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2006-05-09 だが文化を――

[] DAWN 00:52  DAWN - ほしみんの日記 を含むブックマーク  DAWN - ほしみんの日記 のブックマークコメント

[From dusk till dawn “三丁偏愛”]

2006年5月8日分の「◆相変わらず「DAWN」が飛ばしてます」あたりが面白すぎ。「DAWN」はアメリカのかわりに中国さまのケツをなめたい人が原作やってるんですが、おもしろいですよ。いろんな意味で。島耕作中国編のネット掲示板の回がずっと続いているような感じです。といいつつも、流し読みばっかりですが。

そういえば「DAWN」にて、アヘン戦争を引き合いに出して、欧米はある意味日本よりも酷いことをしたとか言ってるんですが……。

違うでしょ。

そこで「だがイギリスは文化を与えてくれた」(「美味しんぼ」より。確か90巻あたりにのっていた台詞。読んだとき吹き出したよ)っていわなきゃ。同じ雑誌に載ってるのに雁屋哲先生の顔をつぶしちゃダメじゃありませんか。(笑)

2006-01-14 食い物

[][] なつかしネタ 01:03  なつかしネタ - ほしみんの日記 を含むブックマーク  なつかしネタ - ほしみんの日記 のブックマークコメント

http://d.hatena.ne.jp/sakimi/20060114#p1

本題からははずれているのですが、上の記事で触れられている「銃夢HN問題」なんともなつかしい。

上のを見て「伯林ペンネーム騒動」も思い出しました。http://comiclove.at.infoseek.co.jp/zakki_log/zakki200208c.htm の2002/08/29のところ。

そういえば、「銃夢」はFrank Millerの"Elektra Lives Again"という作品からパクっている部分があったとか、そういう話もありましたっけ。当時、きちんとそのネタを追わずにざっと流してしまったので詳細は知りませんから、許されないレベルのパクリなのか、目もつぶってもいい程度のパクリなのかは、ちょっとよくわからんので(今はネットから比較画像なんかも消えているようで、時間をかけて調べれば見つかるかもしれませんが、面倒なのでやめておきます)、これ以上の言及は避けます。まあ、どっちかというと今やっているUJの「銃夢」続編がさっぱりわけわからんことになっているのが僕にとっては問題です。

2006-01-11 ぽえみぃ

[] 山田玲司絶望に効くクスリ」(6) 23:53  山田玲司「絶望に効くクスリ」(6) - ほしみんの日記 を含むブックマーク  山田玲司「絶望に効くクスリ」(6) - ほしみんの日記 のブックマークコメント

僕は「絶望に効くクスリ」にどういう人が出てくるのかは楽しみにしてますが(たまに辻本清美さんみたいな産廃がごとき人が出てくるのも楽しみといえば楽しみです)、山田玲司先生の言葉はときに邪魔です。

まぁ強引に言ってしまうと、ユングって人は……

心は深いところで時空を超えてつながっているのだ。

その言葉はあなた一人が喋っているわけではないのだよ。

――とこんなすごい事を言っちゃった学者さんなのだ。

どこのファンタジー小説ですか、それ。上のような話を、真面目に、そして真理のように書くのは勘弁してほしい。それにしても、フロイト(1856-1939)やユング(1875-1961)は、もうずいぶん昔の人で説としては相当に古いもののはずです。山田先生の中では今なおフロイトやユングの説は現役なのでしょうか?

もう一つ書いておくと永田農法の話の中で、

快適な部屋《つち》で大量の知識《ひりょう》だけを与えられて育った人間《トマト》より……

過酷な環境の中で、必死になって学んできた人間のほうが、魅力があるのと一緒だろう。

とありますが、こういう夢見るような話は、もうたくさんです。

過酷な環境は人のなかにどろどろとしたものを生みます。人と話をしていると、その人が経験した苦労へのうらみつらみがときおり顔をのぞかせます。又聞きで、嫌なめにあい続けてねじけた人が、他人をひっかけてもうけようとしたりなんてのを聞いたりもします。過酷な環境で必死になってやってきた人の中に魅力的な人はいるでしょうが、どれだけの人が苦労によって磨かれるんでしょうか? 宝石は磨かなければ輝きませんが、磨きすぎればなくなります。ほどほど*1に苦労した人は磨かれて人格が練れていると思いますが、苦労しすぎるとねじれます。

白昼夢のような言葉をのぞけば読む価値があって、だから身銭を切って買っていますが、中学生のポエムみたいな部分が減ってくれると嬉しいところです。……減らないでしょうが。

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.6) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.6) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

*1:このほどほども人それぞれで、むちゃくちゃな苦労でもひんまがることなく乗り切る人もいれば、ちょっとした苦労でねじけてしまう人もわけで……。(自分は後者でして……。ははは……。)

2005-09-12 慕情だだもれ〜

[] 「美味しんぼ」第92巻 23:03  「美味しんぼ」第92巻 - ほしみんの日記 を含むブックマーク  「美味しんぼ」第92巻 - ほしみんの日記 のブックマークコメント

桜えび漁の話が実にクサかった。桜えび漁というネタ自体は面白く、そのシステムは優れたものだなと、システムを作り上げた人や、運用している人たちの労力に頭が下がる思いなのですが、山岡(=雁屋哲先生)の受け取り方がなんとも言えない嫌な臭みを持っていました*1

