビに「サッカーの見方が劇的に変わる「具体的」戦術論」と書かれていますが、正しくその通り。これからは、「ああ、あのディフェンスの位置取りが間違っている」「時間稼ぎの守備ができていない」などと判断できるようになりますね。

 現在の日本代表サッカーを見ていると、何かが根本的にダメなんじゃないかと感じているのですが、それが何なのかわからず――例えば、先日の東アジア選手権での闘莉王の上がりをみると「もう岡田ジャパンはダメだ」と絶望的な気分になっていました。セットプレイ以外で闘莉王が上がるということは、闘莉王自身がこのままの戦い方・攻め方を諦めているということですからね。かといって、そのプレイがなぜ嫌いなのか説明できなかったのでイライラしていたわけです。

 そこで本書。読んで、やはり「きちんとした守備」は美しいということ、そして闘莉王の上がりはそれを壊すものだから嫌なのだということがわかりました。

 いままでのサッカーの戦術本のなかでナンバー1ですね。すごい勉強になりました。ただ、岡田監督は本書で書かれていることを知った上で、今の新しい戦術を構築しているのではないか、という気がしましたが。また、本書はあくまでもイタリアの考え方であって、他の国の考え方も知りたいものです。

ななしななし 2010/03/02 15:39 私も岡田戦術にずっと違和感があったんですがこの本を読んでその訳が分かりましたね。
そして岡田監督がこの戦術にこだわる限りW杯本番で惨敗するであろうって事も確信いたしました。
選手のコンディションや連携云々以前の問題である事がハッキリしましたからね。
しかもその弱点はまともな監督なら直ぐに見抜けると言う事がオランダ戦や韓国戦で露呈しちゃいましたからね。
イタリアの守備は何故強固なのかも良く分かりました。
一対一での強さ以前に基本的な事が出来てるからなんでしょうね。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hoshi-itsu/20100221/1266769992