2010-12-10 カードのサイズ
カード・サイズ
各種カードゲームで使われるカードのサイズとして、よく使われるものにポーカーサイズ、ブリッジサイズというものがある。最近知った。
- ポーカーサイズ
- W約63mm x H約88mm。
- ブリッジサイズ
- W約58mm x H約89mm。
多くのページで上のように紹介されている。ただ、上のサイズって、そんな厳密なものじゃないようだ。この手のものは海外(とくにアメリカやイギリス)から入ってきたものだと思うから、もとはインチ表記なんじゃないかと考えた。
歴史的な話をきちんと調べてないから、根拠はない。実際には英米ではない国から入ってきたかもしれない。かなり粗いというか、ずさんな話をここではしているので、本記事は、こういう考えもあるのね、ていどに思って欲しい。
話を戻す。
インチ表記では下のように書かれている。
ポーカーサイズとブリッジサイズの高さって、インチ表記のページを見ると同じものとして書かれている。
次にインチからミリメートルに変換してみる(1in=25.4mm)。下のようになる(小数点以下第3位で四捨五入)。
- ポーカーサイズ
- W63.5mm x H88.9mm。
- ブリッジサイズ
- W57.15mm x H88.9mm。
日本でカードサイズを書いているページにある数値は、ポーカーサイズは小数点以下を切り捨てて、ブリッジサイズは切り上げて作られたもののように見える。
- ポーカーサイズ
- W63mm x H88mm (インチ→ミリメートルの変換結果を、小数点以下切り捨てた)。
- ブリッジサイズ
- W58mm x H89mm (インチ→ミリメートルの変換結果を、小数点以下切り上げた)。
玩具のサイズがISOやらの標準化団体によって、かっちり決まっていることは少ないだろう。たいがい「慣例的に、この大きさになってます」というものだと思う。英語のページを読んでいても、インチで長さを扱う人ばっかじゃないから、最初からmmでサイズを考えて、ポーカーサイズとブリッジサイズの幅の違いは5mmと書いている人も見かけた。
インチ表記とメートル表記で「サイズがけっこうちがわなイカ?」なんて思ったが、あまり細かいことは気にしないほうが良さそうだ。
とりあえず、自分でなんかつくるときは下のサイズを使っておこう。
- ポーカーサイズ
- W63mm x H88mm。
- ブリッジサイズ
- W58mm x H89mm。
W63mm x H88mm(ポーカーサイズ)だと[ミシン目カードシート -芸無工房LOSERDOGS]なんてのがある。これに印刷したら切り離すの楽だね。
参考ページ
サイズの表記のところぐらいしか、きちんと見てないけどな。
*1:日本の用紙サイズのB8 64mm x 91mm とは異なるもの。
2010-09-25 漫画感想
よたばなし
「一護」って漢字で書くとごついけど、「いちご」ってひらがなで書くとかわいい。ひらがなで見たら、一護という『BLEACH』の主人公を知らないと出てこない漢字表記よりも、食べものの苺の方を想起する方が多いであろう語だから、あたりまえなのかもしれないが。そういう名前の女性キャラも多いし。わいが知ってるものだと『けいおん!!』の若王子いちご*1とか、『おねがいティーチャー』の森野苺*2とか。ほかにもたくさんいよう。キャラ名じゃないけど、少年ジャンプで『いちご100%』ってラブコメを掲載してもいた。
黒崎一護を黒崎いちごにして、『BLEACH』女性版主人公とか考えるのは、なんかおもしろいかも。顔は元々一護が女っぽいすっきり顔だから、もう少し輪郭柔らかくすればオッケー。体格は一護は細身だから、そこをベースにスレンダーであまり胸はおっきくなくて――とか。
こういうおバカなネタ考えるのは楽しいわ。
2010-09-05 漫画感想
ヤングガンガン2010年18号
今号は『BAMBOO BLADE』最終回っつうのが、自分的に一番でかいトピックなんだけど、『セキレイ』も面白い展開になってる。千穂の救出は成功して欲しい。この救出劇が悲劇に終わるようでは、皆人にはセキレイが背負ったさだめをぶっ壊すことなどできはしない。けど、このまますんなりと終わっちゃうと物語的に面白くないので、なんか一波乱ありそうではあるし、そうじゃないと逆に不安になる。そう、プログラムができたときに、なんのバグも出なかったら逆に不安になるように(チョットチガウカ?)。
2010-05-01 無題
少年漫画ならいいけどさ『ツマヌダ格闘街』
ちょっとまえの話だけど「Fight:42/古都鎌倉の境内で異種格闘戦勃発…!?」から。
>八重樫 ミツル:
……いや!
