銀月ストリングスのちょっとした解説??
星見がぽちぽち書いております小説。句読点がたまにおかしなところについておりますが仕様です(ぉ)。誤字脱字があるかもしれませんが仕様です(ぉ)。うう、なんか自分で言っておいてなんですが、かなり凹んできたぞ(汗)。
さておき。で、ここのセクションは、小説内の用語とか設定の解説を入れておこうと思います。話が進むたびに増やして&修正していこうと思いますので、忘れた頃に左側メニューからここに飛んでもらえるとありがたやです、はい。
2005/08/08(人物と『用語』:魔術を追加)
用語
- 代行者
代行者とは神に取って代わり悪しき者が地上にもたらす災厄を防ぎ其れらを打破する者たちの総称です。まぁ、全知全能の創造主である神、、、のはずなんですが、どうしても目が届かない、若しくは、其れをすり抜けて悪い奴らが発生してくるんですね。で、そいつらをビスケット・オ○バ如くの拳骨やら、ひらひらスカートの魔法少女が如くのマジカル・マジカル・ルルルルル♪な力で撃退する奴らが代行者と呼ばれる人達です(ぉ)。他にも設定があるんですが、どうにもこうにも本編が進まないと書けないので、とりあえずはここまで。
- 殻棄ての民
身体はアストラル体(霊体)で出来ており、精神的なエネルギーの源である人の魂魄を喰らう事で自身の存在を世界に留めております。元は魔術師だったとか、異世界から来た異形の存在だとかなんとか噂がありますが、真偽のほどは不明です(序幕閑話3・4で明らかになる〝予定〟)。ちなみに、こいつらを命名したのは稀代の代行者です(後々本編に登場します)。殻(肉体)を棄てた民(人間?)と言う事でそう名付けたみたいですょ?まんますぎて、ネーミングセンスの欠片もございませんねぇ(ぉ)。
- 天啓
ま、まだ書けない(滝汗)。
- 魔術
魔術とは荒唐無稽な術のように思えますが、其の実は科学に近かったりします。自然への物理的・精神的干渉法を魔術と称している訳なんですね。具体的に言えば、自然で起こるべく事象のみしか扱えなく、火を投擲し、水を牢とし、土を盾にし、風を刃にし、雷(空)を斧にするという具合です。発現方法や操り方は各々のセンスや五元素の相性によって執り行われます。ちなみに空を飛ぼうと思った場合は、一例ではありますが、風と空の元素を使用し、宙を舞い風に乗るというプロセスを持ちます。あくまで火水地風空の元素から離れたモノは扱える事ができず、これら五大元素は魔術においての理です。
追記:人物
- 速水和葉
優男。物語の主人公。以上。
という訳にはいかないので、もう少し付けたし(滝汗)。
体躯は中肉中背。髪も長くも短くも無く、特徴と言う特徴は殆ど無ありません。常に仄かな微笑を浮かべている所為か、優男という印象が強いようです。彼は代行者という怪しげな存在で、序幕閑話に出てきたような二つ名は特に無かったり(まぁ、和葉の能力を知ってるのは神野辺、楓、エリノアの三人しかいないんで)。戦闘に使う刀の銘は十六夜乃守重房。江戸時代の妖魔退治に使われた刀で、隕鉄(月の鉄)を鍛えたとか何とかありますが真偽は不明です。近くで見るとダマスカスの刃紋のように、木の年輪のような微細な模様が刻まれていたりします。
彼は天啓を心に宿す者で(天啓の詳しい説明はもうちょっと先)、刹那跳躍という名を持ちます。能力は短距離(およそ10メートルぐらい)を一瞬のうちに移動するというもの。空間に干渉し、距離を零とします。魔術は雷(空)の元素を好むようです。
- 綾瀬楓
煙草大好きお姉さん。
とはいえ、外見は少女……いや、幼女のようでびっくりです(ぉ)。性格は捻じ曲がっているが、押さえるべく所はしっかりと押さえ真摯に対応します。ある意味、要領が良いって事なのかも。彼女も天啓を心に宿し、名は転生礼珠。能力は今のところ不明ですが、現在、敵(メイ・カスパル)に狙われています。物語の中でも主人公の和葉君以上に重要人物だったりします(滝汗)。
- エリノア・クライン
銀髪のお姉さん。
綾瀬楓の師匠。彼女は体術と魔術を彼女に教えていたみたいです。とはいっても現在は友達みたいな関係になってるみたいですけどね(汗)。使用する武器は特にありませんが、一通りはこなせたりします。彼女も天啓を心に宿す者で、名は千夜託宣、こちらも楓と同様に能力は今のところ不明です。魔術は氷(水)の元素を好むようです。
銀月ストリングス 第一章・狭い狭い極東の果てで
