18/02/16 sunset BLUE/NOVEMBERS小林君

品川から新幹線に乗り名古屋まで移動。
携帯がなくて不便なことの1つに電車の乗り換え案内(時刻表)の確認が簡単に出来ないことがある。大昔、実家に分厚い辞書のような電車の時刻表があったのを思い出した。子供の頃は母親が出かける前に息子のこれから乗る電車の発車時間を調べてくれていたような気がする。アプリで簡単に終電や始発、到着予定時刻から逆算した電車の乗り換えを調べられるのは便利だし、それに慣れていると使えなくなった時とても困る。
奈良を出発する前に東京から名古屋までの電車の乗り換え方や、弾き語りライブ会場sunset BLUE周辺の地図、ライブ後の宿泊先の行き方、明日のLOSTAGEのライブ会場磐田FM STAGEまでの電車の乗り換え、全てネットで調べてプリントアウトしてまとめておいたものをうっかり機材車の中に忘れてきてしまった。一通り目を通した地図や乗り換えルートの朧げな記憶を頼りに会場へ向かう。
今日の会場最寄駅の新栄駅から徒歩で移動したが、多分こっちだと思う方向が間違っていたらしく1時間くらい周辺をウロウロしていた。道に迷うのも久しぶりで新鮮だった、途中今いる場所もわからなくなり少し不安になったが記憶の地図を頼りに適当に歩いていたら目的地到着。共演のNOVEMBERS小林君はまだ着いていなかったので、来る前にリハーサルを済ませておこうと思い到着後すぐにリハーサル。弾き語りの時はアコースティックギターと歌、少しハーモニカを吹くくらいなのでリハーサルはほとんど時間がかからない。何曲か慣らしがてら歌っていたら小林君が会場入り。リハーサルを交代し、先ほど迷っている途中で偶然見つけた近くの中古レコードショプへ。小さな店だったが、整理されたレコード、丁寧なレビューと良心的な価格設定。いい店だった。俺ももっと丁寧にやらないといけない。良さげなSTUDIO ONE関連のレゲエのレコードを見つけたのでそれを買って会場へ戻る。道に長い時間迷うということを久しぶりに経験したが、その途中で偶然出会うものもある。不便は多いが、良い事もあるようだ。
会場に戻って、リハーサルを終えた小林君と少し談笑している間に会場オープン。
小林君の弾き語りはじっくり初めて見た。NOVEMBERSのライブにも通じるギターのエフェクト、音の壁、洪水。そしていつもより少し優しく歌われる歌声が気持ち良い。普段は重厚なバンド演奏とのバランスで聴こえていなかった歌の細部まで聴き取れた、曲と一緒に小林君の話す言葉を聴いているような。とても良かった。あと相変わらず男前だった。次回生まれ変わることが出来るとしたらあんな男に生まれ変わりたい。
小林君は翌日の午前中からNOVEMBERSのスタジオがあるとのことでライブの打ち上げはなし、タクシーで途中まで一緒に移動したあとお別れ。またどこかでゆっくり一緒に飲みたい、よく考えたらドラムの吉木とはよく会っているが他のメンバーとはあまり飲みながらじっくり話したことがない。話すんのに酒飲む必要があるのかという気もする、ただ飲みたいだけかな。
小林君と別れたあと宿にチェックインして池下CLUB UPSET/sunset BLUEの近藤さんと一緒にタクシーに乗り込み今池の中華料理屋ピカイチへ。近くのライブハウスBOTTOM LINEでcinema staffとビレッジマンズストアがライブをやっていたらしく、そちらの打ち上げに合流させてもらうことになった。出演したわけでもないのにちょっと申し訳ない気もしたが1人で飲むのもなんだかなと思っていたのでお邪魔させてもらうことに。THIS TIMEの深水さんら知り合いもいたので隅っこで話しながらチビチビやらせてもらった。いつも名古屋の打ち上げは同じ今池にある味仙にいくことが多く、ピカイチへは初めて行ったが、こちらも美味しかった。味仙はパンチのある食べ物が多いが、こちらは少し家庭的な味という印象。途中食べたトンカツに味噌と卵がかかった食べ物、最高だった。また行きたい。後半cinema staff辻と最近のお互いの店の話など。彼も東京で頑張っている、俺ももっと頑張らないといけない。いい話も出来たような気がするが、やはり酔っ払っていたのであまり覚えていない、多分あいつも覚えていないだろう。その後cinema staff機材車に同乗させてもらい宿へ。

就寝。


10時に起きるつもりが12時まで寝てしまった、そういえば目覚ましも携帯で代用している。意外と気づかないものだが、時計の機能も携帯がないと不便だ。最近は街中でもあまり時計を見かけない気がする、皆自分の時間を持ち歩いている前提だからだろうか。