その前に……ひとつだけ教えてください!
カインくんの職業はなんですか!?
もしもキミが軍人で……戦争をすることが仕事なら
僕は自分の武術を見せることを…
拒否します!
>御名本 弘志郎:
ほう
それはなぜかね?
>八重樫 ミツル:
……たしかに武術の始まりは殺し合いの技術だったかもしれません……
だけど僕を指導してくれる先生は……
人を殺すためではなく活かすために
武術を教えてくれていると……
そう信じるからです!!
>カイン・ブルツ・トゥーラッド:
お……
おお!
ブラボー!
すばらしい理念!
それがブシドー精神ですね!?
>八重樫 ミツル:
え?
いや そうなのかな……?
>御名本 弘志郎:
いや……お世辞抜きで感心したよ八重樫くん
きみはたしかにドラエくんの弟子だ…
彼女の技だけでなく心までもきちんと受け止めていると感じたよ
だが心配は無用だ…
カインくんは軍人ではない
読んだとき、勘弁してくれとか思った。
ジョージ・オーウェル*1って人が『平和主義者。彼らが暴力を「放棄」できるのは、ほかの人々が彼らに代わって暴力を行使してくれているからである。』*2って言葉を残してる。社会構造の変化や兵器の複雑化から、現代では戦争に直接関わるのは基本的に訓練された軍人ということになり*3、おれらのような軍人じゃないものは自国に攻め込まれたりとか、そういう状況でなければ戦争に直接関わることはない。自分含めて多くの人間は職業軍人が手を汚してくれるから、自分もまた間接的に戦争に関わっているのに、手がきれいなままであると錯覚できる。
でもそんなものは錯覚に過ぎない。
人と人との利害の衝突が世の中から無くならない限り、戦争(というか闘争)に関わる人間は不要にならない。軍人が要らない社会になればいいなとは思うけど、そんな社会は俺ら人間がすべての欲望を捨て去ることでしか達成されないだろうし、そうなれば、おそらく他の動物種に人という動物種は滅ぼされる。人が他の動物種を押さえて、自然界で優位な位置を閉めているのは、人が作る群れの知恵や知識の積み重ねによるけれども、能力を動かすのは強い欲望だ。欲があるから、人は他に脅かされない社会を作れた。ただ、長所は短所と表裏一体で、欲のためにさまざまな利害の衝突を生み出し、自分で自分の首を絞めてもいる。
とまれ、汚れ仕事を引き受ける人が社会には必要で、たとえば屎尿処理やら葬儀屋なんかも、なければ困る仕事なわけだが、汚れ仕事を引き受ける人間は厭われる。屎尿処理やら葬儀屋を厭うような発言は差別発言としてたしなめられるが、軍人をどれだけ厭い、また、おとしめてもたしなめられことなく、逆に良い人みたいに思われる。もちろん軍人は力を持つわけで、力を持てば振りかざすボンクラはいるから、その振る舞いには注意をはらうのは必要なことだけれども*4、注意を払うこととおとしめることは違う。
八重樫の台詞は闘争と関わる技術を習得しようとする人間としては、考えが足りなさすぎる。
それを「師の心をきちんと受け止めている」とか言われたら、師匠の頭のなかもしれたものとしか思えなくなる。
ただ、八重樫にしても、指導者であるドラエにしても、かなり若いキャラだから、それはそれでいいとも思う。
カインもブシドー云々には頭を抱えるけど、ステロタイプな「日本を勘違いしている外人」キャラで、アホな青年だから、別にいい。
お話が続いていく中で、考えも変わるかもしれない。
そういうふうに作者がもっていくかもしれない。
でも、いい年をした御名本が、若者の愚かな純粋さを素直に肯定してしまったので、そういう展開は無いだろうな、と思わされる*5。
御名本は結構な年齢で、かつての戦争も体験しているだろうし、軍人にもいろいろな事情がある*6というのもわかっていないといけないだろうと思う。というか、かなりの大人物として描写されているわけで、清濁併せのむ度量を持っていて欲しいと思うわけだが、そんな人間がそれかよ、と。若者の狭い世界、狭いものの見方をたしなめるのじゃなく、称揚するってのはどうなんよ?
