18/02/05 山口君とこの待合室

昨日は日曜日だったが、来客も落ち着いていてダラダラと働いてしまった。こう寒いとなかなか外に出る人も少ないのかもしれない。
よく店に来てくれるお客さんがポケットからiPhoneを取り出し、「bedの山口さんのポッドキャストで配信の冒頭に流れているこの曲は誰の曲か」という話になった。京都/大阪を拠点に活動する4ピースロックバンドbedのフロント山口君が近しいバンドのメンバーなどをゲストに招いて、ライブの打ち上げのようなテンションで語らう不定期配信番組[bed山口のwaiting room podcast]、bedオフィシャルのホームページからチェック出来る。以下。

http://bedfromkyoto.sub.jp/official/

昨日来店されたお客さんは、奈良の方で現在仕事の都合で東京へ単身赴任中。家族は奈良で暮らしているので、毎週のように夜行バスに乗って奈良〜東京を移動している。その道中に聞くのに山口君のpodcastが長さもテンションもちょうど良く、気に入って聞いているとのこと。俺も第一回目のゲストから始まって何度か参加させてもらったりしたけど、酒を飲みながら本当に打ち上げと変わらない感じでダラダラ喋っているだけなので、こんなもの配信していいのかとも思うし、こんなものだからこそ配信して面白いのかもしれないなと思う。毎回ゲストが出てくる前にカットアップされたfugaziのwaiting roomが流れた後に山口君の挨拶に重なってその日のゲスト関連の曲が流れる。ゲストがOSRUM魚頭さんの回の冒頭部分の曲が気に入って何か知りたいが、Shazam等のアプリで調べてもわからない、とお客さん。聴かせてもらうとAS MEIASのファースト収録Kittenという曲だったことがわかり、店頭在庫を探すも現在在庫なし。2ndアルバムは在庫があったのでそちらを購入していってくれた。
音楽との出会いは思ってもみなかったところに転がっていたりする。山口君の想いや丁寧な仕事が回り回ってTHROAT RECORDSにいる自分のところに届いた気がしてとてもいい経験になった。
日曜の売り上げはたいした金額にはならなかったが、こういう出来事が店を続けていくモチベーションになっているのだろう。

その後静岡から不定期でMINDJIVEという企画をやっているジミーが来店、今月ある同じ静岡のカレーショップR食堂の14周年を記念したMINDJIVE Vol.20の来場者に配る缶バッチをデザインして作って欲しいとのことでデザインを打ち合わせそのままバッチ制作作業。店にバッチを作る機械があるので小一時間くらいで完成。店にわざわざ来てもらわなくても作って送ることも出来たがその辺がジミーらしい。その後常連客と飲みに出て、帰宅。途中今月号のBRUTUS山下達郎特集をコンビニで購入、まだじっくり読んでいないが内容が濃く面白そう。

今日は毎日のコーヒーを淹れる前にふと、水を変えると美味くなるんじゃないかと思いコンビニで買ってきた富士山の天然水でコーヒーを淹れてみた。味は一緒だった。今日も寒い。