HMR

SUSPECT X

冬のこの時期、バイク乗りさん達はいったい何をしているのでしょう・・・。
この時期は手間かけてメンテして、寒さがひと段落したら調子良く走り出せるようにと考えているバイク乗りさんは多いと思うけど、僕もその一人です。
すぐに走らなきゃいけない予定が無ければ、
『自分でやれば手間はタダじゃん』by 朝倉アキオ(湾岸ミッドナイト
的な考えで時間かけてじっくりメンテに取り掛かるのも良いと思います。
しかし、810仕様のZEPのEgを組んでいた去年の今頃と違って、どうもやる気が起きず、もっぱら読書したり映画をみたりして地味に過ごしています。


前置きが長くなりましたが、『容疑者Xの献身』です。

ついこないだもTVででやってて、家に家族が買った原作本があるので読んでみたんですが、せつないんです・・・。
小説版のほうが描写が細かくてより悲しくせつない感じです。
あと、読む側の人間が絶望を感じている人間だったり、モテ無くて死にそう、みたいな状況だったりするなら、さらに切なく感じるんじゃないかと思います。
僕のように。


で、物語となった場所がなんとなく気になったし、簡単に行ける場所なので、バイクで散策に行ってみることに。
以前仕事で都内を走り回っていたときは、新大橋も清洲橋も散々通った橋だけど、気にもとめてなかった川沿いの歩道にも下りてみたりしました。


映画版で花岡母娘と石神が暮らしていたアパート発見


小説版では『べんてん亭』映画版では『みさと』現実には『モントレー
のお弁当屋さんは閉まっていました


見えてる橋は清洲橋で、映画版で石神が毎朝渡って通勤する橋です。
映画版のラストのシーンではこのへん舟で捜索して終りましたね
いい天気で、普通に散歩している方も多かったです。
浜町公園の前でも写真撮りたかったけど人が多くて恥ずかしいのでやめておきました。

今回散策してみて、映画版での石神の通勤ルートが小説版と逆方向だったり(小説では新大橋通りの北側に住んでいるが、映画版では清洲橋を渡ってから浜町公園方向へと向かっている)
花岡靖子のお弁当屋さんの位置も違っていたけど近くには実在したり、浜町公園〜新大橋〜清洲橋の狭いエリアでの物語を実際にその場所で撮影したのが分かって面白かったです。

以上お手軽なロケ地散策プチツーリングでした。

今回の相棒はKLXで・・・
バイクで日本橋の辺りを走っていると、昔仕事でバイクに乗ってこの辺を走り回っていたことを思い出して、妙な気分になります。