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2012-01-20

[]「クリエイティブ・エンジニアの未来 〜受託とサービスの垣根を越えて〜」に参加してきました 04:39 「クリエイティブ・エンジニアの未来 〜受託とサービスの垣根を越えて〜」に参加してきましたを含むブックマーク 「クリエイティブ・エンジニアの未来 〜受託とサービスの垣根を越えて〜」に参加してきましたのブックマークコメント

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来春から多分SIer入社するので、VentureCafe主催の「第1回:クリエイティブ・エンジニアの未来 〜受託とサービスの垣根を越えて〜」に参加してきました。

ちなみに、なぜ受託開発業界の未来について考えるかという事は、SI業界からはさっさと抜けだしたほうがいい最近SIerがだいぶヤバくなっている件が詳しいです。要するに、不況によるIT予算の大幅カットと業界の多重下請け構造の綻びがダブルパンチでやってきたので色々積みつつあるという話(かな?)。とはいっても、これはあくまでオンラインでのメジャーな意見であって自分は現場で働いたことはありません。現場で働いている人の意見を聞いてみたいというのと、有名人のひがやすおさんを生で見るためにのこのこと出かけてきました。

Contents

今回登壇したのは司会のひがやすおさん、株式会社ゆめみの中田稔さん、株式会社ビープラウドの佐藤治夫さん、株式会社ヌーラボの橋本正徳さんという顔ぶれ。第一部では各社の事業紹介、受託業界についてのパネルディスカッション、第二部では参加者、パネラーを交えての全体ディスカッションを行いました。
以下、話を聞きつつメモしてきたものを箇条書きにしておきます。

コンセプト

世間に惑わされる前に、自分自身を考えよう。「エンジニアリング」で今まで何をしてきましたか?これから何をしたいですか?

受託開発はもうオワコン
Webサービスはみんなが幸せそう、iPhoneAndroidアプリとかめっちゃ華やか。対してSIerは残業、デスマばっかり…もうオワコン?本当はどうなの?
・ひがさん(@higayasuo)
IT業界に来る人は本当に自分がやりたいことが見えてない?」
自分の例で言えば実はコンサルがやりたかった。ベースはITが知りたいという気持ち。
エンジニアが自分がやりたいことを見つける手助けができれば
SIerに残る道も、出る道もある
→ひがさんはなんだかんだ言って残ってる

株式会社ヌーラボ 橋本さん(@hsmt)

BacklogCacooを提供している会社。受託にも本腰を入れている。
・お客さんが好きな人が働く職場
・「すごい受託開発」
→大量のシーズ、作りたい未来を会わせて新しい製品を作る。
・お客さんがニーズを把握していることは少ない、未来像を聞いてその中で解決策を提示してあげるのが良い受託開発
・今後の受託開発はオーダーメイドではなく、製品を主軸にしていく

株式会社Be Proud 佐藤さん(@haru860)

受託開発がメイン→サーバサイドはほぼPython、最近はAndroidiPhone案件が多い。今後は自社サービスに力を入れていく。
エンジニアが7割程度、事務の人がテスターも兼ねてる。
Pythonを採用した理由:優秀な人材を集めるため。JavaPHPでは人材の優秀性が担保できなかった。「Pythonで仕事が出来るなんで夢のようだ」
エンジニアが成長できる環境:ミーティングを減らし連絡手段はなるべくSkypeで行う。月2万書籍代を出す。WordExcelを減らしGoogle appsを採用。PCはMacスマホ台は会社持ち。オフィス環境を重視。

株式会社ゆめみ 中田さん(@u_minor)

・BtoB事業は超大手が顧客、自社サービスではMytown
・アイディアと技術で夢を実現する。笑顔で全力投球できる環境にする
・Social&SmartPhone
・僕等はリアルに生きている
→リアルな生活で役に立つことを重要視、オフラインからオンライン
受託開発と自社サービスはお互いが補完関係を持っている。重要なのは人が求めるサービスを作ること。垣根はない。

パネルディスカッション

・SI、受託、自社サービス。これらの言葉の定義は?
受託SIerということで
・会社のエンジニアの役割
→大手SIerでは実際にものを作る事は少ない。実際はパートナー企業に投げることが多い。
それに対して3社では「最初から最後までエンジニアが請け負うことにこだわりを持っている。そこが好きで選んでくれるお客さんが多い。エンジニアの仕事はアイディアを実現すること」。
受託開発といっても大手SIerベンチャー型企業ではかなり違う
プログラマSEという問題。コードを書き続けたいときは?
→なぜ、SIerではプログラマSEが分かれているか。「案件の数は常に一定ではない。案件の増減に対する保険として、エンジニアプログラマが分かれている」そうすることで、大規模な案件にも対応できている。ただ、実際にプログラムを書けない人がディレクションに回るのが問題。
・実際に手を動かさないと技術に追いつけない。
プログラマSEが分かれていることのデメリット
プログラミングすることを強要される。プログラムを書きたくない人がいる。待遇が良いのでSIerに来る人も結構いる。
・会社を大きくなる必要はない
→スモールスケールなビジネス
・良い受託と悪い受託とは
ヌーラボ橋本さん「逆を返せば、いい自社サービスと悪い自社サービスにも当てはまる。違いは楽しいかどうか!」
受託の種類によってエンジニアモチベーションが大きく左右される?
・ひがさん「悪い受託は見分けることができる。お客さんが良いシステムを作ろうと思っていない」
IT受託はそもそもクライアント(企業の情報部など)が上から言われて発注してるだけの場合、納期の中でコストを削ったほうが利益が出すし、発注側も評価されるという仕組み。
・ものを作るのはエンジニアの仕事ではない。どういう価値を提供できるか。どういう価値を生み出せるかがエンジニアの仕事
・SI業界ってぶっちゃけどうなっちゃうんでしょうか
→大手SIerの仕事がすぐになくなるわけではないが30年先を見た時、日系大手企業がダメになるにつれて案件が減る。直近で見ても売上や利益率は減る。
・そもそも「エンジニアリング」って何だろう?
→「アイデアを形にすること」「魔法(?)」「モノを作ること」
と、盛り上がってきた所でディスカッションが終了。

第二部

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パネラーの方を交えて、「クリエイティブなエンジニアリングを実現するにはどうすればいいのか」という議題で机ごとにディスカッションを行いました。ひがさん、中田さんと直に話すことができたのには驚き。メモできなかったのであまり書くことができないのですが、ひがさんには「会社の中でもスモールなビジネスを展開することができる。実際に作ってしまえばいい。」というお話を頂き、中田さんには「お金を払ってでもやりたい仕事が自分にとってはクリエイティブ。エンジニアはモノ作りの先にある価値を生み出せるかが大事」と熱く語って頂きました。聞けばひがさん、今はベンチャー集団と組んでお仕事をされているそうで。さすが実績ある人は違う…。

イベントを終えて

色々と考えさせられる内容だったので少し考えてから追記します。イベントとは関係ないですが、やはり組織を問わず人が集まる場に参加するのは知見が広がっていいですね。あと意外と学生の参加が多く、超意識の高い@dakemasaya君や業界全く関係ないのに来ていた@dtak1114君などと出会えました。
ちなみに、このイベントは今回で終わりではなく、全5回制らしいです。気になった方はVentureCafeHPで情報チェックするのをおすすめします!次回は「SIerの光と闇」だとかなんとか。

印象に残った一言

Q.「悪い受託」を楽しめるようになるライフハックはありますか?
A. 太ももをきゅっと握ることですね。