以下は、桜えび漁に対する山岡の台詞です。

桜えび漁はプール制で、獲れた桜えびは平等に分けるからみんなの桜えびだ。

だから協力し合って働くんだよ。

驚くのは、誰ひとり号令をかける者がいないのに、一糸乱れぬ共同作業を展開することだ。

少し獲れても、たくさん獲れても、分け前が平等となると怠けて楽をするやつが出てくるもんだぜ。

ひとりでもズルをする人間がいたら成り立たない制度だ。それがここでは見事に成立している。

笑うところなのか、古くさい思想に凝り固まっている雁屋哲先生のために泣いてあげるべきところなのか、僕には判断がつきません。雁屋哲先生は無政府主義的、共産主義的な先生のご趣味が強く出てくると作品がとたんにつまらなくなります。由起賢二先生と組んだ「野望の王国」→「獅子たちの荒野」(国が俺たちに何をしてくれた〜)、池上遼一先生と組んだ「男組」→「男大空」(金持ちから奪ってみんなに分け与えるんだ〜)と、それぞれ後に書いた作品は駄作じゃないのですが……、おもしろさは先に書いたものに劣ります。そして、本作「美味しんぼ」は山岡結婚あたりから(もっと前から?)雁屋哲先生の趣味がだんだんと強くでるようになり(以前も出てましたが、より以上に。というかめんどくさくなって押さえなくなってきたというか……)、それに比例してどんどんつまらなくなっていきました。まあ、単に長く続いて書くのがおっくうになっただけなのかもしれませんが。とまれ、もうちょっと趣味を押さえていた頃なら、こんな寝ぼけた、まんま共産主義への思慕の情だだ漏れの台詞を山岡に言わせることはなかったでしょう。

桜えび漁では、とった獲物を全員で平等に分け合うそうですが、そのシステムを共産主義と重ね合わせて喜ぶのはいかがなもんでしょうか。雁屋哲先生は動物行動学あたりで扱っている動物の互恵行動がらみのトピックをいくらか調査すれば良いんじゃないだろうかと、そう強く思います。

雁屋哲先生は、よく山岡に「それは科学(この場合、自然科学でしょうね)的じゃない」といったことを言わせます。食物に関しては持ち出してくる科学は、離乳食に蜂蜜みたいなあほげた話を書くこともあり、あやうい感じはするんですけれども、結構なるほどと思うことも多いわけです。しかし、こと人間がらみの分析には山岡の台詞や行動からは科学のにおいはしないんですね。桜えび漁の話では、ズルに関してとんちんかんなことを言っています。「ひとりでもズルをする人間がいたら成り立たない制度だ。それがここでは見事に成立している」。ズルをする人が出ないようなことをばかげた台詞を吐きます。他人におんぶにだっことか、獲物をちょろまかして、自分の取り分を増やそうとする人、きっといる、もしくはいたことでしょう。ですが、きちんと制裁を加えられたはずです。ズルしたものに対して制裁する仕組み(機構)が備わってなくて、まっとうにシステムが動くわけ無いでしょうが。ズルをした場合、他のみんなにはいく連絡が自分にはこない、他の船とペアを組む必要があるのに誰も自分と一緒に漁に出てくれないなどなど、心を入れ替えるまで(泣きを入れるまで)様々な形で制裁を加えられると想像します。また、その手の話は漁港の人たちは外に向かって、そうそう話すことはないとも考えます。もちろん、この制裁機構は僕の想像にすぎないのですが、ズルをした人間を制裁する仕組みが無いシステムにおいては、ズルをした方が楽です。真面目な人だって、ズルをする連中のために働いているのかと、働くのが馬鹿馬鹿しくなります。そんなわけで、桜えび漁のシステムが制裁機構が無い、間の抜けたシステムだとは考えられません。雁屋哲先生、今なお共産主義への夢がぬぐいきれないのかもしれませんが、シビアな現実を背負ったシステムと、頭でっかちが人間の本性を無視して机の上でこねくり回してでっち上げたシステムを重ねてみるのは、ホントよしてください。

*1:桜えび漁の話は、飛沢がらみなのですが、第91巻で一番臭みのある話だった、スマトラ島沖地震を扱った話も飛沢がらみでした。飛沢の出てくる話はこんなんばっかりですか?

2005-08-27 ビッグコミックスピリッツ

[] 「オメガトライブ」 ビッグコミックスピリッツ 2005 No.39 10:54  「オメガトライブ」 ビッグコミックスピリッツ 2005 No.39 - ほしみんの日記 を含むブックマーク  「オメガトライブ」 ビッグコミックスピリッツ 2005 No.39 - ほしみんの日記 のブックマークコメント

最近、荒木飛呂彦の漫画に出てきてもおかしくない感じのオメガ*1の出番が減って悲しい限りの本作。オメガの格好いいのか珍妙なのかわからないぎりぎりのデザインと、素敵な台詞が大好きで、コミックを買っているのに、最近あんまり出てこなくてほんとさみしいです。

それはさておき、ビッグコミックスピリッツ 2005 No.39掲載のオメガトライブ、「梶君にには甘露の雨を降らせて欲しいのだよ。」以降の台詞がなかなかに振るっています。読みながら、これと「美味しんぼ」*2が一緒に掲載されているビッグコミックスピリッツってすげーなーなんてちょっぴり思っちゃいましたよ。

*1:主人公の頭の上にでっかい逸物のっけて、宴会芸のちょんまげを実にまじめな表情でやったりするチンポマン。Googleにてチンポマンで検索をかけると、一位にはこないけれども結構上の方にオメガトライブの2ちゃんねるスレッドなんかが出てきて笑えます。台詞はなかなかいかしているのだけれど、ヴィジュアルがちとまぬけだったりする。実体は種を進化させるウィルスのようなので、きっと隕石に付着して地球にやってきたのでしょう。もしかしたら天狗みたいな宇宙人とともに地球にやってきたのかもしれませんが。

*2:「美味しんぼ」もなんだかんだとほぼ全巻そろえてるんですけが、最近は海原雄山が穏やかになりすぎててつまらんです。登場初期の理不尽なのもあれですが、穏やかすぎてはいけません。