(前回内容は左側のメニューから)
2
和葉がレトロビルから抜け、信号待ちをしていると風が一度だけ強く吹いた。街路樹の緑がざあざあと揺れ、アスファルトに篭る熱を一瞬だけ冷まして行く。ふと見上げた空は今にも泣き出しそうな表情を見せていた。
「やばい、やばい、早くいかないと……」
信号はまだ赤のまま。近道はないものか、と和葉は周辺を見渡す。しかし、すぐさま落胆する。和葉の待つ信号の先が一番の近道なのであった。ガードレールに手をかけて、うなだれるように上半身を沈め、赤く光る信号をほんの少し憎んだ。彼は、触れた鉄から伝わってくる熱をほんの少し鬱陶しく思うものの、しかし、これが夏なんだよなぁ、と肌で触れた季節への実感はあまり嫌いにはなれなかった。
「おっ、和葉ちゃんじゃないの。こんにちはー」
「……っ?」
そんな中、ふと、呼びかけられた声の方向を見ると、見知った人物が其処に立っていた。
「えっと、急いでるの?」
「そうなんですよ美津さん。……あ、あと、こんにちは」
言いそびれた挨拶を交わし、和葉は滝のように流れる汗を袖でぬぐい、体の向きを其の人物に向ける。
「あー、また美津さんって言った!さくらって呼び捨てにしてもいいのに」
「そうでしたそうでした。えと、さくらさん」
和葉が〝さくらさん〟と呼んだ人物は、和葉と同じくらいの背丈である妙齢の美女だった。
すらりと長い足に黒のパンプスを履き、タイトなダークグレーのスーツを着こなし、長く、煌びやかで艶々と光沢のある黒髪を一つに結っている。色の所為か、彼女が着こなすスーツはやたらと通気性が悪そうである、しかし、彼女自身は汗一つかいていない。快活そうな表情と、スレンダーな肢体から発せられるのは、暑苦しさとは無縁である涼気其のものであった。
「呼び捨てでいいのになぁ……」
和葉から目線を外し、口を膨らませて、悪戯を咎められた子供のような仕草でさくらは不満を漏らす。
「すいません、呼び捨てはどうも苦手で……」
右手で髪をくしゃくしゃっと掻き、和葉はぺこりと頭を垂れた。
「……ふふ、和葉ちゃんらしいね」
そんな和葉の様子を見てさくらは微笑む。まるで、期待していた答えが一字一句間違っていなかったと言わんばかりに。二人を傍から見れば美男美女のカップル其のものなのだが、当人同士に恋愛感情と言うのは存在していないように思える(少なくとも和葉はそんな事ある訳がないと思っている)。本名は美津さくら、和葉の住むマンションの隣人である。
Amazonレビューと著者のバトル
http://d.hatena.ne.jp/maroyakasa/20050715#p1
なんか著者が非常に痛いんですが(汗)。レビューってのは評論・論評の事ですからね。勿論、そこに批判はあって然るべきでしょうよ。「僕はこう思います」「私はこう思います」って事だから、「成程、そう思ったんだ」で終わればいいだけの事。特に目くじら立てる事ではないと思います。やれ、「実名を出せ」とか「営業妨害だ」とか、もうね、痛すぎて見てらんない(汗)。全知全能を傾けた作業だから書評に傷ついた……って、、、だったら次の執筆で挽回できるようにすればいいだけの事じゃないの(汗)。
参考
http://lynceus.seesaa.net/article/5163975.html
(↑nomadicaさんのブログ)
http://www.nozomu.net/journal/000160.php
(↑著者のブログ)
「NEWS」のニュース続報、フジテレビに問い合わせががが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050718-00000021-dal-ent
先日の、菊間千乃&内博貴問題in仙台(?)の続報。……うむ、もう、何も言うまい(滝汗)。
プラネテスinハイビジョン
、、、だめだ、目が潤む。昨日は「地球外少女」の再放送(なのかな?)を見たんですが……。ホント、プラネテスの中でも屈指の名ストーリーだょ。宇宙を死に場所として選ぶ宇宙飛行士と宇宙を生きる場所として選ぶ少女の対比が、もう、素晴らしすぎ。ラストのハチマキの台詞に、この話の全てが集約されてると思いますょ……。って、同じ事を前に書いたかもしれない(汗)。翌週は休みで、「You Copy?」「We Copy !!」なお話は翌々週。うむうむ、楽しみなり。