たぶん、これが少年漫画だったら、自分もここまで「なんだ、そりゃ?」とか思わなかったろう*7。
青年誌で、こんな青臭い考えを強く肯定しないでほしい……。
そりゃまあ、十分に少年漫画的ファンタジーなんだけど、へたにものごとをリアルに描こうとしているだけに、なんというか……。
面白いし好きな作品だけど、思想的な部分では何も期待しないことにしようと思う。
*1:『1Q84』のタイトルの元ネタとなる作品を書いた人ね。為念。
*2:出典はほしみんのかきとめ 平和主義者。に。
*3:間接的には関わるけど。
*4:それがシビリアン・コントロールってやつだと思うし。
*5:ドラエの祖父と旧知の人物という思想の根幹を支えるキャラで、ものの考え方が変わるといろいろまずそうなキャラである
*6:戦争で人を殺したくて軍人なったとかいう、それはさすがに異常者と言ってもいいだろうというひどいのもいるだろうけど、別の職を選びたかった人もいるだろうし、戦争やら小競り合いやら起こらず、大過なく職を全うできたらいいと思っているのが大半だろう。
2010-04-21 DnD 4e
《煩わしき挟撃者》の訳文
伝説級特技《煩わしき挟撃者》"Vexing Flanker"(PHB2)。
訳文がちょっと困りもの。
利益の原文(DDI Compediumより)。
Benefit: While you are flanking an enemy, that enemy grants combat advantage to your allies.
利益の邦訳。
利益:君が1体の敵を挟撃している場合、その敵は君の味方全員に対して戦術的優位を与える。
特技としては下のようなもの。
□□□□□□□ □b□□□□□ □□X□□c□ □□□aY□□ □□□□□□□ □□d□□□□ □□□□□□□ a:《煩わしき挟撃者》を持つPC。 b,c,d:aの味方。 X,Y:aの敵。
aはXを挟撃している*1。こういう場合に《煩わしき挟撃者》の利益によって、c、dもXに対して戦術的優位を得られる。
けれども邦訳だと、下のような状況で迷う。
□□□□□□□ □b□□□□□ □□X□□□□ □□□aYc□ □□□□□□□ □□d□□□□ □□□□□□□
aはXとYの2体を挟撃しているわけだが、こういう場合には《煩わしき挟撃者》の利益を得られないように読めてしまう。
実際にはXに対してはc、dも、Yに対してはb、dも戦術的優位を得られるのであっているはず(挟撃によって、もともと戦術的優位を得ているキャラは除いて書いている)。
"an enemy"の不定冠詞"an"は不特定のものを示しているのだと思うから(「ある〜」)、「1体の敵」と訳すといけないんじゃないかな?と思う。
あと伝説級特技《集団挟撃》"Gropu Flanking"(MP)は書き方が異なるだけで利益は同じ。
利益の原文(DDI Compediumより)。
Benefit: While you're flanking an enemy, all allies gain combat advantage against that enemy.
利益の邦訳。
利益:君のすべての味方は、君が挟撃している敵に対して戦術的優位を得る。
こちらの訳は誤解を生まないように思う。
《煩わしき挟撃者》は防衛役(とくに前に立ってガチンコで殴り合うタイプ)が持っておくと嬉しい? ローグだと自分が挟撃位置に立たなくても《煩わしき挟撃者》の利益でダガーやら投げて急所攻撃のせられるね。
*1:bとともに挟撃しているわけだが、その記述はするまでもないかと思うの省略する。